++ワタシノココロ++
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2002年03月31日(日) 4/4分の未来日記。

今日は4月4日。

なのに、3月31日分に書いてます。

たくさん書きたいことがあって、

でも、4日の分、もう書いちゃったから(^^ゞ

ゴメンナサイ。


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高速道路でしみじみ考えてた時 ←その日記にリンクしてます。

ひとつ、気づいたことがある。

やすくんがどのくらい、

私の事を大切にしてるかを表してくれてるか

ってこと。

そして、

自分はそのくらい、やすくんに気持ちを表してるか

そしてそれがきちんとやすくんに伝わっているか、

少し心配になった。


気持ちがあるかないかと言うことではなく、

やすくんに伝わってるかなあ、ってこと。


いろんな場面でやすくんがした動作や仕草を思い出すとき、

もしかしたら思い上がりかも知れないけど、

やすくんが本当に私を大切にしてくれてるんだなあと

改めて感じる事が多い。


2人で道路を歩いてるとき、自然と車道側を歩いてくれるとか。

車の中で私が寝ちゃってコンビニに寄ったとき、

「ちょっと行ってくるから、ドア開けちゃダメだぞ」って

ドアロックして急いで買い物に行く姿とか。


大した瞬間じゃないから、余計にそれを感じてるのかもしれない。

でも、まっすぐに思いが私に向けられてるような気がする。



  じゃ、私は?



気持ちがないわけじゃない。当然それはそう。

だけど、きちんと表に出せてるんだろうか。

やすくんに届いてるんだろうか。









バカな私は、

野球から帰ってきた午前弐時半、

寝ているやすくんをたたき起こして、

「私がどのくらいやすくんのことを大切に思ってるか、わかる?」

と、聞いてしまった。



やすくんの答えは


「はぁ・・・・・・・?」


当然と言えば当然の答え。


でも、あまりに唐突だったせいか、

やすくんは目が覚めてしまったらしく、

いろいろ話すことができた。





やすくん曰く、

「気持ちはもちろん伝わってくるよ。
 
 だけど、『どのくらい』って言われるとね。わかんない。」



そしてもう一つ。


「っていうか、ききはあまのじゃくだからわかんない」


だって。




確かに「大好き!」って体全体使って表現するのは苦手で、

逆の態度をとってしまいがちな私。






ちょっと、がんばってみようかな。





気づいてくれると嬉しいんだけどね。


2002年03月27日(水) ハイエナのような女(ヒト)

正式に職場でも発表されてから


私と同じく年度替わりで退職、転勤する人たちが


慌ただしく片づけを始める。


転勤はしたことがないのでよく分からないけど、


これまで使ってきたファイル、資料など


個人所有のモノは、みなさん段ボールに詰め込んで運んでいく。


私の場合、たとえこの先福島で今と同じ職に就いたとしても


資料は役に立たないので、全部処分。


持ち帰るモノは、机の中の小物といくつかのファイルだけ。












何とも言えない悪寒が走った。



















「○○ちゃ〜ん(私の本名)」と誰かが肩に両手を置く。







   私が最も苦手とするお局様1名。






「あのさぁ〜 スタンプ借りたままになってるけど、

 あれもう使わないでしょ〜う?ちょうだ〜い♪」


それは、私が使っていたお気に入りのスタンプ。


プライベートで手紙を書くとき、空いたスペースに押していたもの。


職業上、そう言うモノも使うから持ってきていたのだ。


ちなみに、貸したのはもう半年以上前のこと。



「それ・・・結構気に入ってたんですけどねぇ・・・」


「いいじゃな〜い。私、前○○のスタンプあげたでしょ〜?」


お願いだからお菓子の景品のスタンプと、


弐千円以上するスタンプセットを一緒にしないでクダサイ。



「あ、あとさー LANカードとか、ケーブルとかいらないでしょ?

 アレもちょうだい?それに、ほかにもスタンプがあるよね♪」


まるで私の机の中を見たかのようなそのセリフ。







正直、




あんたにやるものはない。




と言いたかったけど、


「ちょっと見てみますね。

 でも(ちょっと強調)もしなかったらゴメンナサイ」


と笑ってかわした。


残念ながら、スタンプはあきらめる。


これ以上関わりたくないから。


さようなら・・・・トトロ・・・





いくつかいらないスタンプもあったが、


それは近々正式採用になる私の後輩に


あげました。



ケーブルも仲のよかったおっちゃんにあげました。



例のお局様は見てたけど


「すいませ〜ん。前から約束してたんですよ〜」


って、笑っていってやりました。



おしまい。


2002年03月24日(日) 写真。




実家に帰った。



「あのさ、今日焼き肉なの。来る?」



私は、どうも食べ物のお誘いに弱い(苦笑)


就職を機に地元に戻ってきて、


今は実家から少し離れた街に住んでいるけど、


こういうお誘いで、帰ったことが


今まで何回あっただろうか。








夕食の準備をしているとき、


「この前の写真ができてるよ」


と、母が教えてくれた。




やすくんと私の家族でのお食事会。


正面の席にはやすくんと私が、


その両側にお互いの家族が座っての食事会。


和食のお座敷。


照れた2人の写真がたくさんあった。


小さな指輪を私の指にはめてくれるやすくんの顔は、


私の顔を見つめてた。


当日は一度もやすくんと目が合わなかったのに。


私が照れて、顔を見られないときだけは


きちんと見てたなんて。


にゃははは。










実家でこんな風に


やすくんと2人で写った写真を眺める。


そんな当たり前のことで


こんなに幸せを感じられるなんてね。



2002年03月23日(土) 溢れ出すココロ。







あのね



やすくん




ダイスキだよ






そうつぶやく。






電話の向こうのやすくんは



「ん?

俺もダイスキだよ(笑)」


って、答えてくれる。



いつも。


もう、なれっこになってるのかもしれない。


私からの突然の言葉に。










ダイスキ








たった一言じゃ


私のココロを


全部詰め込められないから







何度も何度も


つぶやく。






ねえ、知ってる?








「すき」って言うたび




今でも




ドキドキするんだ
















2002年03月22日(金) 未確認情報氾濫




「俺の実家、ききの話でもちきりらしいよ」


突然のやすくんの言葉にビックリする。











やすくんの実家は自営業。

素人目だけど、小さな街の割には

いつも結構お客さんが入ってると思う。



この前の土日、

結納のためにお店を休んだらしい。

日曜日、結構日がよかったこともあって

たくさんの仕出しの予約電話が入ったらしく

その際に「息子の結納だから」って説明したらしい。

ま、隠すことでもないから当然するだろうけど。



「わざわざ遠くから(そりゃそうだ、ここは岐阜県)

 こんな田舎町に(そうでもないと思うんだけど)

 仕事を辞めてくる(仕方ないの。職業柄)

 長男の嫁(そう、やすくんは長男でいずれ跡を継ぐ)

 って、どんなだろう!?」


と、お客さん・・・つまり、町の人たちが噂してるらしい。




夏に遊びに行ったとき、

ちょうどやすくんのお母さんの友達が、

宴会をやっていた(やすくんの家はそう言うこともやってる)。

帰り際。

お店の調理場でやすくんの妹と話をしていたら、

お座敷のドアが開いた。

宴会も終わったらしく、

やすくんのお母さんが何か話をしながら、

食器を運び出してきた。


私の立っていたのは、少し離れてはいたけれど

そのドアの正面。


開かれたドアの向こうで

なにかを話しながら

チラチラとこちらをうかがうオバサマ方。

何を見ていたのか、その時はほとんど分からなかったけど、

やすくんによると

その時にその場所にいたオバサマ方が

「唯一の目撃者」として、色々喋ってるらしい。



「妹の働いてる会社にまで、話は広まってるんだって。

 中には、妹が結婚する、っていう噂も流れてるらしいぞ」





向こうに行ってしばらくの間




動物園のオサル状態なんだろうなあ・・・




うーん・・・








これは








かなり、








はずかしいぞ。


2002年03月21日(木) 支えにしてきた詩

年度末と言うことで

例年通りの特別業務(苦笑)がもうすぐ始まる。

通常の仕事は後2日。



 
  もうすぐこういう毎日も終わりなんだなあ・・・




なんて、しみじみ思うことは・・ない。

思惑がはずれ

3月上旬には公になるはずだった

私の退職はまだほとんどの人が知らないんだけど

それでも、親しい人から徐々に公表している毎日。


やすくんがどういう人かとか、

どうやって知り合ったのかとか、

仕事を辞める決意をしたきっかけは何かとか、

大体聞かれることは同じなので(笑)

何度も同じ事を繰り返し答える。


「それにしても、よく思い切ったよね」


女の人に話すと、大体このセリフが聞かれる。

本人はそんな思いきったつもりはないんだけど。






確かに、不安になったときもある。

やすくんと電話で話すだけの間柄の時、

心の中にただの友達以上の感覚がわき上がってきているのを

正直に認めることができなかった。

やすくんとつき合うかどうかを決めるときでさえ、

距離があることで相当悩んだ。

あの人のことを知ってしまったときも、

やすくんが信じられなくなりそうになって悩んだ。

だけど、

今私は、ここにいる。





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「恋する少女を力づける言葉」 by 銀色夏生


心がひきあっているなら

どんな障害があっても

自然とあゆみよっていくものです

そこには 内気さや不安や躊躇や策略は

はいりこむスキがないのです

どうしてもすれちがってしまうとか

相手を思いやるばかりに強気にでれないとか言うのなら

それはやはりお互いに

それほど求めあっているのではないのでしょう

恋する少女を力づけるどんな言葉もありません

彼があなたを心の底からほしがっているなら

あなたがあれこれ考えるヒマもないほど

あっというまにさらわれているはずなのです




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私が迷ったときに

必ず読んでいた詩。

迷いや不安があったときに、

ふと手にとって、この詩を読んだ。


外の人には対したことではないかも知れないけど、

足掻くことなく

流れのままに進んでいこうと思った

私にとっては

支えとなりうる大切な言葉。


きっとこれからも。


2002年03月18日(月) 全身で感じる幸せ。

昨日の分に書きましたが、17日は結納でした。

今日はそのご報告。



やすくんご一家とホテルで簡単な打ち合わせをした後、

一足先に実家に戻る。

戻ると程なく、なぜか拉致される私(苦笑)

着付けの先生をしてる母の友人宅に連れて行かれると

パッと見お坊さんの袈裟みたいなかなり派手な着物があった。

驚く私の後ろで、

「せっかくだから、着物選んできた」と言う母と妹。

どんどん仰々しくなってくる。はぁ。

まあ、とはいいながら、着物着られるのは嬉しいし。



袈裟みたいだと思った着物も(苦笑)、

着てみるとなかなかステキで。

顔が自然と笑顔になる。





着替えて家に戻ると

やすくんご一家はすでにご到着で、客間に通されてた。

急に恥ずかしくなって、玄関でうろうろしてしまう。


客間の方から「ちょっとお手洗い…」なんて出てきた

やすくんのお母さんに見つかり、

客間に通される。

みんなの視線がこちらに向けられるのが本当に恥ずかしい。


やすくんの顔をまともに見れない。


「じゃ、そろそろ…」

なんて、誰かが言って、

やすくんの家族と、私の家族が向かい合って座る。

(この時、本当ならうちが上座に座るんだって後で分かった。失敗)








しばし流れる沈黙。










沈黙。









・・・・・・・・・・










くす。





誰かが、小さく笑ったのが突破口になって

全員で大笑いする。

みんな、それなりに我慢していたらしい(笑)





父さんと、やすくんのお父さんがそれぞれ

何だか難しい言葉で挨拶をしてる。

用意してもらうつもりはなかったんだけど、

向こうの結婚式場の人が気を回して準備してくれた結納品。

箱から取りだして、

やすくんの家族が並べ始める。




並べ始める。






・・・・?





「あれ?順番忘れちゃったよ」


ここでも大爆笑。





「あれ?1つあまったよ」(実は、結納品が入った箱に着いてたのし)


更に大爆笑。








その後も、

誰がそれを床の間まで運ぶんだとか、

本当は父さんがひとつずつ目録と確認するんだったとか、

私とやすくんも一応挨拶をするはずだったとか、

書いてあるはずの目録中の宛名が真っ白だったりとか、

実はエンゲージリングはこの時はめてもらうんだったとか、

すべてが終わったときに見つかった反省事項が

次から次へと出てきたけど、

堅苦しい事が苦手な私たち(とお互いの家族)らしくて

すごく幸せだった。




結納が済み、気が楽になったのか

ものすごくおしゃべりになるお互いの母さん。

「そうだ、今日○○くんの披露宴の衣装も見てこよう」と母。

「そうですね、少し時間があるし行きましょう」とやすくんのお母さん。

みんな一張羅で衣装を貸してくれる結婚式場へ向かう。




私の衣装を見てくれた母さんの友人が対応。

私は和装も洋装も何着も着たのに、

やすくんはタキシード1着のみ。

柔らかい白色。シンプルなスタイル。

やすくんによく似合ってた。

すごく恥ずかしがってたけど。

「和装はどうなさいます?今ね、白い紋付きとか結構出てますよ」

と言われたやすくんは

「なんか、成人式ではしゃいでたと思われそうだから、黒で」

なんて即答するから

またみんなで大笑い。




何だか表現があまりうまくないけど、

私の体の皮膚の隅々が、

この空間にある幸せを吸収してるみたいな

しみじみと、

幸せを感じられた一日。


2002年03月17日(日) おひさしぶりです。

何だかずーっと日記をストップさせてしまいました。


書きたいことは山ほどあったんだけど。


書き留めておきたいことが、か。










で。













今日。


















結納です。











初めは、式もしないで籍だけ入れる、


と言ってた私たちですが、


私の両親が本格的に私たちの将来に


賛成してくれた頃から、


やっぱり一応セオリー通りで行きましょう。


と言うことになって。




初めはお互いの家族での食事会、と言うことだったのだけど



やすくんの家の知り合いの方が


なんだか、いろんなモノを用意してくれたようで。


…のしの着けられたスルメに大爆笑したらしい、やすくん。


どんどん私たちの意志とは違う


本格的なモノになってきた気がする。



でも。









今、初めての緊張感に包まれています。


前に進む不安、ここにとどまる不安、

自分の決めたことは正しかったのか、など。



でも。




結局、最後には、




やすくんの「大丈夫だよ」の声が




耳に響いて来るんです。








今日はとりあえず、頑張ってこようと思います。


ははは。


2002年03月13日(水) 声を上げて泣いた夜。

大阪の時に一方的に電話を切ったのが気まずくて、

何となく会話もぎくしゃくしたモノになる。

おまけに残りわずかな職場でも

またもやいつものおばさま先輩から

不思議な理由で仕事を押しつけられて、

何とも言えなく気持ちが重くなってた。



私の雰囲気を察してか

やすくんの言葉数も少なくて

気持ちはどんどん深い方へ深い方へ沈んでいく。








「…ごめんね。もう大丈夫」

        大阪で変な言いがかりつけてごめん。

        一方的にイライラしててごめん。

        なかなか元気になれなくてごめん。

        私の気持ちばかりぶつけてごめん。

         

いろんな意味を込めて、やっと一言声に出す。































長い沈黙の後で。









「あのさ、きき。

 なんで、そうやって無理すんの?

 なんで、そうやっていつも自分を責めるの?」



意外なやすくんの言葉。


「…ごめん。

 私勝手に浮かんだり沈んだりしてやすくんに迷惑かけた」




「ったくさー!!!!!

 あのさ、ききが思ってるほど俺イヤなんて思ってないよ。

 ききが思ってるほど、迷惑なんて全然かけてないよ」



語気を強めて、やすくんが発したその言葉が

何だか、自分の気持ちの奥の奥に突き刺さった気がした。


「だけど、私がいつも迷惑かけてるじゃん。

 やすくんにイヤな思いさせてるもん。ごめん」


「だーかーらー!!!全然迷惑かけてないって!
 
 なんでそうやって自分ばっかにもってくんだよ」




私が大阪に行く前後から抱えてたいろいろな思いを、

それは当然Mとの会話の中で生まれたモノも含まれるけど

ほんの些細なことまで、やすくんは気づいてた。


「大丈夫」「ぜんぜん平気」「気にしないで」


自分でも気づかないうちに使っていた

こんな言葉達。

やすくんに心配や迷惑をかけたくないと思って使ってたこの言葉が、

実はやすくんを一番苦しめていたことを

この時初めて知った。







きづいたら。







涙があふれ出てた。

嗚咽が止まらなくなってた。



携帯電話を耳に押し宛てながら

やすくんの気配を感じながら

一人で泣いてた。



「無理すんなって。そのくらい、俺だって分かるよ。

 無理して元気な方が、ずっと心配なんだから。
 
 それとも、俺が無理矢理元気にさせてた?」



「…そんなこと…なかった…

 …私が勝手に元気になろうとしてただけだよ…ごめん」


「ほらっ!また、そうやってあやまる。

 いいの。俺は。全然いいの」


結局、ほとんど会話が成立しないで

私の涙が止まるまでずっと、

やすくんは「大丈夫」って言ってくれてた。




やすくんの気持ちの


ほんの一部しか気づいてなかった自分。


想像以上の大きな心に包まれてた事に気づいた。








うれしい。







心の底から幸せを感じた夜でした。


2002年03月12日(火) ++大阪旅行 その3 USJ

電車を降りて、

ライトアップされた観覧車を眺めながら

ホテルまで歩いていく。


とにかく、やすくんの声が聞きたくて

歩きながら電話をかける。

「…もしもし」

電話に出たやすくんの声を聞いて、

最初に出てきた自分の声が

ものすごく暗くて、悲しげなのに驚いた。

「…どうした?なにかあった?」

やすくんの声はいつもとかわらない。

  …電話するんじゃなかった

Mと会うことを事前に話していたから、

自分が今こんなトーンで話したら、

きっとやすくんは心配しちゃうだろう。

「今ね、帰りなんだ。そばに観覧車があるよ」

無理に元気にしたのが、やすくんに伝わっちゃったんだろう。

「どうしたの?なんかちょっと変だよ」

「…ううん。やすくん。一緒に来たかったよ。
 
 なんか、少し淋しくなっちゃった。」


精一杯、気を使ったつもりだったのに、

返ってやすくんを心配させるようなことを言ってた。

言葉少ななやすくんに、それは間違いなく私のせいなのだけど

すごく悲しくなって、

「なんか話してくれてもいいじゃん。だまらないでよ」

なんて、思わず言って一方的に「おやすみ」を言って切る。



バカな私。



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朝。

昨日のことを思い出して、ブルーになったけど、

朝日できらきら輝く海を見てたら

少し元気をもらえた。


USJに出発。


アトラクションはどれもとても楽しかった。

つい、関東にある超有名テーマパーク(笑)と比較してしまったけど、

東京と大阪の気質の違いが如実に現れてる気がして、

それはそれでおもしろかった。



アトラクションの待ち時間に

ふとやすくんのことを思い出して、

昨日の自分を反省した。


メールをひとつ送った。



  ここは、とても楽しいところだね。
  久しぶりに思いっきり叫んでる気がする。
  今度は絶対一緒に来ようね。

  昨日は、ごめん。


Mの昨日の一つ一つの言葉は

すごく嬉しかった。でも、

Mは友達の中では1番で、

やすくんと比べられない存在なんだって気づく。



大切な友人だから。




1月に、高校生の従姉妹とここへ来たやすくん。

お互い別々にやって来たUSJ。

  何を話しながらここを歩いたんだろう。

  お昼は何を食べたのかな。

そんなことを思いながら、笑いながら歩いてる。


それがすべて。







思いっきり夜まで楽しんで、

閉園時間間際にようやくおみやげを買いに歩く。

友達や会社関係のおみやげはすぐ見つかったのに、

やすくんへのおみやげが思い浮かばない。



とある店で、いいものが目に入ってきた。

映画のフィルムみたいなの形のフォトフレーム。

これにしよう。

レジに並んでたら、ふと耳に響くやすくんの声。

「ききにおみやげ買ってるんだ。

 買ってきてくれるおみやげとかぶらなきゃいいけど」

旅行に出る前、やすくんにおみやげリサーチしたときの言葉。

今自分が持ってるモノが、

やすくんが説明してくれたモノにピッタリ当てはまる。


あわてて、レジの列から離れて陳列棚に戻した。

不意に笑いがこみ上げてきた。

同じモノを選んじゃったことが

嬉しくて、可笑しかった。



USJはとても楽しかった。

本当に。

大阪はステキだった。

ほんとに。


また、こんどね。


2002年03月11日(月) ++大阪旅行 その2 彼は友達。

Mと2軒目の焼鳥屋さんへ行く。

他愛のない話を続けてる私。

Mは相変わらずガハハと笑っていた。



何がきっかけだったのか、もう忘れてしまったけど

Mの恋愛観だとか、女性観みたいな話になった。

「実は、大学のあの頃からずっと
 
 今でも大切に思ってるヒトがいる。
 
 自分の家庭を壊しても、とかそういうつもりはないし

 その女の人を自分のモノにしたいとか、そういうのもない。

 でも、そのヒトが困って立ち止まってるときは

 真っ先に手をさしのべてやりたいと思ってきたし、

 立ち上がれないくらい打ちのめされてるときは、

 何を置いても駆け付けてやりたいと思うよ」



Mには、すでに家庭がある。

子煩悩のパパ。

そんな風に思ってる人がいるなんて、ちょっと意外だった。


 …Mはその人に思いを伝えたことがあるの? 

「いや、ない。なんか、それすらためらわれるようなヒトだから」

 …ためらわれるって?

「言い表しにくいねんけど、なんと言うかな。

 その人はいつも『自然』やねん。『素』というかな。

 よく笑うヒトでな。その笑顔が何も飾ってないねん。

 だから、思いを伝えることによって、

 その人がそう言う部分を自分に見せられなくなるって言うか、

 変わってしまうのはいややなあって

 ずっと思ってきたから。

 だから、誰にもこのことは話してないし、相談もしてない」

 …へえ・・・すごいねえ。




自分が尊敬しているMが

それほどまでに大切にしている女性が誰だか

その話を聞いてるだけでは分からなかったけど、

きっとステキな人なんだろうと思った。


そして、そんな心の奥に大切に守ってきた話を

こんな私にしてくれたことを嬉しく思った。


その女のヒトは大学時代の友人らしいから、

きっと私が知ってる人だろうけど

それが誰かを知ろうとするのは野暮な気がして

聞けなかった。



 … 今日は、よかったよ。Mに会えて。

   いろんな話ができたし、すごく良い話が聞けてよかった。

   なんか、うれしいよ。ありがとね。


「なんか、俺、今日は思いっきり酔っぱらってるわ。

 こんな話絶対せぇへんと思ってたのに」


 … Mのキモチに、その人は気づいてるのかな。


「どうかな。気づいてたら嬉しいけどな。

 気づいてへんやろな、きっと。」


 … ふうん。


時間が来て、私たちは別れることになった。

ホテルへどうやって帰ったらいいのか分からなくて

乗り換えの駅まで送ってもらう。




「ほんまに、幸せにな。

 もうこれで会うことはないやろうけど。がはは」




その言葉が悲しくて、切なくてたまらなかった。



「なんでそんなこというの?

 むこう(やすくん)がなんと言おうと、

 Mとはずっと友達だよ。これからもたくさん話しようよ、ね?」



がはは、とMは笑って、また私の肩をばんばんたたく。

一瞬、怖いくらいに真剣な顔になった。



「もしな、何か困ったことがあったら電話でもメールでも

 手紙でもいいから、絶対連絡せえよ。駆け付けてやるから」

「ずっと笑っていられるように、応援してるからな」





















これまでの話が、頭の中を駆けめぐる。














Mのキモチが初めて分かった気がした。









自分がたくさんの大きなキモチに支えられてるのに

初めて気づいた。





大阪の地下鉄の中で、

涙が止まらなくなった。






Mのキモチが嬉しかった。

自分のことが少し好きになって、

少し嫌いになった夜。


2002年03月10日(日) ++大阪旅行 大切な友人

1泊2日の大阪旅行。

職場のメンバーと一緒。

仲のいい先輩の旦那さんと、その子ども。

少し独特の雰囲気を持つ、演劇好きな後輩(♂)

そして、私。



昼過ぎに大阪に着き、まず海遊館へ。

水族館は大好き。よく考えると、やすくんと3つも行ってるなあ。

一緒に見ているのが・・・なんて、

淋しい考えはとりあえず隅へ追いやって。

ジンベエザメを見に行くつもりだったけど、

実際はジンベエくん以外の魚に興味が引かれた。

時間があったら、もっとゆっくり見たいと思った。


夜まではフリータイム。

私は、大阪の友人と会う約束をしてた。


大学時代の友達Mは、

私にとって最高の男友達。

言葉にするとかえってMの良さが

うまく伝わらないのだけど、

彼は頭がよくて、仲間を大切にできる人。

男らしさ、とか、女らしさ、って言葉は

本当は好きではないんだけど、

Mは、本当に男らしい、と思う。

友人であり、尊敬できる人。


実は、

今の職場の採用試験を受けたときに

小論文を書かされた。

テーマが何だったか、もう忘れてしまったけど

私は迷わずMのことを書いた。

「尊敬している友人のようになりたい。

 私なりのやり方が、何かあるはず」

というような内容だったことを覚えている。


Mとは、本当によく語ったし

手紙のやりとりをした。

「どう生きるか。生きていくか」みたいな内容。

私の頭には少し難しかったけど、

私になりに考えて発しためちゃくちゃな言葉を、

Mがきちんと私にもわかりやすく文章化(?)してくれて

さらに、自分の考えを話してくれるのが嬉しかった。




なんて、ここまで書いてると

恋愛感情があったようだったけど、違う。

恋愛対象に、したこともなかった。

私には好きな人がいたし、Mには彼女がいたし。

そう、Mには男友達はもちろん、女友達が多かったなあ。

その中の1人が私。

どちらかというと「同志」って言う感じかな。

それぞれ違う場所で、違う職場で、

立場も家族構成も違うけど

Mが壁にぶつかりながらも頑張ってるっていうのが

どこかで私の支えになってる。今も。




Mのおすすめのお好み焼きを食べながら、

やすくんの話をする。

「職場にね、すごく好きな先輩がいるって言ったのね。

 それはさ、猫が好きとか、魚が好きとか

 きっとそう言うレベルの『好き』なのに、

 すごく機嫌が悪くなられたことがある。

 ってことはさ、これから、たとえばMとかほかの男友達と会うとき

 きっと不機嫌になるってことじゃん。

 そう言うところで気を使わなきゃいけないかなってのは

 少しイヤかな」


「そんなの、当たり前や。

 俺みたいに、全然平気な奴もおるけど、

 相方さんみたいに、穏やかでいられない奴もおる。

 もしな、相方さんが

 『女友達と飲んでる。遅くなるかも』なんて言ったらどう思う?

 本当に何もなくたって、ちょっとは心配やろ?」


…痛いところをつかれる。


Mはその後も、私が話すやすくんのことや、

職場のグチを笑いながら聞いてくれて

「ほんま、成長したなあ。

 前は思いっきり凹んで沈んで大変やったのに」


なんて、肩をばんばんたたいてきた。



大阪の夜。



久々の友人との夜。



大切な思い出がスタートしてた。


2002年03月06日(水) 2月は逃げる 3月は去る。







・・・・・・・・・・・・・・・・って、



うちの職場の上司がよく言う。














実際その通り。





どんどん過ぎ去る日々。









日記も思いっきり滞りがちで(苦笑)










毎日が、こんなに早く過ぎていくなんて


仕事はまだまだ目の前に山積してるのに


退職までの日数は


毎日確実に減っている。









何をしてきたのかな


何か、足跡を残せたんだろうか。


働いてきた足跡。






この5年間の軌跡を。





たくさんの人と関わって過ごした日々を。








いつか、懐かしく思い出すことがあるのだろうか。








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