矛盾スルニモ程ガアル
◇back◇ index ◇next◇

2007年11月30日(金) ぬおおおお。

ハローワークに行ってきましたです。



せ、世間は厳しい…!(←何を今更)



景気回復とか言ってるのは何なんだ! 今日行ったら
「景気回復は大企業だけですよ、中小企業は変わっていませんよ」

って言われましたよ! この野郎!(誰)


まず聞かれたのが


「子供さんを将来持った時に、預け先はありますか」

で、親がいますと言ったら
「じゃあそこはクリアですね、まずここをクリアしないと厳しいんですよ」

と…。親がいるっていうのが、プラスとかじゃなくて、スタートラインに立つための最低限のハードルな訳ですよ。この土地はまだまだ古いですからね、とは言われたものの、びっくりでした。

んで、希望の求人票を持って行ったら

「ここは100人くらい応募者を集めて選考しますし、入れ替わりが激しいですよ」


と言われ撃沈。


子供できたら辞めまーす☆なんて腰掛け満載でいって、仕事を選ばなければ受かるのかも知れませんが、育休実績があって、それなりにしっかりした所…と思うと超厳しい。

結局いけるかもと言われたのは、私の持っているちょっと特殊な資格の仕事だけ。更に臨時です。しかも、ハローワークの方が電話したら、今は募集していないので取り下げてくださいと言われたと…。

しかしながら、この資格は持っている人が少ないので、もう少し待てば可能性はあるかもと言われました。


「やっぱり資格なんですね!」


と感心したら、


「いえ、これは相当特殊です。普通はこちら(実務経験の文字を指して)ですね…」


と言われました…。


やっぱり実務ですよね…。


しかしそうなると将来、子持ちの転勤族なんて、パートですら絶対厳しいなと。


そうなると転職がなければ一生私、専業主婦なのです。専業主婦の仕事は素晴らしいと思うし、誰にでも出来る仕事じゃないと個人的には思う分、私は向いてないと思うのです。家事より事務のが(精神的に)楽だし楽しい…。(疲労は勿論違いますが)


やっぱり頑張って職を探そうと思いました。正直、ブランクもあり既婚の私には、25、26の今の年齢がギリギリのような感じを受けました。

パートで実務経験を積んだ方が、正社員をあたるよりいいですか? と聞いたら、それが良い場合もあるが、年齢がいってしまって対象外になる可能性もあると…。



…そうですか…。


とりあえず数を打って当たって砕けてきます。



私の就活時代もこんなだったなあ…(しみじみ)



2007年11月28日(水) 常識の違い。

私、やっと最近今まで、学んできました。


我が常識は人の常識に非ず。


人の常識は我が常識に非ず。



しかしまた、今日痛感致しました。



主婦会に頑張って顔を出したら、いい人なんだけどちょっとと思っていた奥様にお茶に誘って頂き、主婦会も集団でないなら大丈夫と言い聞かせる私に、別れ際の奥様の台詞。





「今度インターネットしたいからぼむちゃんちのパソコン使わせてねぇ」





…。




頭真っ白でいいですよとか言ってしまったのですが、どうやって次回穏便にかわそうか悩んでいます…。





息抜きだと思って行ったのに、息抜けませんでした(涙)




私の常識では知り合って一年ほどの数回会ってるだけの相手には自宅のパソコンを使わせたりしないというか、よっぽど信頼関係ないと無理なのですが…。




何度か自宅にインターネットないから不便だ不便だっておっしゃってたけど、ついにはっきり言われてしまいました。



今はパソコンで振り込みもする時代だし、人に気安く使わせるものじゃないと思ってたのですが…常識ってやっぱり、違うものなんですねえ…。



とりあえず今後主婦会不参加の方向です(涙)



2007年11月26日(月) くじけそうな出鼻。

こんばんは、ぼむでございます!!


いやあ、今日は早速昨日髪を染めたのでこの勢いで証明写真を撮りに行こうとしたらですね、超近所のスピード証明写真なるものが故障中で、他にどこかないものかと小さな町内をうろつき、結局なくて、町内と反対方向の写真屋さんに行ったのですが、素人でも撮れそうな証明写真に1000円もかかりましたよコンチクショウ!!

何か証明写真のカット(?)もいい加減で、写真の周りが毛羽立ってるんです…。ちぎったのかよと…もう…。綺麗に切ってくれよ…。


んでもって、最後にスーツをクリーニングに出しに行ったら、そこのおばさんから

「今日、色んなところを歩いてなかった?」


と聞かれました…田舎はセマイヨー。コワイヨー。


何だかどっと疲れましたでございまする。



実は昨日家族会議(総勢2名)になりまして、旦那が狙っていた(?)会社がどうも、今の知識や経験ではムリそうだということがはっきりしたんですね。

結果、旦那がやる気を無くしまして、「もうこのままで…よくない?」と。




そしてその台詞を受けて泣く私。結構我慢してたし、愚痴も言わないようにしてたのですが…もう限界じゃボケ



「私は嫌だよ。やる前から諦められない。35までは転職頑張ってみればいいじゃない。経験がないなら小さな会社で積んでからでもいいじゃない。7年間、頑張ってみてダメなら諦めもつくよ。私は帰りたいよ。地元に帰りたい…」



むしろ旦那がそう言ったことではっきりしました。



私、


もう、


ムリ。




このまま2、3年おきに知らない土地をぐるぐる回って誰にも頼れず友達も遠いままで生きていけねえよ!! 慣れてきたら0からの繰り返しになんて耐えられないんだよ!! 私の対人スキルはそんなに高くないし、他人と喋るのが好きな性格でもねえんだよ!!(←開き直った) そのなけなしのスキルを振り絞ってやっと仲良くなったと思ったら転勤とか虚しくなるタイプなんだよ!!
私の周りの転勤族の奥様なんて、子供が小学校に上がったら家を買って定住して旦那は単身赴任とかそんな計画でいるけど、私もお前(←旦那をお前呼ばわり)もそんなのムリだろうが!! っていうことは、後何回転勤して、また一からの繰り返しを何度すればいい訳!? 元々私は定住志向だし、積み重ねていくことの方が好きなんだよ!! ぼけーーーーーー!!



そんな思いを勿論そのままぶつけるわけにはいきませんが、とにかくもう嫌だということは言いました。



まあ、一番のネックは旦那が仕事が嫌らしいってことなのですがね。

自分の存在意義(旦那の好きなことだから、ここにいる)っていうのが無くなってしまうので、「嫌な仕事をするなら私の地元でもいいじゃん!!」って思いがどうしても拭えなくて、腹が立ってくるのです…。


あ、ちなみに旦那の地元が候補に挙がらないのは、旦那が嫌だと言っているためでございます。


私の地元は旦那が大学にいる間ずっと住んでいたところなので、旦那も私の地元に帰りたいと、そう言ってくれてるのですが…。





もう私、自分の意志がはっきりしましたのでね。

例え旦那が嫌がっても、私だけでも定職見つけて帰るぞぐらいの勢いになったのです。

今までは私が譲れるところだったから旦那を優先してたのですが、自分が譲れないラインがはっきり見えてしまったからにはもうムリでございます。






で、早速準備を行ったら…これですよ。

くじかれまくりです。まさか、始まる前から戦う羽目になるとは…。



とりあえず地元に帰ったら、ハローワークにも行ってこようと思います。


っていうか、今度二人で行く予定です…。落ち着かない人生であることです…。



2007年11月25日(日) 動揺。

実家に少しだけ帰ることになって、友達と久しぶりに会おうと連絡を取っていたら、今年の4月に結婚した彼女、


「誰かから聞いたかも知れないけど、今妊娠7ヶ月なんだ」


と…。



うわあ、ついに来た。というのが心の声でございます。
いや、おめでたいことなので勿論それは嬉しいのですが。



というか、彼女は私と同い年なのですが、結婚した相手が一回り年上なので、多分ノンストップじゃないかなーと予想はしていたのですが。


けど、同い年の子が妊娠って、なんだか焦るというか、「私はこれでいいのか!?」って思いますね…。

特に私は自分に自信がないので、本気で動揺している自分が厄介です。


今まで周囲に妊娠した人がポツリポツリいても、自分より年上だったりしてゆったり構えていられたのですが、同い年で、しかも私より1年後に結婚してお母さんかあ…。


自分が選択的にその道を選んでいるとはいえ、ここまで動揺するものなのだなあと。


ということは、結婚適齢期に結婚願望があったりして周りが結婚していったら焦るとか、そういうのも本当にキツイものなんだろうなあと思いました。

そして、比べ物にならないかも知れませんが、欲しくてできないのも。


よく「友達の妊娠を素直に喜べない」とかありますが、こりゃ素直に喜べなくて当然だべ!? ぐらい思ってしまいます。大体、自分が満たされてなきゃ人のことまで思えないって、とやさぐれた考えの持ち主です私、はい。


自分がきつくても、それでも人のことを祝福できるって、すごいことなんですよね…。なんだか、親友を思い出します。(自分は離婚して大変だったのに、私には何も言わずに結婚式に来てくれた)




けどこういうきつさって、多分すぐに出来ていたら、きっと一生分からなかっただろうなあと思ったりもします。




自分に自信があれば、それはそれとして幸せだね、おめでとうって言えるんだろうなあ。


すーごい根本的なところの自信がないので、中々難しいです。



とりあえず今日、髪を黒く染めてきました。


人生二度目の就職活動です。


こうやって、ここに言えること自体が私の進歩です。


頑張るぞう。



2007年11月24日(土) ぬおおおお。

例え一時の夢だとしても転職話が持ち上がっております、が。


旦那、そう決めてからは結構やる気だったのですが、条件に実務経験とか○○が出来れば尚可とかそういうものを聞いて凹んでおります。



いや。




確かに、夢を描いている時は何か受かりそうな気がするけれど、まあ現実は厳しいもので。




けどそんなの分かってたことだろ、とちょっとイラッとしてしまうのでございます。



旦那と話してて、本当シゾイド(←少なくとも少しはその要素が旦那にあるという前提で以下話しますが、勿論シゾイドの人が絶対こうとか思っているわけではありません)って繊細だなーと思います。


世俗的なことが嫌い、文明とか全く興味ない、自然科学的なことが好きで、私から見たら旦那は変なこと真面目で冷静な割に、変なところでロマンチストというか、敏感のように見えます。



実はかなりの慎重派で、臆病だったり。


そういうのが、人嫌いに繋がるのですかねえ…。


元々の性質だから仕方がないとはいえ、本当にもう、腹が立つ時がございますよ。はい。



折角二人で転職だーとか言っているのに、凹んでいらっしゃってはどうにもならねえのですわ。



やっぱり旦那はあてにしないで、自分の転職先をしっかり見つけた方が良さそうです。


夫婦二人がとにかく二人とも働いて、どっちかが定職についていれば何とかなる、筈。




旦那だって、入ってみたら会社が思っていたのとあまりにも違って、その愚痴を私に言えないで(?)一人で抱えていたわけで、それを愚痴るようになったからって責められないし、しかし私だって、一生続けるつもりでなった正社員の立場を捨ててついてきたのは、旦那の「仕事嫌だー」という愚痴を聞くためではないのですよ!!

旦那がやりたい仕事だと思えばこそ知らない土地も、転勤族という立場も頑張ろうと思えた訳で、そうでなければ地元で働きたいしそこで旦那の愚痴を聞く方がまだマシなのですよ!!


でも実際働き始めたら絶対私のほうが愚痴るに決まっていますがね。旦那の愚痴とか聞く余裕ないと思うのですがね。



だから旦那は好きなことすればいいじゃん、とやっぱり進歩のないことを思う今日この頃です…。



やっぱり何事も実務経験なのですよね。


この壁に二人ともやられそうですが…。けど、やられたとしても旦那が今の職を続けるということになるだけで、失うものはないという気持ちでやるだけやってみます。




っていうか、腹立ちまぎれに来年までの臨時とか受けてしまいそうです。

旦那をここに残してしまうことになるので、躊躇していたのですが…そんなこと言ってたらどんどん年も取るんだよ!!(ヤケ)私だってそういうところから始めなきゃ実務経験ありますって言えないんだよ!!


つーか、旦那だって今の職場の経験を活かせる職種なんて皆無なんだから、とりあえずとっとと活動しないともう28歳だしのんびりしていられないんじゃないかと…思うんですがねえ…。

まあ人のこと(←夫を人!?)より自分のことでございますね。



もう一旦帰るモードになってしまったので、とりあえずあがいてみるつもりなのです。旦那が35までは…。(←長い)



2007年11月23日(金) 分かった。

ちょっくら友達に相談しまして、

「女が6人もいれば、その中で合わない人がいても仕方ないよー」という温かいお言葉を頂き、あれこれ考えてネット掲示板で同じような悩みとかないか探していたのですが。


ちょっと違うところで、なんだか私が普段思っているようなことと同じようなことを相談している人がいて。


その相談で、分かったのです。



要するに、私の不倫彼女へのこの過剰な拒否反応も、「自分への自信のなさ」からきていると。




だよなー、だよなー、普通(かどうか知らないけど)大人の対応として私みたいな反応ありえないもんなあ。


要するに、彼女が思っている

「不倫って普通の恋愛より素晴らしい☆ 特別に愛されているワ・タ・シ☆」

みたいな感情を敏感に感じ取って、自分が否定されているような気分になっているのかも知れないなあと。

そんで過剰攻撃するのかもなあと。



もっと自分に自信があって、自分がブレなければ、


「ふーん。あなたはそう思うのね。私とは価値観が違うみたいだからあんまりお付き合いできないね」


で済む話なんですよね、多分。



そうかあ。そうかあ。



何かそれが分かった時に、はっきりと「ああ、今彼女と会うのはムリだな」っていうのが分かって、飲み会への未練がなくなりました。

残念な気持ちはあるけれど、今の状態で会っても、きっと自分を保っていられないと。

もっと私が自分に自信をつけて、ちょっとやそっとのことでブレない…とまではいかないにしても、今より動じない自分になれた時に、全員で会いたいなあと。



本当は彼女の方も、不倫を言わずにいられない訳だから、そうしないと保てない自分があるのかも知れないし、ないのかも知れない。

まあそれは彼女の問題ですものね。



自分のことは自分で決める訓練、最近おろそかになってきていたのですが、もっとちゃんとしなければ。


そういう意味では、母のいる地元に帰るの、ちょっと怖い気もするのですけれどね…。


何か、頼りたい反面呑み込まれそうで怖い。

母は悪気があってする訳じゃないから、余計。


でも戦わなきゃいけないんだろうな。


私は母の思い通りになる私物じゃなくて、今は親より旦那を大事にしていくと決めていて(親も大事にするけれど、優先するのは親より旦那だと思っている)、そういうのを認めて欲しいし認められるよう自分で自分のテリトリーを広げなければ。



そんな風に思っています。(私も旦那も転職する気まんまん)



2007年11月21日(水) 結局飲み会。

不倫彼女が来るらしいので、パスすることにしました。


あれこれ考えたのですが、そして今も多少考えたりもしているのですが、要するに、


「仕事でも嫌いな人と飲む酒はキツイのに、何が悲しくて友人との飲み会で嫌いな人と飲まねばならんのじゃーーーー」



ということかも知れないです。


凄く悩んだのですが、私は彼女の不倫(不倫だとははっきりとは言わないでしょうが、「うちのツレが」という言い方をして話すと思われる)話をちょっとでも聞くのは不快だし、説教するか激しく罵るか大人気なく無視するか(私の性格上、無視は難しいのですが)、まあどんな風になっても表面上さらりと「あら元気してた?」なんてできそうにないというか、私の中では彼女に会うのはこれから冠婚葬祭だけであると思っているので、そんなことしたくないというか、最終的にフラバが起こるかもしれないなあ(なんか色々考えてたら凄い久々に起きました…)とか、どー転んでもいい方向になりそうに無いので断念です。



グループってこういうときに難しいですね…。


事情を知らない子は、「皆集まれるね♪」って言ってて申し訳ないやら何やらで…。




今、同時に「人を見下したらダメ」みたいな話を旦那とよくしていて。要するにただ「違う(自分と違う)」だけなんだよと。

そうなんですよね。私と不倫彼女はただ「違う」だけ。上も下もない、見下したりとかしたらいけないんだ…と思って、必死に湧き上がってくる黒い感情を飛散させています。


そうなんだよなー。見下したりしたら、結局は彼女と一緒になっちゃう訳だし。とかって、「一緒になる」って考え自体がもう見下してないか? とか思考のループです。



うん、違うだけ、違うだけ。



だけど、あまりに違う人とは一緒にいられないだけ。



上も下もない。




それだけなのに、それだけのことがスッと理解できなくてもがいております。




最終的には、どの子とも1対1の付き合いになるのかも知れないなあとも思います。


グループで会うのは、グループで会う良さがあるんですけれども…仕方ないです。


事情を伝えているほかの子は、客観的に物事を見られる子なので、このことが原因でどうこうとかは無いと思いますが、ちょっとだけびくびくしています。
一方的に彼女に苦手意識を持っているのは私の方ですしね。

だけど、私の性格を理解して付き合ってくれているからこそ、今回「飲みにはいけない、ごめんね」って言っても公平に見てくれているんではないかと…勝手に思ってます。




学生時代は、こんなのなかったのに…。


やっぱり価値観の違いが出てくるのかなあ。まあそれに私が一方的に引っかかってるだけの話なのですけれども。


これからもっと、既婚未婚、子供ありなし、生活の安定や余裕の差が出てくるんだろうなあ…。



どうしてもついていけないものは仕方ないとしても、自分の幅は広げておきたいなあと思う今日この頃です。



2007年11月16日(金) 家事分担。

こんにちは、ぼむでございまする。


本日は家事分担についてです。割と世間的には手伝ってもらっている方(多分)なので、「甘えんな!」と思われるかも知れませんが、まあ一意見なのでよろしくお願いします。(←?)



家事分担…それは、私が幼い頃から抱いていた、



お母さん(私の母)は、どうして、私たちの面倒も見て、家事もして、お父さん(私の父)に「俺が食わせてやってる」とか「子供が面倒をおこすのはお前のしつけが悪いからだ」とか言われなきゃならないの?



という疑問。

多分、これが反面教師になったのだと思います。


とにかく、昔は父が威張っている家だったので、そんな父に反発を覚えていたのでした。父と母は社内恋愛で、私を妊娠して母が退職するまでは同じ部署で働いていたので余計に、

「私ができなきゃ辞めてない訳で、仕事をするしないは単なる分担でしょ? 子供と仕事の。それなのにどうして親父は母を認めないの? 何で親父が偉いことになるの? 何で全部母のせいなの?」

という疑問が凄く強かったです。まあ、それを父にぶつけても、

「男は女より偉いんだ」

という根拠が決して示されない理屈により抑圧され、それ以上反抗すると

「親に逆らう気か!」

といって手がとんできたので、ますます「絶対こんな男と結婚するもんか…」という基準が私に出来ていったのでした。

父親はそれから年をとって丸くなり、娘である私がそれなりに可愛く思えてきたらしく、今はだいぶ変わってきたのですが、この根本の男尊女卑は変わっていないです。


なぜなら、転職の話をして

私「私もきちんとした所に就職できれば、それがいいと思うのよ」

と言っても、


父「お前の就職は関係ない。やっぱり男だ。男が働くんだから」


と一刀両断だったからです。

まあ、確かに子供のことを考えると、男性と同じように働けない部分はあると思うのですが、それにしたってこの親父…本当変わっていないです。

ただ、そういう父は、逆に言えば「男は稼いでなんぼ」というコンプレックスが凄く強くあるんだと思います。
けど、「稼ぐから偉い」「稼いでいないから偉くない(=家事や育児の貢献度を認めない)」という基準はどうかと思います。

まあそれでも、きちんと会社に勤めて私たちを養ってくれたことには感謝しているし、最近はそれをきちんと言葉で伝えるようにしています。

多分、感謝が実感されていないから「俺が養ってやった、感謝しろ」みたいになるんだろうなあと思うので。そういう意味では親父も、自分に自信がないのだろうなあと思います。



で、そんな親父に反発してきたため、私はまず結婚となったときに、


「共働きなら家事も分担だよね?」


と旦那に確かめました。旦那は「へ? そんなの当然じゃん」という態度だったので、安心して結婚したという訳でございます。


今、私は専業主婦ですが、旦那は休みの日は家事をしてくれるし、働いていても、夕食の時にお箸を出したりご飯を茶碗に盛ったりということはしてくれています。その、ちょっとの手伝いが、とても助かるんですよね。もちろん、体力的に今はそんなにキツイ仕事をしていないせいもあると思いますが…。


ただ。こういう価値観っていうのは逆に、「男が働いて当然」とも思わないのですね。それが多分、大きな違いじゃないかと思います。

ただ単に役割分担で、旦那は働いて、私は家事をして、ってなっていると思っているので、これが逆になっても良いのです。(現実問題そうはいかないと思いますが、もしそれが可能であるならば、心理的な抵抗はないという意味です。昔は少し抵抗があったのですが、旦那が私よりリベラルなので、今は抵抗なくなりました。実際やってみたらまた変わるかも知れませんが)



なので私は、日々旦那に「貴方が働いてくれるから、私は生活できる。食べ物も食べられるし、欲しいものも買える。いつもありがとう」と伝えるようにしているし、給料日には絶対「いつもありがとう」と言ってます。


すると、旦那は「ぼむがついてきてくれたからだよ。いつも家事をしてくれてありがとう」と言ってくれます。


もし立場が逆になっても、お互いへの感謝を忘れずにいられたらなあと思います。現実問題、私に余裕がなくなってわめいてそうですが…。




私たち夫婦は、こういう形なんだなと思います。

そしてそれがとても心地いいし、とても信頼できるので、私たちにとって凄くいいことだなーと思います。



ちなみに、知り合いの奥様は「男は頼もしくいてほしい。私を引っ張って欲しい」と仰っていました。私は逆というか、一緒に歩いていって欲しいと思うタイプなので、夫婦がいればいた数だけ、夫婦の形があるんだなーと思います。





家事分担して平等で云々!! っていう話だけじゃなくて、こういう感謝の気持ちが私は大事だと思うし、それが家事分担にこれからもあらわれていくといいなあ、というお話でした。





(うーん。つまりは、「やってくれること」が当たり前の世界かそうでないかで、私は後者の方を選ぶという話でございます。
そういうの、「言わなくても分かる」かそうでないかというのもあると思いますが、「言いたい」んですよね、今は。

将来的には、目と目で通じ合うようになるんでしょうか。謎です。)



2007年11月14日(水) 変化があったりなかったり。

旦那のことを、人格者だと思っていた恋愛時代。


結婚してから分かってきたのは、どうも、人の悪口とか言わないのは人格者なのではなくて単に


人に興味が無い


だけなのだと分かり、むしろ人のことを思いやって自分に無理がきてしまう厄介なタイプだと知り、結構この人大変じゃん? とか思ったり思わなかったりする。


そして、大人社会のドロドロした所が本気で苦手で、自分に関係がなければどうでもいいのだけれど、それが近づいてくるとすんげー不快になるらしい。旦那! それじゃ社会を生きていけないよ!!(←お前が言うな)



なので、不倫の話とか聞くの、嫌なんですって。(自分に関係の無いところでやっているのには構わないらしい)びっくり。


だから私のようなタイプと合ったのかな〜と。




ちなみに、不倫してる元友人を含む共通のグループでの忘年会の話が持ち上がり、ちょっとピンチな今日この頃です。


その人以外の友達には、2人には事情を話してなくて、2人には話していて。


んで、幹事とかがいるわけじゃなくて、結構適当に繋がっているのですが、事情を話している2人が私に遠慮してその子を誘えなかったらいけないなーと、

「誘うのはお任せするね。ごめんね」

とメールしたのです。彼女は何の障害も無く誘われなくてはいけないよなーと思って。んで、その飲み会に彼女が行くかどうかは彼女が決めることだし、私が行くかどうかは私が決めるだけだよなーと。


多分不倫は続いている様子なので、私、彼女と笑って話せる自信もないし、昼(彼女は仕事)だけ参加して飲み会はパスしようかなーと。


メールした友達のうち、一人は

「ぼむは、行くの? 行かないの? 私としては、彼女は来ても来なくてもどっちでもいいのよね。どちらかと言えばぼむに会いたい」

って言ってくれて、皆もそんなに気にしないよって言ってもらって気持ちが揺れたのですが、やっぱりムリかなーと。


とりあえず、不倫彼女も誘ってみるとは言っていたので、彼女が来るかどうかでまた考えようと思います。

結構恋愛優先の子なので、来ないかもしれないしなあ…。




あれから色々考えたんですが、やっぱり、不倫という単なる事実だけじゃなくて、その不倫を「優越感(私ったら特別な恋愛している、奥さんより私のほうが優れている)」を持ってしていること、冠婚葬祭もパスするんだけど自分は常識があると思っていること、人を見下してるんだけどそれを表に出さないようにしているつもりだから、自分はうまくやっていると思っている所(私は見下される側だったので、そういう気持ちってはっきり口に出されなくても何となく伝わるものがありまして)…など、考えてみれば学生時代から合わなかったよなーと。


っていうか、相手が私のことを見下してましたねえ。確実に。


結婚式で、相手が自分をどう思っているかがわかるって言うけれど、本当に「あーこの人自分さえ良ければよくて、私のことはどうでもいいんだなー」と分かった(ある程度は誰でもそうだと思うけれど、まあはっきりと出されたことになる感じで)のもあって。それでも付き合おうとしてた所に、あれだけ「私は常識人」みたいなプライド持ってらっしゃったのに不倫ですからねえ…。




うーん。ごまかしてきたものが、ごまかしきれなくなっただけなんだろうなあ。





ただ、彼女にとっても私は大事な友達じゃなかっただろうので、お互い困ったりとかもないのですねえ。


不倫をやめてくれたら、私は話ぐらいはできると思うのですが、相手がもうムリでしょうねえ。あれだけ言われたら。




多分彼女と私は、付き合わない方が良かったタイプの人間なんだろうなと。



なんていうか、A子の友達にB子とC子がいるとして、AとB、AとCが合うからってBとCが合うとは限らないのと同じで。


むしろ、BとCって合わないことの方が多かったりしますよね。あれって、Aが磁石のN極ならBとCがS極みたいなもんで、S極同士では反発しあうのと同じなのかもしれないなあと思ったりします。


学生時代はグループでいたから、そういうのって緩和される(同じ場所にいられる)のですが、お互いが「あいつS極じゃん!!」って気づいてしまったらもう後には戻れないですね…。



まあ、決め付けるのもどうかと思うので、私は不倫さえ何とかなればいいとしても、彼女がどう思うかは…ねえ。決して良くは思わないでしょうし、きっとこの先も付き合うことはないだろうなあと。


ホント、冠婚葬祭ぐらいだなーと思ってたんですよ、彼女に会うのは。



忘年会、行きたかったなー。(既に過去形)



せめて昼間は皆に会えるといいなあと思います。




こういうのって、決め付けすぎなのかなー。(←自分を振り返るように癖をつけているらしい)



けど私がこうやって考えるほど、相手は私のこと考えてないし好きでもないと思うので、何かそういうのも馬鹿馬鹿しいというか…。


自分から一生会わないって線を引いている訳ではなくて、まあそれは彼女が決めることだしってスタンスでいればよいかなあ。



学生時代のままではいられないのだなあと、最近思うことが増えてきています。


不倫知人を含むグループではあんまりそんなことないのですが、もう一つのグループではそれが顕著です。


職とか、彼氏の有無とか、家とか、色んなことが関わってきますね。
話題や将来のことが、やっぱり少しずつずれてきています。仕方ないのでしょうけれども…。


なるべく皆と大きく違わない範囲を残しておきたい、作りたいと思います。


でないと、これから先これだけ何でも話せる友達なんて出来ない気がするのです…。これも決め付け? でも小さな実感でもあるだけに、難しいです。




2007年11月12日(月) ストレスと楽しめること。

転職転職と言い出して数日。



明らかに、私の行動が変わってきています。

何をしても、割と楽しい。



今まで、多分働いている人には聞きたくもない話でしょうが、あまりにも隔離された空間で、友達もいないので、私、家事をしつつゲームをしておりました。(※昼夜逆転生活を直そうとしたため。何かすることがないと昼寝をする→夜寝られない→昼まで寝る→逆転進行という悪循環…)


けどね、楽しくないんです。


むしろ義務なんです。


やらないとすることないから寝るんです。寝たらいけないからやるんです。



けど私趣味っていっても少なくて、読書が唯一の趣味な勢いなんですけど(ゲームも好き)、その読書は出来るときと出来ないときがあるので、ゲームをするのですが…。


「やらなきゃなあ」って感じです。こんなの初めてです。


だけど転職の話が出てから。

ゲームをするのも楽しいし、もっと色んなソフトをやりたい、今まで何をしていたんだぐらいに思うようになりました。


家事も以前ほど苦痛ではありません。(最近また、家事にむなしさを感じるように…。というか、どうも楽しかったのは家事の事務的な面(家電の説明書や保証書をファイリングするとか)だけのようで…)



色々考えて、そりゃーそうだよなと思いました。


地元から離れて、勤めてた仕事(仕事自体は好きだった)も辞めて、旦那のやりたい仕事だからと来てみれば、旦那は「いやだ、憂鬱だ」と言いながら仕事に行き、この間も帰ってから物凄く落ち込んでいて、それを

「私だってしんどいよ」

なんて病人に言えないから「つらかったね、大変だったね、ムリしないんだよ」なんて言って慰めて(そのときは後から旦那が「ぼむは天使だ」とか言っていました…)、絶対このことでは責めたりできないので全部自分の中にしまいこんで笑顔で「大丈夫だよ」って言って、もちろん働いたら働いたでつらいこといっぱいあるけど、これはまたそういうのとは違う、気づかないうちにじわじわきているストレスなのかもなーと。


また私の場合、こういうストレスを身近に言える人が今はいない。


親には、電話では中々言いにくいのです。会ったときには言ったりしますが、こればっかり言える訳もなく…。



といっても、この間Bさんと会ったときに、Bさんは今はご両親がいないも同然の状況だと知って、親が親がという私は恵まれているのだろうなと思ってみたのですが、だからといって親がやっぱり話しやすいというのは変わらないわけで…。



今日判明したのですが、旦那は転職に乗り気だと言っていたけれど、それはかなり限定された、難しいところに受かったらの話らしくて、しかもその仕事に興味はないんですよね…。



それ、ムリじゃん…。



っていうか、旦那は適職って限られてるんだから!!


もう、旦那はバイトでいいじゃん!! もし私がちゃんとした職につけたなら(あくまでつけたなら)、それでいいじゃん!!


みたいな、ちょっとどこか爆発するような気持ちがあります。



要するに、このまま愚痴ばっか聞いてられっかコラーということなのかも知れません。



やりたい仕事でないなら、私は地元がいいんです。


逆に、旦那がやりたい仕事であるならば、何とか…なると思ってたんですが、正直不安です…。


ちなみに、やりたい仕事を人は職業にできる訳じゃないんだよってよく言われるのですが、うちの旦那、そういうの通り越してます。はい。


私の両親も、はじめはそんなこと言っていたのですが、旦那の様子を聞いたり見たりするうちに、

「あの子は…向いてない仕事を続けるのは…ムリかもねえ…」

という感じになってまいりました。




とりあえず、転職をぎりぎりまで頑張ることをしてみようと思いました。




でないと、私の精神がもたないかも…(おい)




少しでも可能性があるうちは、やっぱり楽です。


無いって言われた途端に、世界が色あせるというか、物凄くやる気がなくなります。



わかんないんですけどね、どっちが幸せかなんて。


共働きになって、夫婦の時間が少ないって後悔するかも知れないし。

それこそ私が職場でいじめられて、二人で路頭に迷うかもしれないし。



けど二人とも、海の上で安全なんだけど苦労が多い船にいたとして、絶対に沈むと分かっている木切れに飛び乗ったりはしない、筈なので。


きちんとした足場を探して、沈まないか確かめて移動して、それでも強風が吹いてそこから落ちたら、それはそれで仕方ない、かもと。



なんか、私が限界な気がするなあ。


旦那と同じで、そんなに精神的に強い方じゃないんだよなあ。



ここでムリするより、転職の活動だけでもしてみたいと思います。


きっと、こうやって「自分で決めて行動する」っていうのが、自分の依存性を治すのにもいいことだと思うのです。


いい結果も悪い結果も普通に受け止められるようになれればいいなあ。


「それでも自分の価値は変わらない」


というのが最近の合言葉です。←言わないと忘れる。



2007年11月10日(土) どっちが甘い?+続き

転職案浮上し、沈み、また浮上…という訳の分からない状況でございます。




っていうか多分、こうなってみて分かりました。




私、おそらく、結構限界




ただ単に転勤について歩くだけでもキツイけど、なおかつ旦那が仕事楽しくなーい、って言って気分が落ち込んだりしてれば、





じゃあ私は何のためにここへ






と言う気分にもなろうものです。


あの超氷河期の就職難の時代に運よく正社員で決まり、仕事も楽しく、セクハラに結局はへこたれたけど、それでも仕事については恵まれていた方だと思うのです。

それを辞めてついてきたのは、やっぱり旦那が望む職業(当時は)だったから。

私は「事務」というのが希望で、旦那のはその仕事につかなくては出来ないかもしれないぐらいだったから、旦那の希望優先でいいと思った訳で。

この辺、依存性の性格出ていると思いますが、逆に言えば私、それ以外では転勤族とか嫌だったのです。


っていうかね、なってみて分かったけど、旦那が事務とか向いてないように、私も転勤族向いてない(涙) そして、旦那も向いていない(おい)


そしてその前提が覆って1年半、そろそろ私も限界のようです。


いや、正確にはあと2〜3年かなあという気が。



転勤族というのは、基本的に社交的で、知らない人の輪の中にも物怖じしないで入っていける人というのが向いている、ような気がする。(私は)

私、そういうの、ムリ。


楽しいと思えない…。性格的に出来ない…。社交的な人が、人のいない場所でノイローゼになるようなもので、向き不向きはあるんだとしみじみ最近思います。



旦那は一人でも平気な人なので、孤独というのは割と平気なのですが、今度は人付き合いが苦手と言うか、人が苦手なので、そもそもサラリーマンに向いていません(←何?)



となると、やっぱり私が安定した職について、旦那はフリーで!(←一生学生案は消えました) とか思うのです。寝言ですが。



甘いと言われまくりなのですが、つーかこのまま旦那が向いてない仕事を続けられるのかと考えると、甘いとかそういう以前に
それしかないんじゃないかとか思ってしまうんですよね…。



むしろ、このまま旦那が仕事を続けられると思う方が甘いのではないのかなーと。

(シゾイド関連の本読んで頂ければ分かると思うのですが、シゾイドについては治療とかほとんどないです。むしろ、適性を活かすということしか勧められていない状況で。裏を返せば治りにくいし、向いてないことには向いてないんですよね…。まあ、向き不向きのカテゴリが大きいというか、一般的な「向いている向いていないという領域」が3つぐらい段階が上というか…。よく、「理解されない」ことに苦しむみたいです。楽しいと感じることがかなり限定的だったりするもんなあ。うちの親も、色々説明するけど特に父親があんまり分かってない感じです)





まあもちろん、私も旦那もそこそこの職があればの話ですがね。転職は…。






母親に話すと、転職には賛成(地元に戻ってくるし、旦那がこのまま勤められないかも知れないと母も思うらしい)なのですが、私が可能性として二世帯の話を出すと、どーーーーも話が同居になるんです。



母「家の、2階に住めばいいじゃない」


私「それ同居じゃん」




みたいな。


私としては縦割りで増築がいいなと思っている(それ以外なら根性で借りて住む)のですが、母はお金がかかるし、建てるとしたら家の前の庭しかないから、自分たちの日当たりが悪くなると主張。


わずか30分で交渉決裂気味(笑)でした。母は、私と弟との3世帯同居が希望ぐらいのドリーマーさん(私はともかく、弟はどうかと…)なので、「まあ夢の話だよね」とかって終わりました。


この話、もしそうなったら、旦那は一応いいよって言っているのですが、そもそも根本的に人が苦手だから今はいいと思っていても無理かもしれないし…。



夢の話ですが、けどそういうことを考えてしまうほど転勤が苦手になっているような気がします。



全部一からとか、仲のいい人が出来ても結局はさよならとか、そういうのが辛いです。気の合った友達とか、ゆっくりペースで長く付き合いたいと考えるタイプなので…。





まあ、二人とも「転勤族でも頑張る」と思って既に半分頑張れなくなっている訳で、「転職して頑張る」と思って頑張れなくなるかも知れない訳で、安定している今が振り返れば一番良かった、ってなりかねませんので…まだまだ浮いて沈みそうな今日この頃です。



2007年11月05日(月) 今と将来?

またもやだらだらと。





旦那の転職の可能性が、出てきたりおさまったりで不安定な今日この頃。

転勤があるのとないのと。

経済的な安定と不安定と。

精神的な安定と不安定と。

周りと同じことと違うことと。

子供のことと。

自分の矯正(?)のことと。


なんというか、自分でどれが優先なのか、もうちょっと考えてみなくては、と思った。

そして、旦那にとってどれが優先なのか、も一緒に考えなくてはと思った。


私はと言えば、甘いと言われると思うのだけど、転勤がない方がいいし経済的な安定があった方がいいし周りとある程度歩調を合わせていたい。子供も迷いながらでも、やっぱり欲しいと思う。


今の状態は、転勤はある、経済的にはある程度は安定(食えないということはない)、転勤があるため精神的にはお互い不安定、子供は友達がほとんど結婚してない状況で一人持つのが怖い、そんな感じで。

つい最近、やっと「子供を持つのもいいかな。友達と人生がどんどん違っていってしまうかもしれないけれど、私がアンテナを広げていれば、数年は離れたとしてもある程度は付き合っていけるかな(そうだといいなあ)。もう、転勤族でパート人生になるけれども、それも私の人生だ」と覚悟を決めたつもりだったのに、赴任が半年伸びるかもしれないという話が出てきて、そして俺はそれ絶対無理、と旦那が言って、転職の可能性がまた出てきたので、そうなると私もフルで働く可能性も出てくるわけで、しかしもうフルで働ける自信が無くなってきている訳で、ものすごーく自分が揺れるのが物凄く気持ち悪い。


多分、臨機応変に出来ればいいんだろうなあと思う。


だけど私は、どちらかというと「こう!」って決めて道を進みたいタイプなので、自分の環境がどう変化するかわからない、というのが物凄く精神的によろしくない。


最初は専業主婦の感覚に慣れなくて、嫌だ嫌だと言っていて、やっと最近、それなりに家事も早くなった部分も出てきたし、片付けや整理整頓も楽しいかなあ(あくまでかなあ)と思えてきて、覚悟を決めた、矢先で…。


また今度は、よし、働くぞ、頑張るぞって思った時に「やっぱり専業でどうぞ」ってなるのかなあ。


自分の立ち位置がわからない感覚というか。



物凄くそれが、頼りなくて覚束なくて苦手だ。



旦那は結構、転職とか一回はしてみたいタイプらしくて、転職自体には抵抗がないらしいのだけど…。(ただ、今の企業の規模や、研究に携われる可能性は魅力らしいので、気持ちは5分5分らしいけれども)



働いている友達は、毎日家と職場の往復で、自分の人生これでいいのかって思うときがあるって言っていたなあ。


ないものねだりなのかも知れないなあ。



たとえ転職しても、とても忙しい職場で、一緒に過ごせなくてこれなら転勤してた方が良かったって思うかもしれないし。



難しいなあ。




(まあ、結局私がここで悩んだところで、旦那が職場に嫌気がさしたらとっとと転職活動するだろうし、私の意見は考慮してくれつつも、自分に絶対できないことはムリと言ってくれるだろうし、つまりは私に選択の余地はないんですけどね…)


私が稼ぐよ! という台詞は、旦那と私の給料が同じぐらいだった時なら言えたけれど、違ってきている今では簡単に言えないなあ。

家計を支えるって、凄いことなんだなあ。
収入がなければ、暮らしていけないもんなあ。


だけどこんなに自信がないのは、段々働いてない期間の方が長くなっているからかも知れないなあ。あの頃(独身の頃)は自分が働くのは当たり前だったもんなあ…。



分業(どちらかが働きどちらかが家事)というか、そういうのって効率いいんだと思っているのだけれども。




取捨選択。なんだろうな。



2007年11月04日(日) とりとめない近況と思ったこと。

先日、2泊3日の日程で、母と旅行に行ってきました。


旦那を残していくことに不安もあったのですが、つーかそんなこと考えてどこへも行けないようじゃ、私にもストレスが溜まって共倒れじゃ!! と、腹くくって行ってきました。


んで。私は例の「自立しよう月間(?)」でして、自分でも気づかないうちに、結構気を張っていたのですね。

自分の性格に気づいて改めて少しでも客観的に見ると、私の母親が、なんつーかこう言わずに先回りしちゃうタイプなんですよね。

泊まったホテルで「お風呂入ろうかなー」とか言ってたら、無言でスタスタバスルームへ行って、何かと思えばもうお湯を入れてる訳ですよ。

んでも、そのとき私はシャワーだけで済ませようとしていたのですよ。(朝だったので)


母親も、私も、先回りすること&されることに慣れてるので、そのときは何とか「あれ、私シャワーだけにしようと思ってるんだけど」って言えたのですが、何というか親の好意を無にするような気がして、罪悪感が…。

で、そうなると「いいよ、自分でするから」と言いにくかったり。


母親との話でも、私の性格を「子供だから、純粋だから、幼いからいいんだ」みたいに母は言います。


1日目は気を張って、気をつけていたのですが、もともとが母親の言うとおりにするほうがお互い楽なのがあって、もう2日目はすっかり母ペース。


それでも頑張って「自分でやる」と自分でやってみたり、母の言い分に反発していたりして、ものすごく変な葛藤がありました。


思ったのは、私だけが変わろうともがいても、母と関わる限りは難しいんだなあと。

どうしても、母のペースになってしまう。


私には弟がいるのですが、その弟のことも、「私が素直な娘さんを見つけて結婚させなきゃ」とか母は言ってる訳です。

弟はさっくりと太め体型で、決してモテる容姿ではないし(顔自体は悪くないので、昔は姉と弟の顔と頭が逆だったら良かったのにねえ…と言われていた…)、気が利いた性格している訳でもない。

積極的ではないので、母が心配しているらしいのです、が…。

私、言いました。


「あのね、母さんがすることは結婚相手を見つけることじゃないよ。大体、あの弟に今時、そんな素直でいい女の子が来るもんか。ちゃんとね、人間は自分につりあう人を選んでるもんなんだよ。ある程度ね。あの弟を選ぶっていったら、まずは間違いなくお金目的だよ。(←身内なので言いたい放題。いえ、姉としては弟のこと可愛いし好きなんですよ。けど客観的に見て、毎日肉ばっかり食ってるらしい男を好きになる女がいると思えない…)
アメリカではデブは出世できないっていうじゃない。私が女の子の立場に立ってみても、あの弟じゃ嫌だよ。母さんがせいぜい出来る事は、お見合い相手を見つけることじゃなくて、将来弟を選んでくれる(かも知れない)相手にふさわしくなるよう、まずは弟のダイエットに手を貸すことじゃないの? もし弟がそれもしなくて、不健康な食生活続けて、結婚できないようならそれもあの子が選んだ人生だよ」


と。すると母、


「そんなこと言って、独身だと面倒は姉のあなたにかかってくるのよ。何があったって、まず呼ばれるのは身内なんだから」


と反論。しかし私、


「あのねえ、将来将来って言うけど、今独居老人だって多いじゃない。身内がいなけりゃいないで何とかなるのよ。あの子が独身でいいっていうならそれでいいじゃない。人様に迷惑かけないよう、ちゃんとお金があるなら。あの子の選ぶ道に口出しするもんじゃないよ」


と。


旅行中、こういうことも何度か口にしていたので、母親も一応最後には

「そうよね。子供には子供の道があるんだから、それを邪魔しちゃいけないわね」

とか言っていました。だけど、おそらくそれって一時的な理解だと思うので、油断は出来ません…。

一応今、「とにかく強制しないで。命令しないで。コントロールしないで。私に選ぶ自由を頂戴」ということを伝えています。


母が私たちに帰省して欲しい日があって、その日を私の旦那の前ではちょっと遠慮した物言いになるのですが、私の前では「この日は絶対帰ってきなさいね!!」とかってなるんです。

○月にまた帰省しようと思うんだけど、と言うと、「それより、◎月のこの日に帰ってくれた方がいいんだけど…」と。

まだ予定がわからないから、帰省する方向では考えているから、って言っても、「絶対帰ってきなさいよ!!」って断定系。


それを必死に、「命令しないで。極力帰る方向で考えてるから、決め付けないで」と食い止め食い止め…。


だけどやっぱり2泊3日で洗脳されていて、旦那に

「ねえ、母が私は子供だからいいんだって言うんだけど…。そうなのかな。こうやって自立しようとしたら、私のいい所(?)が失われてしまうのかな」

というと、旦那は「う〜ん」と迷って、


「っていうか、それも自分で決めればいいんじゃない…?」


と。




そっか。(目から鱗)



しかも、「母ったら、こんなことするくせにこんなこと言うんだよ」と私が怒ったら、

「ぼむ、今反抗期なんだね。そっかー。反抗期かあ」

と…。



…。



とりあえず私の目標は、友達に迷惑をかけない、会社(社会)に迷惑をかけない程度に自立することです。

普通の人みたいにはなれないにしても、やっぱりちょっと直したい。




反抗期がきてるってことは、これを乗り越えたら少しは違うかな…? とか思ってたら、旦那が


「反抗期がきて、それで終わったーって感覚ないなあ。どちらかといえば、反抗期がそのまま続いているみたいな…」


とか言っていました。


そうか! 反抗期って、終わって終了☆じゃなくて、考えてみれば自立しようとする自我があるんだから、それがそのまま続くんですね…。




反抗期、奥が深いです。(意味不明)



2007年11月02日(金) イライラ。

旦那がうつのぶり返し期(?)のようで、また調子が悪い様子。


先ほど、ドラッグストアで少し待たされたのをきっかけに、イライラが発症。



今、散歩に出ています。



やっぱり簡単には良くならないんだなあ、と実感しております。


 < 過去  INDEX  未来 >


ぼむ [MAIL]