:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2008年06月25日(水)  リング

繋いで 離して 紡いで 抱いて
儚いなんて夢の人
未完の 話に 加えて 汚すよ
拙いままなら縮れて癒える

最低な 繋がりを 断てない
意味を 無くせば 尽きていた
ほらそこに最低な朝がくる


2008年06月13日(金)  セカイ

暗い世界 少しだけ求めた温もり
指先を掠めて消えていく
やましさに似た歯痒さを伝えて
つたない方法で ねえ
 
空が晴れていた
僕らのいく先の憂鬱を二人で話しては笑ったね
まだ息をしているならやり直せるからって
あの時の夢をまだ覚えているよ
 
黒い蝶が並んで舞う
まだまだまだまだ 繰り返す
生殖の凄惨に制裁を精製しよう
強い日差しに番号をふる
あめあめあめあめ 雨乞い夕べ
快楽の感覚に壊滅を改竄したら
さあ 笑ってごらん
間違いは曇り空に消えた


2008年06月10日(火)  10分

穴だらけの世の中に―。
 
つまらないジョークにケラケラ
甘い相談にそっと涙を見せて
下らない答えは眉唾だと応える
それから頭を振りながら
歩いた道を逆戻りしたい
 
下らない煽るはハイネケン
最悪に日曜を接続する設定
まずまずの成績を残せたら完璧
最後は声を張り上げて
愛した人にワインを注げ
 
穴だらけの世の中に―。


2008年06月09日(月)  硬直

泣いてなんかいないよ
君のために泣いたりなんかしないよ
代謝のために涙を流しているだけだから
 
雨降る午後の助手席に座る
忘れかけていた記憶を呼び覚ますDIVE
曖昧な会話を繰り返して君の頬をつねるよ
 
水玉模様の雨傘が並んで揺れている
傷つきながら生き長らえた今日を抱く
類似性を縛り付けて座り込む
 
会いたいと願う旅
願いはいつも流れ星
瞬く間に消える夜の幻
繋がる前に切れた電話を
投げつけて今日も空っぽになる
 
笑ってばかりいたいよ
泣きたい夜を洗い流して
何でもないように生きていたいよ
 
会えないと聴こえては
思いはいつも万華鏡
眼を瞑れば失われる遥かに
誘われるままに凭れた身体に
硬直する脳を溶かせるのだろうか


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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