++ワタシノココロ++
indexコレマデコレカラ


2002年08月30日(金) 歯医者。

実は今、歯医者に通っている。

実に10年ぶり(推定)。


そもそもはかなり前から歯の痛みがあったんだけど

慢性的に痛い、というわけでもなかったので

ずっと放っておいたんです。


そんな私がどうして歯医者に行くことにしたのか。







やすくんがうらやましかったから。(恥)








私より先に、やすくんは歯医者に通い始めてる。

もう2ヶ月くらい。

そもそも通院を進めたのは私。

痛がるやすくんをなだめたりすかしたりしながら

歯医者に連れていった。



「あそこの歯医者、ぜんっぜん痛くないんだよ。

 こんなことならもっと早く行くべきだった」


そんなこと言いながら、治った歯を鏡で見てたりする。

やすくんがお休みの日も

歯医者の予約が最優先。

いつもは声をかけてもなかなか起きないやすくんが

「歯医者の予約入っているよ」

と言うと、いそいそと準備したりするのも気になった。





そんなにいいのか? その歯医者??




興味津々、やる気満々。

そんな私が、歯医者の門をたたいたわけです。






多少痛いときもあるけど、

それは私が麻酔を使っていないからで

麻酔を使っていないのは

私が痛みに鈍いからなのデス


うーん・・・なんか納得できないけど。









今現在のやすくんの小さな願いは

一緒に歯医者に行くことらしいです(笑)


私は、イヤです。




今度、同じ日に歯医者の予約が入ってしまったので

敢えて時間をずらしておきました。




そしたら、



やすくんは電話で時間変更しちゃったらしいです。

忙しい仕事の合間に。

そこまでして実現したいの?

へんなの。






2002年08月28日(水) 一人ぼっちの夜。

やすくんは、今晩お泊まり出張でいない。

同業他社の視察らしいです。



昨日、

「もし一人で心配だったら、俺の実家に泊まってもいいんだよ」

って言われたけど、断った。

自分の家なのに、一人で留守番できないなんて・・・

子どもじゃあるまいし。大丈夫だよって答えた。


「本当に大丈夫?」と、不安そうなやすくん。

大丈夫大丈夫、そんなに心配しないで、っていう私の言葉が

耳に入らないみたい。


結局朝早く家を出るときも、

「いい?寝る前は絶対玄関と窓の鍵をかけてよ」

「何かあったら、すぐに電話して」

など、事細かに言っていった。




いつも昼間一人で家にいるんだっつーの




心の中で一人つぶやいて思わず笑ってしまう。

だけど、そんなに心配してもらえることが嬉しかったりして。








夜。







ここ数日にしては珍しく蒸し暑い夜。





風が強くて




急に不安になった。




風が窓をたたくその音が

風じゃない何かのように思えて怖い。




暗いのと、怖いのには人一番苦手な私。





外のちょっとした物音まで気になり始めて

どんどん不安な気持ちが膨らんでくる。














朝は笑い飛ばしたやすくんの言葉が

一つ一つ耳の音にこだまする。



不安な心を封じ込めるように

窓の鍵を閉めたか何度も確認した。









へへへ。







そんな自分の姿に気づいて

ふと可笑しさがこみ上げてくる。







知らない間に


やすくんがいないといられない毎日に


なっちゃってたようです。












早く帰ってこ〜い!


2002年08月19日(月) 寝相。


「明日早いから、今日はもう寝るよ」


私はまだお風呂に入っていなかったから

いつもの格好のままでやすくんの布団の隣にねっころがる。





一日の中でゆっくり話ができる貴重な時間のひとつ。







「そういえばききさあ、寝てる間いつも俺の布団に侵略してくるよな」


「ききがこっちにどんどん責めてくるから、

 時々気づくと半分畳に追い出されてるときあるんだ」







・・・・・・・・・・・・・・・・・・






たしかに。




朝起きたら、やすくんの枕で寝てることが多い。









だけどさ。




それって、確信犯。







結婚する前は、やすくんの布団に2人で寝てた。


だからかな?自分の布団が準備されて

確かにゆったり寝られるようになったけど




何となく寂しくて。



ちょっとでも側に行きたいって想いの表れ。




やすくんは気づいてないけど




実は普段寝る前に


やすくんに近い方に枕がすでに置かれてる。







「それはさあ、寝相が悪い訳じゃなくて


 無意識でもやすくんと一緒にいたいって思ってるからじゃない」




そう言って笑うと、


やすくんも笑う。







それより、私は



時々気づくと




私に背を向けて眠るやすくんの方が


気になるんですけど。





それって、無意識の本音?


2002年08月18日(日) 幸せな夜。


久々に一緒にお風呂に入った。




湯船に浸かりながら、体を洗っているやすくんと話をする。

思えば、やすくんの仕事がピーク期に入ってから

やすくんの顔を見ながらゆっくり話をすることが

なかったような気がする。



いつも一緒にいるのに、

随分久しぶりに出会ったような新鮮な気持ち。



ゆっくりお風呂に入って

いつもよりも早く布団に入る。



「久しぶりに、これ見ない?」


寝室に入ってきたときにやすくんが手にしていたのは

新婚旅行のアルバム。


2人で布団にねっころがって

写真の1枚1枚を見ながら、話をした。




「そろそろ寝よう」




いつもはすぐに寝息を立ててしまうやすくんが

私の方へ腕を伸ばす。



腕枕。



こうやって2人で眠るのも久しぶり。




幸せな夜が、更けていく。















+++++++++++++++++++


裸のままでやすくんが、



うつぶせに寝てる私のお尻を見て、しみじみと


「可愛いお尻だ」って、いった。




「見なくて良いよ」って、焦って両手で隠す。




「隠れてないけど?」笑いながらいった。




・・・ごめんなさい(涙)


ちょっと太っちゃったんです。

ま、その前だって隠れなかっただろうけど(汗)






とにかく



幸せな夜です。


2002年08月17日(土) 私が見た変な夢。



明け方見た夢は、


謎がいっぱい。






なぜだか私が妊娠してて



ベトナムに(なんでやねん)子供を生みに行った。




日に焼けてるお産婆さんの笑顔がまぶしかった。



私のお腹はぺったんこなのに



しばらくすると、彼女が小さな小さな



小さな人間を腕に抱いてた。





普通の赤ちゃんのサイズなのに頭と体のバランスが

普通の大人と同じサイズ。つまり、

身長は赤ちゃんほどの人間。








で、その顔が





やすくんの顔。



しかも、小学生(高学年)の頃の。



髪型まで同じで。









あまりにもそっくり、と言うか同じ顔だったので


いとおしさよりも可笑しさがこみ上げてきて


思わず笑ってしまった。




眠りながら声を立てて笑ったらしく


その声に驚いて、目を覚ましてしまった。




自分が見た奇妙な夢が目覚めた後もおかしくて


一人で笑っていたら、


やすくんも目を覚ましたらしく


「どうした?」と笑いながら聞いてきた。







夢の話をすると


やすくんもやっぱりおかしかったらしく


くすくすと笑っていた。









慌ただしいいつもの朝だったけど


変な夢のおかげで


楽しくて幸せな朝になった。








そして


今までは、子どもはまだしばらくいいや、って思っていたのに


なんだか今朝は


子どももいいかな、ってちょっと思った。


2002年08月16日(金) 新・家族旅行

やすくんちから電話があった。


電話の主は、やすくんの・・いえ、私たちのお父さん。






「今度、旅行に行こうと思うんだけど・・・」

そして、続いた言葉は

「こんどアイツ(やすくんのこと)が休みの時に4人で行かないか?」





そして更に



「20日から休みだっていってたよね?ホテルはもう予約したから」











いきなりだけど









新しい家族と旅行することに決まりました。











行き先は未定。と言うか、本当は教えてもらったんだけど







電話では、聞き取れなかったんです。








私には、まだ、こっちの言葉の発音を




聞き分けることができません。


この前は、「梨」と「茄子」を聞き間違えちゃったし。






まあ、とにかく。


しばらくしたら、行ってきます。


2002年08月15日(木) 初めて気づいたこと。


義妹は、カレとカレのアパートに遊びに行った。

そう、彼女たちも遠距離恋愛カップル。

これまでに見たことのないようなハイテンションで

義妹は出かけていった。




いいなぁ・・・・




一緒にいる時間が短い義妹たちからしたら

毎日顔を会わせられるやすくんと私の方がうらやましいだろうけど。

でもやっぱり、うらやましいんだ。

なんでかな。







夜は、親戚が集まってのお食事会。

食事が終わると、話に花を咲かせる親たちを置いて、別室に移った。

そして、やすくんの従兄妹夫婦たちといろんな話をした。

同年代の人と話すのは、本当に久しぶりだったせいか、

ものすごい勢いで話をしてしまった。

お互いが、まだ結婚する前と今の話をして盛り上がる。




盛り上がったけど。



今更ながら、気づいちゃったことがある。






義妹の笑顔や、昨日の義妹の友人夫婦の話や

従兄妹達の話がすごくうらやましかったのは






これまで一緒に過ごす時間が

私たちに比べて、圧倒的に多いってこと。



遠距離だから、とか、結婚してるから、ってことは

全く関係なく

休みが合わなかったってことが大きく影響した。



例えば、義妹はこのお盆休み中カレと5日間ずっと一緒にいられる。

私たちがそんなに一緒にいたのは

実は新婚旅行が最初で、今のところ最後だ。

金沢や鳥羽に遊びに行ったこともあるけど

日帰り、もしくは強行軍の1泊2日。

ちょっと近場に遊びに行こう、って言うことはほとんどない。






何を今更、っていうようなコトなんだけど

それに気づいたときにちょっと寂しかった。





食事会がもう終わろうとするとき、


やすくんが仕事を終えてやって来た。

何だか、ものすごく久しぶりにあったような気になって

恥ずかしながら、涙が溢れそうになった。


遠い席になったから、ほとんど言葉を交わすことができない間も

時々、やすくんと目が合う。

別にもう結婚してるんだから当然なのかもしれないのに

やすくんはみんなの目を盗むように、ほんの一瞬だけこっちを見る。

懐かしいような恥ずかしいような気分になる。












まだ、私たちはスタートしたばかり。


一緒に過ごす時間は、他の人たちに比べると


まだまだ圧倒的に少ない。


今はそれがすごく寂しくて、周りがうらやましく思えるけど


逆に考えたら、これから楽しい思い出を


たくさんたくさん作っていけるって言うこと。






2002年08月14日(水) リバウンド

今日はやすくんの実家にお泊まり。



もちろん一人で。





だんだん抵抗なくなってきてる自分が


正直複テい。



今日の夕食に


私たちと同じ時期に結婚した

義妹の友人夫婦と

義妹のカレが参加した。






ものすごくうらやましかった。


  一緒に来られていいな


側にいられていいな



私だって今日の朝まで一緒だったのに



気づくとそんなことを考えてる。





思うにこれは



かなり重度のリバウンドです。



ずっと離れていたからこそ


いつでも一緒にいられる今は




一日、否、一瞬でも




ほんとは離れたくない。



リバウンド女王のわたしは


顔で笑って心で泣いてます。


おやすみなさい


2002年08月13日(火) 心理テスト。



+++++++++++++++++++++++++++

一枚の絵の中に、家が一軒建っています。

その家には秘密の地下室があります。

あなたのパートナーの物です。

さて、その部屋はどんな部屋ですか?

+++++++++++++++++++++++++++

こんな心理テストを、昨日の昼のワイドショーでやっていた。


私も、やすくんを思い浮かべながら想像してみた。





大好きな野球グッズがものすごくたくさんある部屋


たくさん棚が有るのに、そこはまだほとんど物が置いていなくて

これからいろんな物が詰まっていく部屋


ものすごく居心地がよくて、一旦入ったらなかなか出てこない部屋


私の知らないモノがたくさん隠れてる部屋


そして


きっとそこには私は入れてもらえないだろう部屋。


私には入り口が見つけられない部屋。








結果を見たら、ズバリ当たっていると思ったので

やすくんが帰ってきて、遅い夕食をとりながら

試してみた。





「ききの部屋?うーん・・・・そうだなぁ。

 布団がいつも置いてあって、昼寝ができる部屋」



今日やすくんは朝5時出勤。私は4時半起床。

送り出してからしばらくして

もう起きてられなかったから寝ちゃった、って言う話をした直後だから

こんな答えが思いついたのかもしれない。


「じゃあさ、大きさは?色は?」


答えを知ってる私は、やすくんからもっともっと言葉を出させようと

いろんな質問をする。


「そうだな、思ったより広くないな。

 そして、結構暗い。ちょっと湿気も多いかも」







自分から心理テストをしながら

出てくる答えが期待はずれでがっかりする。





「で、答えは?」





やすくんが訊ねてくるから、仕方なく答える。
















「それは、あなたが私に対して心の奥で感じていることです」













やすくんの答えは正直かなりこたえたけど


でも、









あたってるかな。









最近、暗いし。私。


2002年08月12日(月) 気づけば1年。

ここにこうして日記を書くようになって



1年が過ぎてた。

こんなに続くなんて、正直驚いてる。










この前、一目惚れして買ってきたカードには

ステキな詩が書かれている。




+++++++++++++++++


「あしあと」




ぼくの


歩いてきた


あしあとは


ついている。






それでいいんだ。




++++++++++++++++++ written by たかはし まさこ



何日も書かない日が続いていたり(今がまさにそう)


空白の日記を後で埋めるのにヒーヒー言ったときも(これからしようと思ってる)


あった。だけど、





でも、これはまさしく

私の1年間のあしあと。




嬉しいことも、悲しいことも

それに、自分の心の中のドロドロも



ここには全部詰まってる。













1年前と今じゃ

自分を取りまく環境が

随分変わってしまった。



自分で望んだ道。



充実した仕事漬けの日々は失ってしまったけど


私には今


大切なモノがある。


守るべき場所がある。



それで、いいんだ。


きき MAIL

投票ボタンです。↓

日記才人の投票ボタンです。↓

++優しいココロの おすそわけ++