Have been recalled.
koara



 染まらない・・・

髪染め始めて3日。
うっすら。
そんだけしか染まらない。
なんでだろ?
箱に書いてるのを見た限りでは
3日やればもう普通に茶色になってるのに
俺はまだ、1日目分ぐらいしか染まらない。
今回もだめだったかな?


ふと思い出すのは悲しい目で。
涙がにじんだ瞳だった。
いつもの、何かを見据えたような目じゃない。
ひどく怯え、他人など信じる事など
できるわけもないような目。
普段見ることのできないような目。
・・・いけない物を見たような気分だった。
助けてほしかったのだろうか。
それとも
ただ、そばにいてあげればよかったのだろうか。
なにか
言葉をかければよかったのだろうか。
何をしていいのかわからなかった僕を許して。
いや。
何もできなかったという方が正しいのかもしれない。
だって。
言葉をかけたら君が壊れそうだったんだ。

ギュッと抱きしめればよかったのかな。
「何も怖がらなくていいよ」って。
小さな声でささやいて。
僕が君の濡れた瞳を閉じて。
君が壊れてしまわないように優しく。
君が安心できるまで。
そばにいてあげられれば。
よかったのかな。

心を表現できるものがあれば
君の心もわかったのにね。
僕の心も届いたかもね。

もう、見たくないかな。
でも、見せてもいいよ。
悲しがる君の瞳・・・


2002年04月28日(日)



 散髪 そして 毛染め

前行ったのいつだったっけな?
もう、覚えてないや。
とりあえず、久しぶりに髪を切りに行ってきた。
すごいうれしかった。
今まで行ってた店に行ったのだけど
「お、久しぶり」って声かけられて。
「仕事どう?」とか聞かれて
「遠いところわざわざ来てくれてどうもね」って。
ほかの人にしてみたら、何でもないことなのかも知れない。
でも、俺にしたら・・・
・・・。
また。
行こうと思う。
「今度きたら、髪染めてやるか?」とか言ってくれたし。



「指」

ふと思い出す
君の細い指
僕の半分くらいの指

とても器用な指
色んな物を生み出す
その指を
僕は尊敬する

時々
気持ちの悪い動きをする
その指を
僕は恐怖する
それを見た君は
面白がって
また
動かしだす
気持ちの乗った
その指は
さらに気持ちの悪さが増す
僕は恐怖せざるを得ない
君はまた・・・

それでも

君の指が僕に触れたとき
僕の血は
勢い良く流れ出す
血の流れを体で感じられるほどに
何がおきたのかわからないほどに
僕の体は熱を帯びる

不思議だね
あんな細い指が
こんな大きな僕を
止める事ができるなんて。

僕は好きだ
あこがれる
そんな指だ


「・・・」

わかろうとしなかった
聞こえないようにしていた
言わないようにしていた
見えないようにしていた

君が言う言葉を
僕を呼ぶ声すらも
僕がここにいることを
僕を呼ぶ君の事でさえも

何もかもが怖かった
何もかもが嫌だった

仕事をする事
会社に行く事
人と話をする事
人に会い関係を持つ事
そして
生きていく事
これらの事で他人に
そして、親に
色々と言われる事

皆が言う。
お前が間違ってる
お前は甘い
何を考えてる、と

何も聞きたくなかった

そんな中
かすかに聞こえた声があった
だんだん大きくなるのがわかった
ひとつの声が響く
今まで呼んでいてくれた声
僕は後悔した
呼んでいてくれたんだね
それすらも聞こえていなかったんだ

Noise混じりの声は
近くても遠く
鮮明でも不鮮明に
それを吐く僕は
いつもNoise交じりの声が聞こえてた
だから

いつでも
僕を一人にしなかった
呼ぶ声はいつでも
僕を勇気付けた
君には他の何者にも変えられない
かけがえのないものを
たくさん
たくさん
もらった
嬉しかった
独りを感じた時
そこに君はいた

何もしゃべらない僕のNoise交じりの声を
君はどうして聞き分けられたのだろうな
そして
どうして、呼んでくれてたんだろうな

            From  Silent_Noize





2002年04月27日(土)



 会社にて

まだ、体は7割程度。
いつ熱でるかわかんね。
いつ体だるくなるかわかんね。
心臓、たまに痛くなる。

これ(↑)を言ったら心配してくれた。
「心配なんかしてない」って言ってたけど
普通、そういう事を”心配する”って言うんだよ。
ありがとな。

一度、君が別人に思えた。
いや、大人っぽく思えたってところだろうか。
何か、たった一言だった。
でも、その一言だけ。
君は、大人な雰囲気を出していた。


現在、会社のPCで書いてる。
「いいのかな?」とか、ちょっとビビリながら。

なんか頭がうまく働いてない気がする。
眠いね。
昨日の長電話が効いたかな?
さすがに2日続けて2時寝、6時起きはつらいかも。


何かあったら、連絡して。
何もなくても、
気が向いたら、連絡して。
俺は、すぐに出るだろう。
いつでも、まってるさ。

それじゃ、また、電話する。

2002年04月26日(金)



 死出の旅 その2

朝、起きてみても。
やはり、体は重いまま。
熱は出たまま。
頭は痛いまま。
要するに、改善の方向には向いていない。

家で、くたばる・・・
「あ〜、もうだめだ」
何度、こう思ったことか。
すいません。
弱音をはかせてもらいます。

そんな何もかもわけもわからず
死に損なってる俺に、嬉しい一報が。
アイツからのメール。
どうやら心配してくれてるようだ。
・・・嬉しい。
そのメールが着たとき。
確実に、痛みを忘れられてる自分がいた。
ありがとう。
君の言葉は僕を勇気づける。
君の言葉は僕を独りにしない。

そんなこんなで、薬を買いに良く。
今思うと、自分でもよく買いに行けたと思う。
あの体で、車運転して、買い物。
今思うと恐ろしい・・・
しかし。
買ってきた薬も効かず。
飯も食う元気もなく。
だいぶやばかった。
そんな時、親戚が迎えに来ると電話がくる。
どうやら、実家に帰ることになりそうだ。

結局。
実家の近くの病院にいって点滴打って。
数日点滴打って。火曜日、それなりに治った。
今は・・・どうだろう?
治ったかな?




メール、サンキュ。

2002年04月14日(日)



 死出の旅

久方ぶりの復活。

しかし
病気というのは、突然襲いかかってくるもので
土曜日の午後。
少し、具合悪いかな?とか思い。
熱めの風呂に入り、即効で寝る。(pm9:30)

・・
・・・
ガバッ!
次に気がついたとき、それは、布団をのける所。
熱い・・・もとい、暑い。
血が沸くという表現をすればいいのだろうか。
今にも、燃えださんばかりに暑い。
少し、理解ができなかった。
気がついたら汗だくだったから。
そう。
たぶん、風邪だ。
しかも飛びっきりの。
ココまで、起きてから2分弱。
次に気がついたのは、頭を砕かれたかのような頭痛。
そして、体が自分のものじゃ無いかのような重さ。
トイレに行くのも一苦労。
久しぶりに、風邪を引いた。
しかも今までの分だと言わんばかりのとびっきりのやつ。
まず、どうしようかと考えた。
薬。
探した・・・
無かった。
時計。
・・・?
まだ、12時? 3時間しか寝てない。
まだ、朝まで時間がある。
・・・寝よう。
何とか寝ることができた。
しかし、それも少しの間。
目をあけて時計を見たら、12:10・・・
そんな短い間だが夢を見た気がした。
起きる瞬間に見たであろう夢。
わけのわからん数式を何千門もやってる夢。
頭の中がぐちゃぐちゃだった。
頭が暑いと思い右手を乗せた。
・・・?
あれ?
俺の腕ってこんなに重かっただろうか?
少し疑問を抱きながら、再び眠りにつこうとする。
今度は体中が錘につぶされてる感覚があった。
慌てて目をあけると、そこには何も無く。
再び、目をつぶると、また、錘が。
これを少しの間、繰り返し、ねた。
また、起きた。
こんどは12:30・・・
かわらん。
時間が変わらん。
これが朝の5時まで、10〜20分置きにずっと続いた。
普通に。
ああ、死ぬなって。
何かを悟った気がした。



なんか書いてて滅入って来たから、続きはまた明日。

2002年04月10日(水)
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