潔 ノ 森

2003年12月31日(水)

物置の大掃除。
蔓薔薇の誘引。
枯れ枝の処理。
電柱に絡んだ蔓の除去。
玄関と庭の掃除。
シャワーを浴びた後、紅白を聞きながら型紙をおこす。


良い出会いに恵まれた年だった。



2003年12月30日(火)

庭仕事。隅々まで掃き清める。
剪定した藤の蔓の整理。

お墓参り。
満開の水仙が、良い香りを放っていた。

歳末特別警戒。
飲み過ぎる。吐く。



2003年12月29日(月)


庭の北側に、斑入り万年青の赤ちゃんを発見。
早速、鉢に移す。
斑入りを珍重する心理が、ちょっと分かった気がする。

一重のストック、なかなか素敵だ。

杉、薔薇、イヌツゲ、紫陽花、モチノキの剪定。

棕櫚の葉と石榴の枝で焚き木。
なるべく燃さない方向でいこうと思うが、
こいつらは、炭になってもらう。
炎が消えた後、紫芋で焼芋をつくる。
甘過ぎず、粘りのある豊かな味。

歳末特別警戒。



2003年12月28日(日)

「生け花」についての覚書

不要と感じた葉や枝を、切り落とす。
母体から分離させ、死を待つ枝端を
水の入った器に挿し、暫しの間生かす。
呪いを込めて引抜いた雑草を、生かす。
一度葬った草木を、生き長らえさせる事。
花器の内側で発根し、小さな母体となる。


「情」についての覚え書き

心が青い状態。青い心。



2003年12月27日(土)

雪のち晴れ。

自分は困った馬鹿者で、納得した上で行動したつもりでも、
知らずに溜めこんでしまった物の存在にある日気がつき、
突然、平常心を失ってしまう。

なんとかならんのか。



2003年12月26日(金)

ギボウシのように、春にしか葉を出さないタイプの宿根草は、
落葉後から芽出しまでのいわゆる「休眠期」の肥料分の吸収が、
翌シーズンに少なからず影響を与えるような気がする。
自然界でも秋に落ち葉が積もり、そこに日光があたれば温室効果(?)で
冬も醗酵、分解が進んでいるのではないだろうか。
実験してみる価値がありそうだ。
とりあえず、水遣りのたび【千倍液肥】と【水】で比較してみようと思う。
週に一回位の潅水になるかな。
「冬は無肥料」のマニュアルに、一石投じることができるかもしれない。

夜中、自転車に乗っているとアラレが降ってきた。
ぽんぽんと道路を跳ねる様は、心が踊る。



2003年12月25日(木)

アケビ、紅葉、藤、棕櫚、紫陽花、薔薇の剪定。
一重ストックの鉢替え。ラベンダー色のすっきりした花。

自動車の多さに今更ながら呆れる。
トラックやバスなどは、体を掠めるようにして通る。
自動車、自動車、自動車……   堪忍してくれ。



2003年12月24日(水)

紅葉、棕櫚、猫柳の剪定。

増えるものには手を加えず、勝手に増えてもらう。
美しい庭への近道。

HCで¥98の葉牡丹を衝動買い。かわいい。



2003年12月23日(火)

紅葉の剪定。
手折った枝を、えんどう豆の支柱兼柵にするため土に挿していく。

シコンノボタンの枝をポットに挿し木。
冬にダメもとで挿してみると、意外に根が出る。
4月頃には「植付けに最適」状態になっていたりする。

あーあ。5千円超えたよ…
ようやく来春の購入種苗決定。
1ヶ月間悩み続けた結果がこれ。

■サカタ
□ジニア・ソンブレロ
¥155(30粒)
□スプレケリア
¥1100(3球)
□ハブランサス・ロブスタス
¥800(20球)

■タキイ
□グンネラ
¥3000(5寸ポット)
□ゼフィランサス・カリナタ
¥450(10球)

最初は2万円超えてた(ありえない)から、まあ良しとしよう。


キダチアロエの開花。



2003年12月22日(月)

棕櫚3本と紅葉1本の剪定。
暗くなってからポキポキと折り取った枝の処理をする。

指の感覚を頼りに、折る枝と残す枝を判断する。
木にとっても重要な枝とそうでない枝があるようで、
その違いは実際に指で枝をしならせて「感じる」しかない。



2003年12月21日(日)

一日中、何をしていいのか判らなくなることがある。
大したコトできないくせに、考えているうちに日が暮れる。
大したコトできないから、考えるのか…。

寝ている時でさえ、脳(無意識)は、働いているらしい。



2003年12月20日(土)

メールも作動。
データの整理整頓はこれからじっくりやろう。
N氏に感謝。

明日からは、ガンガン庭木の剪定をしないと、
年内に終わらない。

真冬日。



2003年12月19日(金)

データをメールで逃がす。

PCのリカバリ。
4年の蓄積が、呆気なく吹っ飛ぶ。
喪失感と爽快感とが、奇妙に混ざり合う。

「はじめまして」と、パソコンに挨拶。
焦らずにいこう。
メールの接続不調。

木村弓さんのコンサートへ。
∞の方々との再会。




2003年12月18日(木)

PCの悪化。
データをメールで逃がす。



2003年12月17日(水)

モデリング。

PCの悪化。
使うほどに、崩壊していく。



2003年12月16日(火)

PCの不調。



2003年12月15日(月)

ヒメカンゾウ、サルビア・ヒアンズ、アガパンサス・イナペルタスの植替え。

「籾殻っ!!」

枕の蕎麦殻の微塵を、土に混ぜている時思った。
来年のテーマは、これに決まりだ。

【 黒土 + 籾殻 】

問題は、どこから入手するか。



2003年12月14日(日)

出初め式の予行練習のため、7時20分に家を出る。
こんな時間に起きた(寝てないとも言う)のは、久々だ。
と、思ったが1週間前に貫徹したのを思い出す。
記憶力、ヤバ過ぎ。
練習中、腿の付け根を傷める。
身体は、ヨワ過ぎ。

家に帰って、マランタの挿し木。

図書館でカードの更新。山野草と球根の本を借りる。
実生による山野草の繁殖法が載っている本を探したが、見つからず。
何年か前に「種で増やす山野草」みたいな名前の本が出版されたとき、
極貧だった(今もなー)のか、カネに御執心だったのか、結局買わなかった。
後悔先に立たず。

M氏お奨めの、M・デュシャンの画集を見る。
綿密に構築された意図が、結果として豊かなリアリティーを生む。
対象の中に潜むある要素をズルっと引出す緊張感を味わう。

新宿で生地選び。
途中、伊○丹デパートの中に入り、クリスマス直前の浮かれモードを満喫。
腿の付け根が傷いので喫茶店に入り、借りた本を読みながら2時間程休む。

…咽が痛い。ウィルス貰ったかな。



2003年12月13日(土)

昨日に引続き、製図とモデリング。
それと植物の画像撮り。

何かしていないと落ちつかない。
機が熟してきた、てことなのか?
そろそろ服を作るかな。(ていうか、オマエの仕事じゃ)



2003年12月12日(金)

現在進行形で、3日間ほどドップリ落ちているが、
ここまでの無気力感は、何年ぶりだろう。
妙に、懐かしい。
ちょっとした隙を見つけては、焦燥の種が心に滑り込み、
発芽、成長して呼吸を不安定にする。

 深呼吸

気持ちを立直す訓練にはもってこいなのだが、
ちょいと辛い。

2日前から、ツグミが来てピラカンサの実を啄んでいる。



2003年12月11日(木)

引続き、部屋に鉢を搬入。
床が葉っぱで埋まっていく。

寒くなると、何をするにも面倒臭くなってくる。
朝、目が覚めたらもう春だった…
そんなふうに、人も冬眠できたらいいのにな〜(一生寝てろ)

植物画像、更新しないと。



2003年12月10日(水)

マルチングの必要な鉢と、牡丹に堆肥をやる。

自転車のブレーキの修理。

スーパーで発泡スチロールの板(室内鉢物の受け皿用)
を6枚貰ってくる。生臭いので水洗いする。

SCで、紅茶と小鳥の餌を買ってくる。

M氏から頂いた、ヤマユリの種を蒔く。
図書館で調べて判ったこと。
_________________________

 ■ヤマユリの種子繁殖法

ヤマユリは地下発芽型(まず、地下に小球根を作った後、
地上に葉を出してくる)で、比較的発芽に長期間要する。

□地下発芽型ユリの一般的な発芽傾向
播種後、25〜30℃で7〜8週間を経過させる。
その後、20℃前後に温度を下げると10〜15日間で
地下発芽が始る。その後、5〜10℃の低温に6週間あて、
さらに20℃前後にすると地上発芽がはじまる。

ヤマユリのように地下発芽型で、長期間要する種は、
蒔き付け後、25〜30℃の環境に2ヶ月、その後
20℃前後に2週間、ここで地下発芽。
さらに5〜10℃に8週間おいて20℃にしてから
地上発芽。
________________________

自然環境で種子が落ちれば、春にちゃんと芽が出る
構造になっていることがわかる。

□予定表
○12月11日 〜 2月10日(25〜30℃)
 温室(無加温閉切り)の中で鉢にアクリル板を被せる。
○2月11日 〜 2月25日(±20℃)
 温室(無加温閉切り)の中。地下発芽予定。
○2月26日 〜 4月23日(5〜10℃)
 東向きの屋外で管理
○5月〜 地上発芽予定。

 …厳しい。



2003年12月09日(火)

庭を対角線上に横切る松がある。
今日、根元を切断した。
長年悩んだ末の結論。

庭仕事は、殺生の遊び。
増えれば殺し、死にかければ慌てて養生する。
業が深い。



2003年12月08日(月)

石榴(2本目)の剪定。 いてー いてー
木の上で携帯電話が鳴り、長話に。恥かしい。

熱帯、亜熱帯系の鉢物を部屋に取りこむ。
また、春まで部屋が狭くなるのか。



2003年12月07日(日)

PCがイカれる。
こんな時は、人に頼るしか術がない。パソコン使う資格無し。

N氏に連絡して治してもらう。そろそろ寿命らしい。
完全に、壊れたら、、、
その時は、引篭るかなぁ



2003年12月06日(土)

マツモ○キヨシで、ブドウ糖を買う。¥399



2003年12月05日(金)

図書館にて、調べ者三昧。
気になっていた雑草の名前が判る。
・ホソアオゲイトウ(ヒユ科)Amaranthus patulus 南アメリカ原産

以下調べたもの

・グンネラ
日当り、深い肥沃な土地を好む。
池や流れの縁など十分に水の供給できる場所が適地。
強風、熱風からの保護。冬期、根株の防寒(厚いマルチ)

・藍 
ほとんど雑草並みの生命力。

・ジニア‘ソンブレロ’
Z.haageana 原種。
花径2,5〜5,0cm 多花性

・ディエラマ プリケリマム
常緑 原産地は南アフリカの湿った草地。春〜夏にかけて水を好む。

・ハブランサス‘チェリーピンク’
日当り良く。密植栽培気味の方が良く咲く(例:5号に5球)。
ハブランサスの種子は採り蒔き。2〜3年で開花する。

・Crambe cordifolia クランべ コルディフォリア(ハマナ)
原生地はコーカサスの山地。

・Macleaya cordata マクレイア コルダタ(タケニグサ)
中国〜日本原産

・モレア ヴィロサ
温かく、日当りの良い屋外に。強風を嫌う。
重い土を好む。2〜3月に開花。
(用土の例 : 川砂 + ピートモス or 腐葉土)
実生は開花まで3年。播種は球根の植え付けと一緒に。

・レンゲショウマ
弱酸性〜酸性土を好む。

・オーニソガラム アラビカム
ポルトガル、ギリシア、アラビア半島原産
日当り良く、適度に肥沃で水はけの良い場所に植える。
壁などで、強風から保護された場所で育て、秋に掘り上げ植え直す(乾燥保存×。掘り上げたらすぐ植える意味だと思われる)

・シクラメン一般(へデリフォリウム、コウム…)
種子の完熟直後、水の中に入れて濯ぎ、暗所に播種。

2004年度「増殖予定」
・ツワブキ(実生)
・アジアンタム(胞子培養?)
・ヤブラン(株分け)
・ハラン(株分け)
・キク(切花からの挿し木)
・イカリソウ(花後の株分け、出来たら実生)
・ホタルブクロ(冬〜早春の株分け)
・シロバナマンジュシャゲ(葉が枯れた直後の分球)
・コルチカム(堀上)

2004年度「育ててみたーい」
・ユキモチソウ
・普通のヒガンバナ(リコリス ラディアタ)
・ツルボ
・シラー ペルビアナ 近くに自生地がある(うそ、川原に誰かが植えたのが増えまくってる)ので1株いただ(殴)
・アワ
・ヒエ
・キビ

肥料に関して
近年、意地になってほとんど肥料を使わなかった(無肥料&無農薬栽培)が、鉢植えの球根類のみ、来春から使用することに決める(球根の開花サイズ維持のため)
開花前後より、堆肥に草木灰と球根用化成肥料を混ぜたものを敷き、ブドウ糖1500〜2000倍液と、普通の液体肥料1000倍液を、5日毎に交互に撒布する予定。
ブドウ糖買わないと。



2003年12月04日(木)


植え替えた、コモチレンゲ。

空気中の湿度吸水から開始して、4日間でポンポンに膨れた
アネモネ・ブランダの球根。5球共に見た目は成功。
植えて腐ったらもうお手上げだ。セダムと一緒に植える。
カラテア・ゼブリナ、マランタ・レイコネウラの植替え。
子持ち蓮華の株分け、植替え。
セダムのクリスマス用(年越し用?)の挿し芽。
ギボウシ・フォーチュネイのスポーツ株、八重タマノカンザシ
‘アフロディテ’の植替え。
アネモネ・デカーン、モクビャッコウ、テイカズラの寄せ植え。

購入予定種苗覚書
□タキイ
・グンネラ 5寸ポット/3000
・藍 300粒/210
□サカタ
・ジニア‘ソンブレロ’ 30粒/155
・スプレケリア 3球/1100
・ディエラマ プリケリマム 3、5寸ポット×2/1200
・ハブランサス‘チェリーピンク’ 20球/800 


「新しい」とは、「古くならない」こと。
(小津安二郎の映画「宗方姉妹」より)

『モード』とは、逆説に満ちた言葉。
「次」を求めれば「新しい」モノにならない。
「線」ではなく、「点」にしかならない。
まして「面」や「空」になり得ない。



2003年12月03日(水)

土を買いにHCへ。
リサイクル堆肥、黒土、赤ダマ(小・中粒)

シュロに縛りつけていたデンドロビウム2種を外す。
かなり作落ちしている。
2株を、再利用しようと水に何ヶ月も浸けていた、いろんなゴロゴロした物
(軽石、鉢ガラ、普通の石、鹿沼土など。夏から秋にかけてそれらを入れた
水槽の中に、ボウフラ対策用ヒメダカを1匹入れ、ちょっとしたビオトープに)
と堆肥を混ぜ合わせた用土に植える。
株分けしたので7鉢に。
すまなかった。<デンドロ
日が落ちてから、地植えのユーリクレスを掘り上げて鉢植えに。
暗くてよく判らず、根っこをいっぱい切る。
すまなかった。<ユーリクレス
タキイのカタログが届く。

 グンネラ!!!   …5寸ポットで3千円。

高いんだろうか、安いんだろうか。
…結局、買うんだろうなぁ。



2003年12月02日(火)

ザクロの剪定。
毎度のことだが、痛過ぎ。



2003年12月01日(月)

K氏と霞ヶ関へ。
帰りに神保町のタキイに。
アネモネ・ブランダ、麦、イキシオリリオン、子持ちレンゲ購入。
全部で¥682。
普通にセールだったのだが、
普通に元値(¥1575)で請求された。
普通に「セール対象外?」と聞いたら
普通に動揺もせず「申し訳ありません、差額お返しします」という。
 マニュアル…?


知性の引寄せる恋愛についての覚書

愛は、恋の後に
愛に向って、恋は作動する 
恋は、愛の実現のための起動装置

愛の持つ「○○○」の獲得は、問題の先送りを許さない
辛酸や、憎悪を向けたくなる事象に向って
必死に目を見開いた結果である
が、獲得されたそれも
また、失われる
その繰返し

「愛してる」などと、どの口が言えようか。


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