潔くない いつもいつもみんなが強くいられるはずもない 人は弱いものだ そのことを身をもって知っておく必要がきっと今なのだ だから潔くしなくていい かっこよくなくていい もがいてあがいてそういう弱い自分自身を受け入れる 寂しくて人恋しくて泣き出しそうなくせに誰にもそれを表出できずにいる自分を認める 自分という人間は小さいのだ
納得できれば引き際 ひきぎわは潔く 時にはもちろん逃げてもいい それが又何かを生む日もきっと来るけれど今は逃げるが勝ちのときではない
「たとえずるでもいいと思う」 ずるいことをしているようで後ろめたい思いをぬぐえない私に友人はそう言った
彼にはなれない 彼の臨む姿も彼の居ない今はなれない 2人はひとつだったからそれぞれの姿を持ち続けられた 片翼をもがれた今鳥は思うようには飛べなくなった
しあわせという言葉をひとつひとつ形にしていったならそこにはあなたとの日々ができあがる 誰かに必要とされても求愛されてもその人の中にあなたがどれほどの割合で存在しているのかを見てしまうのです
生活が当たり前の顔をして腕組してくる今となっては
診断書を提出し地元に帰って友人宅に身を寄せること10日 職場関係とは連絡を絶ち、居候の身分としては家事一切を行う日々 夕方にやっと身体が動くようになり、げっそりいった体重も上向き始めた 「うちにおいでよ」 自宅療養の診断書があっても行く先なく途方にくれた時救いの手を差し伸べてくれた友人は3人もいた 慣れ親しんだ土地にいる間何かと留守を守ってくれる友人、居場所を提供してくれる友人、時間を縫って会いにきてくれる友人 感謝は回復しかない
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