
最近は天気がよくて、雪もかなり溶けた。
これは昨日の空。
このまま春になってくれればいいのになあ。
そう思っていたところに、また雪が降る。
やはり春はまだ先かな。
こないだ日記を書いた次の日に、劇団ひとりの小説は入手できた。
そしてその日のうちに読み終えた。
たぶん、とても読みやすかったんだと思う。
今はしばらく寝かせてから、そのうちまた読み返してみようと思っているところで。
短篇集なのだが、登場人物がリンクしていたり、他にも気付いてない仕掛けがありそうに思うので、ゆっくり読むとまた何か発見できそうな気がする。
あるファンサイトをよく見に行くのだけど、そこでもいろんな人がいろんな感想を持ち、そしてとても深い考察をしていたり。
それを読んで、ほー、なるほどー。などと唸ったりしている。
本を読み返すのがまた楽しみになった。
今の時点では「ピンボケな私」の最後のあたりの悪魔を写真に残そうとするところの描写が好きだなあ、と思っている。
「鳴き砂を歩く犬」もそうだけど、女性のキャラクターがなんだか強く印象に残っている。
決して綺麗な世界でもなく幸せでもなく。どちらかというと不幸で侘しい世界なのに。でもそれが普通の体温で語られているような。
おおげさではないところがなんだか心地いい。
そしてそういう世界にふさわしいくらいの希望があるのだ。
この本について、劇団ひとりが書いたんだからと、手放しでうおー!!と絶賛するのは性に合わないというか。
なんだか冷静に物語として観たいなあ、と。
そう思っていたんだけど、ここまで書いて、自分はたぶん、この物語を気に入っているんじゃないのかしら?と思ってみたり。
でも、まだ感想を定めないまま転がしていたい。
たぶん、まだまだ心で転がせるだろう。
この物語はそれだけの耐久性を持ってる気がする。