.....PAPER MOON
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「導きの星�供〜茲い涼亙拭彎�川一水
2007年12月31日(月)
惑星オセアノではスワリスとヒキュリジの大規模な戦争が勃発していた。司と3人の目的人格たちは二手に分かれて彼らの戦争を御しようとするのだが、争いは激しさを増すばかりだった。その戦場に、ひとつの勢力が芽生えつつあった。

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二巻は戦争と宗教、そして星動学誕生。
人類の歴史をたどるかのように成長していくオセアノ文明。なんだか、子供向けの学習本のようで楽しいです。
いや、戦争とか起きてるわけなんですが…。介入したことで起こってしまったことなどの皮肉さやジレンマなんかが、うまく描かれてると思います。
時代はどんどん下っていって、司たち以外のオセアノの登場人物たちは次々に変わっていくわけなんですが、みんな魅力的で、司じゃないけど愛着がわいてきます。

巻を重ねるごとに、おもしろくなっていくシリーズです。
「生徒諸君!教師編 13」庄司陽子
2007年12月26日(水)
急性骨髄性白血病の闘病を続ける珠里亜と、彼女を支え続けるナッキーとクラスメイトたち。そんなところへ、転校生がやってくる。彼は父親を一週間前に亡くしたばかりだという。彼の父親は野戦カメラマンだったのだ。

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ま、また不幸のオンパレード……。
探偵のいくところにばかり殺人事件が起きるのはおかしい、とか言われますが、このクラスには負けるでしょ。こんなに呪われたように不幸ばかりでいいんですか。
という感じで、話は相変わらずでした。

それから、話とはあまり関係ないのだけどものすごく気になってしまったのが、トーン。
トーンて、物語の雰囲気とかいう意味ではなくて、背景に貼ってあるしゃぼん玉とかああいうやつですよ。
なんかね…トーンの在庫整理中だったのかな?って思いました(笑)
初めて見るような変なトーンが続出。(しかもその1コマしか使われてなかったりする)
それに、話の流れにそぐわないよ…。うん、そぐわないからこそ、トーンの存在感に気づいてしまったわけですけどね。
いや、私の言いすぎかもしれないけど、一度気になってしまったらずーっとそれが気になって気になって(笑)
「導きの星�機〔楹个瓩梁臙蓮彎�川一水
2007年12月25日(火)
司は若きC・O。C・Oとは外文明観察官のこと。地球から遠く離れた星で、原住知的生物を見守るお仕事。
部下である三人の女性は、目的人格(人工知性。限定的であるが人権を認められている)。
彼女たちに支えられ、邪魔をされ(?)つつ、司はオセアノで、リスに似た生物とコンタクトする。思いがけず、チチュワという少女と婚約(?)するはめになってしまい、これからどうしたものかと頭を悩ませていた。
そして、スワリスと名づけられた彼らは、亜種であるヒキュリジという種族と長い戦いを繰り広げていたのだった。

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なんだかシムアースを思い出しました。
やったことないけど、こういうゲームですよね。星を育てていくっていう。
火を恐れる彼らに火を教え、道具を与え、その成長を見守るという展開なんです。ああ、私もシムアースやりたいな(笑) 時間がなくなりそうなのでやらないけど。

スワリスとの奇妙な交流もおもしろいし、三人の目的人格たちにもなにかありそうな気配を漂わせつつ次巻へ…、というのもワクワクさせられます。
異文化…というか遠い星のことなわけですが…が、とても魅力的なんですね。
先が楽しみです。
「絆のはなし」伊坂幸太郎・斉藤和義
2007年12月23日(日)
作家・伊坂幸太郎とミュージシャン・斉藤和義の対談集。
伊坂幸太郎が斉藤和義のファンだったことから、二人のコラボが実現。伊坂が書いた短編を元に、斉藤が曲を作り、発売された。

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私は好きな作家のものはなんでもかんでも読んでしまう性質なんです。
斉藤和義は全然聴かないんですけどね。
うーん、なんか、あんまりぴんとくる話がなかったですね。

ただ、伊坂氏の「奥さん」て呼び方はいいなあと思いました。「カミさん」とか「嫁」とか「連れ」より断然いい。こういう呼称っていろいろあるけど、どうも私は苦手なものが多すぎて困るんですよね…。
「大奥 3」よしながふみ
2007年12月22日(土)
有功と気持ちを通わせた家光だったが、彼らの気持ちとは裏腹に、家光に懐妊の兆しは見られない。春日は有功に似た男を連れてきて、有功との関係を禁じた。
そして、家光は娘を産むことに…。

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男女逆転大奥、最新刊。
雑誌で読んでるのですが、前までの巻を単行本で買っているので、一応買っておくことに…。
えーと、改めての感想は特にないんですが(笑)
あんまり、この先楽しい展開にはならなさそうだなーと思います。もともと私は時代物あまり読まないので(時代物?)、イマイチ萌えどころを見つけられず読んでいます…。
「LIAR GAME 6」甲斐谷忍/「精霊使い 3」岡崎武士
2007年12月21日(金)
「LIAR GAME 6」甲斐谷忍
団体戦の「密輸ゲーム」にいよいよ決着!
ヨコヤの作戦の裏をかき、北の国メンバーに裏切りをもちかけるアキヤマ。しかし、ヨコヤは彼らに自白ゲームをしかける。
…勝ったのはどちらのチームか、誰だったのか!?

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新刊出ました。
ほとんどヨコヤ主人公な巻でした(笑) もう、フクナガさんの影も形も…。ナオも最後でようやく見せ場があったくらい。アキヤマさんもイマイチ冴えないのでちょっとつまらないなあ。やっぱりヒーローにはできすぎでもかっこよくいて欲しい私です。
さてさて、密輸ゲームが終わりまして、まだ次が待っているらしい。



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「精霊使い 3」岡崎武士
懐かしい!
再編集の特別版です。当時大好きだったんですよ。
作者が体調不良で漫画家やめることになって、第一部完という、スラムダンクみたいな中途半端な終わり方してしまった漫画なんですが。
描き下ろしが収録されてるってことだったので、3巻だけ買いました(笑)

ほんとに懐かしい。確かに若いけど(笑)、好きだったなあ。
かっこいい。

で、描き下ろし………絵が変わってる。これは誰だ?と思ってしまいましたよ。
うん、特に感想はない(笑)
「三千世界の鴉を殺し 13」津守時生
2007年12月20日(木)
だんだん読むたびにいらっとしてきました…。
どれだけ、キャラを褒め称えれば気が済むのか。もう素晴らしさはわかったよー、と言いたくなるのです。
それに、ジェンダー的なことが気になってしまって。軍隊ものではるか未来の宇宙ものなのに、ジェンダーに関しては一昔前の日本じゃないですか。
どうして、シリーズが進むとどの作家もこんな風になってしまうのかなあ…。
「運命の猫」アニー・デュペレ
2007年12月15日(土)
先日読んだ「黒いヴェール」の著者が書いたエッセイ。
猫との暮らしをつづったものです。それも「運命の猫」と彼女が呼ぶ、特別な存在だった猫との。

私は猫と暮らしたことはなく、子どもの頃インコがいたくらい。
なわけなので、猫の素晴らしさというものにふれてはいないのですが、読んでいてうらやましくなりました。私の友だちも猫を溺愛してるのですが、そうさせるだけの魅力を猫という生き物は持っているんでしょうね。
(まあ、私もそれに代わる「運命の…」と呼びたくなるような存在はあるわけですが)

でも、訳者あとがきにも書かれていますが、単なる猫好きの本に終わっていないと思います。
大きなトラウマを抱える人間が、書くこと、そして言葉を交わさなくても通じ合える存在がそばにいることで、癒されていくことの素晴らしさを感じることができます。
情感豊かな文章が、目の前に猫がいるかのような生き生きとした場面を見せてくれます。

とても、よかった。猫好きには特に、猫を好きでない人にも、そして言葉にできない思いを抱えている人に、読んで欲しい一冊かも。
★★★★
「クリスタルの再会 グイン・サーガ118」栗本薫
2007年12月14日(金)
あっという間にクリスタルに着いちゃいました、再会しちゃいました。これまでの長さはなんだったんだか…。
でも特にこれという展開はありませんでした。
ただ、やっぱりああなってこうなるのかなーという感じのところがありました。

私がこの物語で疑問に思うのは、人に「好みのタイプ」ってもんはないのか?ということですね。
なんで、まったく違うタイプの人を次々好きになったりするのかな。ある程度好みってあると思いません? 違う部分に惹かれるっていうこともあるかとは思いますが、でもなあ。リンダはまだ許せても、マリウスとフロリー(と外伝のグイン)は、そりゃないわ、と言いたくなる私です(笑)
「木洩れ日に泳ぐ魚」恩田陸
2007年12月13日(木)
引越しの荷物が運ばれていった後のがらんとした部屋で、最後の一夜を過ごす一組の男女。
二人で行った登山で亡くなったガイドの男。男を殺したのは誰だったのか?
二人はお互いの心を探りあう…。

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なんでしょうねえ、今までのバリエーションの組み合わせ、という感じしかしませんでした。
過去の誰かの死を語り合う人たち、というシチュエーション。過去のトラウマ。思わぬことでほころび始める謎。
どれも、私は好きなのですけど、今回はあまりしっくりきませんでした。

あと、終わり方がね…、あまり好みじゃなかったんですよね。
彼女の描く登場人物って割とドライだと思います。いつもは気にならないんですが、今回はつまらなかったですねー。私はどろどろと切れない感じが好きなんですよ!(笑)

楽しみにしていた新刊だったのに残念です。
★★☆
「となりの801ちゃん 2」小島アジコ
2007年12月08日(土)
2巻です。わからないネタがけっこうあるんだけど、雰囲気はわかります。
がんばれチベくん。

ところで、この本乱丁でした…。ごめん、下から取って(笑)
送り返すのも面倒だし、読めなくはないので、きっとこのままです。
「バガボンド 27」井上雄彦
2007年12月04日(火)
えーと、何人斬りでしたか…。何十人ですよ。ものすごいですね。次から次へと襲い掛かってくる吉岡の人間をばったばったと。
そして、絵の素晴らしさもものすごい。
「暁の脱出 グイン・サーガ117」栗本薫
2007年12月03日(月)
やっと!長かったタイス編が終わりましたー!
よかったよかった。ほんとに長かったですね。
あれとかあれはこの脱出の伏線だったわけですね。
そして、そこで出てくるか…みたいな人物が。じゃあ、今までのこのタイス編の長さはなんだったの?みたいな…。
まあ、次巻以降に期待。
「黒いヴェール」アニー・デュプレー
2007年12月02日(日)
フランスの女優、アニー・デュプレーの自伝。写真家だった両親を、8歳の時に亡くしている。
ある日曜日の朝、出かける準備のために浴室にいた両親。そして呼ばれていたのに言うことを聞かずベッドにいた彼女は助かり、両親は帰らぬ人となった。
彼女は両親についての記憶をすべて失っている。
歳月を経て、残された父親の写真を見ながら、抱えてきた傷を振り返る…。

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この本を読んでみたきっかけは、吉野朔実「本を読む兄、読まぬ兄」に収録の対談を読んだことでした。その部分をこちらの記事で抜粋してあります。(平山氏は三人家族と言ってますが、四人家族でした)
http://ameblo.jp/papermoon/entry-10053832576.html

モノクロの写真をはさみながらつづられる回想。
時系列どおりに詳しい説明をされているわけではないので、状況がわかりにくい部分もなくはないのですが、心情の描写は素晴らしいです。こんなに、感性豊かで、自分の心情を分析してみせることのできる少女が受けたショックは、どれほどであったのかということは、想像を絶します。

あまりの苦しみから逃れるために、少女はすぐに無関心の殻に閉じこもり始める。なにもなかったかのようにふるまい、見かねて現実を告げる親類に「そう、わかったわ。じゃあ、あたしの荷物、いつもってこられるの?」と無常に言い放つ。胸に迫ります。
祖母とのやりとりのエピソードも印象的。両親の存在をまったく忘れてしまったかのように元気に過ごす少女の前に、祖母が目に付くように両親の写真を置いておいた。不意打ちでそれを見てしまった彼女は、火がついたように泣き出す。その後の祖母と彼女の心情の描写が秀逸。泣けてきます。

そして、圧巻は最後に詳細に語られる、その朝のこと。
彼女の心は、ほんとにこの朝で止まっていたんですね。
あまりに、静かなのに壮絶です。

静かで重いけれど、ぜひ読んでみていただきたい一冊です。
★★★★
「きのう何食べた? 1」よしながふみ
2007年12月01日(土)
弁護士の筧史朗は美容師の矢吹(男)と二人暮らし。
料理を手際よく、しかも安く上げることに命をかけている。

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史朗さんが料理を作る過程が事細かに描かれていて、それを楽しむ漫画なんだと思われます。
私は普段料理しないんで、レシピは斜め読みですが。

これは、あれですね。「旅行番組(本)を見て旅行に行った気になる」的な楽しみ方をするものなんじゃないでしょうか。
時間も腕もないけど、節約もして料理作ってみた気になれる!
…かどうかわかりませんが。
これ、掲載紙がモーニングなんですよね。男性がこれを読んでなにが楽しいのか?という疑問も見かけましたが…美味しんぼと同じで、料理のうんちくってみんなけっこう好きなんじゃないかなーと推察。

ちなみに私は、史朗さんの性格のディテール(世間から見られる自分というのを意識しがち)とか、両親とのやり取りが、リアリティあっておもしろいと思いながら読みました。


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