2007年09月30日(日)  水は低きに流れる

「艦長!!」
「ど……お、ひはの…?ユリコさん」

艦橋(ブリッジ)を切り裂く甲高い怒号に、駆逐艦「そよかぜ」の艦長ジャスティ・ウエキ・タイラーは欠伸交じりで答えた。もともと眠そうな垂れ気味の目元には、涙すら滲んでいる。
「どうしたの、じゃありません!何なんですかこの散らかり様は!?どうして艦橋にワインのボトルが散乱してるんです!」
「ああ、それ?昨日軍医とハルミさんと3人でパーティしたんだ。だから今日は朝から眠くって」
「ぱっ…パーティですって!?」
「えー、ずるうい!アタシも参加したかったのにい」
ユリコの叫びに被さるようにして、通信席からキム中尉の不満げな声が上がった。不遜な通信士に向かってカエルを睨み付ける蛇のごとく強烈なユリコの視線が飛んだが、当の本人はぺろりと舌を出して全く意に介さない。介したのはむしろ、蛇の後ろにそびえ立つ長身のヤマモトだ。
「ま、まあまあスター少佐…」
「大尉は黙っていて下さい!」
いつの間にか艦長と少佐の間に入って何とか事を丸く収めようとするのが日課となってしまった副艦長を、ユリコは容赦なく一蹴した。はあ…、とそこですごすごと引っ込んでしまうのが、ヤマモトのヤマモトたる所以である。
「艦長、私が常日頃思って…いえ、口が酸っぱくなるほど申し上げているはずですが、」
両膝を抱え、艦長席にすっぽりと収まってふんふんと耳を傾ける艦の最高責任者を見下ろしながら、ホント緊迫感のない顔だわ、とユリコは心中溜息を吐いた。艦長としての自覚があるならそれを体現してほしいというのが着任以来の彼女(とヤマモト)の切実な願いなのだが、得てしてその期待は裏切られることの方が多かった。
「いいですか、この船はそもそも規律が乱れすぎです!艦長ともあろう人間が、諌めるどころか自ら率先して艦橋でパーティなんて…!大体―」
「あーっ」
突如タイラーの大声がユリコの口上を遮った。膝を折ったまま前傾してくるタイラーに、ユリコの上半身が反射的に後退する。いつになく鋭い眼差しでユリコを見つめていた彼が、やがておもむろに口を開いた。

「やっぱり。ユリコさん寝不足なんじゃない?肌荒れてるよ?」
「……!!!」

顔を引き攣らせるヤマモトの前で乾いた音が高らかに響き、一瞬のちタイラーの身体が真横に飛んで、落ちた。
「あ、あたた…」
「…話にならないわ!!」
地面に尻餅をついた上官を一睨みすると、ユリコは割れんばかりのヒール音を立てて艦橋を出て行った。

怒りのオーラが充満したの背中がドアの向こうに消えたのを見届けて、キムは隣の操舵席の方に身体を傾ける。
「ねーえ、どうしてタイラーはわざわざここでパーティしたんだと思う?どうせいつも医務室で飲んでるわよねえ」
キムを一瞥したカトリが首を横に振った。上品にセットされた金髪が微かに揺れる。
「さあ…僕には艦長の考えが読めたことないからな」
「あら、よかったんじゃない?タイラーの考えが読めるヤツなんて、相当な変人かダメ人間よー、きっと」
「……それは同感」
ユリコの去っていったドアと頬を摩るタイラーとを交互に見ておろおろするヤマモトを尻目に、キムとカトリは肩を竦めあい、何事もなかったかのようにそれぞれの通常業務に戻っていった。根っからマイペースな二人は、戦時下とは思えないこの手の遣り取りをいちいちフォローしていたらキリがないということは、早々に悟っていたのである。




***********


や…やっちまいました…。
年1回の頻度で急に日記にテキストなど上げる病…。この前あまりに暇だったから会社でこっそり自家発電です。タイラーのテキスト無さすぎ!だ…誰か…ギブミータイラーテキスト…。

しかもこれ、続くんです。アップできるかは…うーん…。(おいおい)



2007年09月29日(土)  聖地巡礼・4

あー、疲れた…。予想通り電話もかかってこないし1時間で終わる仕事を5時間くらいに引き伸ばすという努力をですね…。(あれ?残りの3時間は?)あ、他の社員は月末で忙しかったのですが(外部から電話がかかってこない分割と充実して自分の仕事に取り組んでいた…)、私の周りだけ時間が止まったのか私が時をかけたのかとにかく長針が動かない感じでした。


タイトルを聖地巡礼としたのはほんの気持ちです。決して考えるのが面倒臭くなったからでは 昨日のが1日目だとしたら今日のが2日目です。

同行者の希望により国連へ。ツアーに参加すれば中に入れます。写真は安保理の会議場。写真のサイズが私の興味の度合いを写しています(こら)。いえいえガイドの話はすごく興味深いのですよ。あまり聞き取れないからツアー2回目でも新鮮に聞こえるし。国連にあるノーマン・ロックウェル氏の絵が好きです。さりげなく(もないけど)自分も絵の中に描き込んだお茶目さん。(そして私は同じポーズで写真に映るお馬鹿さん)

友人宅は超高層マンションなんですが、一番上はどんな景色なんだろうと我々旅行者は興味があったわけで…。けど一番上の2階は「P1」「P2」とあって、まさかペントハウスというやつか…!とエレベーターのボタンを押す勇気がなかったわけで…。結局最上階ではないですが、それでも十分な高さであります。見下ろしながら絶対こんなとこ住みたくないと呟く我々。50階て…!





2007年09月28日(金)  塗りつぶした世界の果てで


JFK空港からマンハッタンに向かう途中。右の円柱に乗った円盤のようなものが映画「M.I.B.」に登場した宇宙船です。で、結局これは何なんでしょうか。

ほんと今回の旅は嘘のように天候に恵まれまして、唯一曇ったのは帰国当日のみという見事さでした。気持ちよかった!


滞在したアパートメントホテルです。(白いのがエントランス)意外と清潔で、セキュリティがしっかりしてました。ホテルに泊まりたくないでも外人ばかりのアパートでは不安という方にお勧め。安いし。駅近だし。管理人も滞在者の95%(推定)も日本人ですから。何よりロケーションがジャズや買い物に最適なのです!買い物と言ってもブランド物じゃなくて、うーん…代官山の買い物…ですかね。素材もいいし、デザインも可愛いものやお洒落なものが本当に多かった!その割に値段が割と手頃というある意味危険地帯。時間があったら色々買っていたかも…。ブランドにこだわらない人ならすごく面白いエリアだと思います。
気付いたんですが、アメリカの店員は必ず挨拶をするけど基本的に客を放置してくれるので、すごく居心地いいです。

ちなみに私は店にあった可愛いバッグを斜め掛けしたまま気付かないで2軒ほど他の店を見て回るという素行をやらかしました…。気付いたとき「ぎゃあ!」って変な声が出た。同行者は「最高!今日のビッグ・イベント!」と爆笑しておりました。ちょっと!下手したら犯罪者になるところだったんですけど!



明日は年に一度の出勤日です。めんどい!その上明日外国からのメールを処理してしまったら月曜に何もすることがないですよ…。いつもなら休むところですが、さすがに今回は休む勇気がありません。(だろうな)行ってきます…。



2007年09月27日(木)  天降る里


知らない間に撮られてた…。今回メトロポリタンとフリック・コレクションで合計8枚のフェルメールを見ました。世界で30数枚しかないフェルメールを8枚!うひょひょひょ!(せりさん大はしゃぎ)個人で3枚も収集したフリックさん恐るべし…。

故フリック氏の邸宅をそのまま美術館にしてあるフリック・コレクションは、年代や画家別ではなく部屋の雰囲気に合わせて絵画を飾ってあるのが何とも素敵でした。メトロポリタンに比べれば数はずっと少ないですが、それでも個人で収集したとは思えない数と豪華さで…ルノワールやレンブラントやゴヤといった私でも知っているような画家たちがずらり。モネがさらっと廊下にあるところがすごい。廊下かよ!(突っ込み)調度品の一つ一つも半端ないです。こんな高そうな机使えるかー!ちなみにフリック・コレクションはメトロポリタンと違って解説板が一切ついていないのでイヤホン必須です。珍しく写真厳禁の美術館なのが残念でした。ほんと、調度品がすごくてな…。

乃木坂に今ちょうど「牛乳を注ぐ女」が来てるんですよね。行かなきゃ〜
フェルメールは光と影がくっきりしているようで、境界がほやーっと柔らかいのが好きです。



眼鏡しばr※#yrlkhs な…なんですかそのヤバいタイトルは!楽しみにしておりますーー!

蟲師がDSに!?マジですか!?マージーでーすーかー!!すごい…楽しそう…!ウヒー!



2007年09月26日(水)  タイムトラベルは楽し



予想外に興奮したギリシャ・ローマの彫刻。(えーと割と無数にあります)どの部屋もたっぷり採光・ゆったり展示。(何のキャッチだ)彫刻が来日したとしてもこの採光具合だけはどうしようもないだろうなあ…。まあ、まず来日してくれないと思いますが…。

さらに解説イヤホンが大活躍!解説文を読むのと違って、聞いてる方は(否応なしに)さくさく進みます。興味が沸くような疑問を提示したり、それぞれの彫刻に合わせたBGMを流したりして、いちいち芸が細かいのです。彫刻一つ一つのストーリーや時代背景、裏話的な解説が面白くて、思わぬところで時間を取ってしまった…。



2007年09月24日(月)  ヒーローはオレだかんね

はしごしましたよオンリー。若いな!私も!(…ふーん)

拠点が関西の方に会うチャンスをどうしても逃したくなくて、行きました。もーアレですよ。絶対会場で何もわかってないの絶対私だけですよ(形容詞2回)。ご友人と思われる方が「1階のあそこらへんにいますよ」と優しく教えてくださったんですが、「○○に似てますから」と親切に付け足してくれた説明がすいませんそのキャラクター誰かわかりません…!!うわーもう本当すいません!ここにいてすいません!
でもおかげでご本人にお会いすることができました。久しぶりにテンションおかしかった。おかしかった。(リピート)い、いつもはもうちょっと普通ですよ、全然あんな感じじゃそこ反論の手を挙げない!
おおふりサイトを開かれるかもしれないということで、つられて漫画買いそうです。いつも人の家で読ませてもらっているから、どうしても名前とか薄らぼんやりしか覚えてない…。
デスノ本読ませていただきました!実は私デスノ本は初めて…?な気がするんですが面白ー!デスノ…なんでしょう、原作よりもアニメとか同人とか(そっちは当たり前か…)の方がこう、妄想具合が素敵すぎます。特にアニメって明らかに腐女子向

「絶対最後までいるだろう」と舐めてかかった次の会場に行ったらすでに撤収しておりまして。慌てて電話をかけたら(先にかけておきなさい)同じビル内にいたのでギリギリよかった!会えました。次の原稿が終わってなかったので早めに撤収したみたいで…え、締め切り過ぎてる?いいの?エヴァのカヲルくんが栗山千明とか沢尻エリカとかにどうしてあんなに人気があるのかを語ったりしました。私ほぼ漫画でしか読んでないので「カヲル」というキャラクターとか彼の行動とかよく知らなかったのですが風呂場で同性の手をそっと握って「好きだ」とのたまう男らしい。あの世代の女の子の何割かはカヲルのせいで道を踏み外したというコメントにものすごい納得…。ていうかそれって明らかに腐女子向
私もあの頃見てたらツボに来るのかなあ…。うーんどうだろう。あの頃からタイラーとか好きだったしなあ…(あの年頃には20歳はオジサンなわけで…)。老紳士にガフガフ言ってる私は今だと明らかに加持さん方向ですけど。

「HERO」面白かった!!悔しいですが久利生が格好いいです。微妙〜〜に垢抜けない雨宮も好きです。もっと垢抜けてると思っていただけに、微妙〜〜なこの垢抜けない感じがとてもよい具合…。ドキドキするべきところでドキドキして興奮するところで興奮してました。いいように転がされてました。これじゃ踊る大捜査線と同じですよ。ちぇー!ちぇー!音楽の使い方が良いんですね…明らかに大袈裟で仰々しいんだけど、あの音楽がないとテンポが半減する気がする。
個人的には韓国でずっと通訳でついていたヒョンウ事務官がすごくツボ別に眼鏡だからってワケじゃないですよでした。可愛いんです。向こうの検察のエリートのはずなのになんか隙だらけです。見ればわかります。フ!(鼻で笑った!)
中井貴一の存在感はやっぱりすごかった。あまり登場シーンなくてよかったですね…。あと声がすごく素敵でした。
ラストは予測した通りでした。いや、別に悪くないですが…。好きですが…。あまり予測できない方がよかったな…。



2007年09月23日(日)  健脚一直線

ただいまデーイス!

やはり聖地は聖地でありました…。夏のニューヨークもよかったであります。あまりにも素敵だったであります。帰国日は切なかった…。

さて今回のビッグイベントは〜(来週のサザエさんは〜のノリで)
・ブルックリンから夜景を見る
・ヤンキーススタジアムで松井のホームランを見る
・フリックさんの家とメトロポリタンでフェルメールを見る
他いろいろで〜す(だからそれは何だ…)

あの街に住みたいとは全然思わないんですけど、何回も行ってしまう人の気持ちはわかるなあ…。最高にエンターテイメントな街で、何かを見尽くしたりとかやり尽くしたりとか、できない気がする。

あー…次はいつ行けるのかな…。(ちょっと切なくなってる)



2007年09月16日(日)  ボンボヤ!NY編

(01:34)
(やっぱり荷作りしてない)
(この人フィンランドの前日もキン消しのホームページ見てましたから


うあー前教えてもらったオンリーって帰国した次の日だった!ウギャス。忘れてた…。しかも同日にもう一つ行くべきオンリーを見つけてしまった。でもほぼ未知のジャンルですよ。作中登場人物の一人も知らないなんて人間はきっと会場で私だけだよ…。
いずれにせよ自分の体力と相談です。1日寝てるかもしれないし…。

うわ、和田アンソロが出張の前日ってどういうこっちゃねん。

(だから荷作りしなよっていう…)


*******


(13:35)

行ってきます!
23日に戻ります!



2007年09月15日(土)  この街はオレの庭だぜ

「やっぱり猫が好き!」がビールのCMでコラボしてない!?(第一声が私信かい…)一度も見たことないんですけど俄然ドラマ見たくなっちゃいました。だってあのテンションのもたいまさこがめっちゃ好き…。

最近またパソから遠ざかってましたせりですこんばんは。
明日からNY行ってきます。また旅行?うん。金あるの?ない。(…)特に嫌な顔もせず休みをくれたうちの会社というか私の部署というか私の上司って本当すばらしいと思います…。

そして10月の出張はもう決定となってしまったようです。ゲフン。でもですね。
 9時00成田着
 9時35リムジンバス乗車
10時35地元駅着
11時55家着
11時17電車乗車
この通りにいけばギリギリ間に合うんですよ〜。本気か。

最近優たんがドコモのCMに出ない〜と思った矢先にブッキー(…)と共演編!浅野忠信との方がしっくり気がするのはなぜか。家のワニにエサをやる優たんと手品でハトを出そうとしている浅野さん…よくないですか…変人2人で…。


さーてこれから荷作りだよっと。(と言ってから2時間は何もしないに5ユーロ)

そうそうニューヨークに行くせいか今日ミュージカルを見る夢を見たんですが(いつもの面子で)見たミュージカルのタイトルが『トラムライン』。うわー…もう、色んな意味でうわー…。


今読み返したら妙に日記のテンションが低いですがそんなことないです。テンション高すぎて反動がきてるんです。だってマンハッタンは私にとっての聖地(と書いてメッカと読む)ですよ?高校の頃から行きたくて行きたくてたまらなかった場所だったんですよ?行ったら行ったで期待以上に感動して帰ってきたところですよ?ヲタク的聖地が外国だとホント簡単に行けなくて大変。



2007年09月11日(火)  優良馬鹿正直企業

い、胃が…破れる…メリメリ言ってる…。
金曜はパスしたい…。
喉の調子がちょっと悪い…。
もうバスタオル1枚で眠るには涼しすぎるらしい…。


『めがね』の試写会やったんですね。早く見たいなー。
めがねと言えば未だにスマイル@ARATAは私にとってのプリンス・オブ・メガネ略してメガプリでありこれからもそうであり続ける気がします。スマイルという性格とARATAの顔の造形が眼鏡という日用品にまさに最高級の形でフィットしているからです。


そうそう今日社内結婚した夫婦と話してたんですが、2人が家の近くのイタリア料理屋には二度と行かないって決めたんだと言うのでなぜかと聞いたら
「なんかね、みんな初老の男性ばかりなの…」
は?
「エネルギーが欲しいのに逆に吸い取られる気がするって旦那が…」
はァ!?

初老の男性ばかりが給仕しているイタリアレストランンンンンンンン!?

私行きますーーーーー!!(挙手)



2007年09月10日(月)  額に赤い後

来週行きたい美術館について調べてるんですがギャ!来週だって!興奮します…。美術館を行く回数に比べて(そんなに行ってないんだけど)恥ずかしいほど美術に造詣がないんですが、やっぱり偉人の作品をあれもこれも見られると思うと…我知らず鼻息が荒くなります。何見ようかな。何見ようかな。ワクワクして爪先立ちでくるくる回りたい気分です。あんなにやること見ることいっぱいあるのに、美術館が一番楽しみっていうのが自分でも不思議です…。



2007年09月09日(日)  てっぺん見せてやる

山口晃展見てきましたー。
すっごよかった!前回の「アートで候」も盛り沢山でよかったけど、今回の「今度は武者絵だ!」はメインの展示が書き下ろしっていうか新作らしくて、しかも漫画仕立てなんですけど一枚一枚独立してる感じで…キャンパスだったりわら半紙だったり半紙だったり、漫画を見ながら絵を見てるような。しかも格好いい!構図も筆遣いも!井上雄彦先生の絵が好きな人は好きなんじゃないかなあ。
そして格好いいだけでなくすごい脱力!ギャグ!「え、こんな大きなキャンパスに一人だけ描かれた優男、数コマで消えたよ…!?」「戦車を切った無残ノ介より強いのって最初に出てきたじいちゃんデスカーーーー!?]
こんなに笑った展示ってない…格好いいのに。

現代版洛中洛外図が代表作と思われる山口氏ですが、私は個人的に武者やら船やらの単体を細かく描いた絵がツボにきてしまうようです。どーんと等身大で武士を描いてるようなやつとか特に。「アートで候」の時にすごく大きな四天王の絵が4枚展示されていたんですが、もう本当に格好よくて…綺麗なんですよ。ペン使いも顔立ちも立ち姿も。もうすごく。すごくすごく。それでいて甲冑が獣や自然を模ってたり、微妙にメカニクルだったりしてかっくいくて…ああもう思い出しても興奮してきます。ムラムラ。あの4枚欲しかった…!!!(無理です)

で、どうやらそこと次の世界遺産展で興奮して目を使いすぎらしく、帰宅時には酷い頭痛が…。1錠では効かず結局2錠飲んでしまった。ウガー。


これからしばらくは毎回どこの国で盛り上がる気がします。
前提としてはニホンジンあまりいなさそうなところ。
プラハもいいけど、今回遺産展にあったイタリア南部某都市なんて街が世界遺産なのに日本人率少なそうでムラムラしてます…。大手ガイドブックのイタリア版でも1ページしか使われてない(る○ぶには載ってすらない)という情報量の少なさに、みんな行かないんじゃないのっていう期待が…。



2007年09月08日(土)  あ、UFO

セクシーボイス見てから松ケン(誤解を招く略称)好きになってしまった模様…。ユニクロのCM見て時めいちゃった自分を今日発見…。だから!私俳優の好きな基準が自分でもわかってないから!ユースケとかクドカンなんだから!(誰に言い訳をしている)あ、でもヘタレ気味という共通項みたいなものを今発見。


スマステで一生懸命ネタバレしないように「HERO」のラストについて語ってるんだけど、どういうラストか何となく分かっちゃった気がします…。アレじゃないですか。らんまとかコナンとかが映画化すると主人公の2人がよくなる(予想が当たってたらネタバレになりかねないので反転)例の展開なんじゃないですか。いや、そういうの大好きですけどね!

今日の「天国と地獄」の妻夫木聡!悪役(っていうのかな)もできるんだ!最後の面会シーンすごくよかった…。驚きました。佐藤浩市に食われてない…!やるなあ。表情の移り変わりとか柔軟で…ディープキスも絵になって…。彼なら中井貴一と対決させてもいけるんじゃなかろうか。まあ最後の15分しか見てないんで断定できないんですけども。(またか!)もっと前からこういう役を沢山やらせてあげればよかったのに!彼の今後に俄然期待します。(ずっと前から世間には期待されてます…)
もったいないと言えばいつも言ってるんですが松たか子ももっとはっちゃけた役で誰か起用して下さい。普通の可愛いヒロインじゃあの演技力が全然発揮されない…。MOTTAINAI。
それにしても佐藤浩市と鈴木京香って沢山共演してる気がするんですが、本当にお似合いだと思います。カポーでもカポーじゃなくても。発する空気とかが似てる気がする。そういや「陽気なギャングが地球を回す」も結局見てないなあ。あれ気付かないうちに公開開始して終了してたんです。



2007年09月07日(金)  見えないものが見える

久しぶりにパソコンに触った気がすると打った途端会社で毎日向き合ってることを思い出しました。この1週間というもの携帯いじりまくってました…アレあまり長時間使ってるとやばいほど熱持つんですね。何かの回路が焼き切れてないだろうか…(でもいじる)。

さてこの一週間の話題といえば:

・Lがマッサージする件について
マッヒャージ!?あわわ何ですかその衝撃的エピソードは…!密葬シーンはスペシャルだけだったとか。あそこも全然違和感なく見てました。むしろ原作にも入れるべきだったのでは…?と思ったくらいです。そう、あのアニメを見ていて気付いたんですが、私は殺伐とした話の合間合間にああいう「休息」のようなエピソードを原作にもっと入れてほしかったんだと思います。そういうのを入れれば入れるだけキャラクターは人間臭くなるわけで、それは原作者の意図に反してたのかもしれないんですが…。でもアニメは「哀しさ」とか「孤独」がじんわりと滲み出てて、作品に対してとてもいい肉付きになっていたと思うんです。…って原作全部読んだわけでもないんですけど。(何!?)まあとどのつまりそういうエピソードがいっぱい入るともえるっていうことなんですけど。(そんな締め!?)

・有閑倶楽部実写化
そうなんですよ!(私信?)キャストが気になって仕方ないです。特に悠里。一応「美少年風」だけど滅多にいい顔で描かれないヒロインにどんな女優を持ってくるのか…。
個人的に清四郎が好きでした。清四郎が野心のために悠里と強引に結婚する回とか結構好きでした(しかもその回で別れる…)。

・私信だまり
>喫茶:行ったのです!楽しかった!私ああいう「設定」に凝れば凝るほど燃え上がるらしい…。写真撮影が一切厳禁だったのが残念です。あと時間制限…。
>カイトランナー:そうなのよう!でも映画は評判が良かったらにしようかなあ…。あれ、文章だからいいんじゃないかなあ。
>てつじゃない:うんそうかな(棒)。まあ種類で言ったらきみは撮り鉄だよ(棒)。「路面電車好きみたい」発言は素で驚きました。「○○君好きみたい」って告白されたクラスメイトの気分ようー。うん知ってる見てればわかる。だって容姿も性格も行動もがっつりタイプじゃん。(何の話だ)
>プラハとか:マヨルカ…ハアハア!クライスト・チャーチってNZ?(略してみる)この前見たいに、すごく癒されるところ(国立公園)とすごくガツガツできるところ(中世都市)が交互にあるといいな。マヨルカ島もクライスト・チャーチも両方ありそうだねえ。特にマヨルカは方向的にも行ったことないので憧れるです。

・バパロッティ氏死去
ショック…!!!!
両親が昔3大テノール歌手の公演を聴きに行った日から、私も大人になったらいつか絶対聴きに行ってやるんだと思ってたのに…。いや、昔も今もオペラなんて全然聴いてないんですよ。ないんだけど自分は行くものだと思ってたんです。
ご冥福をお祈りします。

・さらい屋五葉
オノ先生は最初から話の流れを全部決めてたんでしょうか…。色んなものが動き出した感があります。何か大きなうねりというか、そういうものに静かに向かっていってるような。その中心(?)に政がいるのが不思議。本人(も周囲もあまり)気付いてないけど…。だって政は特に何かしてるわけではないんですよね。
松さんが可愛いくて嬉しかった巻。かんざし!
そうかオノ先生はイタリア留学したことがあるのかあ。イタリア語や生活習慣についてすごく勉強されたのかと思いました。GENTEで「家用にしとこうかしら」って女性がワインを箱買いしていくエピソードとか、想像だけじゃ思いつかなさそう。そしてあのファッション…誰も彼もすごーくシンプルな服なのにすごーくセンスいい!
うわあ。basso先生の方の公式サイト、アレですけども全然アレじゃない感じで(…)でこはすごく好きそうですよ…。私も好きです。え、つかこれワ○ピ!?

・井上陽水次女デビュー
・して歌う「もやしもん」OP歌
長女いるんだ…。
ちなみにもやしもんは6巻以降も続くそうです。よかった…!最近は美大・音大・農大と特殊な大学漫画が人気ですね。あと死神とか悪魔とか…ジ○ンプ方面で。

・J○Lの9月の機内誌が優たん
行き帰り両方の便で持って帰ろうか悩んだ挙句結局手が出せなかった…今となってはチキンな自分に後悔です。そして出張からの帰国が舞台当日にかかりそうで、最終日に先方が案内してくれるというロンドン観光を一人だけ蹴って朝便に乗るかどうか本気で迷っています。他の2人をほっぽって出立すれば当日の朝9時に成田に着く。それなら帰って荷物置いて飛び出て…ギリギリ間に合う…?(疑問系)とにかく場所が悪すぎる…埼玉って…!!

そして一番はコレ:

・蜷川幸雄ガラかめ舞台演出
えええええええええええええええええええええええええ
いやもう
なんといったらいいのか
どこから驚いていいのか
ガラかめ知ってたんだ…。
とりあえずそこから驚いてます。
ツカル、行っとく…?これは行っとくか…?


   ×  


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