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未来予報 あした、晴れればいい。/乙一 2001年08月30日(木) もう夜遅かったので、読もうかどうしようか迷ったのだけど、誘惑に負けて読んでしまった。…やっぱり泣かされた。よかった。小学生だった主人公と近所に住む女の子は、転校生と友達になる。その転校生は「未来予報」の力を持っていた。天気予報と同じく、絶対確実ではない「予報」。彼がある日言った、その「未来予報」のひとつが、話のキーになる。 時の流れを淡々と、追った話。雨や雹など、タイトルにひっかけて様々な天気を場面場面に絡めていて、それらのシーンがとても鮮やかで印象的。特に雹のシーン、会話は何もないのに、じーんとくる。 けれど、この話の冒頭に書かれているように、彼はその物語の中の十年間、「だらだらと何もない日々をすごしていただけ」。表面的な出来事としては。 淡々とした文章で、物語は進む。この作家は、決して文章が達者だとは言えない。なのに、「何もない日々」「無関係」を、こんな風に描けるなんて、すごいことだと思う。涙が出る。 目に見えるものだけがすべてじゃない。でも、目に見えないものだけが尊いわけでもない。それでも、目に見えない何かを信じようとして、みんな必死で生きている。 何もなかった。でも、そこには何かがあったんだ。 彼の書く話は、目に見えないものを、「あるよ」といとも簡単に言ってくれる。そして、たとえ今信じられなくても大丈夫だよ、と言ってくれる。 私は、いつもいつも、そんな言葉を欲しがってるんだ…。 |
原作と映像化について 2001年08月29日(水) 先日まで読んでいた「バガボンド」の原作は、吉川英治。今、私は「ネバーランド」というドラマを見ているが、それの原作は恩田陸。 原作のある、漫画や映画やアニメなんかは数多い。そして私は、割と両方とも読んでみたい人である。(必ずしも両方読むわけではない。興味がわいたら) どちらかと言うと、原作を知っていてその映像化を興味を持って見る、というのが多い気がする。でも、そういうのって大抵すごく幻滅させられるんだよね…。 実際、「ネバーランド」はほんとにがっかりしてる。私はジャニファンじゃないから、ドラマの内容がしっかりしてないと楽しめないのよ。小説の方はおもしろかったから、すごく残念。もしドラマを先に見てたら、原作に興味持てなかったと思う。いや、どんなにひどいんだ?という興味で読んでみたかも?(笑) 一方、映画などを見ておもしろかったのは、原作もぜひ読んでみたいと思う。そして、原作を読んでもとても満足のいく作品だったりする。まあ、それは当然かな? いい作品じゃないと、映像化しないだろうから。 つまり、他の人はどうかわからないけど私の場合は、「小説→映像化」という順序は受け入れがたいが、「映像→小説」という順序でなら二度楽しめるらしい。 小説というのは、解釈を制限せずに、読み手の自由な想像で楽しむことができる。自分で勝手にイメージをつくることが許される。(だから、小説のファンはよく「イメージが壊れるから映像化には反対」と言ったりする。私は好奇心旺盛なので、なんでも見てみたいけど。) 映像だとそれが固定されるから。そのイメージが正しい姿のように描かれるから。 でも、「映像→小説」という順序だと、小説は別物だと楽しむことができたりする。全然違う世界が広がってるから。 結局…映像には小説と同じものを求めてしまうのに、小説には映像と同じものは求めないから、ということなんだろうか。 ちなみに、同じ「映像→小説」でも、「映像のノベライズ」はやめた方がいいと思う! これはほんとに。数冊しか読んだことないけど、ほんとに読むだけ無駄です。書いても意味あるの? これも、「小説に映像とまるっきり同じものを持ってこようとしてるから」、よくないんだと思うよ。でも映像が元になってると違うものは書けないよねえ。たまにあるけど、ほんとに存在意義が謎。 ああでも、その逆で、映像化の時に、「違うものだと思って作る」か「同じものを求めるか」という違いはあると思うんだけど、それは一概にどちらがいいとは言えない気がする。原作のファンだったら、原作の世界を壊さないで素晴らしいものができてたらそれが一番だと思うし、違うものになっていたおかげで成功した、というのもあるだろうし。 原作者は複雑だろうな。作り手も。 ああ、あと。漫画のノベライズというのが時々あるけど、あれはほんとに謎。どんな存在意義があるのだろう? 青少年の活字離れを防ぐ…とか言わないよね。つまんない本読んだら、かえって活字離れするっちゅーに。 ……なーんて言ってるけど、実は読んだことがない。感想は読んでから言え? だって、パラパラ見たらどんなのかわかるよ…。 ------------------------ 映画を先に見てから原作を読んだというのもけっこうあるんだけど、今でも鮮烈に記憶に残ってるのは、「飛ぶ夢をしばらく見ない」と「きらきらひかる」かな。 まあ、私は見る映画の本数も極端に少ないんだけどね。 どちらも、映画の宣伝とか広告とかプロモを見て、興味を惹かれて見たもの。 「飛ぶ夢をしばらく見ない」は、山田太一原作。 病院で老女と知り合った中年の男が主人公。再会したとき、老女は若返っていた。会う度に若返っていくその女性と愛し合うようになるが、若返りは止まらずに…。という話。(SFじゃないので、なんで若くなるのー?とか思わないように) 女性を、石田えりが演じていた。男性は…憶えてない…(笑) ビデオで見たんだけど、実はあまり映画のことは憶えてなかったりする。ただ、ラストシーンの秋の夕暮れの色がキレイだったなあと思い出す。 でも、これは小説が大好きで。終わり方がすごくせつなくて、大好きなんだ。今読み返して、ちょっと涙ぐんでしまった。 「きらきらひかる」はけっこう有名だけど、江國香織の原作。 でもこの映画を見たとき私は江國香織は知らなくて、薬師丸ひろ子が「徹子の部屋」でこの映画の話をしていたのを聞いて、見てみたくなり、映画館まで見に行った。 偽装結婚しているアル中の妻(薬師丸ひろ子)とホモの夫(豊川悦司)と、夫の恋人(筒井道隆)の話。と書くと、知らない人には際物だと思われそうだが…。淡々としてせつなくて愛しいお話だった。映画ではけっこうディープなキスシーン(もちろん薬師丸ひろ子のではないよ)があってちょっとびっくりしたけど、それもなかなか味があってよかったのではないかな。客寄せのネタにもなるけど、それだけのためのシーンじゃないからね…。 それを見た後に、原作を読んだ。原作は、映画とはまた違った雰囲気だった。もっとガラスみたいな感じというか…。苦手なタイプかと思ったけど、気に入ってしまったのが不思議だ。これは、映画を見ていたせいなんだろうか? このふたつは、原作の雰囲気を壊さず、なおかつ違う情感を描いて見せていると思う。お気に入りです。 |
20世紀少年 6/浦沢直樹 2001年08月27日(月) 今日読んだ漫画は2冊。「バガボンド 11」(井上雄彦) 柳生石舟斎の元にたどり着いた武蔵。 石舟斎というのがもうおじいちゃんで、倒れて寝てるのね。その枕元に立って、石舟斎と、そして自分自身と戦う武蔵が描かれている。静かなる戦いなんだけど、おもしろい。禅問答みたいな部分もあるんだけど、孫の手とか…(笑) 奥が深いっす。 しかし、胤栄といい、おじいちゃんがいい味出してるなあ。 あーあ、最新刊まであっという間に追いついちゃった。つまらんー。 「20世紀少年 6」(浦沢直樹) 主人公が冴えない男(笑)からかわいい女の子に変わって2冊目かな。彼の書く女の子はなかなかかわいい。ボーイッシュでさらりとしていて。好みです(笑) でも、いきなり未来になっちゃってて、前までの何が起きるんだーっていうハラハラ感が薄れちゃった気がしてた。ああ、変わりに何が起きたんだーっていうもやもや感はあるんだけどね(笑) それが、海ほたる刑務所が出てきてまた、どうなるんだーってハラハラ感が復活しておもしろくなってきた。やっぱり、この人の話も、一気に読みたいなあ。 実は「パイナップルARMY」はまとめ買いしてあるんだけど、まだ読んでない…。あと「Happy!」と「YAWARA!」もいつか読みたいなー。 |
バガボンド 6〜10/井上雄彦 2001年08月25日(土) 10巻まで読み進んだ。武蔵と胤舜の山の中での戦いが8巻までのメインで、それがなかなかすごかった。睨み合ったまま、二人でずーっと立ちつくしてるのね。山の中の暗く静謐な雰囲気やら、二人の研ぎすまされた神経、精神の高揚や迷い…そういったものが。 「死んだ場合 骸はどこへ」と問われる武蔵の目の前に、蜘蛛が下りてくる。武蔵の目のアップ。糸をたどって上を見上げると、そこには満天の星空がある。見上げたまま武蔵は「…骸は そのままここの土に」と答える。 漫画ならではのこのコマの流れと間。これは、小説ではどんな風に描かれてるんだろう? 他にもそういう所が随所にある。ちょっと読んでみたくなってきたぞー。 胤舜との戦いが終わり、話は柳生一門へ。四高弟とかいうのが出てくるんだけど。それぞれのキャラを考えて、その顔を考えてるんだよなーって、当たり前のことをしみじみ思ったりした。 顔でいうと、武蔵がそりゃあもうかっこいいんだー(笑) ま、そりゃ、主人公だからね(笑) でも、額やら頬やらにでかい傷跡が! 額の傷なんか真一文字なの〜。アイドルは顔が命なのに〜(笑)(アイドルじゃないって) それに、髪は下ろしてた方がかっこいいのにー。ほんとめっちゃかっこいい。花道よりかっこいいって!(笑) …はっ、いかん、真面目に書き出したのについミーハーになってしまった(笑) |
今日の漫画 2001年08月23日(木) 漫画2冊。「天は赤い河のほとり 25」(篠原千絵) 「偶然が残すもの 記憶鮮明�供�(日渡早紀) …ごめん、特に感想なし(笑) |
ぼくらは虚空に夜を視る/上遠野浩平 2001年08月20日(月) この世界は、精神が崩壊しないための幻想世界であり、ほんとうは人類は宇宙船に冷凍保存されたまま宇宙を漂っている。主人公の少年は、その宇宙船を守る戦士である。…というような内容。まあ、ありがちと言えばありがちだけど、語り口はそんなに古くさい感じはなかった。 でも、なんか、虚空の孤独とか、いまいち伝わってこなかったかなあ。 ブギー・ポップも、読んでみようと思ってたけど、読まないかも…。 |
夏が来れば思い出す…? 2001年08月19日(日) 夏休みの宿題と言うといろいろあるけど、読書感想文というのが、あるよねえ。私はあれがとても苦手だった。読書感想文に限らず、私は学校で書かされる文(作文に限らず)がほんとに苦手だった。今、これだけたくさん日記やらなにやらを書いているけど。 私には何を求められているのかがわからない…というか、求められているものを書けないというか…。いまだにそういう作文は苦手だ。国語の成績はよかったし、文章書くのは好きなんだけどね。そういえば、原稿用紙1枚だけで提出して呆れられたことがあったな(笑)(なめた小学生だった) 読書感想文…。今、ここに書き続けているものは、全然読書感想文ではないよね(笑) そんなものを書く気もないし。(今の私にならちょっとはそれらしきものが書けるのかな?と思うこともあるけど、面倒だからやらない) 私は、ほんとに本に関しての感想を書くのが苦手なんだろうなと思う。書くのがそれほど好きだとも思えない。ライブレポを書くのなら、好きなんだけどね。 それでも、それらしきものを書こうとしている。それは、私は本を読むのは好きだからだ。好きなものは主張したいからだ。 私は、レビューを読むのはとても好きだ。そして、そういったものを読んで、実際にそれを読んでみようかな、と思うこともよくある。だから、私もそういうものが書きたいと思う。でも、苦手なんだー。 自分が、どういうレビューを読むとその本を読んでみたくなるかというのは、ひとつはわかっている。具体的なシーンをあげられて、それがすごく印象的だと読んでみたくなる。…というのはわかっているんだけど、毎回毎回ワンシーンをあげてるんじゃ芸がないしねー。…誰も私に芸は求めていないかもしれないけど(笑) この人の読む本はどれもおもしろそうだ。私も読んでみたい。 そう思わせるような感想を書きたい。昔からずっと思っていたこと。だから、別に読書感想文なんてうまくなくてよかったんだ。 でも、今現在、全然そんなのを書けてる気がしない。そして、今はそういうのを書こうという努力もしていない。ただ、本は読んでいるので感想を書き付けるのを消化しているだけだ。 話はちょっと飛ぶけれど、「才能」という言葉がある。某所のテーマ日記で、「あなたにとって才能とは?」というテーマの時があった。その時にいろいろ考えて、結局書かなかったんだけど。 才能って、1割は、他人が決める。客観的な評価によって、才能があるなしって決められる。 でも、あとの9割は、自分がそれを続けられるかどうか、才能がないと言われても思っても、やめられなくて努力し続けられるかどうかなんだと思う。それができて初めて、あとの1割にたどり着ける。 ここの感想も、日記も、レポも、私は書き続けてみせる。 …って、いきなり何言い出すんだー。 --------------- 「バガボンド 1〜6」(井上雄彦)を一気読み。 おもしろかった。まあ、おもしろいことはわかっていたけど。 最初の方は斬って斬って…って感じだったので単調だと思ったけど、だんだん深くなってくる。でも、これ連載で読むより一気に読む方がいいと思うな…。 あと、やっぱり絵にうなる。昔BSマンガ夜話で、絵は確かにうまいけど一枚絵で動きがないって言われてた。それは確かになるほど止まってるなーと思うんだけど、それを超えてすごいと思わせる迫力がある。私は実はあまり絵は堪能しない人なんだけど(マンガ家にとってはヤな読者だろうな…)、流石にじっくり絵を見てしまう。カラーの扉絵とか、粗い線なのに、それがかえって味があって、ほんとにすごい。 話は、武蔵の成長の過程が主題になってる。強いヤツと闘いたい…って、それはじゃんぷやろーって思うけど(笑)、それがどうしてなのか、根本的なことも描かれていておもしろい。 原作は吉川英治の「宮本武蔵」。ちょっと読んでみたい気もするけど、長そうだしなあ。何も知らない状態で井上版武蔵の行く末を見守っていきたい気もするので、マンガが終わったら読もうかな、と言っておこう(笑) 3巻の見返しに載っている作者の言葉。 読んで得する漫画(料理がわかるとか経済がわかるとか)は人気があるようだけど、この漫画は「得」しません。ただの娯楽です。 と書かれている。確か、テレビでもそんなことを言っていた。 自分のやっていることをそういう風に言えるっていうのは、すごくかっこいいなあと思う。 自然と共に生きることがいちばん偉く正しいことなのかもしれないけど、私も、なんの役にもたたないことが何よりも大事な人間です。 |
上と外 2〜6/恩田陸 2001年08月18日(土) 「上と外」読み終わった。クーデターに巻き込まれジャングルに放り出された兄妹のサバイバルの話。…のはずが、単なるサバイバルに終わらないんだけどね。 「マスターキートン」とかサバイバルもの(?)は好きだから、わくわくと読めた。この人は"ゲーム"の話がうまいなと思う。 最後はやっぱり、そうなるとわかってはいてもぐっとくるし。 でも、一冊ずつ読むより一気に読んでよかったかも。 「ONE PIECE」(尾田栄一郎)を17巻まで読み進んだ。 絵がごちゃごちゃしてて読みにくいし、なんでこんなに人気あんのかなーと思いながら読み続けているのだが…トナカイちょっとかわいかった…(笑) 泣かせるぜー(笑) (私が読み手として便利なところは、お決まりの展開やセリフでも、作者の思うつぼで泣けるところだ) |
ココナッツ/山本文緒 2001年08月17日(金) 現地調達(笑)の本だったけど、すーぐに読み終わっちゃって、ほとんどの時間寝て帰った。「アイドルをねらえ!」というコバルト文庫より刊行されたものの加筆訂正版。元の方を立ち読みしてみたら、主人公の名前が実乃じゃなくてみんのになってた。どんな名前だ。(それともあだ名だろうか) まあ、話の筋的にも文章的にも、昔の作品なんだな…という感じでしょうか。 駅からの帰り、なんとなく物寂しくて、図書館と古本屋に寄った。 図書館では恩田陸のまだ読んでないのあったらいいなーと思ったんだけどなかったから、篠原一を借りた。ちょうど二冊あったから、二冊借りた。初めての作家は、二冊くらいで判断しないと。パラパラとめくってみた感じと帯の筋を読んだ感じでは、あまり好みのタイプじゃない気がしたけど…。 あと、上遠野浩平「ぼくらは虚空に夜を視る」も借りてみた。…他に読んでない本が山のようにあるんだから、借りなくてもいいのにねえ(苦笑) 今日読んだマンガは二冊。 「あかりをください」(紺野キタ) 絵が、すごくほんわりして繊細でかわいくて好き。話も、その絵にすごくあってあたたかい話ばかり。女の子がかわいくて…いいなあって思う。 この人のもっと読みたいなー。もっと単行本出してないのかな? 「森の魔女たち 2」(松本花) …終わっちゃった。なんだかよくわかんない終わり方であった。 |
あなたには帰る家がある/山本文緒 2001年08月15日(水) 行きの新幹線の中で読み終わった。けっこう厚かったのに。広島までって、けっこう遠いんだねー。←いまさら(笑)つーか、今までがあまりに遠すぎたから、新幹線だとあっという間じゃないかという錯覚があるらしい(笑) 二組の夫婦のどろどろした話…? なんか、ほんとどろどろしてました(笑) |
上と外1/恩田陸 2001年08月14日(火) とりあえず1冊読み終わった。全6巻なんだけど、1冊がめちゃめちゃ薄いのね。 というわけで、1冊読んだけど、まだなんとも言えないなあ…。 離婚した夫婦と二人の子供。夏休みに微妙な家族団欒を過ごす4人がクーデターに巻き込まれ…というところだけど。ちょっと「ガダラの豚」(中島らも)を思い出してしまったな。 明日から2泊3日の遠征なので、「上と外」はしばしお休み。厚さなどを考慮した結果、「あなたには帰る家がある」(山本文緒)を持参することに決定。 |
本屋に行く 2001年08月13日(月) 昨日の夜は、寝る前に「光の帝国」(恩田陸)を読んで、ぼろぼろ泣いてから寝た(笑)今日は本屋へ。母親と姉と一緒に行ったんだけど…めちゃめちゃ疲れた。やっぱり、彼女たちと行動するのは疲れる。。 マンガ2冊購入。 「ヒカルの碁13」(小畑健、ほったゆみ) 塔矢名人と佐為がいよいよ対決。おもしろいです。 「お迎えです。1」(田中メカ) 途中から読み始めたので最初のところがよくわかってなかったのよね。ようやくすっきり。最近この人がすごい気に入ってて。ほんわかしてかわいい絵と作風なんだけど、ちょっとせつない感じでおもしろい。えんちゃんも、個性がなさそうでいながら、すんごいいい男だしなー。それになんたって、うさぎ(笑)がかわいいでしょう!!(着ぐるみね) 他に文庫2つ、「上と外」(恩田陸)と「自閉症だったわたしへ」(ドナ・ウィリアムズ)を購入。 立ち読みしてて、今日はスティーヴン・キングが気になった。よく立ち読みしてると、キングの本って目に付くんだよね。売れっ子であることは確かなんだけど、それだけじゃなく、彼の本はタイトルとか帯のあおり文句がほんっとにおもしろそうなの。読みたいなーって思わせる。…でも、ハードカバーの本買うほど金持ちじゃないし。あと、最近、翻訳物から遠ざかってるしねー。 なんてことを言っていると、キングって読む機会がないんだ。実を言うとまだ「スタンド・バイ・ミー」と「ミザリー」しか読んだことない。(どっちも映画見たから原作読みたくて) さて、今後私はキングを読む機会はあるでしょうか? あと、MOEを立ち読みしたら江国香織の特集だった。私は彼女のファンではないのだが、ちょっとおもしろそうな内容だったんだよね。ちょっと買いそうになったけど、端が折れてるの1冊しか置いてなかったから買わなかった。 さて、私はこの雑誌を入手することはあるでしょうか? …少し、イライラしている。別に何があったわけでもないのに。家族のこと。決して嫌いなわけじゃないのに、イライラしてしょうがない。優しくなれない。 音楽は、新鮮なものでないと、現実を忘れさせるほどの刺激をくれない。 ファンタジーが欲しいな。 今日は何を読んでから寝ようかな? |
グイン・サーガ80 ヤーンの翼/栗本薫 2001年08月12日(日) 「グイン・サーガ80 ヤーンの翼」を読み終わった。今回はグインとイシュトヴァーンの二人の場面が交互に描かれていた。 グインはほんとに読んでて安心できるけど、イシュトヴァーンは読んでてつらい。地位を得るにつれ、彼はどんどん不幸になるばかりで、痛ましくてつらい。うーん、やっぱり私はイシュトヴァーンがいちばん好きなんだろうなあと思う。少しでも、しあわせになってくれたらいいのに…。でもそれはきっと叶わないことなんだろう。それがわかっているから、よけいつらい。悲しい。 今日はさらに読む。 「耀変黙示録�掘 ̄蠅礼腟は�32」桑原水菜 私もねえ…、いつまで読み続けるんだか(苦笑) 話も、どこへ行くんだ?って感じだし。前までの話をちゃんとおぼえてないし。だいたい私は日本史苦手なんですー(笑) さらに読む。 「オーラバスター・インテグラル 月光人魚」若木未生 ひとつめの話は雑誌で読んでたので、他の二編を読む。 これも、どこまで読み続けるんだ私、って感じだ(笑) なかなか、一度ある程度まで思い入れがあった作品っていうのは、離れられないのよね。 これは、ハイスクール〜の方の大学生版っていうか。(あっちを読み始めたときは、私は確かにハイスクールであったよ。あ、今日の三冊はどれも高校時代に読み始めたシリーズだ) この話ねえ、私はハイスクール〜の方の読者としてのスタンスで読んでいるけど、じゃなかったらどう読んでいいのかわからなかっただろうな。どこがおもしろいの?って、まったく興味なかったと思う。つーか、おもしろくないことには変わりはないんだが(笑) 興味はあるのね…。僅かにね。 はあ。なんでかなあ。もっともっと、おもしろかったよ? でも、水になるの…いいなあ。。私も水になっちゃいたい。 |
活字倶楽部 2001年08月11日(土) ずっと体調が悪かったのだけど、ようやく夏休みだ! 昼まで寝て少しは回復したような気がしなくもないのだけど、まだちょっとだるいのでとりあえず買ってあった雑誌を読むことにする。この雑誌はずっと買ってるのだけど、おもしろいし参考になる。最近は読みたいと思った本はメモして、図書館に行ったときの参考にしている。 今回の特集は、上遠野浩平。ブギーポップで有名な人だ。 読んだことがないので、特集も流し読みしてしまったけど、興味はある。ブギーポップ以外でも、評価されてるようだし。今度、ブギーポップか「ぼくらは虚空に夜を視る」を読んでみたい。一、二冊読めば、自分にあうかどうかわかるからね。 インタビューで、ジョジョのことを語っていたのがおもしろかった。 特集2は「十二国記」。 細かいから、ちゃんと細部まで憶えてないんだよねー…。最初の読んだの高校の時だし(笑) 読み返したくなっちゃったな。 篠原一のインタビュー。 最近この人の名前もよく目にしていた。女性だったのかー。一人称が「僕」だけど(笑) 大学院でしている研究の話がおもしろかった。喜びなどの感情のレベルは数値化できるんだって。でも、「理解する」こと「理解される」ことか…。って、うまく説明できないから知りたい人は雑誌探して読んで下さい(笑) あらすじを読むと、好きになれるかどうかは微妙なところだけど、一度読んでみたいな。どれがいいのかなあ。図書館行ってあったのを読むか(笑) あと、ぱらぱらめくってみて読んでみたいと思った本。 三浦しをん「月魚」「妄想炸裂」 梶原千遠(臨床心理士)「「ひきこもり」たい気持ち」 京極夏彦「ルー=ガルー 忌避すべき狼」 今まで、読みたいと思って結局読めた本はどれくらいかなあ…。 高校の頃だったら、もっといっぱい読めたのにね。ネットが悪いのよー(笑) 今日はグインを読み始めたけど、どーも身体がだるい。やっぱり食が進まないからかなあ。 |
紙婚式/山本文緒 2001年08月09日(木) この間からちょこちょこ読んでいた短編集を読み終わった。この短編集は、どれも夫婦の話だ。…よくある? なんというか、山本文緒の話は、とても共感できる。どの話も、あり得なさそうで、ありそうで。誰しも、そんなことを思うんだろうなあ、という気持ちが描かれている。誰だって、なんだって、ちょっとしたボタンのかけ違いなんだよね。 せつなくなるような話ばっかりで、でも読後感は悪くない。でも、「生きる希望」がわいてくる本ではないなあ(笑) |
天帝妖狐/乙一 2001年08月05日(日) まだ読んでいなかった乙一の最後の一冊が文庫化されていたことを知り、旅先の本屋でさっそく購入。二編を収録している。この作家、よく「ホラー」と書かれていたんだけど全然ホラーじゃないよな、と思っていたが、この二編はなかなかホラーだった。「A MASKED BALL ア マスクド ボール-及びトイレのタバコさんの出現と消失-」 学校のトイレの落書きから、事件が大きくなっていく…という話。トイレの落書きが、ネットでの匿名の書き込みと重なってなかなかおもしろい。全体的にはミステリー仕立てで、よくできてるんじゃないかな。 「天帝妖狐」 狐狗狸さんのせいで永遠の命を得てしまった青年。ずっと人目を避けて生きてきたが、ふとある女性に助けられて彼女の家に住むようになるが…。 これは、なかなかホラーだ。正直言うと私は全然怖くなかったが(笑)、ひたひたと暗い雰囲気が漂っていて、いい感じだ。 でも、いまいち入り込めなくて泣けなかった…。 これで乙一を全部読んでしまったのかと思うと、残念。 早く次が読みたい。と思っていたら、8/30に発売の雑誌に書き下ろしが載るらしい。期待! |
群青の夜の羽毛布/山本文緒 2001年08月04日(土) 坂の上に住む三人の女。厳格な母親、体が弱く家事手伝いの長女、明るい次女。そして、長女が新しくつきあい始めた恋人をめぐって、家族の事情やら心の闇やらが徐々に見え始める。なかなかおもしろかった。少し異常な世界を淡々と描いているのに、妙にリアリティーがある。 章の合間に挿入される、誰かがカウンセリングを受けているらしき独白の部分が、インパクトがあってよかった。少しずつ、彼女たちの生活に引き込まれていく感じ。 図書館で会うシーンが好きだった。 その後で恋人が、やっぱり自分はこの面倒くさい神経症的な女が好きなんだ、と自覚する。そうね。便利だから好きになるわけじゃないんだもんね。 人が黙り込むのは、言いたいことを飲み込んでるからだ。 |