兼松孝行の日々つれづれ

2005年10月31日(月) 映画「ミラクルバナナ」

職場の社会教育指導員の先生の知り合いにアドゴニーがいると言う単純な理由で見に行った。
この映画は愛知、岐阜での先行公開。
全国公開は2006年初旬なんだそうな。

まずは驚くことに、暗くなると同時に予告編がなく映画が始まった。
お客さんは7名くらい。
月曜の夕方だからこんなもんだろう。

始まりは角松敏生の軽快な音楽に乗せて、テンポよくお話が進んでいった。
ハイチと、タヒチを間違えて赴いた外交官の、生き生きとした姿を映し出していった。
どこかストーリーがありながらドキュメンタリータッチ。
ハイチの状況を映し出しながら、割と淡々と物語は進んでいった。
だけど、場面場面で小山田サユリの生き生きとした表情が印象的で、そしてハイチの子供たちの表情も生き生きとしていた。

面白いなと思うのは、例えば人を説得する場面や、交渉をする場面で、大事な言葉は何も語らず、次の場面に結果があるというつくりで、肝心なところはお客さんが想像するように作られていた。
これで映画に対する集中力は増すし、ますますのめり込みながらみることができる。
監督してやったりというところか。

そして、お涙ちょうだいの物語でもないのにいつしか涙腺が緩んでいた。
地味な内容ではあるが、すばらしい映画だった。
ぜひいろんな人に見てほしいと思う。

あ、そうそう、肝心なアドゴニーについては演技のうまい人だなと思った。



2005年10月30日(日) 稽古

久しぶりに稽古を見に行った。
本番まで後3週間。
通し稽古だった。
しかし、主役の一人がいない。
この1週間ほど稽古に出てこられない状況のようだ。
演出は嘆いていた。
この立場にオイラがいてもきっと同じ反応をしただろう。
それくらいこの時期役者がいない状況はつらいのだ。
はっきり言えば何も進まないに等しい。
せめて芝居が悪くならないようにやっていくしかないのだ。

稽古の後、演出から仕事の要請を受けた。
そんな訳で久しぶりに徹夜して、仕事を仕上げた。
はぁ〜疲れた。
でも人の仕事って気楽にできるんだな。
割とさくさく進んでいった。
反対にいつもみんなは何で進まないのか、不思議に思うのだった。



2005年10月29日(土) ジュニアスポーツ教室

久しぶりにジュニアスポーツ教室の先生役になった。
今回はグラウンドゴルフ教室が雨で体育館内になったので、ドッヂビーを子供たちとやることになった。
そこでオイラの出番。

ドッヂビーは子供たちはみんな知ってるけど、グラウンドゴルフの先生たちは当然高齢のため知らない。
なので、普段と役割を反対にして、子供たちが先生たちにドッヂビーの投げ方やルールを教える、という回にした。
もくろみはまんまと成功し、さらに異世代コミュニケーションが深まった(と思う)

そういえば教室の最中、初めてあうけど、妙になつっこい女の子がいて、その子に「お兄さん?おじさん?どっち?」と聞かれた。
「お父ちゃんの歳は?」
言葉を発しながら、まずいこの言葉を言ってはいけない、ともう一人の自分が何の確信もなく自制させようとした。
しかし、質問してしまった。
結果返ってきた答えは、「お母さん離婚したから、お父さんいない。」だった。
しまった、そのことみて予感めいたものがあった分、大いに反省したのだった。
でも、その後もその子ようすはこれと言って何がある訳でもなく、傷を作った訳ではなさそうだったので、ちょっと胸を撫で下ろしたのだった。



2005年10月28日(金) 休憩

ちょっと休憩



2005年10月27日(木) ホワイトソックス優勝

大リーグワールドシリーズも4連勝で井口のいるホワイトソックスが優勝!!
試合自体は投手戦で地味な試合だったけど、なかなか力の入る試合でもあった。
日米両方とも何となくにたユニフォームのチームが、同じ勝ち方をして、しかも両方とも長い歴史をへての優勝。
何か不思議な縁を感じるのだった。

優勝の瞬間をリアルタイムで見ることができてなかなか幸せな二日間だった。

これで今年のプロ野球はすべて終わり。
今度ナゴヤドームに茨城ゴールデンゴールズがやってくるが、それはよく見たら来年の話だった。
果たしていくべきか。
少し悩むのだった。



2005年10月26日(水) 千葉ロッテ優勝!!

破竹の4連勝!!
いやあ、強かった。
31年ぶりの日本一。
あんなに強かった阪神が、少し時期が開くだけでこんなにモロくなるもんなんだ。
ロッテがきたとき阪神はかなり苦戦するだろうなと思ってたけど、ここまでこてんぱんにやられるとは・・・
この日程でいく限り、セリーグのチームに日本一は高嶺の花なのかな・・・

明日(現地時間では今日)ホワイトソックスが同じく勝利するとワールドチャンピオンになる。
実は明日はそのために休みを取ったのだった。



2005年10月25日(火) 日本シリーズ第3戦

いやあ、ロッテが強い。
作戦を変えてきた阪神に「小手先の作戦では通用しない」と教えられているかのような感じだ。
そしてこの日も二桁得点。
明日で終わってしまうのかな・・・



2005年10月24日(月) 映画「NANA」「タッチ」

この年齢になって、男一人でこの手の映画を見に行くのは、なかなか勇気のいる作業だ。
映画館にいったら、韓国映画目当てのおばちゃんたちと、「この胸いっぱいの愛」を目当てのカップルで溢れかえっていた・・・月曜日の昼間なのに。
そんなわけで、チケットを買うときにさらに勇気が必要となった。

映画館のシートに座って周りを見渡すと・・・ん?
ほとんど人がいない。
「NANA」は「NANA」らしく7にん。
「タッチ」は0だった。

「NANA」も「タッチ」も漫画が原作の映画だ。
両方とも読んでいたが、映画にする段階でそれぞれの脚本さんや監督の狙いや悩みが見えてくる作品だった。

「NANA」は音楽とライブパフォーマンスがとにかくすばらしかった。
それが印象にのこっている。
現在連載中だから、全く違う結論をもってきてお話を終わらすのかと思ったら、お話の途中でぶったぎって、ものの見事に今後主人公には明るい未来が広がっていますよ、という感じで終わっていた。
この場合、漫画を知ってる人が見に来る場合がほとんどだから、監督の思うそれとお客さんが思うそれと大きくずれてしまったなと感じた。

「タッチ」は30巻を超える長い物語をものの見事にぶった切って作品いていた。
こちらはなんといっても長沢まさみがとてもよかった。
それはおじさんだからいうことではなく、スクリーンの中で輝いている。
なんだか、長沢まさみのプロモーション映画みたいな、そんなカンジダ。



2005年10月23日(日) 劇団の厄日なのか?

昼間、劇団の制作担当が仕事場にやってきた。
なにかと聞くと、協賛いただいているスポンサーさんを怒らせてしまったとか。
早速スポンサーさんに電話を入れ、行き違いをお詫びした。
その後、劇団の会計担当の車が車上狙いに遭い、劇団の財産がほとんどなくなってしまった。
今現場で頑張ってる劇団員はつらい思いをしているかも知れないけれど、落ちるところまで落ちた訳だから後は上がってくだけだ。
これで今回の公演の厄払いが終わったと思って、頑張ってほしい。

そういえば阪神は今日も大敗。
うーん、ロッテは強いねぇ。
それに、このプレッシャーのかかる試合を楽しみながら試合をしてる。
この精神状態はすばらしい。
選手起用云々以前に試合に入るまでの選手の気持ちのコントロールの仕方がバレンタイン監督の「マジック」だと思う。
甲子園に戻って、阪神は息を吹き返すことができるんだろうか?
かなり怪しくなってきた。



2005年10月22日(土) 霧の中!?

またも野球の一番暑い時期がやってきた。
日本では日本シリーズ。
そして大リーグワールドシリーズ。
そろって今日開幕だ。
そういえば去年の今頃はナゴヤドームに通ってたなぁ。

今年こそセリーグチャンピオンが日本一になってほしいと願いながら第1戦のテレビ観戦だが、ロッテは強い・・・というより、しばらく試合から遠ざかっていた阪神が試合になれてない。
そんな感じの試合だった。
点差ほどの力の差は感じなかったから、あそこで霧がかかってしまったのは試合慣れしていない阪神にとっては非常にまずい展開になってしまったと思う。
明日から気を取り直してほしいな。



2005年10月21日(金) 職員組合団体交渉

組合の執行委員ということもあり、生まれて初めて労使交渉というものに望んだ。
そして、どうも組合初の町長出席の元での労使交渉。
交渉時間2時間を超えた。
はっきり言ってものすごく緊張したけど、何とか乗り切れた(・・・と思う)

でも、元々ご用組合なので交渉の場でけんかする必要もなく、お互いの主張を冷静に語り合って、その後は意見交換という感じになった。
それでも我々職員組合執行部は30代中心。
そして、町長は倍以上の年齢なので、ある意味異世代での交流みたいな話になっていった。

組合としての結果は門前払いに近い形ではあったけど、そこに参加した執行部のメンバーにとっては、いろいろと話ができてよかったんじゃないのかな?(と、希望的観測・・・)



2005年10月20日(木) 六本木ヒルズ軍団

ここんところ六本木ヒルズ軍団が株式の関係で世間をにぎわしている。
いろいろな見方があるとは思うけど、オイラには同世代の反抗に見えるような気がする。
かつて、今のお偉い方がいろんな式典で「21世紀は君たちの時代だ」と口をそろえて話していたような気がする。
ちょっと前までは、そういっておきながらも昔の偉いさんが幅をきかせていた。
やっぱり大人は嘘つきだと思った。
でもここにきて、オイラと同世代の人たちが昔の偉いさんの権利を脅かすところまできている。
やっと世代交代の時代に突入したんだなということが実感できるようになってきた。
オイラ自身の周りを見渡してみると、小さなところでもそういう出来事は起こりつつある。
六本木ヒルズ軍団をみていると、一つの勇気になる。
オイラももっとがんばらないとなと思う。



2005年10月19日(水) 撃沈

というわけで、休日出勤やら何やらで結構しんどかったようだ。
体がいうことをきかないので、代休とって一日撃沈。



2005年10月18日(火) セコム工事

昨日から総合体育館はセコムの工事にはいっている。
そんなわけで月曜火曜と二日続けて休日出勤。
今時の立ち会いの仕事自体はそんなにたくさん打ち合わせ事項がある訳じゃないけど、工事が終わるのをただ待ってるだけってのもなかなかしんどいものがある。



2005年10月17日(月) パリーグプレーオフ第2ステージ終了!!

ついに2勝2敗までもつれ込んだプレーオフ。
ここまできたらソフトバンク絶対有利。
実際、試合もソフトバンクが有利に進めていた。
ところが、今季引退を決めている初芝の打席の時に、目を疑うようなプレーがおこった。
ぼてぼてのサードゴロを、焦ったショートとサードが激突!
結果内野安打になった。
誰もがこの打席を初芝の最後の打席だと思ってみていたに違いない。
口にはしないがロッテナインの一部もそう思ったに違いない。
ところが、だ。
結果このプレーから動揺した馬原を攻めて逆転に成功してしまった。
そして、ロッテ31年ぶりの胴上げ。

今回のプレーオフもほんとおもしろかった。
リアルタイムでみたのは第3戦からだったけど、そこからの3試合は、これだから野球はおもしろいっていう試合を見せてもらった。
テレビで放送してくれてありがとうっていう感じだ。
昭和天皇が崩御した時もバラエティーを流し続けたテレビ東京はさすがだ。



2005年10月16日(日) パリーグプレーオフ第2ステージ2

ついに地上波で放送だ。
機能がアナログで4:3画面の放送だったけど、今回は16:9地上波デジタルのハイビジョン放送。
放送もグレードアップ!
やっと注目されるようになったのかな。
本当は第1ステージから見たかったのに・・・
こういう試合をみんなが見ることができるようにしていかないと野球人気がほんとに下火になっていってしまうような気がする。

試合は予想通りソフトバンクの勝利。
試合終了直後ベンチで「ヨッシャー!!」と大声で雄叫びをあげる王監督の姿が映っていた。
すてきな監督だなと思った。
どうじに千葉ロッテのバレンタイン監督もベンチ前で選手にゲキを飛ばしていた。
うなだれていた選手の顔がだんだん上を向いてきた。
やはりすてきな監督だなと思った。

明日の決勝戦はどんな大差になっても、一瞬も気の抜けない試合になりそうだ。
ドラゴンズファンのオイラはわくわくするだけだけど、ソフトバンクとロッテのファンは明日は大変な一日を過ごすんだろうな。
それを考えただけでもワクワクしてきたぜ!



2005年10月15日(土) パリーグプレーオフ第2ステージ

ロッテ対ソフトバンク。
ついにBSAsahiでやっているのを見つけてリアルタイム観戦。

いやあ、すごい試合だった。
王監督までもが9回99.99%負けたと思った試合をひっくり返した。
みてるこっちもほんとビックリするような逆転劇だった。

これで何となくソフトバンクが最後まで行きそうな感じになったな。
月曜日にいい試合が見られそうだ。



2005年10月14日(金) 行き7時間帰り2時間

体育祭も終わり溜まりに溜まった代休をやっと消化できるようになった。
そんな訳で、今日は嫁さんに無理いってドライブに行かさせてもらった。
あてどもなく21号線を西へ向った。
途中関ヶ原のすすきをみながら「あ〜秋なんだな」とじみじみ感じた。
そういえば、最近忙しくて秋を感じる暇さえなかったな。
同時に、ここで400年前人が殺し合ってた場所なんだな、昔の人は野蛮だったよな、ん?今もある意味かわらないじゃないか、なんとことを思いながらさらに車を西へ走らせた。
今度は8号線に入って、天下一品が目につくようになった。
ちょうどおなかが減り始めた頃だ。
天下一品は不思議なことに、京都に向かうにつれ、最初はただの箱だった店舗が、屋根がつき、提灯がつき、木造風になり、だんだん派手な店舗になっていった。
本拠地に近いところはほかのラーメン屋もたくさんあって、多分競争が激しいから店舗も派手にしていくんだろうな、反対のところは殿様商売でいけるから店舗は手を抜いてるんだろうな、なんて思ったり。
しかしさらに不思議なことに、あれだけ有名なお店なのに召し時にお客さんの姿はほとんどない。
なぜだ?
みんな飲んだあとにいく店なのか?
とかやっぱりいろんなことを考えながら走っていった。

そして気がついたら六甲山で神戸の夜景を見ていた。

ついたときに大阪芸術大学のバスが止まっていて、大学生の団体さんがかえるところだった。
大学生が、見慣れないナンバーの車で、しかも男一人降りてきたもんだから興味深げにこちらを見ている。
なんだか切ない。
そして、このバスがかえったあと、1台、また1台と車がやってきては男女のカップルが降りてくる。
気がついたら周りはカップルだらけだ。
やはり切ない。
カップルたちは、男一人この場所にいるのが珍しいのだろうか、やはりこちらを見てひそひそ話。
悔しいので、一本煙草を吸った。
でも、どうにも切ない。
だけど、ほぼ10年前この場所には嫁さんときて以来。
そのときは雪が降ってたよなあ、なんてことを思い出しながら夜景を堪能した。

ちなみに、行きはここまで下道で7時間。

さて帰ろかなと思い、今度は高速で帰った。
帰り道は2時間だった。
恐るべし高速道路。
もっと安くなればいいのにと思いながら、ついに民営化になった元道路公団に期待するのだった。



2005年10月13日(木) パリーグプレーオフ

みたい!
ものすごくみたい!

なんでテレビでやっくれないんだよ!!



2005年10月12日(水) だらだら・・・

まだ体育祭の疲れを引きずっている。
だいぶ仕事のペースを取り戻したけど、どこか気合いが入らない。
年なのかな・・・
普段のペースになるにはもうちょっと時間が必要だ。

そういえば最近新たな冒険を始めた。
とはいっても、古いゲームで「クロノトリガー」。
これがなかなかおもしろい。
またも眠れない夜を過ごすことになるのか!?



2005年10月11日(火) 扶桑町まちづくりクラブ

この日がまちづくりクラブ2回目の会合。
実はオイラは初参加。
前回は個人的な都合が合わなかったためだ。

このクラブは住民との共同を旗印に、最終的には住民参加条例の素案を作り上げていく会議だ。
会議はワークショップの手法を使って和やかに進められていく。

講師は、岐阜県森林センターにおつとめの、元大阪府某市の職員さん。
さすが関西の方は弁が立つ。
でも不思議と関西弁じゃない。
なぜだろう・・・

それはさておき、オイラは体育祭翌日ということもあり、体中から緊張感が抜けきった状態での参加となった。
おかげで、(汚い話だけども)何度もお手洗いに通いながらの参加となってしまった。

今後、だんだんと会議のテンションもあがっていく。
参加しているメンバーはいろんな自主的な団体で活躍している猛者たちだ。
町長選挙に立候補した人までいる。

負けないようにがんばっていこうと思う。



2005年10月10日(月) 第56回扶桑町民体育祭

体育祭当日を迎えた。

とにかくすべてがうまくいった。
今にも泣きそうな空も味方してくれた。
そういえば、山羊座はこの日早めの決断が有利に働くと星座占いにあったな。
まさにそんなかんじだ。

でも、なんだかいつもの体育祭の倍ぐらい疲れたな。
なんでだろ。

そんなわけで、打ち上げでうち上がったのだった。



2005年10月09日(日) 体育祭前日

今日の夕焼けはきれいだった。
明日は何とかなるかな・・・



2005年10月08日(土) fool's garden/START

うちの劇団員が客演するので、久々に名古屋市生涯学習センター(女性会館)にいった。
定員350名と書いてある入り口を入るとそこは・・・・

間違いなく演出の住谷君がこのページを見ると思われるので、今回は特別に個人宛に書いてしまおうと思う。

アンケートにはぼちぼちと思ったことを書いておいた。
でも、それが一番大事なことではない。
大事なことはあの空間に90分ほど滞在して、意味があったかなかったかということだけど、予想していたよりよかったのでほっとした。
そういう意味では、あの空間にいた意味はあったじゃないかと思う。

さて、

まず、おいらの個人的な感想だが、今回の台本はよくできている台本だと思った。
間違いなくお手本のある台本だと思うんだけど、一人一人の気もちの描き方はうまいなと思った。
登場人物のちゃんと一つの線で結ばれていた。
主人公のエピソードで陸上競技と競馬と2本あった訳だけど、競馬のエピソードは競馬を知らないオイラにも映像が想像できるくらいの書き込み具合だった。
しかし、陸上競技を10年続けてきたオイラが陸上競技のエピソードは全くといっていいくらい映像が想像できなかった。
想像の世界でだけ書いてしまったからだろうか?
そこが残念だった。
あと、この手の芝居だと、どうしてお父さんは離婚のときお母さんから責められるのが定番なんだろう。
ほかのパターンがみてみたいと素直に思う。
思い当たる節がある訳ではないが、みていてただただチクチク痛い(笑)

役者は演出が気にしていることはきっちりやってたと思う。
でも、役者の表層(目に見える部分)だけ手をかけてしまっていないだろうか?
役者には目に見えない部分にアプローチすることで、目に見える部分がよくなることが、経験上ほとんどだった。
芝居心のある役者たちが多いなと思ったみていたので、今の演出のアプローチでない方法を試してみたらどうだろうと思う。

音響や照明については、ここに手をかけると何がいいかというと、役者は野球でいう打線と一緒で水物であり、その日の調子によってできが大きく左右される。
でも、音や照明はよほどのことがない限り出来が悪くなることはない。
言い方を変えれば、手をかければかけるほど芝居にとってプラス要因が増えていくということだ。
稽古は役者中心かもしれないが、お客さんがみる舞台は役者を含めた空間を5感で感じる。
だからこそ、役者以外の部分に手をかけていくことでよりいっそう芝居がよくなっていく。
今回は残念だけど、裏方が芝居を壊していくシーンが何度もあった。
劇団によっていろんな事情はあるかもしれないけど、裏方については、お金をかけるか人を鍛えるか、どちらかをしていかなければならないと思う。

いろいろ書いたけれども、きっとこういう話を期待してるんだろうなと思って書いているので、もしずれてたらごめんなさい。

最後にお客さんとしての感想を書くと、本当は元陸上部二人のお話のはずが、全部親子に持っていかれたのかなって思う芝居だった。
自分自身が親なので、特にお母さんの台詞に上滑った感があって、なかなか感情移入できなかったけど、お父さんの描かれ方はすてきだった。
お父さんの役者の芝居もよかった。
ちゃんと男の切なさが出ていた。
馬役の人がおどおどしか感じで、場面の肝にしか気合いが入ってなくて、ほかは抜けているように感じたせいかもしれないけど、役として出てくる必要はなかったと思う。
走ってるシーンはかっこ良かった。
全体的には、持っているテーマ自体がクサいので、そのクサさを力でねじ伏せるともっといい芝居になったんじゃないのかなって思った。
ある程度面白かったので、ちょっと残念だった。

こんな感じです。
またお芝居やることがあったら誘ってください。

完璧に私信となってしまった日記でした。



2005年10月07日(金) ナゴヤドーム今季最終戦

今年最後になってしまったナゴヤドーム。
相手は3位と5割も目指して血眼で戦い続けている横浜。

先月横浜戦の時に横浜ファンの一人に「5割台丈夫じゃない?」といったのが運の尽き。
何をどう間違ってしまったのか、我がドラゴンズが好アシスト!
ついでに盛り上げるためにヤクルトにも4連敗してしまい、いまAクラス争いは表におもしろい形になった。

この日の先発は中里。
コントロールはいまいちだったけど、これが素人目にみてもいい球を投げる。
ストレートが打者の手前で浮き上がってくるような、そんな球を掘っているように見えた。
球にかける回転がいいんだろうな。

しかしこの日は打つ方がさっぱり。
ウッズの最終戦ご挨拶弾のみで、終わってみたら大差で負け。

ドームの運営も今一でどうも後半戦に緊張感がない。
横浜の代打内川の時にスコアボードには「波留」の文字。
ついでに2ストライクで三振「K」のコール。
閉まらない試合になっちゃったなあ。
なんだか寂しい最終戦となった。

最後の挨拶では、落合監督が深々と頭を下げるシーンばかり。
来年のこの日は落合監督が「日本一を目指して戦ってきます」という力強い挨拶が聞けるといいな。

何はともあれ、1年間お疲れ様でした。

そんなわけでオレ流今期成績7勝8敗(内ウエスタン1勝1敗)。
今年も負け越し(泣)



2005年10月06日(木) CD「キラーストリート/サザンオールスターズ」

7年ぶりのオリジナルアルバム。
2枚組30曲の超大作。
いい曲ばかりでなかなか楽しめたけど、けど、ギタリストが抜けるってこういうことなんだなってことを実感したアルバムだった。
南下曲にもう一つ切れっていうか、派手さっていうか、パンチっていうか、足りないんだなぁ。
サウンドがあまりにも上品すぎる。
いい曲ばかりだから、そこんとこが惜しいなあと思うのだった。



2005年10月05日(水) DVD「ドラゴンヘッド」

こうして感想を書くのもなんだけど、話題作のはずだったんだけど、何が話題作かって、キャストだけだったのか?
最初から最後まで山も谷もなくのんべんだらりと状況説明が続いて、最後まで救いがなくておしまい。
この結末で最後「絶望か希望か?」って問われてもなあ〜。
映像的にがんばった割には俺にとっては駄作だった・・・



2005年10月04日(火) ハードディスククラッシュ!!

昨夜、iBookを使っていたら何やら異音が・・・ん?
と、止まった・・・・

その後何度も立ち上げてみても、ガラガラガラという異音がするのみ。
嫁さんのパソコンで徹夜でいろんな情報を集めると、どうもハードディスクがクラッシュしたらしい。

そして、今朝専門店に電話して問い合わせてみると、
「あ〜、だめですね。」
の一言。
泣く泣くハードディスクの交換となった。

すなわち、今こうして書いているiBookは今までのアドレスやらメールやら書類やらはパー(泣)

旧ハードディスクのデータを復活させるためには、それ相当の金額を支払わなければならない。
いつかは必要になるんだけど、それまでこつこつと貯金するしかなさそうだ。



2005年10月03日(月) 休日出勤

そんな訳で、今日も出勤。
体育祭の看板をグラウンドに設置すべくその指示その他。
一日仕事となり、やれやれと思い家に帰ったら、大事件が待ち受けているとは・・・・



2005年10月02日(日) 中日×広島

今年は広島はナゴヤドームでは未だかつて勝ち星なし。
そんなわけで、だいぶ高をくくって家族4人で観に行った。
弥生も秀次も9回までなんだかんだ言って現場を楽しみながら観てたな。

先発の川井はなかなか調子よく投げていた。
しかし4回に捕まってしまい、前田のホームランを含む3失点。
1点差だから何とかなるだろうと思ってみていたら、あれ?
あれれれれ?
クリーンアップは大型扇風機になってなかなかヒットが打てない。
あれよあれよという間に気がついたら9回の裏。
この回もまともに勝負が出来ずお陀仏・・・・
うーむ。
そんなわけでオレ流勝敗7勝7敗(内ウエスタン1勝1敗)。
次回最終戦に今年の勝ち越しを託すのだった。

野球を観に行ったあと劇団Beansの道具作りに手伝いにいこうと思って稽古場に行った。
そしたら、道具作りは終わっていて、稽古になっていた。
代役をやらせてもらったけど、なかなか楽しかったな。
代役のくせに台詞食ったりして迷惑かけたけど、この芝居のいいテンポを役者が感じてくれたかなと思ったりもした。

あ〜、明日も体育祭の仕事で出勤。
がんばんべぇ〜!



2005年10月01日(土) 体育祭運営委員会

遂にこの季節がやって来た。
今年は今の部署で関わるのがひょっとしたら最後になるかもしれない体育祭だ。
なんとか雨が降りませんようにと願いながら、仕事を粛々と進めていくのだった。


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