目口覚書



■目口覚書■
ごめんください
どちらさまですか
お入りください ありがとう

2002年08月30日(金) さすべえ

さすべえ。
そういや東京では見ないな。

自転車のハンドルに取り付けられる器具。
そこに傘を通してしっかり固定。
雨の日でも持たずして傘がさせるスグレモノ。

それをスグレモノと思うかどうかが東西の分かれ目なのか。


市場に出始めた時は 雨よけ派が多かった気がするが
今じゃ 大阪のオバチャンのUVカット仕様として大活躍!
しかも去年から 黒い日傘が大流行り。
そして大阪のオバチャンは ちゃりんこを全速力で漕げる。
黒いかたまりが疾風の如く駆け抜ける。

前後に子供の乗せてるヤンママもさすべぇ。
最強は 前に1人後ろに2人 なんてのもいる。
アンタは中国雑技団か。


はじめてさすべぇ自転車に出くわし じーっと見つめていた鶴瓶。
視線に気付いたおばちゃんが、キッ!と自転車と止め

「これ?これ、さすべえ。2500円。」
そして
「3500円もあるよ〜」といいながら去っていった
という話しは何度聞いても面白い。






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2002年08月28日(水) 死ぬかと思った。

 今夏 海、行かれました?

子供の頃ね、小学校低学年の頃は
毎年須磨海岸に海水浴 行ってました。

わたしは泳げませんからね
浮き輪派だったんですが
ある年 オニュゥな浮き輪買ってもらったんすよ。

胴巻きではなく 腕にはめるタイプ。2個1セット。
真っ赤でね、結構お気に入りでした。
今だったら あの胴巻きタイプも入りませんね。
抜けないし。その前に空気破裂ですか。うるさい。

で その腕浮き輪。
二の腕にしっかりくぐらすと、
あらあら不思議ちゃんと身体が浮くんですね。
それはめて、それでもあくまでも足のつく範囲で
ちゃぷちゃぷやってました。


ある時ね、ふと これは他の部位にも使えるのはでないか と
幼心にひらめきましてね。
 アブトロニックも、今2個セットで9800円!
え?2個で9800円?
いえいえ なんと今ならキャンペーンにつき3個で9800円!
ですし。

今自分でも自分がよくわからないんですけど、
せっかく2個ある浮き輪だから他にも使えないかな と。
で、2個装備の身体部位はいろいろありますが
いくらマーズアタックに似ているからといって目にはめるわけにも
いきませんのでね、足 そう足首をそっとくぐらせてみました。

そして静かに波打ち際に足をつけたらですね、
その瞬間から 浮力は足だけにかかって 立ってるのに立ってないんです。
あっという間に 倒れ込んだはいいけど、また波くるわ、
引っ張られるは、浮いてるのは足首から下だけで
あとは海の中。

もう必死で砂を握ってもがくんですけどね、うつ伏せになるわ
息できないわ、水飲むわ。
ここで使えるのは背筋です。

10歳くらいの少女が、波打ち際で必死で背筋運動ですよ。
のけぞって のけぞってわたしは照英になってました。


今思い出してもぞっとします。
まるで、海中から足首つかまれて
引っ張り込まれるような恐怖でした。

結局 爪の間に砂をいっぱいつめて半泣きで自力で岸にあがりました。
ツインピークスのローラパーマーみたいですね。

教訓:遊戯用具は正しい使用方法で。







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2002年08月27日(火) こころの問題

 なぜADHDに興味を持ったかというと、
一見して 病とはわからない 特に心の病を抱きながら
働いている人達の存在が、会社で気になりだしたからだ。

うちの会社に特にそういう人が多いとか 目立ち出したというのでなく
わたしの関心が向いたことにより より気付き出したというべきか。

気付くきっかけはお店の女の子たちの相談役的役割がわたしに与えられたこと。

想像以上に ぱつんぱつんで頑張っている人が多いことに気付いた。
爆発寸前なのに まだ頑張ったり噴火しそうな自分に気付かずにいたり
そうなる原因に気付かないまま 突っ走っていたり。


特に深く思いが残っているある女の子のことがある。

当時私は岡山の店舗のマネージメントを担当していたのだが、
その隣の店(担当外ではあったが そこもうちの会社の店舗)の女の子。
地域で一括して採用活動をしたので、わたしも面接に携わっており
彼女の顔はよく知っていた。

岡山へは毎週出張していたが いつあってもニコニコと愛想いいという
印象が強い彼女は、店のスタッフに聞いても明るく、素直な子。
ただ、腕に無数の傷があるという話しを あとで聞いた。
夏でも長袖の彼女だが、時々 わざと袖口をまくるようなことをする。
見た仲間も いちいちそれはどうした なんて聞けない。
でも、皆知っていたようだ。彼女のほうから 嬉々として話していたらしい。

上司に認められ さらに頑張って仕事をしていたが、
常にいいことばかりではない。
テンションが下がってしまうと、彼女はノースリーブで出勤してくるのだ。

誰の目にもはいり、お客様もおもわず視線がいってひいてしまうほど。
その店を担当していたマネージャーが 出きるだけ言葉を選びながら、
袖がある洋服を着てきたらどうか と進言したらその数日後、
彼女は店のハサミを自分の腕につきたてはじめたという。
試着室の壁に血痕がついたと聞いてわたしは言葉を失ってしまった。


いろいろあって、結局彼女は退職していったのだが、
この話しを 自分の担当店の店長から聞いたとき
本当に 本当におこがましいのだけれど、食い止めたい と思った。

いや、うちはただのメーカー販社だし、医療体制もなにもないところだし
わたしに何ができるんや といったら ほんと何もできないわけだけど。

そう思ったのが6年前。
今 やっと「ストレスマネジメント」とか「社員の心の危機管理」
とか言われ出した。何か起こる前に くいとめたい 私が思ったのは
そういうことだ。
 
何か起こしそうな危険人物は はじめから採用せねばいい という意見がある。

ADHDにしても、前述の女の子にしても はた目には ごくごく普通の
いやむしろ人に気に入られようととてもあたりのいい人だったりする。
そこまでいかなくても 何かがきっかけで心がぐわっと歪んで
その処理がわからないまま壊れてしまうことだって 往々にしてある。
世の中の人間 全員そうだと 思う。
何か起こす因子は 誰でも持っているのだ。

ただ、爆発前にそれを吐き出せる場所 全く己を否定されずうんうんと
聞いてくれる場所 それだけでも必要でないかと。
本来はそれが上司やメンターであることが望ましいが
いかんせん その上司が疲れきっている・・・・・。

まぁそんなこんなで我が社も そっち方面にようやく着手の様子が。
計画倒れにならぬよう、そして利益がみえない部門はややもすれば
すぐ切れらる可能性が あるので 慎重に。

社員を大切にすることは ある意味高い利益性があることに
気付いてもらえたら 嬉しいな。


 ハサミをつきたてたあの子、自分の存在を肯定される環境にいるだろうか。
自分で自分を 愛しているだろうか。








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2002年08月26日(月) ADHD 

注意欠陥多動性障害(ADHD)という言葉が、少し注目され出した感がある。
わたしも以前の日記で、このことに関心があって親戚の子供に、
「教室でじっとしていないクラスメートはいる?」と聞いたことがあると書いた。

ADHDとは、病気のひとつである。
その症状は、
集中力に欠ける、片付けられない、忘れ物が多い、すぐキレル・・・などなど。

え?
それって私よ、なんて冗談言えている時はいいのだ。
私自身、この症状はあるよなって思えるふしはいくらでもある。
子供の頃は人の話を聞いていても ふーっと自分が遠くへいってしまうことが
しょっちゅうあった。


このADHDという病気を抱える大人のドキュメンタリー番組を観た。

離婚して子供さん3人を育てている40過ぎの女性。
部屋が片付けられない。物事をやっているそばから他の事に気を取られる。
時間通りに(例えばお弁当を作るなど)できない。子供は、週に3回ほどは
お弁当を持てずに学校へ行くという。

テーブルの上がちらかっている。
まず置きっぱなしの鍋のふたを手に取る。
取ったとき目線の先にあった、室内に干した子供のレオタードが気になる。
鍋蓋を脇にはさんだまま、レオタードをたたみ出し、今度は
机の下に散らばっている 折り込みチラシをまとめようとしゃがむ。
そして、その時脇にはさんでいた鍋蓋はまたテーブルの上に。
そのうちに、子供の保護者会のお知らせを見つけ 唖然としている。
すでに それは終わっているのだ。

これがエンドレスで続く。
彼女は決していい加減でなく 怠惰ではない。
むしろ一所懸命動き、片付けようとし、いいお母さんでいようとしている。
でも動けば動くほど 部屋は散らかり、子供に迷惑をかけ
なんで私はこんなんなんだろう、と涙をぽろぽろこぼしている。


この病の原因は、前頭葉が小さいことらしい。
彼女も、MRI検査の結果、頭蓋骨と前頭葉の間に 
一般より隙間が開いていることがわかった。そしてADHDと診断。

計画をたてられない、先読みができない、
時間を守れない、約束を忘れる

それまで 自分はだらしない人間 と蔑んでいた原因が
実は病にあったことを知り 少しほっとしたと言っていたが
戦いが終わるわけではない。

衝動性、計画性は薬では治療できない。
また、未だに自分が病と知らず 一人悩んでいる人もいーっぱいいると思う。
そして、病ということがわかったところで、それを理解できない社会と
折り合いをつけて生きていくのは大変で 他人の反応が
自分への劣等感をさらに増大させることだって多いはずだ。


「わたしたち」は一般的であると決めつけ マイノリティの存在を無意識にでも
いや無意識だから怖いのだが、無視したり傷つけたりする。


管理者研修ということに携わったりするのだが、
例えば部下の目標管理が甘いとか計画性が低い ということで
一刀両断 それはダメというのは簡単だ。


その原因が 病であろうとなかろうと、なんでそうなるのか?と
一緒に膝突き合わせて 考えたり導いたりする人間が少ないと感じている。
上へ行けばいくほど 忙しく また忙しいふりをして安心して
一緒に立ち止ってみるゆとりなど なくなってしまった。

今できることは ここまで。
こうあればいいな という望みはこれこれ。
そこにいくまでには 何をしていったらいいかな。
それは障害者であっても そうでなくても階段の高低はあれど
ステップアップには違いないとわたしは考える。

ADHDの病もさることながら、それによってもたらされる
患者の心の病が大きいことに ADHDのNPOは警鐘を鳴らす。

これは会社員でも 女子高生でも 主婦でも
同じような気がして仕方がない。
営業成績が悪い、両親の仲が悪い、子供の成長が遅い、
このことによってもたらされる精神的圧迫。


健常者と病保持者を いっしょくたにしてはいけない事もわかってるつもり。
(でも 表面的に健常者でも 病気を抱えて生きている人の多いこと!)

しかし できることが当り前で それ以外は×としてしまう心の構造が
心の病を生んでしまっていることに なんとかなんとかできないか
と思ったのがきっかけで わたしはある夢をもつことになるのだが、
ここにきて その夢が急進展していきそうな気配。






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2002年08月25日(日) アザブジュバ〜ン

かつて家出した時に、最初に降りた駅が「麻布十番」。
その時みつけた「豆源」の豆菓子をお土産にしたり、
「麻布十番温泉」に興味津々でいつかダンナさんと来ようと思ったり、
お洒落な食材屋さんで輸入調味料を買ってしまったり、

これは誰の土産じゃ。家出しとんちゃうんか私。とつっこみました。
ついいろいろなお店を覗いてしまいたくなる街で、
すぐ隣が六本木なのに、気取ってなくて随分気に入ってしまいました。

で、翌日ダンナさんを連れてまた来て、紅虎餃子や北京ダック屋や
あべちゃんという焼き鳥屋や、シュークリームが有名らしい洋菓子屋や
さまざまなお店をチェック。

そして8月23日〜25日 麻布十番まつりがありまして、
その最終日に 2人ででかけたわけでし。

ついたのが夕方4時半。朝から飲まず食わずで 準備万端!
いつも言うことですが、人ごみ大嫌いなダンナさんを奮い立たせるために
紅虎で上手い餃子でも食って帰ろうねーとかゆってたんですが、
屋台のバラエティの豊かさに もう店に入るという意識は飛びました。

麻布というところは外人さんが多い町で、
本場のシシカバブや、チヂミや、チャプチェや、ナンやらかんやら
トルコもインドも韓国も もー うんめーの!
ビールは チンタオをいただきましてね。

祭りのヤキソバって、肉なんか入ってないでしょ?
でも中華料理屋が店先で出してる焼ソバは 炒麺でして
肉とかニラとかたっぷりで、豚の角煮も美味しかった♪

来年は、祭りが終わる9時を見計らって 
投売り食材を食い漁ろうと せこい誓いを立てました。

で、このあたり芸能人がよく歩いているらしいのですが
祭りでもところどころ人だかりがあるのです。
そして確かにオーラを放った輩はいるのですが、いかんせん
その芸能人らしき人が 誰だか わかりません。
わからない自分に軽いショックを受けて 三段腹をふくらませすぎて
二段にして帰ってきました。







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2002年08月23日(金) 北風さんと太陽さん

昨日の裸エプロンV撮りは、滞りなく終了。

本当は、先々週に行なう予定だったんだけど、
私は神戸で司会者さんだったので、その日の仕事は
まるごとアシスタントちゃんが請け負うことに。

それまでにも、分割してパートを受け持ってもらってたので
私は結構安心してお任せ気分。

9時から18時まで さぞてんぱっていただろうが
それも経験♪経験♪(^^)

 その時ビデオ部隊が、彼女の初舞台を撮ってあげようと
申し出たらしいのだが、当の本人は
「まだわたしはかけだしで、自信がないので絶対やです!!」と
固辞したという。


もったいなー。

かけだしで、自信がないからこそ、撮ってもらって反省材料に
なるんやんか。
そう思ったとき、純粋に「なんで嫌なんだろう」と考えてみた。

自信ない出来だろうから、後に残したくない
というなら ビデオを誰かが見るということが前提になる。

でも、人に見られるのはOKな彼女。
ということは、自信のない自分を自分が見ることが嫌なのだ と。

誰だって そういう己の姿に向き合うのは楽しいもんじゃない。

そこを勇気持って向き合った後に 創意工夫が生まれるのに、
とそこまで考えて 
いや 違う。
問題は、向き合う勇気のない自分に「気づいてないこと」だ。

彼女は 自己認識が低いと感じる。
もやもやしていることは気づいていても
その根源はなんとなく自分には不快な気がするので蓋をしてしまう。

好きにすればいい。(いや これは捨て鉢じゃなくて ホントに
したいようにすればいいと思う)。
「アタシ 苦手なのー やなのー だからやんなーい」
これのほうが よっぽど自己責任だ。
できないのは自分のせいだとわかってんだから。


私がひっかかるのは、蓋をしていることに気づいてないこと。

わたし達の仕事は、今聞き手がどんな状態であるかに敏感でなければならぬ。
聞き手の状態は、実は話し手の状態が反映される。
話すほうが緊張していたり怒っていたら、聞き手も不快感を感じる。

だから、話し手である自分が今このときどんな状態でいるか
敏感でなければならないと私は思う。
そのことに鈍感な彼女。感覚では黄色点滅しているのに
あえて蓋をして鈍感でい続けることにいつか気づくまで 
あたしゃ ほっとく。

んなこと、人に言われれば言われるほど蓋は堅牢になる。

旅人のコートを脱がそうと競争する北風さんと太陽さん。
力いっぱい北風が吹いても コートの襟はよりしっかりと合わせられ、
穏やかな日光を降り注げば 何の力もかけないで「自ら」旅人はコートを脱ぐ。

「自ら」でないと意味がない。
それが一番響くから。






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2002年08月22日(木) V撮り

昨日の夕飯のビールから始まって
翌朝の11時まで飲むって どうよ?

家で。
しかも1人で。

あたらめて文章でみると病的な感じだが
本人はあくまでも 秋の虫と涼風を楽しんでおりましたの。

で、へんな時間にうたた寝したり、昼寝したり、
シエスタしたりしたもんだから、仕事がせまってて
起床予定時刻まであと4時間くらいなのに 眠れない。

明日 眼の下に熊がぶら下がっていたらまずいな。てかコワイ。

実はお盆明け ひさびさの仕事なのだが、
1日かけてそのもようをビデオで撮るのだ。

決して、隅に浮遊霊が写っているかを調べたり、
わたしの口から出たエクトプラズムが、
「古い日記」を熱唱していたらオハライしたもらうためではなく

あんなポーズやこんなポーズを、ソニンよろしく
裸エプロンで披露する、としたら犯罪ですか?

まー、いい。とにかくビデオ撮りなのだ。
それを原稿に落としたり、マニュアルに替えたりと
変化させたい人達の部署が会社にできてしまったので
そちらからのお申し出なり。

うーん、うーん。
わたしの仕事は、マニュアルにすると面倒なことになるのに。
それを前から言い続けているのに。まぁ勝手にせんかい。

 今、一番大切なのは、後世に映像として残るには
あまりにも二の腕が太いということか。







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2002年08月19日(月) 体重計

世界最小の体重計。
携帯電話2個分くらいの大きさ。
片足だって乗せるのが難しい。
でも片足だけ乗せて計る。
だからネーミング「フラミンゴ」・・・。

フラミンゴに乗ってそーっと体重をかける。
ピピー。
ピピー。
エラーが出たら「ピピー」だ。
だからこれ難しいって。


昔、ゲーセンでぐらぐらの板に乗って
どちらが長く耐えられるかというゲームをしたが
「まるで、あれみたいだねー」
とダンナさんが楽しそうに乗っている。
あのゲーム、あんた最下位やったで。


何十回もピピーを繰り返し、
やっと要領(パランス感覚の上昇)を得、
OKサインの「ぴっ!」という音に。

調子こいて何度も図る。
「ぴっ!」
「ぴっ!」
「ぴっ!」

・・・・・・・・



毎回体重ちゃうやんか!!!


しかもどんどん増えていっとるし。




これは、設置場所がカーペットや畳など
緩衝性があるのが原因とみた。
ちゃんとした所でちゃんと計ったら正しく計量できる。
かも・・・。














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2002年08月18日(日) ピ〜ンチ!

起きてパソコンONの準備をする。
ノート愛用者で、いちいちその都度コードを繋げて
電源を入れる。












電源が入らない。
何度やっても入らない。
入らない。
入らない。

いっちゃったか?
どうすべよ。

とりあえず、PCバッグに一緒に入れたままにしてた
コジマデンキの保証書や TOSHIBAの保証書やらをひっぱりだす。

その間にも電源入れを試みたり、
振ってみたり、
電源ボタンを覗きこんでみたり、
洗濯干したり、
コンセント抜き差ししてみたり、
麦茶のんだり、

なかなかいそがしかったが
やっぱり電源が入らなかった。
落ち込む。

で、おもむろに保証書に書いてあったコジマデンキの本社とやらに
電話をかけてみる。
場所は栃木。

パソコンを修理に出したいのだが、
引越ししたので買った店(神戸)には持っていけぬ、
と進言したら 近くの店ならどこでもどーぞと言う。

ほな こちとら東京やさかい近い店教えておくんなはれ、
え?土地感がないから わからんと?
池袋とか新宿とかにないんですか?
はぁ〜?!八王子?東村山?

・・・
そうか。
ここの店舗展開は、郊外のアクセス悪いカントリちっくに集中なわけね。
なのに、同じ区内のバス乗り継いで行けるところに店 あった。
あ、うちが郊外でアクセス悪いカントリね、は、。はは。

で、次は その支店に電話。
行き方を教えてもらい、持ち込み修理体制を整える。
いつ行こう。明日行こう。
そうこうしていると、ダンナさん起床のお時間。


PCの不調を訴え、慟哭し、わたしは明日旅に出ます
探さないで下さい、とお願いしている間、
ダンナさんが、あっというまにパソコンをひっくり返し
電源を入れた。













入った。
ものの5秒くらいで。



え?
え?
え?


「あのねー、ノートは持ち運びするでしょ?
スイッチにロック機能があるの。
あなたの、ロックかかってたよ」




ピ〜ンチ!
は、パソコンでなくわたしそのものだった。


彼にはすごく蔑んだ目で見られ、
「このまま電機屋行ったら
馬鹿にされてたね?」と追い討ちかけられ
もう 朝からのひっちゃかめっちゃかは
なんだったか。


バス路線図を 寂しげにたたむ女。
ここは東京砂漠。



2002年08月17日(土) パンパンパシパシ!

水泳選手のアップが、電車の中の広告に連なってます。
このキャッチコピーが、選手によって違います。

「イアンソープはイアンソープを破れるのか!」
「北島コウスケ 世界新まであと0.48秒!」

若い選手達のプレッシャーを払拭するために、
練習以外にもコーチ達はいろいろな対策をとるらしい。

スタート前は、余計な事を考えないように
小さな袋に入った 選手に塩を渡す。
袋を破り、塩を取りだし、撒く、という行動をしている間は
それに集中するので ライバル選手も目に入らない。

また、カメラのフラッシュ放列にあがらないためにも
日常から ビデオの前で質問に答える練習をさせていたり。


水泳といえば どうしても思い出すことがあります。
わたしの友人の木綿子(ゆうこ)ちゃんは、水泳選手でした。
頑張った木綿子ちゃんは、地域の大会に出場しました。

各コースの選手紹介が、マイクにのって始まります。
名前を呼ばれたら、プールサイドに立って手をあげる、
あの なんだかかっこいいシーンです。
親兄弟も見に来ています。

第一のコース・・・第二のコース・・・近づいてきました。
木綿子ちゃんは、おもむろに立ち上がり
水着のお尻を人差し指でくるっと下げ くいこみ対策も万全です。

アナウンス係が声を張り上げます。

「第三のコ〜〜〜ス! ○○・・もめんこおおお!」

もめんこって・・・・。
マギーミネンコちゃうぞ。

彼女の家族席は大爆笑。
ゆうこちゃんも 腰の力が入らず 負けてしまったそうです。

教訓 災いは忘れた頃にやってくる。



2002年08月15日(木) 上野恩賜動物公園

終戦記念日。
静かに 黙祷、、しませんか?
家で じっとしていませんか?
クーラーつけてテレビつけて
どてんと横になって2人でくっついて
そのまま昼寝突入も いいではないですか?


なぜ 動物園ですか?
お日様 ぎらぎらでっせ?
35℃って ゆーてまっせ?
陽に焼けるやんかいさ。


さて、我家のお盆休み最終日。
本当は出かけたくないくせに
何かしておかないと あとで妻に嫌味言われるのをわかってて
それこそ嫌味なくらい暑い場所へでかけようとする男。
それはカバトット。

おしゃれなカフェでブランチなんて夢の夢で、
駅前の大戸屋でさば味噌煮定食 食べました(T_T)
そしてJRで上野まで、最寄駅から10分少々。

れっつら上野ZOO!
そこでのもようはHPのPHOTOに画像をUPしました。
上野動物園ネタをひとつ。

オラウータンの「モリー」ご存知ですか?
1950年代生まれですってよ。
もう めっちゃおばあちゃんで、
左目は見えなくて、右目はまぶたが落ちてくるから
指で常に上げてるんですよ。

他の猿系檻に一緒にしたこともあったけど
もう年寄りの彼女には 静かな独り暮しのほうがよかろーと
今の檻にたった一匹 お気楽に暮しているらしい。

そういったいきさつを説明した看板があるのだが、
名前を呼ぶと反応するかもしれませんよーって書いてある。

動物園の中でも 結構すみっこで目立たない場所にあるんだけど
人が前にくると 彼女は檻の前面に貼りついて 片手でまぶたをあげて
わたしたちを じーっと見る。

他のカップルの女の子が しゃがんで「モリーさん♪」と何度も
呼んでいる。モリーは相変わらず 右まぶたを親指であげて見つめてる。

檻の中にいる以上、不自然な姿ではあるけれど
その状態に50年以上いるからには もうそれが自然なのだろうか。

彼女の檻が、動物園での締めくくり。
余生がどうか静かで穏やかでありますように。
そう願って 声を出す。
「モリー ばいばい」

すると、じーっと看板を見つめて彼女を見つめていたダンナさんが
「おい!年上だぞ。ちゃんとさん付けで呼びなさい!」と注意してきた。
あらためてふたり揃って手を振りながら
「モリーさーん また今度〜♪」とお辞儀。お辞儀だよ?

オラウータンを敬う夫、それは我カバトット。



2002年08月14日(水) ちびっこギャング

毎夏恒例の、ダンナさん兄弟全員での父墓参り。
わたしはこれで3回目。
初回は、結婚前で、親族と会うのも初めてで
結構緊張してたのに、もう3回目。1人感動。

で、今回はダンナ兄の息子2歳が初参加。
こやつが手強い。健脚。大人5名ふらふら。

電車の中では靴履いたまま暴れるから
隣のサラリーマン思いっきりやな顔してる。
気がついたらそのリーマンの太ももの上で
消防自動車走らせてるし。

ダンナさんは他人のふりしてドア側に立ちつつ
「あー もうー見てらんねー。」
「隣の人 目が怒ってるよー。」

私は私で
「席に着かせるなら 靴を脱がせろ!」
「まっすぐ前を見ろ!」
「母親!(兄嫁)注意せんかい!」
と、本人には聞こえぬ声で叱咤する。

電車利用者なら 子供の傍若無人ぶりや
親の無視加減に 切れそうになったことが
おありかと思う。

そしてその子供が自分の身内だとしたら
案外甘い目で見てしまうこともわかる。
だけど あたしたち夫婦はあくまでも
厳しい立場で進言すべきとの同意もとに、
「あーもー 親 なにやってるねん」
と口を揃えて言った。

聞こえないように。







だって 兄嫁怖いもーん。




墓参りもすんで、
石ころや ありんこや 葉っぱや 落ちてるパンや
いろんなものにいちいち反応する2歳児に翻弄されつつも
食事をとる。

すぐ食べ終わった2歳児は じっとしていない。
皆様まったりなので、代表者のわたくしが2歳を連れて
店の外へでた。

この瞬間 足つねたろか、
手ぇかんだろか、口ひねったろか
そう思って振りかえったら テーブルの親族が見ていた。
あぶねー あぶねー。

で、おチビをウエストポーチに乗せて歩いたら
いたって彼 上機嫌。
上機嫌やったら じっとせんかい!

のけぞる。
笑う。
ひっぱる。
噛む。
またのけぞる。
笑う。
噛む。

噛みかえす。

トイレに行く。
用を済ませ、トレパンマンとズボンを上げる。
上げた途端に、また洋式便所に尻からとび乗る。

そのまま便所に落ちる。
泣く。
ズボンもおむつも べちゃべちゃ。
泣く。
こっちは笑う。
つられて 相手も笑う。
口に指つっこむ。
相手 おえっとなる。

笑う。
相手も笑う。
尻 べちゃべちゃ。

子供って 面白い。



2002年08月13日(火) 神戸。

前回の目口覚書に書いた
のりこえみの結婚式のもようは
ここの写真UP欄!
見応えありまっせー。

HPは ここさ!
2次会パーチーで パンダ騎乗のカップル付近に
笑うダンナさんも出演中。

*********
2次会にやってきたダンナさんは 夜勤後なのでとっとと連れて帰る。
この人 目が堅い割りに決壊すると突如コトっと寝る。動かない。

実家に帰って驚いたのは、暑がりダンナの為に 新たにクーラーが
設置されていたこと。お陰で 起こされるまで2人とも爆睡。

叔父夫妻と母とわたしたち夫婦で墓参り。
今回の神戸行き直前に短髪にしたダンナさんは、母にも叔父夫婦にも
「どこの高校生がおるのかとおもた」と言われてた。

夜は、大阪方面で だい、からす、おはる、がんばと合流。
焼肉をたらふく頂くが、スポンサーのがんばさん、ただ今恋の季節。
ピンキーとキラーズなのだ。

のろ気、愚痴、苦悩、喜びなど 散々聞かされる。
恋とは人をこのようにさせるのかー とだんなさんは感慨深げ。

途中、氷が無くなったのでゲームをして罰ゲームとして
コンビニまで買いに行く事に。

お題は、「犯罪の名前」
なんで、こんなん古今東西せなあかんねん。
で、あんたらなんでそんなにスラスラでてくるねん。

案の定、わたしとがんばが罰ゲーム決定。
コンビニ往復道中も 彼はずっと彼女を語っていた。
すごく熱くわたしも聞いてるふりしてたけど、ほとんど覚えてへん。

朝5時くらいまで男どもと飲み、
めぐっちを植物に例えると?というお題に
「人面草」との答えだけ覚えてる。あとはポン酒と共に彼方へ消え行く。


朝、起きたら、スカートが全部捲れ上がってて、
膝上のガードルを、まるでスパッツのように見せて寝てるあたしだったが
誰も気にしてないのであたしも気にせずまた寝た。
ダンナさんは何度か布団をかけてくれたらしいが、その都度足で
蹴り飛ばしていたようだ。

気づくと、ダンナさんはダイフクと寄りそうように、シングルベッドで
寝ていた。昔はそんな光景にすら妬けたわたしも今は胸焼けしかしない。


いくらなんでも今日帰らねばならぬ私達は
それでも昼過ぎにねぐらを出。
と、その時ダンナさんとの思いでの電信柱が目に入った。

昔、ここでちゅぅしてくれたこともあったっけ。
「なー あんたー おぼえとーかー。
あのころは ういういしかったなー。」ごっつい低音なあたし。

ダンナさんの返事は、ヨソ見ながら
気だるい残暑の照り返しに 酒臭い大あくび。目やについとうで。


そんな彼は、自分の実家では短髪にした姿を
「花田 勝」と言われていた。
「アメフトするんですかー?」とも聞かれていた。
あぁ 何もかにも情けない。







2002年08月12日(月) 結婚式

ネット人は、本名以外のネット用の名前を持つ。
今回の花嫁である彼女もそうだ。
しかも、「のりこ」なんてHN、リアルでもありえるやん。
間違えるっちゅーねん。

 司会者の分際で、名前だけはなんとしても間違ってはならじと
手のひらにも手の甲にも、赤ペンででかでかと本名を書いていたのに。
それは まるでバンドエイドのない怪我人みたいで
ごっついぶっさいくやったけど、でも、でかでかと本名を書いていたのに。

ホテルモントレに着いて 身支度を整え親族控え室に挨拶へ伺う。
新婦のお父様、ご親戚の皆様などなどがおられる。
笑顔で大きな声でご挨拶。
「本日は誠におめでとうございますぅ!
わたくし のりこさんの友人の・・・」
・・・・・
ハナから間違えたやん(T_T)
しょっぱながこれでしたので、本番では大丈夫のようでした。
(と思ってるのですが、大丈夫でしたかね>披露宴参加された方)

と思いきや 色直し後 堂々と「新婦ののりこさんは・・」と
マイク通してたわたしは今記憶喪失です。
しかも 気づいたのは新婦本人って、あーた。

キャンドルサービスとか、ドラジェ配布とかを色直し後にしない
という2人の希望は、初めての打ち合せの時から聞いていた。

ほな、せっかくやから写真撮影大会しようやないか。
そん時にお互いの親族に紹介したり挨拶したりする時間にもなるし。
セレモニに縛られるより 会話と笑顔が飛び交う10分(色直し後入場は
およそ10分と見積もるのが職業病?)

さて、のりパパは 子煩悩そうな方。
娘のような濃いキャラの父とは思えぬほど 普通のお父さん。
そのお父さん「今日は きりのいい日なんですってね?」
ってあたしに聞く。

え?
きりのいい日?
とりあえず愛想笑いを浮かべて「あー、おー、は、8月の10日はハトの日?」
とわけわからんこと言いそうになったら「いえ、司会をされた数がきりがいいとか」
あぁ そうです、そうでっす、パパ。って なんで知ってるねん?


*******

結婚式って いいね。
チャペルで、お父さんのエスコートでウエディングドレスののりこが入場。
石造りのステップを降りてくる。
そして、のりパパがのりこの手を、新郎に渡す。
もう このあたりから 涙ぐんでしまうあたし。

すごく感動してるのに、
指輪交換の前に、しゃがみ出すのりこ。
これは誓いのキス時に、ベールを新郎にあげてもらう時の格好。

てっちゃんが「まだや。ちゃうって」てな感じのリアクションしてる。
のりこバツわるそうにしゃがんだ腰を立てなおす。
このひとら おもしろい。

指輪交換のリングピロを渡すのは ゆめ。小学校3年生。
幼稚園の時から会ってなかったので すっかり女の子ちっくになってて感激。

この子、司会の合間にしょっちゅう私のところに来ては
「うちのママなー、ほんま頼りないねーん。自分の電話番号言われへんねーん」
と、徘徊ボケ老人にされてしまった母親らむの将来を嘆いていた。
この母娘もおもろい。

でも実はチャペルでらむと久しぶりの再開した時も 涙ぐんでもた。
ほんまは抱きつきたかったけど、案外さらっとした顔で お互い。
ヘアスタイル かまやつみたいやったし。やっぱりこの人おもろい。

挙式が終わり、壁に刻印するセレモニー後 退場の段取りだろうが
外人神父さん ノリノリでなんか喋ったはる。

新郎新婦が (なぁ もう歩いてええのん?退場ちゃうのん?)
(いや まだちゃうか?)(ほな なんか言われるまでほっとこか?)
てな心の会話を目でしてるのが見える。
参列者のほう向いてるからまるみえやし。
めっちゃ分かりやすいリアクションなので 見てて楽しい。
あぁやっぱりこの人らおもろい。


その度に にったぁ〜って笑う花嫁。
こんなに笑う花嫁 はじめて見た。あぁこの人 存在がおもろい。

けど披露宴も笑顔がいっぱいで てっちゃんも照れてすぎて笑ろてるし、
とにかく花嫁の歯ぁ見せてる笑顔が満載の 見てるこっちを
幸せにしてくれる時間でした。


じゅじゅ、まめ、だい、おはる、からす、さえまま、とりのや、
かずぼん、さやちん、昔から知っているAOLER達が介し 
ここはオフ会?な披露宴会場。
のりこの学生時代のお友達がとてもまともに見える(笑)

さて、披露宴の進行も滞りなく色直しに入りますよーって時に、
新郎のてっちゃんがマイクを持ちだした。
あん?そんなん台本にないで?なに?なに?

「今日司会をしてるめぐっちさんが 今回で333組目の司会だそうで
僕たちからお花をプレゼントします」とかなんとかおっしゃったのだが
もうあたしったら舞い上がっちって覚えてないや。
 だってそのことは本人たちには言ってなくて この目口覚書にちろと
書いただけだったのに。で、お花はのりこママの手作りアレンジフラワー。

もう涙腺栓抜け状態。

せやのに会食時間になってから おはるらが
「めぐっちの333回目の誕生日ですって
いい出すのかと思ったわー」って嬉しそうに言いに来た。
おまえら食てまうぞ。

のりこママは 花嫁のブーケから、ウエルカムベア、披露宴会場のテーブルフラワー
ブートニアなどなどを手作りされた達人!てっちゃんママは私のところにも来てくれて
「ご飯たべなくてもいいのー?」とか聞いてくれはる。
司会する時は 数時間前から食事はとらないんすよ。お気遣いありがとうございます(^^)。

色直しのドレス姿は共布のお帽子つきで メリ-ポピンズ状態で空飛びそう♪
2次会は 縦ロールがめちゃめちゃ似合ってて 伊達にコスプレしてへんでこの花嫁。
わたしは この嫁のえりあしがきれいなのがお気に入りで、アップがきれいだったことも
印象的。顔が小さいということは 女にとって生きていく上で重要と痛感させられる。くそ。



最後のてっちゃんの謝辞 よかった。
ほんまに幸せにしたいって思いが 素直に伝わってきた。
あぁこの人らに 幸あれ!!! そう願う。



2次会では 仕事終わって東京からやってきたダンナさんとがんばや、かずさん、姫、
nao、koni夫妻とそうちゃん、そしてそしてこの日長女が誕生したしょうじ!勢揃い。

2次会入場では新郎新婦はパンダに乗ってご入場。
おお、すごい。100円がきれるまで乗りつづける二人。もうさいこー。

楽しい時間はあっという間で、それぞれの帰路につくも翌日はまた仲間達と合流。
夜6人で焼肉食べて、朝まで喋って、お土産に買っていたがんばの日本酒をあけて
しまったので翌日はものの見事に二日酔いで へろへろになって昼2時に実家へ。

婿殿に食わそうと、母が神戸肉を買ってくれてたのでまた焼肉。
私は食べられませんでした(T_T)。
5時の新幹線に乗って無事帰京。

この次はもっと余裕つくって 他の友達にも会いにいくぜ!
んでもって明日は、ダンナ父のお墓参りの予定。



2002年08月09日(金) I'll be back!

では、新幹線に乗って西へぴゅーしてきます。



2002年08月07日(水) 多忙なる友

珍しく早い時間から電話がなる。
この週末に花嫁になる友人からだ。

ネットで知合ったのがきっかけの付き合いももう5年。
その時は、20代前半のえらいべっぴんな子で。
でも、化粧とると、あんた誰よ?って笑いあったり
あまりの寝起きの悪さに びびったり。

そんな
思いでひんこもり友人の結婚披露宴の司会を私が努める。

披露宴の進行を確認したり 変更や訂正を入れたり
といった作業が続く。

挙式を直前に控え 準備に追われてたり
予定通りにことが進まぬこともあったりで
大変だろうが、人に気を使ったり労ったりを
決して欠かさない人だ。

思えば、ネットで知合った友人で結婚式の司会を
させてもらうのは、彼女で4組目。
ありがたい。ありがたい。
今のところ、過去携わったカップルは皆仲良く
子宝にも恵まれている。
私は きっと福娘だ。
えべっさんで 笹売ろかしら。

ちなみに、司会総数はこれで333組!大当たり!
おめでとうございます!
(私のMCうだ話しは、HPの「Bridal MC」に
ございます。以上 宣伝。)

きっと今誰より パツンパツンになって
全部投げ出してしまいたい自分をどうにか押えている彼女。

どんな事があっても まっかせなさい!
絶対に いい披露宴になるから!

それは私がするのでなくて
きっと2人をお祝いする心が集まるから
それが今からわかるから
大丈夫。


色んなことがあったね。
色んな私も見せちゃったしね。
はははー。
それもこれも光合成さ。

幸せになろな。
な。




2002年08月06日(火) 「ディスカウント」

以前行ったセミナーで お隣に座ってた女性の話しが ずっと残ってた。
 彼女は高校のいわゆる保健室の先生。

ある時、男子生徒が保健室にきた。調子が悪そうなのだが、
どうしたのか?
どこか痛いのか?
熱っぽいのか?
いつからか?

そんな質問に彼は答えられない。
業を煮やして 先生が
「お腹が痛いのかな?」と聞くと
生徒はやっと「・・・うん、そんな気も・・・・・・」

私なら はっきり言わんかい!と胸倉つかみそうだ。
できるだけ、彼に症状を言わせようとするのだが
終始この調子で、相手が喋ってくれるのを待っている
というか、自分の状況を相手に伝えらない。

サボりたくて保健室に来るタイプの生徒なら
もっとしゃきしゃき喋るんだろう。
しかし彼が特別というのではなく ここ最近
彼女のいる学校では保健室に来る生徒で、
特に男子生徒にとても多いとのことだ。

ほどなくして、彼の母親が担任の計らいでやってきた。
そして保健室の先生はその母親に驚かされる。

終始、母親が喋り続けている。
「昨日から 調子が悪かったのよ、ね?」
「頭痛いの?痛いのね。熱もあったのかな、あ、あるわね」
「食欲もなかったんですよ。ね?」
昨晩からの様子をひとりで機関銃のように喋り嵐のように去っていったという。

はじめは先生に向けられている会話も、最後は必ず息子に投げかけ
彼にかわって言葉を乱射しているような感じ。

その勢いに 先生は唖然としそして母親が来てから
ひとっことも喋らなかった生徒の背中を見送ったという。


このセミナーで、ドクターが「ディスカウント」に関して講義した。
人は知らず知らずのうちに相手の能力を「値引き」していることがある
というのだ。

近所のおばさんが、子供に声をかける
「あらぁ 大きくなったわねぇ いくつになったの?」
そして 隣の母親がすかさず答える。
「10歳になったのよ、ねえ?」

近所のおばさんは、質問を子供にした。
母親は、おばさんに返さず子供に言った。
ここに会話のキャッチボールは存在しない。

子供が2歳3歳の時にしていたことと同じことを
自分の年齢くらいちゃんといえる年になっても母親がしてしまう。
これは、子供の答えられる能力をディスカウントしている、という。

靴紐をすぐ結んであげる母親は、「あなたには出来ない」と
結ぶ能力をディスカウントしている、という。

 この話しをきいてすぐに浮かんだのがわたしのいとこ母娘のこと。
よく娘をつれていとこは家に遊びにきていたのだが、
わたしが娘に「何年生になったん?」「授業は何が一番好き?」
この質問に 母が「4年生やんな」「そんなんあらへんやんな」
と答える。顔は、終始娘のほうをむいて。

「ちょと待て!あたしはこの子と喋ってるねん!あんたが答えな!」
と言って「学校にさ、じっと座ってない子とかおる?」って聞いた。
その時、他動性注意欠陥障害について調べたかったので、聞いてみた。
所謂、学級崩壊と病との関連性を知るには まさに現場の声だ。

また親が「そんな子、おらへんやんな?」と言ってきた。まだゆうか。
でも、自分がいちいち子供が答える機会を奪っているなど母は気付いてない。

わたしは母親を無視して ずっと娘のほうを見て待った。
やっと娘が口をひらいた
「うん、おるで。勝手に立って、教室出て行くねん・・・」
驚いてたのは その母親で「えええ!そんな子おるんかいな!」

あんた、毎日この子とおるんやろ。何会話してるねん。
いや会話でなくって 一方的な話し、なのかな。


あなたはひとりでは何もできない、そう子供の能力をディスカウント
することで自分の重要性を手にいれる親がいる。
わたしは必要な存在。

だから、いつまでも自分が必要でい続けるために、
大人になっても値引きし続け、それに束縛され続ける子供(年齢は大人)
も少なくないかもしれない。

親子関係だけではない。
セミナーで同席した介護ヘルパーの女性は、こう言った。

「ケアホームの老人に、わたしは気を使ったつもりで
あまり手伝いをしてもらわなかった。
でも、食事時にお箸を出したり、お茶碗を並べてもらうようにしたら
自分にもできることがある、と老人たちは自ら動き出し明るくなった。
(それまでは できるまでただ座らせていたそうだ)
わたしは、無意識に老人たちをディスカウントしていたんですね。」



わたし自身、仕事で10代20代前半の人達と接していて
特に男の子の自発性のなさが、気になっていた。
自分から話しかけない。
自分から質問しない。
自分から笑いかけない。
目をあわせられない。

もちろんそうでない男の子もいる。
でも押並べて女の子のほうが、頑張って(言いかえれば無理して)いる。
そして、その場でも世話をやく女の子、やかれる男の子の図ができている。

それを見るにつけ、少し重くなる。
無理をしない男の子は それはそれで正直だ。

自分の価値を 相手に必要とされることだけに見出そうとせねば
そんな女の子は正直な男の子にも、正直にいられるのでないだろうか。


この話しは、息子を持つ母親が云々とか、子を育ててる親云々の話しでなく
もっともっと元を辿れば自分自身がどのように育ったか育てられたか
その中に、見えない呪縛があって、今でもそれに足首掴まれていたら
それをほどけるのは 自分しかないということ。

そして知らずに相手を値引きしている自分への戒めを感じた日の話しでもある。






2002年08月05日(月) 究極のダイエット

有名なんだろうか。
やってる人はいるんだろうか。

そーいや何年か前に、高額納税者でランクアップしていた人が
社長やってるタイムボカンみないな名前のダイエット食品。
スリムドカンでしたっけ?
これも 売れてるというわりには飲んでるという人知りませんしね。

そもそも 自分がダイエットしているなんて 成功せぬうちから
あれこれ喋る人は少ないのでしょうかね。

そこで、このダイエット。
『コーヒー浣腸ダイエット』

どうですか。これ。
専用のコーヒーが、リポDみたいな小瓶に入ってて、
添付のビニール管を通して 腸を下から洗っちゃう〜♪
というものです。

ダイアナ妃も愛用って 本当かよ。死人にくちなしだなったくよ。
宿便がずるっと出て 数ヶ月でごっそり痩せるというのは
もう聞き飽きた台詞なんだが、蛇の抜け殻みたいなのが
ごぼっと出るらしい。

そんなもの 出すだけでもいいからやりたい。
でも、浣腸。されど、浣腸。
こんなの。



2002年08月04日(日) おまつり

最近、買い出しについて行ってないダンナさんは
恐らくそれに対して後ろめたさがあったのだろう、
午前10時に寝て、その4時間後には目覚め
「さぁ!はにー。これからお買い物にいこーねっ!」
と、気合入れていた。

あぁ 哀れな我夫よ。
2人の間の時が、滞らぬよう精一杯気を使っている君よ。
ふたりでサミットに出かけ、途中で隅田川で跳ねる鮒に驚嘆し
ひとりぼっちで泳ぐ鴨に同情し、買い物をした。

「ねー、ねー、ひとつだけデザートゼリー買っていい?」と
私の顔色を伺ったくせに、こっそり2個もカゴに入れたのを
ちゃんと知っているぞ。

ここぞとばかりに、みりん、米、と液体系の重量過多なものを
カゴに放りこむ。荷物持ちにはそれなりの義務を課せるものなり。

さて、帰り際、祭り音を聞く。
汗だくで買い物品を冷蔵後に仕舞った後は、その音を便りに出かける。
自宅から5分も離れていない場所に 櫓が建ち浴衣おばんが群れをなす。

しかし、近所にこんなにいっぱいがきんちょがいたのか。
その数量に唖然。
で、あたしとダンナさん、生ビール、お好み焼き、イカ焼き、
焼き鳥、じゃがバター、諸々にノックアウトされ
しっかり祭りの人となりて。

途中大雨で逃げ惑うも、どうしても櫓の外円で踊りたくて
ダンナさんを誘うも、激しい拒否に会う。
あぁ なんて彼は冒険心の薄い方だろうか。
踊るアホウに見るアホウ
どうせアホなら 踊らにゃそんそん。



2002年08月01日(木) 我人生に悔いはなし

脇腹痛。

原因は、タンバリンではなかった。























マラカス振りすぎ。




或いは




グラインドしすぎ。



ま、そーいうことで。





ご心配頂き すみませんでした。元気です。
48時間 酒絶ちした自分に祝杯をあげてます。(ダメ?)

生理きちゃいましてねー。
もう こうなったら薬のみまくりですよ。
BOWSですら 飲むの控えてたのに ちくそー。
だから、あの痛み、生理痛だという説も大有りなのですが
今だかつてないものだったのと、やはりまだ右側痛いので
ひどいようなら 医者行きますって。はい。

それより生理きたことに凹み中。


 <あとっぽ  目次  さきっぽ >



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