TALK TO MYSELF IN MIDNIGHT 

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夜の涙

寂しいね
こんな夜

帰りたいと
思うのさ


瞳翳る梟

情熱は
空回り

空回りするからこそ
情熱

君のいない夜は
星を見て過ごそう

傍らに
グラスと煙草

眠れぬまま
時を刻む時計を見やる

梟と睨めっこ
君も
いつかは飛び立つの

返ってくるのは
沈黙ばかり


醒めなければ

飛び立つ鳥は
心の中に

彷徨う魂の休息

たとえ
君が何処にいても

忘れはしないさ




author:蒼井冬星 HOME  
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