矛盾スルニモ程ガアル
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2013年03月28日(木) 離れたままで、近くにいる。

色んな手続きをしに、一旦新居に行った。



これから一人で暮らすその場所からほど近い場所に彼がいることを知り、そこで彼が飲みなら、終わりがけに顔見るぐらい出来るかな、と「そこで飲み?」ってメールしてみた。


ちょっとして、返信があって。


ここじゃなくて別な場所で飲みだと。引越ししてきたのか?


と言われ、一旦地元に帰って、また日曜に来ると返事した。


そうなんだ、今は○○で焼き肉だと。



○○だと行きにくいな、私も彼も明日があるし…と思って、顔が見たいと思ったけどまたにする、楽しんでね、と返信した。


あいよ、ときたからやり取りは終わったものと思ったのに。



深夜3時、彼からメール。



「4月以降なら定期的に会えるから!!
 その時になったらいっぱい会おうぜ♪
 楽しみにしてるわww」


って。




まさかそんな積極的(当社比)なメールが来るとか思ってないから、びっくりして。



寝ぼけながら、でも言葉をそれなりに理解して、夜中に一人でにやけてしまった。


これだから恋愛はやめられない、と思うのは、私が恋愛体質だからなのだろう、けれど。



こんなにこんなに幸せな思いをするだけで、こちらに職を探した甲斐があったというものだ。



が。



定期的、ってそれあの私あんたの愛人か何かですか、とか言葉に引っかかる。

以前彼が言っていた、「週2〜3回会いたがるけど俺が週1でしか会ってない人妻」のことがふいに頭によぎって、それと同じ感じなのかしら、と不安に思う。


義務みたいなんだったら断じていりませんけど、とそれだけはきっぱり思って。



でも、きっと。


その意味するところは、コンスタントに、って意味だと思うから。(希望的観測、だとしてもいいのだ)



いっぱい、の基準が全く分からないけれど。



大きく食い違ってないといいな、と思って、その旨返信した。

それから、「勿論無理のない範囲でね、まったり会っていけたらいいね」と付け加えた。



でも、割と今はこれが本心。



彼の人生を、邪魔したくない。


行きたい所があるなら行って欲しいし、やりたいことがあるならやって欲しい。


その上で、私と会う時間が作れるなら、会ってくれたら嬉しい。



そう、思う。



だけどそれは、要するに私も彼に左右されないということ。



彼を待って家に引きこもる、なんて考えてなくて。


友達の家に入り浸る気まんまんだし、会いたい人もいっぱいいるし、習い事も再開したい。



その上でお互い、会える時に会ったらいい、とか思う。



だけど、前回、彼が私の目をまっすぐ見てくれたことを思い出しては、ちょっとだけ幸せに浸る私は。



このメールのやり取り一つで、何だかまたちょっと、近くなれた気がしている。



まだ、距離は離れているけれど。



もう、近くにいる気がするのだ。




そして本当に、近くにいられるように、来月からなる。





それが私の望むことだから、本当は少し怖いけれど、でも、迷わない。





不思議と、彼が私のことを好きじゃなくなったらどうしよう、とか不安に思わないのは。


私がそもそも彼に好かれていると思ってないからなのか。

好きじゃなくなったらその時、と思えるからなのか。

何だか分からないけれど一旦好きだとなったらもう消えない気がするからなのか。

私が、彼を本当に愛していて、彼が私を愛してくれるかどうかは問題にならないからなのか。


どれかは、まだ分からないけれど。




多分、いつか離れていくんじゃないかって、不安に思っている彼に。


ちょっとずつ、私の愛を、伝えていけたらいいなと思っている。





絶対の約束なんかは、出来ないけれど。


そばにいるよ。




どんな形でも、いいんだ。



2013年03月18日(月) リコンショウニン。

されました。


旦那に。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


他愛のない、話から。


私が子供を産むなら彼の子で、とかって言ってたら。
(好きな人がいることは知ってるし、それでもいいと言われていた)


俺の子じゃ嫌なの、と聞かれて。



うーん、○○だから産みたくはない、って、もっともらしい理由をつけて誤魔化したら。



見抜かれて。



それじゃあ、もう、俺たちに先はないってことじゃん、と。





いやだからそれ年末に言ったしとか思いながら。



私の気持ちは、変わってないことを伝えた。


もう、夫婦だとは思えないこと。



旦那は、その不満をもっと早く言って欲しかった、と、私が職場の事情を知ってる人にずっと言われていたことを、責めて。




でもどうしても言えなかった。




あなたとは、もう、生理的に無理なんです、なんて。






改善しようと思える、レベルじゃないんだって。






旦那は治療すればいい、って思ってる。

私は、治療で出来るようになりました、ハイしましょう、ってすればいいってもんじゃないでしょう? なんて思っちゃう。




この人の、意識の薄さが、そのままかぶさってきて辛い。




私もこの人も悪くないと思うから、謝れない。




そしたら、旦那が。



「彼が、そんなに好きなの」




と。




ここを絶対もう、誤魔化したくないと思ったから、「うん」とはっきり頷いた。




「じゃあ仕方ないね」




と言われるから、そこで初めて、「ごめんね」が出た。



最後まで、私のことを心配してくれて、ああもうこの人私には勿体ないよ、そういうことだよきっと、とかって逃げで思う。



話が終わった後。どうしてももやもやして。



これで良かったのか、ってどこかで問いかけている自分がいる。



誰に話しても反対されるような、こんなことに本当に飛び込んでいいのか。


あんな、優しい人を傷つけてまで、自分の幸せが欲しいの?




浮かない表情をする鏡の中の自分を見ながら、思いきろうとするけれど出来ない。




悩んだまま、ある本を手に取った。



パラパラと頁をめくっていると、ふとした文に心が止まった。


「罪悪感の奥には、つねに怖れが隠れている」


この文章の説明と。最後に、「人生で最も大切なのは、幸せになることです。」と。





ちょっとだけ泣いた。





旦那に悪いからとか、親や友達が反対するからとか、そうやって理由をつけているのは、反対された通りになった時が怖いからで。

もっと言えば、そうやって「正しい」道を選ぼうとしてた。


だけど。これもその本にあった台詞。



「正しさ」を選ぶのも、「幸せ」を選ぶのも、自分次第。
だけどその二つは、同時には選べません、と。




失敗したっていいんだって、言い聞かせてたのに分かってなかった。


すんごい不幸になったとしても、私が今選びたい道は旦那と歩んでいく道ではなくて。


その時その時で私は考えて、行動して、その結果を自分で味わう。


自分の人生に、責任を取る。




だから、自分の心が決めたのなら、それに従おうと。




素直に思って、迷いが、消えた。





何もかもが悪くなる気がしていた。




だけど、そうでもないかもって、思えるようになった。






旧姓に戻って、一から出直す。





そういう自分の方が、そういう生き方の方が、自分に合ってる。




それは胸をはって言えるから、そうやって生きていこうと、思う。




あの人が、楽しめ、と言ってくれた、私の人生を。



2013年03月16日(土) 余裕。

これからはそばにいられる、と思うと。



今日は会えないのが、何てこともない。





会いたいけど、会えないからって苦痛じゃない。



会えたら嬉しい、って、いつもプラスにしかならない。





会ったあとの、私の髪に服に残る、煙草の移り香が好き。
(煙草の匂いは苦手なんだけど、彼の匂いは別。全然嫌じゃないのが、不思議なくらい)


抱きついたときに、ふわっといいにおいがするのも、好き。(←普通は逆じゃないのか)




だけど、この余裕のせいなのか、あ、ここ大口たたいてるなーとか、何で男って自分より上の人と繋がりが深いのを自慢するんだろう、とか、ちょこちょこアレな面も、今回初めて見え出した。



でも今後例えば彼に幻滅したとしても、それも自分の選択の結果だって、味わうこと。


失敗したって、次に活かせばいい。


それが出来ると思っているから、こういうことも、以前より怖くないし、動揺しない。





私の世界は、彼だけに限定されない。



新しい土地で、新しい出会いもあるだろうって思えるから、彼との仲が変わってしまうかも知れないことも、怖くない。




だけど少しずつ。私たちは、お互いの色んな面を見せ合って。




あるいは彼との仲が、深まっていくのかも知れないことも、ちょっとずつ感じてきている。





そうだったらいいなあと、ほんわり想う。





それはまったく、怖くない。



2013年03月15日(金) 会えたら、幸せ。

行こう、と言ってたイベントを、迷ってると奴が言い出しやがったのが3日前。


翌日の予定もわからない人だから、それは、もう仕方ないと諦めた。

会えなくても、一人でも楽しむねと送った。



一度予定を聞いたら、後は催促しない。

期待してる、みたいなことも伝えない。

強制も束縛も嫌う人、もっと言えば、強制や束縛をされてきたからこそ、それをされると嫌がる人。

彼の自由にすればいい、と思った。

来るも来ないも、彼の気持ちで決めたらいい。




会えるかどうか、本当に分からなくて、だけど当日の夕方にメールが来た。

こっちに来た、と。



イベント終了後、合流して。

お酒を、飲みながら話した。



が。





今回、私があまりに酔っ払いすぎて記憶がほとんどない、のだけれど。



何故か、人様の避妊事情について熱く賭けをした。(下世話すぎ)


私が勝ったら、彼と温泉旅行に行きたい、と言ったら「いいよ」とOKが出た。




こちらに来るために私が取ったやり方(の順番)を、説明したら、彼はすんなりわかってくれて。

ああやっぱり、前の人より楽だなあ、と勝手なことを感じる。



かなり酔っ払ってきた私は、彼の隣にいって。


ぴったりくっついたら、後は、もう、唇が重なるまでに時間はかからなかった。


貪るようにキス。



途中、「好き、大好き」と聞こえたのが、自分の声だったのか彼の声だったのかが定かでないほどに私は酔っていて。


言われたような気がする、けど、自信がないしこの間みたいなことになったら嫌なので、自分が言ったのだと思うことにするけれど。




「そっちに、行ってもいい?」と一度だけ聞いたら。

「いればいいじゃん」

と、言われた。



私の新しい職場が、彼の住んでるところと割と近いので。


「これからは、いつでも会えるな」


って、向こうから言われた。



酔っ払ってなければきっと度肝を抜かれたこの台詞も、ぼんやりした頭で受け止めるから、「うん、それがめちゃくちゃ嬉しい」と言ってくっつく。



まあ、忙しい彼がそうそうつかまるとは、思っていないけれど。



会いたいときに、5分でも顔が見たいときに、会いに行ける、っていうのは。



やっぱり、大きい。



「○○(地名)で、待ってるな」




って、言われたような気がしたけどその時はよく聞こえなくて、聞き返したら言ってくれなかった。


けど、これは確かにこう言われたような気がする。





今の彼女さんに、「本当の恋愛を教えてやるよ」なんつって言ったりしている過去からして、自分だって分かってないことを、彼が酔っ払って(酒ではなく)言ってるんだとしても。




いいのだ。その時の、彼の気持ちなんだから、とても嬉しい。




待ってる、って、言ってくれた。



私が望むことすら思いつかなかったことを言ってくれた、それは事実だから。






折角彼といられたのに、酔っ払ってしまったせいで私はこれ以外の時間を、ほとんど寝ていて。


私のそばで、寝落ちする彼を見るのが、好きだったのにそれも出来なくて。




もったいないことをした、と思いながらも、気持ちはとても満たされている。




沢山のキスと、いくつかの言葉。



あなたに、会えたら、とても幸せになる。私が。




2013年03月12日(火) ううううううううう

受かった…。






受かり、ました。






春から、彼の、そばに、行けます。



本当にそれが嬉しい。




旦那は一旦、残ることになりました。



来年には同じ土地に来れるだろうとのこと。




本当は、そのまま別居→離婚 を考えているのですが、自分が離れてみてどう思うか、ですね。





ちなみに丁度元彼に連絡するタイミングがあって、ついでに報告したら、私が新しい男の元へ行くんだと勘違い(ある意味合ってるのですが、ある意味大違い)したらしくて都合いいと責められました。


ああ、私がこの人に本当は泣いて責めたいぐらい別れに傷ついていたのと同じように、この人も私を責めたかったのかなあと、それでも今なおそれをぼんやりと思い。


安全な道を選んでる。ずるい、のだと人は思うと思います。



でも結局ね、私の気持ちを無視してる時点で、旦那も都合いい、のです。



お互いが結局、そうな訳で。



そのバランスを、崩そうとしているのは私。


どうなるかは、分かりませんが。








そして今日は色々ある日で、彼(元彼ではない)から、もう何かそれまでに私何通送った? ってぐらいのメールの返事が、やっと来て。



おめでとう、良い事か悪いことかは今はまだ分からないけど、希望の一歩となることを願ってる、とありました。




いいことに決まってる、彼もきっとそれを望んでくれてるぐらいに暴走して思いかけていた私は、また冷水を浴びせられて。


でもこの人の、私を冷静にさせるところが本当に好きだし私には大事なんだな、と思うからどうしようもないです。(本当にろくでもない)




だけど、その後に来た、メールが。



覚悟はしておくから、という言葉で。




確か、迷惑なら迷惑って言え、そうじゃないなら覚悟しとけ、というメールを私は送った、から。







マジで覚悟しとけよこの野郎、と思いながら返信する。





覚悟見せて貰おうじゃない、と。




メールでは、いつも、威勢が良くなる。




不思議なものです。←他人事のように。






会える? って聞いてるメールには、全然その2通では触れず。
しかも一緒に行く予定だったイベントに行かないかも、との3通目が届きました。


でも、もう、安心しています。私が。




近くにいれば、前みたいに5分だけでも会うとか、出来るし。




それぐらいで、それだけで幸せになるような恋(なんつー言葉)を、今しているのだし。




別に今回会えなくてもいいよ〜、何なら一緒に行く予定だったイベントで素敵な殿方と会っちゃうかも知れないし! ふふふふーん、みたいな。(黙れ





この人のそばにいたら、私、綺麗になる。(当社比)





そう思った直感は、きっと外れてはいない、と思うのです。



2013年03月05日(火) 今更さらの連絡。

まさかのモトカレ(という表現は不適切ですが)からの、メール。





私の他の人への発言に対して、「あなたはどう思うの? あなたの本心は、何?」みたいな内容。





私の、下の名前を、馴れ馴れしく、呼んで。





どうして、やっと吹っ切れた、乗り越えたと思ったのに、今更。





彼の質問には。結局、答えられなくて。



何度も何度も選ばれなかったことを確認してその度に傷ついた気持ちになる、それも終わりにしたいのに、また繰り返す。



私を救おうとする彼の行動が、ひどく傲慢なものに見えて。私がどれだけ動揺するか、悲しい思いをするか想像できないのだろうかと訝る。だから貴方を選べなかったんだよ、とまた酷いことを思う。


幸せなんだね、と返した私の返事に、意味深な返答。




でもあなたは選んだんでしょ、と泣きそうになる。



私じゃなくて、彼女を。




それならば、振った側から連絡しないのが最低限のマナーじゃないの。

私から笑って連絡できるようになるまで、待っててよ。




もう乗り越えた、それは確かなのにまだ心は揺さぶられる。


それぐらいには、好きだったんだよ。




でもそれを分かってないから、あなたはそうやって今更連絡してくるんでしょう。


私の内心の動揺なんて、分からないままに。




もしかしたら私は彼を憎んでいるのかも知れない、とまで思う。

あの時、突然別れを告げられて、冷めたって言われて、自業自得なんだけど本当に辛かったのを。

私は消化できていないのかもと。




それに。図々しいけど、もっと私達色んなこと話して、沢山成長していけたよね。そんな、やり遂げられなかった後悔と。



それでも彼が選んだのは彼女で。



彼女のブログからは、彼との暮らしの幸せそうな様子が伝わってくる。


ちゃんと、お互いを思いやっている。




それでも、1ヶ月以上もそのブログをチェックせずに済んでいたことが、きっと私は乗り越えたのだと信じられる証拠となっている。


以前の私なら、気にして気にして、結局何度も覗いてしまっていたから。




それに。私の方も、彼を選んでいなかったのだと。



何もかもを一旦捨てて、この身一つで彼のところに行こうとは、思えなかったのだから。きっと、そういうことなのだと。

皮肉だけど、あの人に対してはそういう気持ちになるから、分かった。



あの人に、「あーあ。そいつ可哀想。いや、全然知らないけど」と言われたのを、ふと思い出して。



元彼と、彼は、割と似ているから。



もしかしたら元彼にも、色んな思いがあったのかなあとぼんやり思う。


私には、「旦那さんとの間を壊す気はない、結婚とか考えてない」と、言っていたけれど。




元彼の本心も、結局私は分かっていなかったのだとしたら、私達はやっぱりお互い様だ。




私があの人を選んだという事実が。



元彼を、傷つけなければいい。



せめてそう思うけれど、どこまで自惚れていいのかも分からない。





でもやっぱり、傷つかないようにと思うぐらいには、大切な人なんだ。


とても、今でも。



2013年03月04日(月) 息が、出来る。

彼といると。



彼。あの人。奴。うーん、何と言えばいいのか良く分からないけれど。




とりあえず三人称の意味での、「彼」。




私は昔からずっと疑問に思っていたことがあって、それをこの間周りの人に聞いてみたら、「そんなの考えたことない!」とか、「それいっつも考えてるの? そんなん考えてて楽しい?」と、散々な結果で。



そっかー、皆考えてないのかあ、と改めて知ると同時に、私と同じ疑問にぶつかり同じ結論に達した旦那の存在を、やっぱり我らって同志だよなあ、としみじみ思う。



そして、彼も。



あれだけ精力的に生きていながら、価値観が私や旦那と同じ方向で。


でも、そこを持ち前の+精神で、「しゃーないだろ、そうなんだから! そうでしかいられないんだったら、楽しめ!」って、言ってくれる。




他の人には下手したら憐れまれてしまう、私の価値観。
理解出来ないって言われてしまう、価値観。


昔口にしては否定されを繰り返してきたから、人には言わずずっと奥深くにしまってきたもの。


彼はそれを否定せず受け入れた上で、「楽しめ!」って言ってくれるから、本当に救われる。




今はとても悲観的になりやすくて、あまり決断をしない方がいい時期。


だけど、彼に惹かれたのは。



こんな風になってしまう、以前からだったと思うから。




そばにいきたい、っていう決断を、緩めない。






君のそばだと、息ができるの。





私、ただ、その場所が好き、なの。


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