11月下旬・・・風邪です。仕事を抜け出し病院で点滴を打ちました。なんだかとてもサボってる感じがして、高校時代(大学時代はサボりまくってましたｗ）を思い出しました。当時、学校サボって家でボーっとしたり学校が違う彼女と共謀して遊んだりしてました。親にばれないように一度家を出て登校するふりをして、途中で引き返して親が仕事へいった頃合をみて帰宅、で自ら学校へ電話するんです。それが僕らの作戦でした。皆が学校にいる時間に遊ぶっていうのはとても気持ちがいいんです。なんだか自由を与えられた感じになって、時間がありすぎて使いきれない満足感があります。

　当時の連絡手段はポケベルでした。今ではもう絶滅寸前の物体だと思います。休み時間は公衆電話に駆け出して、ブラインドタッチばりの速さで相手にメッセージを送っていたのを思い出します。早いことがすごいことのように。「1」がア行で「2」がカ行で、なんだか暗号を送ってるような感じで。
　僕も当時、彼女と一緒に同じポケベルを買いに行き、番号が少し似てることに喜びを感じ、買ったその足で公衆電話からすぐ隣にいる彼女へメッセージを送ったりして、なんだかとても青春を感じます。今でいうケイタイメールと同様ですかね。最近は電話番号よりメールアドレスのほうが重要のようです。とりあえず何回かメールで会話をしてそれから気が合えば逢ってみるみたいな感じのシステムになっているそうです。幅は広がりますね。だから今の中高生は大変だと思います。選択肢がたくさんあってその中から選ぶということをしないといけない。色んな条件があって、これはオッケーとかあれは駄目とか友達同士で言い合って。出会いの幅が広がったことによるトラブルもあることでしょう。

　あ、それとポケベルはカタカナしか送れないんです。文字も20字程度だったように思います。カタカナってどこか冷たいイメージがあるけど、僕もかつてカタカナで「アイシテル」っていうメッセージを送り送られしたことがあります。嬉しくてそのメッセージを保存したのを思い出します。カタカナにしてもひらがなでも漢字でもそれは形態の一種であって、気持ちを伝えるということにおいてそれらは関係ないのかもしれません。大事なことは伝えること、受け取ること、それがすべてなのかもしれません。


　あれ？今日は「風邪でしんどいんだ〜」っていう話をするんじゃなかったっけ？ｗ

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