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「聖なる島々へ」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 2008年06月29日(日) 海祭りの日に生まれたミット。領主の圧制により、ミットの一家はつらい生活を強いられていた。父親は失踪。やがてミットは、父の所属していた革命組織に加わり、領主ハッドの暗殺計画を夢見るようになる。そして、ついに海祭りの日、計画は実行に移された。ミットの爆弾はその役目を果たさなかったが、何者かによってハッドは射殺される。一方、ハッドの孫娘ヒルディと、その弟イネンは、ヨットで海に出ようとしていた。そのヨットに潜んだミット。3人は、思いがけぬ旅の道連れとなるのだった。 --------------------------------- デイルマーク王国史�供� �気茲蟾イ�かもしれません。前半、ミットの生活が荒れていくあたりは読んでいてもどんよりしましたが。そもそも母親がひどい! 読んでいて憤慨。 でも、後半、3人がヨットで旅を続けるのはなかなか楽しかったです。 �気僚�わり方は、あれはあれでありかなと思いましたが、今回はいかにも続いてますよ、という終わり方をしてました。�犬派舛�れるのでしょうか。 ★★☆ |
「サイロンの光と影 グイン・サーガ121」栗本薫 2008年06月27日(金) ケイロニアに帰国したグインは、大歓声で迎えられる。アキレウス大帝も、グインの姿を目にし、みるみるうちに元気を取り戻すのだった。そんな歓喜に満ちたケイロニアで、グインの心に影を落とすひとつの存在。それは、妻であるシルヴィアであった。帰国後、一度も姿を見せないシルヴィアを訪ねたグインは、思わぬ光景を目にするのだった。 -------------------------------- なんか、楽しくねぇ……。 シルヴィアが好きじゃないからでしょうが。 もう好きにさせとけばいいじゃん、本人もそう言ってるんだから!とケイロニア国民同様、私も思ってしまうのでした。 さらっと片付けて欲しい問題だけど、何冊続くのかなあ……。 最近、あとがきで入院のことなど書いてらっしゃるので、不安にもなりますよ。グインの読者はきっとみんな不安だよ! |
「バガボンド 28」井上雄彦 2008年06月21日(土) 吉岡一門70人と闘った武蔵は、寺で目を覚ます。又八が連れて来たのだ。おつうは寺で武蔵の看病をする。しかし、足の傷は非常に深く…。 -------------------------------- 実を言うと、もう買うのをやめたいと思っているのですが、もう最終章に入るようなので…がんばろうかなと。 絵の凄さは毎回唸らされるのですが、物語として、読み続けたいと思えないんですよね。私の求める物語ではない。 ああ、どうして買い始めてしまったんだろう。 雑誌で特集されてるのをぱらりと見ましたが、やっぱり、絵はすごいと思います。 って、毎回感想そればっかりだけど。 |
「わたしのせんせい」小川彌生 2008年06月16日(月) 漫画家・小川彌生の元でアシスタントをする吉郎田深雪は、ある日先生の秘密を知ってしまう。先生は、愛の戦士・コミック妖怪バスターYAYOIだったのだ!--------------------------------- えーっと、ギャグ漫画ですね。変身もののパロディというか。 自作漫画のキャラクターたちもネタとしてちょこちょこ出てきてます。 うーん、あの、特に感想はないです(笑) 私の好きなギャグではない。嫌いでもないけど。 個人的には、いちばんかわいいと思うのは普段の「小川彌生」。丸いフォルムが癒し系(笑) |
「死と彼女とぼく ゆかり 9」川口まどか 2008年06月15日(日) 優作が産まれた後も、看護師を続け、黒い霊たちを救おうとする杏子。しかし、ある時急に霊が見えなくなる。そんな杏子に病が見つかり……。-------------------------------- ゆかりの彼である優作のお母さんの話が続いてます。 帯に「シリーズ最大の謎『杏子の死』のすべてが明らかに!!」と書かれているんですが、え、最大の謎だったんだ…?と思いつつ読みまして…。読み終わった後も、別に謎でもなんでもなかったような…と思ってしまいました。 ひとつめの子どもの話は、説教くさかったしなあ。 杏子と優作の関係は、いいなと思いましたけどね。 |
「詩人(うたびと)たちの旅」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 2008年06月14日(土) 「デイルマーク王国史」四部作の一作目。町から町へと旅をする吟遊詩人のクレネン一家。南部へ向かう一人の少年を馬車に乗せた時から過酷な運命が一家を襲い始める。 父は殺され、母は元許婚の下へ。屋敷を抜け出した兄弟たちだったが、兄は運び屋の疑いをかけられ囚われる。姉と末弟のモリルは、二人だけで少年を南部へ連れて行こうとするのだが…。モリルは、徐々に父の裏の顔を知ることになるのだった。 ------------------------------- うーん、こういうどんよりした話はあまり好きじゃないんですよね…。 後半、だんだん魔法的な(?)話になってくるんですが、モリルの発揮するその力以外は、架空の土地ではあるけど現実的な世界なわけで。その力だけが浮いている感じがしてしまいました。他の人たち(登場人物)は、そういうのを普通に受け止めてるんですかね。 話にも人物にも愛着がもてないまま、終わってしまいましたが。四部作ということなので、あと三冊。どういう風につながっていくのかな。 ★★ |
「魔法がいっぱい」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 2008年06月10日(火) 大魔法使いクレストマンシーシリーズ外伝。短編4本を収録。どれもおもしろかった! これで、翻訳されてるクレストマンシーシリーズはおしまい。寂しいなあ…。 「妖術使いの運命の車」 魔力をクレストマンシーに奪われてしまった妖術使いが、違う世界へ行き人生をやり直そうとして銀行強盗をするのだが…。車で逃げようとして道端の車を盗んだはいいが、動かし方がわからない、交通ルールもわからない、おまけに少女と犬が乗っていた…。 ドタバタな感じで楽しかった。 「キャットとトニーノと魂泥棒」 クレストマンシー城に連れて来られたトニーノ。今まで一番の年少者としてみんなに面倒を見てもらっていたキャットは、その座を奪われておもしろくない。しかも、クレストマンシーはキャットにトニーノの面倒を見るように頼んでくるのだ。ゲイブリエルの見舞いを頼まれて、二人で出かけたはいいのだが、帰りの馬車で記憶を奪われてしまう…。 キャットのその後が見られてちょっとほっとしました。元気にやっているようでよかった。 「キャロル・オニールの百番目の夢」 売れっ子夢見師のキャロルだったが、突然夢が見られなくなってしまう。クレストマンシーに会いに行ったキャロルだったが…。 夢を物語のように売るというのが、すごくおもしろいですね。巻き取り機ってどんなんなんだろうとか考えると、うっとりします(笑) 「見えないドラゴンにきけ」 なにもかもがきっちりと決められた世界で、破壊の賢人が生まれた。その破壊の賢人である子どもタスパーは、父親によって忘却の珠に包まれ異世界へ移される。珠に包まれたまま数年が過ぎ、クレストマンシーが珠の中から彼を救い出した。異世界で成長していくタスパーだったが…。 神話のようなお話でした。予言と時の齟齬など、よくできてるなあと感心。 ★★★☆ |
「魔女と暮らせば」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 2008年06月08日(日) 大魔法使いクレストマンシーシリーズ。グウェンドリンとキャットの姉弟は、船の事故で両親を亡くし、近所に住む魔女のおばさんの下で暮らし始める。グウェンドリンは大きな魔力を使いこなしていたため、魔法を習うことになる。一方、キャットは姉に頼りきりで、魔法は何も使えずにいた。 両親の遺品からクレストマンシーの手紙が発見されたことで、姉弟はクレストマンシーに引き取られることになった。しかし、グウェンドリンは境遇が気に入らずにひどい悪戯を繰り返し続ける…。 --------------------------- このシリーズの中では特に人気が高い作品のようだったので、楽しみにしていたんですが…。読み終わったばかりの時は、ちょっと納得いかなかったです。だって、キャットが報われなさ過ぎるでしょ。可哀想だよ。こんな小さい男の子が。クレストマンシーは保護者なのに、それでいいのか!?と、本気で腹が立ちました(笑) たぶんね、私は読む順番を間違ったんだと思います。シリーズの中で、これをまず最初に読むべきだったのに、4冊目に読んでしまった。だって、手に入った順がそうだったんだよ…。 でもなー、納得できないなー。その後、キャットは報われたのか? グウェンドリンの悪戯は、楽しかったですね。次はどんなことが起きるのかなって。教会のステンドグラスが動き出すのとか、傑作ですよね。 キャットの気持ちを考えなければ、ストーリーとしてはおもしろかったと思います。 どうでもいいけど、キャットというと、新井素子の「ブラックキャット」を思い出します。 ★★★ |
「魔法使いになる14の方法」ピーター・ヘイニング編 2008年06月03日(火) 「魔法」と「学校」をテーマに集められた短編集。やけにホラー風でシュールな話が多かったです。私はちょっと、好きになれないものばかりだったなぁ…。 ダイアナ・ウィン・ジョーンズも収録されてたので買ってみたんですが、彼女の一編は他のにも収録されてたので、これは買わなくてもよかったと、買った後で気づきました。 ★★ |
「うちの一階には鬼がいる!」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 2008年06月02日(月) キャスパー、ジョニー、グウィニーの三兄弟は、母親の再婚でマッキンタイア家に同居するようになった。再婚相手のジャックは、子ども嫌いで口うるさい。キャスパーたちは彼のことを鬼と呼んでいた。おまけに、連れ子の二兄弟までいる。とてもじゃないが、うまくやっていけない。そんなある日、ジャックがご機嫌取りのつもりか、子どもたちに化学実験セットを買ってきた。「魔術舎製造」と書かれた実験セットは、とんでもない力を持っていた。空を飛べたり透明になったり…。 -------------------------------- 魔法の実験セットが引き起こすドタバタなお話。そして、家族ができあがっていくお話。 子どもたちがリアルだと思います。考え方とか行動とかがね。生き生きしてると言った方がいいかな。 物が動き出す話はかわいかったですね。ちょっとシュールでもありましたが。死んでるの見たら、泣いちゃいそうだよ…。 ★★★ |