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メロディの無い詩集        by  MeLONSWiNG


メロディの無い詩集        by  MeLONSWiNG
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世界で2番目に 2016年03月26日(土)


世界で1番ではなく
世界で2番目に喜んでくれた人でいいのかな
2番目だったと思っていいのかな

1番目の僕と
2番目の君と
触れ合わない手を繋いで帰る
こころだけ抱きしめて帰る

あからさまなヒミツと
無防備な純潔を
ふしだらな冗談にからめて
夜の喉元に流し込もう

世界で2番目でいいのかな
喜んでもらえたのかな
そう、内緒でつたえた
絶望的な涙の歌を
そう、大声で叫んだ
あの絶望の日々のことを


あの素晴らしい愛をもう二度と 2016年03月22日(火)


傷つけない
汚さない


ゴミ箱の中の大人 2016年03月17日(木)


横顔の危うさに気付かない
もういい年齢の大人が
崖っぷちのロマンス
両刃の妄想で抱き合う

汚れた部屋から窓を開け
明日の雨を引き寄せる

近すぎる距離
不自然な甘え
きっと誰かが隠れて見てる
誰かが嘲笑うように
ほらゴミ箱の部屋から
なかなか抜け出せない


どりこの坂 2016年03月03日(木)


遠回りして帰ろう


いとしき日々 2016年03月02日(水)


さようなら さよなら
いとしき日々よ さよなら
さようなら さよなら
いとしき人よ さよなら

あたりまえのように
抱き合って
温もり与え合う
日々だった

よろこびも笑顔も
せつなくて
明日が来ることに
おびえてた

どうして
このままじゃいけないんだろう
君はいつも正しくて
僕はいつも間違いだらけ

今ならわかる君の想いも
愛の深さも ひたむきさも

さようなら さよなら
これほど泣いたことなどないよ


いつものように過ごす
最後の日
夜を迎えそして朝が来た

何かを変える力もなくて
弱い僕のことを笑ってゆるした

今ならわかるきみのすべては
僕を照らすために扉を開けた

さようなら さよなら
いとしき日々よ さよなら

さようなら さよなら
いとしきひとよ さよなら

さようなら さよなら
もう一度言わせて これほどに

愛した人は いないから

さようなら さよなら
いとしき日々よ さよなら

さようなら さよなら
いとしき人よ さよなら


あの狂おしき蜂蜜のような恋 2016年03月01日(火)


キッチンの窓を開けると
小さな子供たちの燥ぐ声
教育上よろしくないシーンを隠すため
カーテンを閉めてから抱きしめた

コーヒーメーカーが仕事を終えるまで
滴(したた)るしずくを計る危うげな指先
後ろから君に触れるたび
敏感な身体は時の隙間から落ちそうになった

君は何度も何度も何度も何度も
顔を離して見つめ返した
僕は何度も何度も何度も何度も
君の髪に指を絡めて抱き寄せた
あの狂おしき蜂蜜のような恋

バスタブの中ではパズルのように
温もりと冷えた身体が優しく交差した
君の掌から注がれた心の欠片が肩の上濡らして
僕の痛みをかき消した

カンバセーション夜の闇に星の空に
届ける宛もなく自由に開放してあげた
約束と嘘と誓いと現実とジェラシー
束の間の今この時に全てを燃やし尽くした

君は何度も何度も何度も何度も
僕の名前だけを呼んだ
僕は何度も何度も何度も何度も
君の頬を僕の涙で濡らした
あの狂おしき蜂蜜のような恋

君は何度も何度も何度も何度も
僕の名前だけを呼び 何度も口づけた
僕は何度も何度も何度も何度も
君の頬を僕の涙で濡らし 君に溺れた
あの狂おしき蜂蜜のような恋

今はもう戻れない
あの蜂蜜のような恋

遠く離れて消えた
あの蜂蜜のような恋


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