青いくもと白いそら

想い出きのうあした


2002年07月31日(水) キミの声は痛かったよ






ココロの底から響くような

キミの声は悲しかったよ



届かない誰かに縋るような

キミの声は苦しかったよ



もどかしさと至らなさに悩み

手には入らぬものを望み

いつまでも自ら不幸の渦中に身を置く

そしていつまでもそれに気づかない




キミの声は痛かったよ






2002年07月30日(火) 枯れた花の埋葬









想い出はどこか 花のようなもの

綺麗で鮮やかに咲き誇っているのは最初だけ

いつしか時という魔力に侵されて

朽ちた色と姿に変わってく

時が経てば花が土へと還るように

深く深く人の心に沈み

最後は消えてしまうか

まったく違ったものへと姿を変えるだけ



弔いをしましょう?

去り行く過去にくちづけを








2002年07月28日(日) 『最低』は最たる恐怖






誰かを否定するのは好きじゃない

でも

誰かから否定されるのはもっと嫌い

自分の評価を一定に保てない私にとって

他人の評価=私の価値

だから否定は恐怖

私の存在を揺るがすくらいに

始終自殺を考えてしまうくらいに







2002年07月27日(土) 最低なのはキミの方よ







私がキミの話をちっとも聞かないと

キミはいつも声高にして怒るけど

でも

人の予定も状況も省みずに

ただ一方的に

うだうだくだくだと

耳障りな大声で

延々と語りつづけるキミは何?

一体全体

何様なワケ?







2002年07月26日(金) 成果のない未来が怖いだなんて












自分に出来る限りのことをしなさい

たとえそれが実を結ばなくとも、明日への糧になるのだから












その言葉を支えにここまできた

なら、私はいま何に怯えているのだろう








結果だけが全てじゃないと

知ってはいるのに











2002年07月25日(木) 嫌いな現在と好きになりたい未来







いったい何度、

『大嫌い』という言葉をのみこめばいいんだろう




いったい、

いつになれば自分を『好き』になれるんだろう




そんなの永遠にわからない






2002年07月24日(水) 醜い私






自分を嫌いでもイイ?
大嫌いでもイイ?

この世の中、生きていくには
自分のことを好きでなきゃ
のりきれない気がして

ほかの誰も
私を好きでいてくれるハズなんて
ないのだから
私だけでも私のことを好きでなきゃ
いけない気がして

一生懸命努力してみたけど
やっぱりダメで
こんな弱くて、穢れた生き物
好きになんかなれなくて

でも、一人は寂しくて

大嫌いでもイイかな?
出来ないことを苦しいことを
ムリにやろうとしなくてもイイ?

こんな私を

誰か許してくれる?





2002年07月23日(火) これが私がキミを愛せなかった理由




キミは、キミは一人でも平気なんだね

一人でも生きてゆけるんだね

私などいなくても平気なんだね

キミ一人がいないだけで

前にも進めず

ただ日々を見ているだけの

私とは違うんだね





2002年07月22日(月) 見守る愛は無償でなくっちゃ





誰にだって、愛してくれる人が必要よ

打算とか利益とか、そんなものは関係なしに

心の底から、ただただ溢れるにまかせて

そんな風に、愛してくれる人が必要なのよ

誰だって、自分が自分を愛してくれる
たった一人の人じゃ苦しいんだもの




2002年07月20日(土) 夢の向こうのまた向こう








気が付いたら、この日記を書き始めて
もう1年と9日たっていました。
なんの感慨もなく1周年。
すこしびっくり。
これでまた、私のモットー(仮)の
『日々感動』が崩れ去りました。
これで何度目でしょう。
少し残念で、少し落ち込み。















あぁ 
なんだか 

ひどくもどかしい  

ふとした瞬間に
本当に届かない人だと自覚するから 
かなわない人だと理解するから 

こんなに想い 
憧れていても 

いつでもあなたは遠い人 
いつまでもあなたは手の届かぬ人






2002年07月19日(金) 夢を見みました…





夢をみました
とても悲しい夢でした
ただただひたすらに、物悲しい夢でした

内容などは関係なく
ただただひたすらに、悲しみが私の胸を襲うのです

私の胸の内など関係なく
世界は今日も回るけど
私の中の悲しみは、いまもあの日のあの時に
いつまでも捕らわれたままなのです





2002年07月18日(木) 二人の距離





私とアナタの距離は
こんなに近くて、あんなにも遠い

こうして掌を合わせていても
アナタの心は遥か彼方

こんなにも近くにいるのに
アナタの背中はまるで、異世界の向こう側

こんなに近くにいるのに
アナタの心はあんなにも遠い

こんなにも離れているのに
私はアナタの側にいたい





2002年07月17日(水) 光と闇と解らないアナタの心





どちらが本当のアナタですか?



私に優しい笑顔を向けて
愛していると
そう囁いてくれるのがアナタですか?



それとも



残酷なまでの嘲笑を
いとも簡単に楽しそうに
私を否定するのがアナタですか?



教えてください



私はもう
アナタの何を信じればよいのかわからない
アナタの笑顔すらも怖いのです




2002年07月14日(日) 今では無理だと理解もしたけど






あなたの一番になりたかった

たった一人の一番になりたかった 

手が届かないとは判ってはいるけど 

あなたの特別になりたかったの 

そう 

たった一人の一番で 

たった一人の特別 

私はそんな人間になりたかったの







2002年07月13日(土) いつまでも近くでいたいから





あなたはいつも
しっかりと前を見据えていて

なにか
あなたにしかわからない
なにかに向かって歩いていて

しっかりと
地に足をつけて歩いているから

私なんか必要ないように思うの

私と一緒にいる意味なんかないのに
私との過去に縛られているかのよう

いつ見限られるのか怯えて
私は始終ドキドキしている

だから
だけど

あなたに負けないようにとか
共に歩けるようにとかではなく

あなたに呆れられないように
行動してみようかと思うの





2002年07月12日(金) この冷たい都で…





この他人にとても冷たい都(まち)で

でも なにも失わずにいられるのならば…






人って恐ろしい

顔にはそんな綺麗な笑みを浮かべているくせに

陰では何を言っているのかわかりもしない

親切にも私に話し掛けてくるくせに

裏では私のありもしない耳を疑うような噂を流している

信じられなくなりそうよ

何もかも

本当は本当にいい人かもしれない人までも

区別なんかつかない

私に向けられる善意が本当に善意であるかだなんて

私には理解もできないことだわ

この他人に冷たい都で私が傷つかずにすむというならば

私は何だってできるでしょう






私は悪魔にだって身を売るでしょう




2002年07月11日(木) 大好き






いつもどこか投げやりで

でも真っ直ぐな視線はそのままの

そんなアナタが大好きです

恋とか愛とか

そんな難しいものじゃなくて

いつでも笑顔でそう言える

そんな『大好き』





2002年07月09日(火) Lost Child





昨日と今日にたいした違いがあるとは思えないけど

でも今日は確かに昨日とは別の日

イライラして落ち込んで

かまって欲しくて

駄々をこねた1日

まるで

記憶の中に置いてきた

子供の私が還ってきたみたい




2002年07月07日(日) I






愚か者

やらなきゃいけにことも

やれることも

有り余るくらいあるくせに

そのどれにも手をつけず

現状に甘んじて

前に進もうともしない

逃げることが悪いことだとは思えない

でも逃げつづけることは卑怯だと思う

自分には未来があるのだという自信に胡座をかき

おごっているに過ぎないと思う

生を何よりも望んで叶わなかったもの達の

彼らに対する侮辱であるとすら思う

なのに

他の誰よりも自分の意思に反しているのは



愚かな私


現実と恐怖から目をそらし

自分の意志に背を向けるのはもうやめよう

少しずつでもいい

でも着実に

前を見据えて歩こう

きっとまた立ち止まり

怯え背を向けてしまう私だけれども

その時はまた悩み考えて

また一歩を踏み出せばいい

永遠なんてなくとも

終わりまで辿り着けなくとも

私はそれを後悔したりなんてしないだろうから

永遠を夢見ているわけではないのだから

私は前を見て今を受け止めている私が

生きようと意識的に生きている私が

好き





2002年07月06日(土) 傷(いたみ)






いたわりの言葉がいえないの

自らの悲運ばかりを主張して

他人(ひと)の痛みに気がつけない




励ましの言葉がいえないの

あなたの痛みを知ってはいるのに

何を伝えればいいのか解らない




他人(ひと)の傷をいやすこともできず

他人(ひと)の背をさすることもできず




私は他人(ひと)を傷つけてばかりなの






2002年07月05日(金) 帰る場所





そう

私はあの人の 家 になりたかったの



他の本当の家から やって来る 場所ではなくて

出掛けるときは

いってきます と いってらっしゃい を交換して

帰ってきたときは

ただいま と おかえりなさい を交わす

あの人の 家 になりたかったの

あの人の 家族 になりたかったの




2002年07月04日(木) 子供





いつまでも

ききわけのない子供のままでゴメンナサイ

甘えたがりで

かまって欲しがってばかりの

小さい子供のままでゴメンナサイ



でも

まだ少し

見守っててください



私が自分を

自分と生きていけるようになるまでは




2002年07月02日(火) 告白しないでってあんなに願ったのに





少し長く伸びた前髪で顔を隠して

嫌なことがあった世界を

視界から遮断するの



ほら 私は一人

もう誰も私を傷つけないわ

誰も私を苦しめないわ




あやか † mail