福山雅治さんです。
これは行かなくっちゃ！！
やっぱりね、龍馬もいいけど、アーティスト・福山雅治が好きぜよ。
子供を預けて来ていたママたちが、
「現実に戻りたくない・・・」と帰り、ずっと言ってた（笑）
かっこよかったもんなー。
復帰後、初のライブが10-FEETとTHEイナズマ戦隊って、
爆音やん！！あかんやん！！
そう、ライブハウスでの爆音は、なるべく控えるように・・・状態なので、
耳栓して臨む！
体調も考慮し、途中で帰ってしまったけど。
ライブは、よかった！おもしろかった！
TAKUMAくん。やっぱり、いちいちいいこと言う。
「ライブハウスで奇跡を起こすのに、何曲もいらん。
1曲で十分奇跡は起こる！」
もう、マジ、1曲1曲が奇跡やったよ。
この私が、さすがに病院にいる間は、洋服が欲しいなどと
全く思わなかったのだけど。
今日は、お買い物。
名目は、衣装探し。
やっぱり、洋服を選ぶのは楽しいな〜。
春らしいワンピースを着たら、テンションあがる！！
なんだか緊張するようで。
緊張するヒマもないぐらいの忙しさ（笑）
RADWIMPSの野田くんがゲスト。
初めてだったけど、そんな感じがしないナイスガイでした。
いろんな話が聞きたかったけど、時間があまりなく残念。
でも、いい話できたかな。
そして、Joshin電機の課長も登場。
入院前、入院中、本当に励ましの温かいメールを送ってくれた課長。
マジでジェントルマンやでー。
有難い。感謝です。
課長と話してるうちに、声の出し方が変わってきた。
感覚が戻ってきた感じー。
それから、たくさんのメッセージをいただきました！！
皆さん、本当にありがとう！！！！！！
| 2011年02月22日(火) |
退院してまだ5日なのに |
病院へ。お見舞いに（笑）
ルームメイトの人が間もなく退院なので。
まだ病院の方がしっくりくる（笑）
看護師さんとも盛り上がっていたら、知らない先生が、
何事！？って顔で見てはったー。
手術した女子大生の女の子にも会えた。
将来の夢を語ってくれた彼女は、いい笑顔でした。
これが最後のチャンスと思って受けた手術がうまくいって
本当によかった！
まだ聴こえてるのかどうか、タンポンが入ってるからわからないって
ことだったけど、
きっと大丈夫だね。
かなり調子がよくなった。気がする（笑）
と言うか、聴力が全然違う。
テレビのヴォリュームが、今まで18,19レベルだったのが、
12,13で普通に聴こえてる。
聴力の安定まで半年ぐらいはかかるらしいけど、
これをキープできたらいいなぁ。
あまりに気分が落ち込むので、気分転換＆お出かけリハビリを兼ねて
ヘアサロンに行きました。
カットとトリートメントをしてもらい、さっぱり。
昨日今日は、つらかった。
病院の静かな環境の中で音を聞くのと、日常生活で聞く音は
全く違うので、気分悪くなってしまった。
違和感も強調される気がして、涙が出てくる。
来週から仕事いけるのかな・・・。
| 2011年02月17日(木) |
入院16日目〜涙の退院劇〜 |
昨日の夜は、看護師さんもたくさんお別れに来てくれた。
皆、看護師さんは、本当にいい人だった。
看護もだけど、他愛ない話もいっぱい付き合ってもらい、
楽しかったよ。
担当の看護師さんは、夜勤だったので、
「最後の血圧測るのも私やわ〜。」って。
この看護師さんには、本当にお世話になりました。
うー、淋しい。
朝ごはんを食べたら、もうすぐお別れ。
向かいのベッドのおばさんとは、16日間毎日一緒だった。
この間は、お互い家族よりも誰よりも一緒の時間が長く、
まさに生活を共にしていたから、別れがつらいよ。
ペットボトルのふた、看護師さんに開けてもらってね。
大河ドラマや水戸黄門、渡鬼、本読んでて見忘れないでね。
でも、私がしてあげられたことより、してもらったことの方が多い。
本当にありがとう。
隣のベッドの人とも、一緒に先生からかったり（笑）盛り上がった。
お母さんにもよくしてもらった。
2度の大病にも笑顔で。本当に強いなぁって。励まされた。
ありがとう。
入院する前には思いもしなかった、涙の退院劇（苦笑）
退院したくてウズウズすると思ってたのに。
ここで過ごした16日間。ここで出逢った皆さんのことを。
私は一生忘れないと思う。
昨日の絶好調はなんだったのか！？
明け方から、耳がしびれるって言うか、なんていうか、
違和感がバリバリある！！
手術した耳を下にして寝てたからかな？
先週退院した同じ病室の人が、退院2日前から胃の調子が悪くなり、
「退院イヤイヤ病！？」なんて言い合ってたから、
私も退院イヤイヤ病や〜なんて言いつつも、大騒ぎ！！
待ってる時に限って、担当医（♂28）が来ない！！
出勤してきたらすぐに来てもらって！！！と看護師さんに頼み、
待ってたら来てくれた。
診てもらうと耳の中は大丈夫とのこと。
耳の感覚神経は切れてるから違和感は仕方ないって。
それはわかってるけど〜〜〜〜。
看護師さんに「もう、○○先生（担当医）に大丈夫って言われると
余計に心配になるわ〜。」って言ったら、
「それ、わかる！あの笑顔なぁ〜」って（笑）
完全にイジられキャラ（笑）
しかし。昨日、調子がよかっただけに、違和感がこたえる。
午前中は、ベッドで寝てる・・・。
今日は、病院中を探検するつもりやったのに。
午後からは、向かいのベッドの家族が来られたから、
一緒におしゃべりをして、気が紛れる。
職場の仲間も「aikoのCD持ってきたでー。」って来てくれた。
隣のベッドの人も、元気になってきた。
鼻の管がつらそう。絶食もだけど、やっぱり絶飲がつらそう。
わかるけど、飲んじゃえ！とはもちろん言えないから、
頑張って耐えて！としか言えないよ・・・。
でも、3人で夕焼けを見ました。
病室からの夕焼けは、本当にキレイで。
毎日、違う空だった。
今日は、私が明るくする！と決意した先生も一緒に。
わざわざ呼びに行ったから、何事かと思ったみたいやけど。
働く女子の先輩として、「たまにはゆっくり夕焼けを見る余裕も
必要やで！」
もうこうやって、この病室から夕焼けを見ることないのか・・・
同じ部屋の人ともお別れか・・・
そう思うと、淋しくなった。
消灯前に、大学生の女の子が病室に来た。
明日の手術の説明が終わり、髪の毛を剃らずにすることになったとか、
報告に来てくれた。
彼女は、今回手術ができなかったら、もうあきらめるらしい。
無事に手術ができますように。
聞こえるようになりますように。
調子はかなりいい。違和感はあるものの、思ってたほどじゃなく、
これぐらいなら全然平気！
今日は教授回診。看護師さんに「トップバッターやから、よろしくね！」
と言われたので、張り切って行く（笑）
前回は、タンポンが入っていたため、傷しか診てもらえなかったけど、
今回は、しっかり診察してもらえました。
耳小骨の形成を軟骨でしたこととか、主治医の先生の説明もあり。
教授が「厳重にフォローしてください。」と主治医に。
うーん、やっぱり手術って大変なことなんやなぁ。
あと、今回は手術していない右の耳も診て、
「子供の頃から耳が悪いんですね。」って。
そーなんです！私は子供の頃から悪いの〜。
さっすが〜！（ま、そんなに大したことじゃないと思うけど・苦笑）
そんな教授回診の時に、今日入院してきたと言う大学4回生の女の子に
話しかけられる。
寝巻きって言うか、部屋着でいる私を最初はお見舞いの人かと思ったらしい（笑）
彼女は、子供の頃から手術を繰り返し、今回は難聴を治すための手術。
4月から社会人と言うことで、何とかそれまでに・・・と。
髪の毛を剃ることに抵抗はなかったみたいだけど、
私が剃らないでしたことを話すと、卒業式も控えているから、
自分も先生に相談してみるって。
普通に話してると、難聴だと気がつかないけど、
本人は、右だと聞こえにくいから、左隣でしゃべってもらう方が
ラクらしい。
ただ。彼女の場合、開けてみないと手術ができるかわからないんだって。
神経の上？なんか詳しいことはわからないけど、神経に近すぎて、
骨の形成ができるか、わからないんだって。
右隣でも会話が楽しくできるようになりますように。
部屋の番号を言い合って、別れました。
私はと言うと、もう退院が決まったので、お見舞いは丁重にお断り。
同じ病室の人の家族と楽しくしゃべってたら、
ゆいちゃん（U35）が来てくれた。2回目。ありがとう。
あと絶食明けから、お菓子はほとんど食べてなかったけど、
今日は、昨日、ADすぎちゃんが買って来てくれた、
大好きなおにせんクラッシュを食べる（笑）
そんなせんべいをバリバリ食べてる時に限って、先生が来はるねん（苦笑）
今後のこととか、雑談とか。
先生は、本当にいい先生だ。手術もうまくやってくれたんやなーと
えらそうですが、思います。
それぐらい違和感がなくって。
今までの治療の後の方が、よっぽどつらかった。
手術してよかったなぁと思う。
だから、大学生の彼女もうまくいくといいのにって、ほんまに思う。
隣のベッドの人は、まだ闘い中。
今日は、番組チームとももさんが来てくれた。
面会室にいたら、先生や看護師さんが次々通っていかはるから、
手を振ったり、話しかけたりしていたら、
青ぶーに「どんなけ、馴染んでるんですか！？」って、
なんやったら、ちょっとあきれてた（苦笑）
そして今日は、耳の中のタンポンを抜く日！
昼間は、お見舞いに来てくれてはったから、夕方に抜いてもうことに。
ドキドキ。
そしたら、もう耳の奥も乾いてると言う事で、
詰め物、完全になくなりました！
と言うわけで、退院が見えてきた。
「私生活に自信が持てたら帰ってもいいよ。」と言うことで、
髪の毛も家で洗うように洗ったりすることに。
木曜日の朝に退院です。
そう、それで、主治医の先生にバレンタインのチョコレートあげたの。
そしたら、意外とあっさり「ありがと〜。」って。
担当医（♂28）には、バイキンマンのチョコ（笑）
「差つけとくわ〜。」って言ったら、主治医の先生も笑って、
冗談言ったりして。
どうやら、先生は人見知り？慣れたら、冗談も言ったりする、
マジメだけど、楽しい先生でした。
今日から点耳薬を入れることになったけど、それ以外は特にないので、
退院までの間、入院ライフをエンジョイします！！
そうだ。今日は、隣のベッドの人は手術。
内視鏡での手術なので、2時間ぐらいで終わるとのこと。
娘さんも来はって、一緒にお茶を飲んでおしゃべり。
お母さんが手術。心配やろなぁ。
無事に終わって帰ってきはって、皆、一安心だけど、
今日は、一日つらそう。
術後は、本当に闘い。がんばれ！！
昨日までは、整理券配布・満員御礼状態だったのに、
今日は、だーれも来ない。
そうだ！昨日は、KJファミリーが来てくれた。
KJのJr.は、幼い頃同じ病気で手術をしていることもあり、
気にしてくれたみたい。かわいいやっちゃなー。
でも、今日は誰も来ない（笑）お母さんも来ない（笑）
今日は静かだね〜なんて向かいのベッドのおばさんと話してたら、
夕方、長女さんの一家（旦那さん、長男・長女・次女）が来られた。
向かいのベッドの方のご家族とは、すっかり仲良くしてもらっているので、
今日は誰も来てくれなかったから、私も嬉しい〜☆
長女ちゃんは高1。私のベッドの横に座ってくれ、いろいろおしゃべり。
皆で大盛り上がりしてたら、看護師さんが、
「誰の家族かわからんかった〜。」って（笑）
まさか、入院して、家族ぐるみのお付き合いができるとは思わなかった。
昼間は、担当医がお休みなので、
そんな時代わりに来てくれる女医さん（28）とおしゃべり。
私の主治医の先生は、マジメな先生で、
初対面の時はギャグが通じなかった（苦笑）
明日、診察あるし。バレンタインやし。手術、成功させてくれたし。
友達に買ってきてもらったチョコレートをあげようと思うんやけど、
どう思う？
先生、マジメやし「患者さんからこういうのは受け取れないので」とか
真顔で言われそうじゃない？？
と、女医さんに話したら、
「あり得る〜〜！でも、マジメやから断れないってのもあるかも！？」
などなど、女子トークで盛り上がった！
もう一人、女医さん（27）がいてね。
彼女は、向かいのベッドのおばさんのメインの担当医で、
毎日やってくるんだけど。
べっぴんさんやのに、若干暗い（苦笑）
そんなわけで、私は金曜日ぐらいから、この先生を退院までに
明るくする！と、わけのわからぬ決意をしました（笑）
無言で立ち去ろうとしたら、呼び止める。
何気ない話題をふってみる。
おばさんがベッドを離れてる時は、「今、○○行ってはるよ！」と
聞かれてもいないのに教える。
自分の担当医じゃないのに、病気のことを聞く。
などなど、とにかくしゃべりかけると言う、相手にとったら、
はなはだ迷惑な行為を続けてました（苦笑）
だってさ、お医者さんは患者さんとのコミュニケーションも大事やと
思うねん。
そしたら、ちょっと変わってきた。
おばさんがいなかったら、私の顔を見るようになった。
効果出てきたでー。
この連休は、たくさんお見舞いに来てくれてます。
今日も、ユミちゃん、U35の仲間、そしてマミコとツザが夜に来てくれた。
まだ耳の中にタンポンが入ってると言えども、
その状態にも慣れつつあるので（笑）気分もよく、
皆とも楽しく話せる。
電話も手術した方の耳でも、問題なく聞こえてるし、
タンポン外れたら、劇的にスッキリするかも！？と言う希望もわく。
ただ、絶食明けから、食欲は戻らず。
動かないからお腹減らないと言うこともあり、
お菓子はほとんど食べない日々。
病院の食事も6割から7割ぐらいしか食べてないかも。
けっこうお魚が多い晩ご飯だったのに、今日はミンチカツ。
いきなりのフライもんは、さすがに食べれなかった。
外泊していた隣のベッドの人が帰ってきた。
3人で病室にいると、夜になって担当医（♂28）がやってきた。
なぜか、ベッカムのユニTシャツの上に白衣（苦笑）
彼は、私たち3人とも担当してくれてるんやけど、
今日休みで、明日も休みを代わってあげて連休になるからとか何とか
理由つけてたけど。
本当の理由は「悩み相談」（笑）
人のことなら客観的に見て、120点をたたき出す意見を言える私は、
先生にもビシバシ！
話してる間に消灯時間になり、看護師さんに怒られた！
「先生、大事な話だったら、面会室でお願いします！」
もう私たち寝ますから〜、先生、電気消してってや〜。
まさか、病人が先生に頼られるなんて（苦笑）
3連休の初日。今日は、ずーーーーっとお見舞いに来てくれてた。
キヨピーが山ちゃんと来てくれて、
「入院のお見舞いはメロンって決まってんねん！」って
大きなマスクメロンを持ってきてくれた！
何を隠そう、私はメロンが大好き☆
昨日、うさぎちゃんのような包帯が外れたので、
外見はフツーの人。
今週から、いろんな人がお見舞いに来てくれて、しゃべってたけど、
久しぶりに爆笑トーク。キヨピーとの勢いありトークで、
入院して初めて、里心ついたと言うか（笑）
なんか懐かしくなりました。
その後、幼馴染が東京から、職場の人、高校の同級生・・・
皆さん、ありがとう！！
病室がお見舞いの品々でいっぱいになり、来る予定のなかったお母さんを
電話で呼び出す（笑）
荷物持って帰って〜〜って。
昨日、斜め前のおばさんが退院し、今日は隣の人も外泊で。
病室は、向かいのおばさんと二人でまったり。
おばさん達は、とってもいいコンビだったので、寂しいなぁ。
話好きのおばさんと聞き上手のおばさん。
ツッコミの間も完璧！！
だから、今日から急に静かになった気が・・・
術後入れてあった、耳の奥のタンポンが抜かれた！！
耳にぎっしり入っていても、電話の声も聞こえたし、
日常会話も普通にできていたので、聴力に問題はなさそうだけど。
タンポンが入ってるからか？手術の時に出血したからか？
たぶん、どっちもだね。詰まった感じがずっとあって。
でも、それは中に詰め物してるからだと思うことで、
耐えられた部分もあって。
これを外しても、スッキリしなかったらイヤだなとか。
不安がいっぱいの診察。
緊張の一瞬がやってきた！！
・・・外してもよくわからない・・・
感覚の神経が切れてるからかなー。外した感覚もそんなになく。
聞こえる？って聞かれたから、はいって答えたけど。
感想はそれぐらい。
聞こえてるけど、別にスッキリもしてないし、うーん。
でも、結局、まだ乾いてなかったから、再びタンポンがつめられたので、
一瞬の出来事だったんだけどね。
耳の奥は、脳の底だから、感染症に気をつけないといけないのね。
だから、完全に乾くまで要注意！
最初はね、頭を動かすと、グラスに水を注ぐみたいに、
チャポンチャポンいってたんやでー。
それが、チャポンぐらいになって、ちょいチャポになり、
何にも言わなくなった。でも、完全に乾くには1週間じゃ無理みたい。
ただ。髪の毛が自分でも洗えるようになりましたー！
今日、もう一度看護師さんに洗ってもらって、傷口のところとか、
これぐらいの力なら大丈夫よ〜とか教えてもらい、
明日からは、自分で洗います！
少しずつ、日常生活に近づいてきました。
そして、隣のベッドに新しい人がやってきました。
喉のガンを内視鏡で手術するとのこと。
大腸ガンに続き、2度目のガンなのに、悲壮感ゼロ。
40代前半。２児の母。
本当にいろんな人が病院にはいます。
でも、落ち込んでいる人は、本当に少ない。
今日は、突然、マクドナルドさんがお見舞いに来てくださり、
ビックリ。でも、本当に有難い。
ドナルドは、京大病院の院内学級や子供たちと触れ合いに来たことも
あるんだって。
だけど、最近はインフルエンザやノロウイルスが流行してるから
無理らしく。
子供たちにとっても残念・・・。
マクドナルドさんがハッピーセットのおもちゃを持ってきてくれたから、
同じ病気の2歳の男の子に持って行きました。
バスが大好きで、いつもバス持ってるんやけど、
おもちゃ喜んでくれたー。マクドナルドしゅき（好き）って（笑）
この子、本当にかわいくて。
絶対に気持ち悪くて、つらいはずなのに。いっつも笑顔。
お母さんが「お姉ちゃんも同じ病気だって。」って言ったら、
「しんじゅちゅ（真珠腫）？耳にしんじゅちゅ、入ってたん？
ぼく、かんごふさんがとってくれたよ。」って（笑）
2歳なのに、すごいよね。
この子には、本当に励まされたよ。
| 2011年02月08日(火) |
入院7日目〜初の教授回診〜 |
すっかり入院生活に慣れてきました。
不思議だねー。
1日のスケジュールは、だいたいこんな感じ↓
6:30頃、看護師さんが電気を点けて、そろそろ起きなきゃなぁ。
7:15頃、歯磨きして
8:00、朝食。
8:30頃から、診察や検査の時もある。
9:00からお風呂に入れるので、一番風呂へ！
9:30頃に看護師さんが来て、血圧や検温。
その後は、本を読んだり、ゆっくり。
12:00、昼食。
病院の昼ごはんは、意外と濃いものが出る。
八宝菜とかチンジャオロースとか中華や、うなぎとか。
あとお子様ランチみたいなんとか（笑）
14:00からは、面会時間。
同じ病室の家族の人たちとも仲良くさせてもらい、
夕方までは、お部屋がにぎやか。皆でワイワイ。
18:00夕食。
夕食後は、ちょっとテレビ見る。でも1時間ぐらいかな。
20:30には、洗顔。
22:00消灯。
昼からは、教授回診がない日は、診察や検査はあまりなく。
逆に、夜遅めに検査があったりする。
外来とか終わって、先生の手が空いた時なのかな。
で、今日は教授回診。
京大の教授回診だなんて、まさに白い巨塔じゃーん！！とコーフン！
でも、意外とあっさり（苦笑）
ってか、術後間もない私は、耳の奥にタンポンが入っているので、
耳の中は診れない。傷口しか診てもらえないので・・・
「手術は成功したと聞いています。傷口の回復にも問題は見られないので
大丈夫ですよ。」
30秒ぐらいで終わってしまった。
教授のまわりを、研修医・主治医がぐるりと取り囲んでたけど、
教授は優しい雰囲気の人だったから、緊迫感もなく。
もっとピリピリしてるのかと思ってたんだけどさ。
って、別にピリピリしてなくていいんだけど（笑）
お見舞い解禁！
午後から、U35事務局の人たちとU35の仲間が、まず来てくれた。
その後、しもぐち☆雅充一家が！
初めての心右衛門との対面が病院なのは残念だけど、
会えて嬉しかったなー。
毎日、お部屋の人たちとしゃべってるとは言え、
いつもの1/30ぐらいしかしゃべってないので（苦笑）、
ちょっと疲れる。この私がしゃべって疲れるなんて（苦笑）
隣のベッドの女の子。甲状腺の手術をしたんだけど、
手術から6日目で退院。
傷口に貼るテープの色が濃いから、目立つことを気にしてた。
10代の女の子やもんねぇ。
でも、嬉しそうに、朝の7時から退院準備OK!で帰っていきました。
そうそう。マミコ＆ツザも来てくれた。
二人は、一番気にかけてくれてる。ありがとよ。
食事は、全粥。おかずは普通だけど、お粥は美味しくないなぁ。
私の担当医（♂28）がお休みで、かわりに女医さん（28）が来て、
傷口をチェック。問題ないということで、
今日から首から下はお風呂に入っても大丈夫に。
でも、髪の毛は洗えない。
と言うわけで、看護師さんが血で髪の毛が固まってたのだけでもって
キレイにくれた。ドライシャンプーなるものがあるらしい。
ヘアバンドみたいになってる包帯も、髪の毛がひっかかってくちゃくちゃ
やったのを、キレイにしてくれた。
これだけでも、気分が全然違う。ありがとう。
昨日までは、お部屋の人と話したりしてる時は平気だけど、
ふとベッドで一人になると、涙が出たりして。
痛いとかそういうのは、全然ないんだけどね。
でも、お風呂に入ったら、気分転換でき、お見舞いに来てもらいたいな〜と
言う気分になれたので、皆にメール。
早速、明日しもぐっちゃんやU35の仲間が来てくれるとのこと。
楽しみ☆
ちなみに、今日来てくれた女医さんは、活発な雰囲気。
後に仲良くなった先生の一人です。
術後つらかったことは、2つ。
・寝返りが打てない
・絶飲
3つ連なってる耳の骨の真ん中に、軟骨をはめてるので、
念のため、朝まで頭を動かしちゃいけなくて。
寝返りが打てない。
尿道管を入れられてるので、トイレに行きたくなることはないんだけど、
寝たきりは、本当につらかった。
14時半に病室に帰ってきて、19時ぐらいまでは大丈夫だったんだけど、
だんだんつらくなってきました。
夜中2時からは、4分ごとに時計を見てた・・・
もう朝かな？2:04
今、何時かな？2:08
これを繰り返しました。背中にタオル入れても全然ダメ。
腰を浮かして、ひねったりしても、肩が動かせないし・・・。
そして、絶飲。
人間、飢えより渇きに弱いことを実感。
前の日から絶食絶飲のうえ、手術中喉に挿管され、術後は酸素吸入で、
渇いた空気をひたすら送り込まれてたので、喉がカラカラで。
看護師さんが、太い綿棒みたいなもので、歯茎とか潤してくれても
追いつかない。すぐにカラカラ。
もう無理ーーーー！！！ってなってたら、腸がグルグルって動き出して。
全身麻酔で弱まってた腸の動きが戻らないと、
たとえ半口でも受けつけないらしい。
でも、逆に言えば、腸が動き出せば、水は飲んでも大丈夫とのことで、
看護師さんが先生に言ってくれ、水が飲めることに。
話がちょっと戻るけど。手術の直前に
「頑張るのは先生やから、先生を信じて生まれ変わってください。」って
メールをもらってね。
あぁ、そうやなぁって。だから、手術室で先生に「頑張って！（笑）」って
言って和んでたんだけど。
そう、患者はむしろ術後が闘いなわけで。
寝たきりで動けない中、救われたのは大部屋だったこと。
4人部屋だったんだけど、手術室から帰ってきた時、
同じ部屋の人たちの「あぁ、無事に帰ってきはったよー。」
「よかったねー。」って声が聞こえてきた時に、本当にホッとしたの。
話し声、笑い声が聞こえるだけで、安心できるなぁって思いながら、
術後を乗り切りました。
朝の診察で、先生と歩いてみて、OKなら尿道管も取れるってことで、
取ってもらえたんやけど、
いきなり歩いたから！？貧血に。
担当医（♂28）は、オロオロしてたけど、看護師さんがテキパキ対応。
さっすが、看護師さん！！
尿道管を抜くのは、相当気持ち悪いと聞いてたんだけど、
看護師さんが、「川原さーん、歯を食いしばらないないで、
口開けて〜。あぁ〜」って言うから、
あぁ〜ってマネしてみたら、その間に抜いてくれてた。
一瞬で痛さも気持ち悪さもなし！
ありがとう、看護師さん！
だけど、耳には、大きなガーゼをあてられて、ヘアバンドみたいに頭の上で
包帯がくくられてる。
耳も自分の耳じゃないみたいな感覚（感覚の神経が切れてるので感覚が
まったくない）で、気持ち悪い。
気分も冴えない。うー。
でも、「そりゃ、昨日手術したばっかりなんやから、当たり前！」って
明るく病室のおばさんに言われて納得。そりゃそうだ。
廊下で2歳の男の子に出会う。同じ病気とのこと。
でも、笑顔。
私も頑張ろう。
そうそう、私の病気は「真珠腫性中耳炎」で、
今回の手術は、真珠腫を取り除くことと、真珠腫でやられた骨を
自分の軟骨で形成しなおすこと。
「3つ連なってる骨の真ん中が、ほとんど残ってないので完全除去し、
そこに軟骨をはめます。」
聞けば、簡単そうな、こわいような・・・
先生からは4時間ほどの手術だと聞いてました。
朝の9時前に、病室でまず、ソックスを履きます。
手術中、長時間同じ体勢でいるので、エコノミー症候群のような症状に
なることがあるらしく、それを予防するためのソックス。
逆に血が止まってよくないんちゃうか！？ってぐらい、ピッチピチの
ソックス。
そして、担当医（♂28）と病棟の看護師さんと歩いて、手術室へ。
手術部の前で「ご家族の方はここまでです。」ってテレビでもよく聞く
セリフがあり、看護師さんも手術部の看護師さんにバトンタッチ。
名前と手術する耳を確認されました。
手術室に入ると、ベッドに横になり、雑談（笑）
手術着に着替えた担当医が入ってきたら、なんと！！花柄！！
いわゆるインナーで、その上からまだ羽織るらしいけど、花柄ってぇ〜。
ちょっと遅れて入ってきた執刀医（主治医）の先生も花柄！
そんなん、江口洋介も坂口憲二も財前教授も着てへんかったでー。
そんな話しや、看護師さんが「ラジオ聞いてますよ〜。」とか言いながら、
両足にマッサージ器具をつけてくれた。
うー、これ意識なくなるのもったいないなぁとか言ってると、
麻酔科の先生到着。早速、点滴されました。
「そろそろ咳が出るかなー。」
出た！
「じゃあ、頭がボーっとしてくるかも。」
あ！してきた、してきました！
・・・これが最後の記憶。
次に気がついたのは、「川原さーん。」ってペンペンされた時。
「あ。麻酔効いてるか聞かれてたから、確認されてるんや。」って
思ったら、「終わりましたよ、わかりますかー？」って。
9時に手術室入って、出てきたのは14時半。5時間半かかりました。
CTで確認してたより、真珠腫が拡がってたということで、
先生が、合併症など起こらぬよう、慎重にしてくれました。
今回、私は先生にひとつお願いしたのが、剃髪したくない！ってこと。
従来、この手術の場合、耳の周りを指3本分剃らないといけないのですが、
それがイヤだ！！とわがままを言いました。
そしたら、欧米では精神的ストレスも考慮して、最近は剃らないで手術するのが、主流になってきているそうです。
それを受けて、希望がある場合は
京大病院でも剃らない方向でいくことになったらしく、
５�个阿蕕い論擇襪�も知れないけど、基本的には剃らないでやりましょうって言ってくださり、実際、５�伉�度で済みました。
（毛は雑菌がつきやすいから、全く切らないのはよくないみたい）
顔面神経麻痺や、味覚障害と言ったこともなく、一部人口鼓膜を再生
したのもうまくいったと言うことで、手術は無事に終わったのですが、
本来真珠腫は、２回手術すると再発の可能性が減ると言われてるので、
再発の可能性がないとは言えないとのこと。
そんな説明を受けてる時は、元気だったのですが・・・
そこからが辛かった！！
明日の日記に続く。
お部屋の人たちと仲良くなりました。
おばさんたちに「あなた、高校生？学校休んでるんか？」と
聞かれてしまった（苦笑）
隠しているのもややこしいので、さっさと実年齢を告白。
病人をひっくり返させてしまった（苦笑）
スッピンだし、より若く見られるのかも。
でも、ここだけの話。19歳の女の子のことは、
「付き添いのお母さんの方が若く見えるな。」
おばさん、辛口！！
実際、彼女は19歳のなのに、30代に間違えられるらしい（苦笑）
今日は、麻酔科の診察と、明日の手術の家族説明のみなので、
かなり暇。
麻酔科では、全身麻酔の際、声帯に傷がついて、一時的に声が枯れるかも
とのこと。
一時的って言うのは、2,3日かと思い、はーいって聞き流してたら、
主治医の先生によると、一時的と言っても半年ぐらいだよって。
えーーーーーっ！！それは困る！！！
私の職業を知ってる主治医の先生が、「慎重にやってもらうよう、
僕から念をおしとくね。」
(後に桑田さんのインタビュー読んでたら、麻酔科の先生に「声を守ろう」
と言われたみたいなことが書いてあって。
やっぱり、全身麻酔ってそういう危険があるんだーって改めて思った）
私の主治医の先生は、説明がとても上手なので、わかりやすい。
起こりうる可能性がある合併症などの話しを聞くと、
いやになったけど。
もう逃げられないから、先生を信じるしかないね。
そんな不安な気持ちを抱えていたら。
おばさん達が「夕焼けがきれいに見えるんよ。」って教えてくれた。
夕陽が沈むのをじっと見ることなんで、普段では考えられない。
でも。この日、お部屋の皆さんと一緒に眺めた夕陽は、
一生忘れないと思う。
それぐらいキレイで、それぐらい心が和む時間だった。
明日は手術。早く寝なくっちゃ。
今日から、入院。
スーツケースに荷物いっぱい。ヨーロッパに旅行行くみたい（笑）
お部屋は７階で、窓側のベッド。
南向きで陽が入って明るい。
同部屋の人は、70代の女性二人と、今日手術を受けた19歳の女の子。
夜ご飯が18時なのには、
「まだオンエア中やん！！」とつっこんでしまった。
22時の消灯も寝れるかい！！
さて。どうなる、入院生活。
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