平凡な日々
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2017年03月22日(水) 相棒15最終回

社女史の家の子、誰の子?にはじまった相棒15。
最終回は写真誌にその写真が持ち込まれて、
この子誰の子?の謎に踏み込むお話。
結局、亡命したロシアのエージェントと社さんのお子さん
なのだけれど、その生まれたいきさつは社さんから
語られたのみで、
「私は国を裏切ってはいない」と強く主張(これは本当だと思うな)。
真実はいつもどおりに闇の中、という形で終わりました。

この最終回、
まあぶっちゃけ
カイトくんが回想映像で声もながれた!
クレジットにも名前が出た!!!!

というだけでもう涙ものだったのですが、
・たった1枚の写真だけで「妄想」「想像」が広がり大騒ぎになる組織
・刑事罰が問題であろうのに、無駄に暴かれていくプライバシー
・片方は逃亡状態で何もいえず、片方のみの主張が真実として残る

という、なんだかどこかで体験したような
嵐のような出来事を思い出しました。
もう、ばかばかしくて、タブロイド紙の見出しをみるのも嫌でしたけどね。

そう、カイトくんこと、彼の身に起こったことです。
結局、真実は闇の中。
彼は「(性癖は別として)薬はやってない」と主張して、
引退という形で姿を消しました。

最終回の構図もそうですが、
右京さんの珍しく敬語ぬきの「予測も想像もできないのなら黙ってろ」
というマジギレのセリフ。
なんとなく、相棒スタッフの心の声なのかもな、と思いました。

そしてこれは、本当に「想像」「希望」だから
右京さんに怒られてしまうと思うけれど、
最後の甲斐パパのセリフ。
「私はこのままで終わる気はないよ」

これは、成宮くんから、彼の復帰を待ち望むファンへのメッセージ
だったらいいなあ、と思います。

ああ、また待つ人が増えてしまったなあ。
いつか彼の元気な姿がみたいです。


APRIL