矛盾スルニモ程ガアル
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2006年10月30日(月) ただいまです。

長々旅行に行っておりました。




んで、旦那がこの土日で私の実家に来たりしておりました。




私はまた、旦那と旅行に行きたくなりました。(←懲りない)




ああ…旅行…(遠い目)



2006年10月17日(火) 母に八つ当たり。

こんにちは、ぼむでございます。


さて、本日は旦那学生計画(謎)の続報と、母との話をば。




まずは母。(子供の話が苦手・避けたい方は「戻る」ボタンでお戻りください)



買い物にね、母と行った訳ですよ。

んで、何かの会話をしてたときにね、母が


「まあ、この実家への帰省が終わったら、子作りに専念しなさい」


って言った訳なんです。


んで、その時は「いや、子供は早生まれにしたいしまだいいから、ちゃんと計画立ててるから」って流したんですが、ちょっと早く欲しそうな様子で。


んで、その後もちらっとその話題が出て、もう腹が立つままに私、怒ってしまったんです。



私「ちゃんと自分たちで計画立ててるからほっといて!! 子供は欲しいと思ってるし、産むつもりだから!! どいつもこいつも結婚したとたん子供子供って、そんなに早く産むつもりもないし、プレッシャーになるよ!! 大体、今は不妊の人も多いし、簡単にそんなこと聞いちゃいけないんだよ!!」


母「まあ。親が子供に聞くのも駄目なの」


私「いや駄目じゃない、駄目じゃないけどあんまり言われたらやだよ。分かってるからさあ。そういうストレスで子供できなくなるよ」




何というか、他人に聞かれて腹が立っても、こういうことって面と向かって言えないじゃないですか。

その分、母に八つ当たりしてしまった部分もあって、気づいたら母が心なしかしゅんとしてました。ごめんよ母さん…。



何ていうか、周りの期待とか、「子供ができるもの」っていう意識がこんなにも重いものだなんて知りませんでした。
なんか、「作らなきゃいけない」ような、「いなきゃいけない」ような、凄いプレッシャーになるんですよ。子供は? って聞かれると。相手は単なる興味だって、分かっているんですけどねえ…。その、「作って当然、いて当然」な態度がキツイ。


んで、子作りの計画まで親に言われて、腹が立った訳なのです。

ちゃんと考えて、準備するつもりなんですよ。

だから干渉しないで欲しいのです。(母としては、そんなつもりもないのでしょうが)


結婚した最初の頃、周りにあまりに当然のように聞かれるので「じゃあ、出来なかったらどうしよう」って不安になって、旦那に話したら「その時はその時だよ。二人でいればいいじゃん。旅行行きまくりだよ。毎年海外旅行しよう」って言ってくれて、それで落ち着いていたのですがねえ…潜在的にやっぱり残っていて、爆発したみたいです。



まあとりあえず、これで母もあまり言わなくなるでしょうし、まだ楽になるかな、と。




そして、旦那学生計画。

旦那に話しました。両親はOKしてるから、こういう道もあるよ、と。



旦那は、「いやいやいや」って言ってましたが、明らかに声が嬉しそうでした。





でも、やっぱりやりたくない仕事はしんどいし、こういう可能性もあるよ、というと「それは大きな賭けだし、可能性低いよ」と。


旦那いわく、

「研究部に行けなかったら、そのまま残るしかないよ。学生になるのは、芸人になりたいとかミュージシャンになりたいとか、そういう夢をおいかけるようなもんだよ。だけど多くは、どこかで諦めてサラリーマンをするんだから、俺もそうするよ」

と。





うん。いや、それで諦めて納得して働けるんならいいよ。


だけどさ、お前ムリだろ




今回の出張で学生時代の友人に会って、その同じ院卒で研究好きだと思っていた友人にも、一緒に行った本屋で専門書を買って「え! まだそんな本買ってるの!?」って驚かれて、「お前、研究職しかないよ」って言われたんでしょ。


自分が人と違う、変わってる、変だって、自覚したんでしょ(旦那談)。




もうね、魚が空気中で生きられないのと一緒で、貴方に商業的なことは向いてないのよ。

私、もうそれが分かったもん。


毎日自宅で、専門書を広げて何やら数式とか書いてる時点で、「この人…違う?」って思ったもん。




そんな風に言う私に、旦那は「いやいや」と。




だけどまあ、私はもう旦那には普通に働くのはムリだと半分悟ってしまったので、いいのです。



いや、良くないのですが、いいのです。





とりあえずうちの親は、経済的にも助けてくれるらしい、と本日聞いて、私も少し楽になりました。(私の経済力が絶対条件だと思っていたので…)


ただ、うちの父は、旦那が学生になるのは一時的なもの(博士号を取るまで)だと思っている様子。



…私は…正直…天才でもない旦那に…研究職での就職は難しいと思っていて…。


んでもって、親は「そのときはどこかの企業に勤めれば」と思っているようなのですが…それも…あやつ(←旦那をあやつ呼ばわりて)にはムリだろうと思っていて…。


ぶっちゃけ、ちょっと家事をしてくれるぐらいで、後は一生学生でいいじゃん、と思っていて…。



だけどもちろんそれは、強力な親のバックアップと私の頑張りがいるから、その辺(特に自分の頑張り)がしっかり覚悟決めないと、そして実際ある程度やってみないと分からない訳で…。



だけど本音を言えば、私が旦那学生でいいじゃん、と思えるのは実家に戻れるという旨みがあるからな訳で(もっと言えば、やりたいことをやって欲しいから付いていったのに、やりたくない仕事ならどこでもいいじゃんそれなら私を地元に帰せこの野郎という思いが根底に)、むしろ、旦那が下手に就職できちゃったときが、また転勤生活になるのかと思うと、その時に自分が動きたくない、って思ってしまう恐れが…。


まあ、旦那の就職はとらぬ狸になると思うのですがね、本当、よーく考えたいと思います。







とりあえず、経済力、経済力…。(そればっか)



2006年10月14日(土) 子離れしつつも母は母。

こんにちは、ぼむでございます。



実家に帰ったら、母が、子離れしていました。




何でもかんでも自分のことは自分でしなさいという…!(普通です)

朝、一緒に出ようって言ってたのに起こしてくれない…!(以下同文)




以前はもっと違ったんです。何だかんだと世話を焼くタイプだったのに…。今では、父のほうが車で送ったりとかしてくれるのですよ。びっくりです。


やっぱり、人間、趣味を持つと変わるものですねえ…。



今、母は昔からの趣味を続けているのですが、それが高じて人に教えていたりして、平日は一日中、その趣味をしているんですね。

なので、今回帰ってみたら、昔は趣味も子供もだったのが、段々趣味優先子供なんて構っちゃいられないわ、状態になっていたのです。



ママン…今まで構ってくれておいて、いきなり手を離されても戸惑ってしまうよこっちも…という私の心はさておき、確かに私もきちんと自立するいい機会なので、頑張って受け入れようと思います。




で、実家所有の小さい家の話。



実家に帰り、父にこの話をしました。

旦那が研究職につきたいと思っていて、博士号を取りたいらしいから、もしそうなったら地元に戻ってきて旦那が学生をしてもいいかどうか。母には、母の姉妹が住んでいるから、その小さい家には住めないと言われたんだけど、と。


父は


「旦那に決め付けたら駄目だが、こういう選択肢もあるよというのは、多いほうがいいだろう。その小さい家は、母の姉妹が住んでるからぼむが住むのが無理だというのはおかしい。実子の方が大事だ。いざというときには、俺が言ってやる」


と頼もしい答え。



…しかし、私は知っていたのです。



その小さい家は、土地の名義が母だということを…。


しかも、建物も父と母が共働きで建てた家だということも…。




今回帰ってきてすぐ、母に話した時には、「そりゃ研究部に行けるように願うしかないわね」とあっさり風味だった母(涙)



あれだけ私を地元に拘束しておいて…(大学を県外に出たいと言ったときの、「家から出るならうちからはビタ一文出しませんからね!」という台詞は忘れられません)自分がいらなくなったらほったらかしかよ、おい…。



そんな風に思いましたが、しかしまあ確かに親の家。

そこに「住ませてよ!」という当然の態度は良くないよなあと思い、もう一度、


「ねえ、もし、どうしても旦那が研究部にうつれなくて、どうしても今の仕事を続けるのが辛そうだったら、あの家に住みたいってもう一度お願いしてもいい?」


と母に聞いてみました。




母はあれこれ算段していましたが、結局はOKしてくれました。
家事もサポートしてくれる、と。


ありがとう、母…。





そうなると、後は私の経済力だけです。



ええ、後は、というか、一番の難関がそこな訳ですが。





しかし、その後のことも考えると本当にこの旦那学生案は厳しいのですがねえ。



親には「お前が地元に戻りたいだけだろう」とさっくり見抜かれていましたが、もちろんそれもある訳ですが、一番大事なのは旦那が研究を続けられること、それだけで。



そうなってくると、大学に戻って博士号をとっても、今、研究職につけるのはほんの一握りの人なのだそうです…つか、ぶっちゃけそれで旦那は大学を諦めた訳で。


だから、私としては、もう旦那の社会復帰はない覚悟でいるのですが、うちの親はどうも、「研究職につく=企業の研究部に就職する」と思っていたらしく、私の説明でやっと「ああ!! 大学の先生になるってこと!?」と分かりました。

その、先生になるのが多分無理だから、私としてはもう、地元で生活できるのであれば、旦那は好きなことすればいいと思う訳なのです…。


だって、今、私が専業主婦なのは旦那のお陰で。


今私が、自分が稼いだお金で専門学校に行こうが、何をしようが家計に迷惑をかけなければ何をしてもいいわけじゃないですか。


そしたら、私が稼いで、旦那が学生したって、学費をバイトしてくれれば今の関係と何ら変わりない訳で。



研究は忙しくて、旦那はぶっちゃけ家事も出来ないと思いますが、その分はうちの母がサポートしてくれるらしいですし。(例えば夕飯を作っておいてくれるとか、それだけで全然違います)


私はもちろん、そうやってサポートして貰える分、親の老後はサポートしようと思っております。



やっぱり理想を言うだけで、実際これをやろうと思ったら、相当な覚悟と親のサポートが要りますが…だけど、旦那が精神的にやられるよりよっぽどマシ、です。(多分)




しかし、あれこれ父に説明していたときの会話ですが。


私「だからね、旦那はそういう、商業的な仕事とか向いてないのよ。もっと言うと研究以外に興味がないから、それ以外の仕事、向いてないの」


父「ほう。しかしお前、それって簡単に言うが、
大問題じゃないのか? 社会に適応できないってことだろう」


私「だって、向いてないんだから仕方ないじゃない。そういう人と結婚しちゃったんだからどうしようもないでしょ」


父「…お前が出戻ったら、我が家も大変だなあ」


私「誰が!!」



という感じでございました。





いや、意外というか何というか。



どうやら旦那、結婚するまで隠していたらしいです…自身の研究好き。


私に引かれると思ったそうで。




いや、引きはしませんし私結構そういう研究肌の人好きなんでそれはいいのですが、とにかく早く言えと。



まあでも今の職場に入って、多少そういう方面の人もいるかと思ったらいなかったというのは、不可抗力というか仕方ないことですよねえ…。




ちなみに、ちょっと旦那には昇進して欲しかったらしいうちの父は、微妙そうでしたが、自分も好きな分野が旦那も好きだと知って、それはそれで満足そうでした。


母は、「そんな偉い人が我が家に…うちと、ちょっとレベルが違うわあ…(ぼそ」と馬鹿話がそんな人とはできないと別な意味で微妙そうでした。(どんな親だ)


そんな二人にこの間の衣類乾燥機の話をしたら、「馬鹿夫婦だ」と言われてしまいましたが、とりあえず母の「ぼむの旦那は賢いお高い人」というイメージは払拭されたかと。






まあ、ちなみにこれだけやいのやいの親と話して、旦那があっさり研究部に配属になったら、もうどうでもいい話になる訳なのですがね(遠い目)



だけどやっぱり、自分の思うとおりに人事なんていきませんからねえ…。





そうなったときに、やりたくない仕事を「やらなきゃ」って無理してしまう旦那に、「無理しないでいいんだよ」って、言いたいのです。




うちの親も、「こういう道もあるよって言われたら、彼が楽になるでしょう」というスタンスで賛成してくれました。




再来年の話ですが、本当、そのための準備を頑張ります。





…一番、くじけそうな所ですが…。


(ちなみに母は、「あんたが正社員で働ける所を探さなきゃねえ」と頭の中で無いコネを凄い勢いで探している風でした。ママありがとう…だけど、それは自分で頑張ってみるよ…)



2006年10月09日(月) 主婦時間と旦那のお仕事と介護の期待。

こんにちは、ぼむでございます。




最近、主婦の方(お前もだろ)と遊ぶ機会があった私。




気付きました。




主婦には、主婦時間というものがあると。(って、前にも話しましたっけ。最近本気でボケたのかと思うぐらい、記憶が飛ぶんです私…)





いや、勝手に私が命名したのですが、要するに昼間が活動時間帯で、夕方4時〜5時頃解散という感じの時間なのですよ。


確かに自分もその時間に夕飯を作るので、それぐらいで解散してくれるのは嬉しいのですが、一方でまだその主婦時間に慣れていない分、「えっ!?」ってなってしまうんですね。


だって、独身の時ならまだまだ遊んでいて、「夕飯どこで食べる?」って言い合ってる時間に、「じゃあそろそろ帰ろうか」ってなる訳ですから、すーごく違和感というか、「えっ!? …あ、そうか」ってなるんですよ。



この間、私と同じ既婚、子供さんはまだという方と2人でお会いしまして、こういう話や「独身の友達とも、子供さんがいらっしゃる人とも違う自分が、居場所がなくて居心地が悪い」という話、「子供がいると、仕方ないのだけど半分以上は子守になってしまって、ゆっくり話せない」という話を「分かる〜!」と言って頂けて、本当に嬉しかったです。


こういう話を、話せる人が周りに本当にいなかったので…。(うちの母は共働き→私を妊娠して退職ですし)そのせいもあるんですかねえ、こういう変な葛藤(?)って。





ここからは、甘っちょろい私の話になります。


甘っちょろい人間がお嫌いの方、介護にあれこれ思う方、どうぞ「戻る」ボタンでお戻りください。

あれこれ甘いこと考えながら、それでも今どうするのがいいのか迷っている時期ですので、「はー、この人はこんな風な考え方なんだな」と思える方、どうぞ良ければご覧くださいませ。







さて、最近の旦那。



どうも、仕事が嫌らしいです。



「俺には社会性が無いんだよ。それで仕事するから、キツイ」


と愚痴を言うようになりました。


どうも、この土地独特の人付き合いの濃さにやられているらしいです。


元々大都会で育って、こういう「何でも皆で協力!! 人情に厚く!! 冠婚葬祭一大事!!」みたいなのに慣れてないんですよね…。


(余談ですが、地元の主婦さんと話していて、「うちは、結婚式は小ぢんまりとやったから…」って何度も仰っていたので「3,40人くらいだったのかな?」と思ってたら、「だって、人数も100人切ったのよ」という発言にぶっとんだことも…。衣装も、白無垢で神前→色内掛け→白ドレス→色ドレスのお色直しフルコースだし…ちなみに、この辺りでは招待客の人数は2,300人が普通なんだそうです。どこからそんな人が湧いてくるんだ…)




しかも、かてて加えて今している仕事が、技術職の筈なのに、工学的なものを求められてしまうらしく。いやだー、と言っています。




そんな愚痴を聞いている私。





ウザイうっとおしい、というのは禁句でしょうか。←変わってません。





っていうか、旦那がやりたい仕事だと思えばこそ、この見知らぬ土地にも付いてきた訳で、その仕事が嫌だと愚痴られてしまうと、「何のために私が付いて来たんだよ…」って思ってしまうんですよね。虚しくなるというか。




嫌々ながらでも、毎日仕事に行くだけで充分頑張ってくれているし、とても感謝しているのですが、正直支えきれません



慣れない土地でしんどいだろうと、そういう旦那を支えたいと思ってました。

が。土地だけでなく、仕事の内容までは…ムリでした(諦め早)。





そうして出た二人の結論。





「二人とも、転勤族に向いてないね」←どういうことだそれ。





ストレスを感じやすい性格の旦那。そして、そういう旦那を支えられる程にはこちらも環境に適応出来ない私。(やっぱり地元に帰りたい…)





正直、地元に帰りたい私としては、私が働いて、研究をしたいという旦那が学生に戻ってもいいから、地元で暮らす方がいい、と思っていたのですが…。



しかし、昨日、何故か私がちょっと外出しただけで疲れていて、それで料理もしなくてはとなった時に、ものすごく苛々したんです。

もうね、旦那の行動の一つ一つがイライラして、もう愛情もなくなるんじゃないか!? っていうぐらいむかついて。



あー、仕事して疲れてた頃、旦那のこと「冷めたんじゃないか」って思ってたのと同じ症状だ、と思って、しかし旦那も出張準備とかで疲れててお互いイライラしてて、それでも私が料理作って並べてたら、ずっと気付かない様子だったんですが初めてテーブルの上を見て


「うわ! これ全部作ったの!? 凄いやん」


と言ってくれて、それで私も和み、旦那もやわらいだ表情になり、そういうイライラも消えたのですが。




あー、私、地元で働いて家事もして育児もして、って絶対ムリだ、と分かりました。
(研究で旦那が忙しいかも知れないので、家事や育児を旦那と分担するつもりが無かったので余計に)



絶対イライラして旦那に当たってしまう、っていうか離婚の危機かも、と。
こんな状態で毎日過ごしてたら、絶対離婚の話になります…。



私の疲れもそうですが、地元に戻るとき、ネックになるのが子供です。(もし産まれたらの話ですが)


実家の母親は、働いていて平日はあてになりませんから…。

父親は何かしてもらうとやってやった、やってやったという人ですし、快くやってくれるようなタイプではないし、まだ定年までには時間があるので…。

親がいると絶対に助かりますが、親には親の生活があるので、あまり当てにする訳にもいきませんし…。



しかも、ぶっちゃけて言えば実家には小さな家がもう一つあって、地元に戻るならそこに住めばいい(逆に、住めなければ私の給料だけでは絶対生活できない)と当てにしていたのですが、今回この計画を母に話した所、



「その家はムリよ。私の仕事にも使うし、○○ちゃん(母の妹)が住んでるし。あんた、戻ってくるならマンション買ったら?」



と言われてしまいました。



しかも、地元に帰るというのには結構乗り気だった母、


「それか、うちの二階に住めばいいじゃない」


と。




実親と同居??  ありえません




二階に住むなんて、あれこれ気を遣うし絶対旦那が可哀想。つーか私自身も嫌。


あの安普請の声筒抜けの実家になんて、絶対にムリ。




そんなのムリだよと母に言った所、

「いいじゃない、大丈夫よ」と根拠のない台詞を言われましたが、


「あのね、トイレに起きるの一つにも気を遣うでしょう。絶対ムリだよ」


と言うと諦めてくれました。



しかし、この話をした時に、母が


「じゃあ、母さんが家賃出すわよ。あの家に住むのはムリだから、そうしたら?」



と。




…いや、意味が分かりませんから。




あるものを有効活用するのと、家賃を払って貰うのじゃ全然気分が違うし、大体その援助がなくなったときにやっていけないんじゃ絶対ダメ。

旦那には黙っておけばいいっていうけど、私が稼いだとしても家の収支は旦那にも見てもらうし、っていうかそんなのすぐバレるし、母、ムチャクチャだよ…。





しかし、旦那が仕事を辞めないと実現しないこの案、反対されるかと思ったのですが、

「一度しかない人生だから、やりたいことやった方が、ねえ。旦那くんがやりたいっていうのなら」


と割と賛成風味でした。まあ、私が地元に戻るっていうのもあると思いますが…。




けど、家賃の話になった時に、私が

「そんなのしてもらって将来面倒見て、って言われてもムリだからそんなのしてもらえない」

と言いましたら、

「あら、そんなの出世払いでいいのよ」


と言われました。



んで、この間実家に帰った時も、何かの話の時に親父に「お前は俺らの面倒を見ない気かいっ」と突っ込まれて、


「面倒見てもらう気かいっ!?」


と逆にびっくりしたので、何となく親からそのような気配を感じ、いやになりました。



私は全然、自分の子供に老後を頼ろうという気がありませんし、むしろ自分達で何とかするために、漠然と今からあれこれプランを考えている訳ですが、転勤族の私達に何の面倒を見てもらう気かと。




確かに、私の母は自分の母(私の祖母)の介護には行っていて、私も祖母の介護を手伝ったこともありますが、正直これを毎日しろとか言われたら無理です。


んで、母にも父にも

「そりゃ、できたら面倒みたいと思ってるけど、そんなのどうなるか分からないし、約束できない」


と言ってあるのですが、母は今回


「そりゃそうよ、それでいいのよ」


と返していましたが、何となくですが感じるんですよ。親の、面倒見てもらおうという気持ちを…。

それがこう、のしかかってくるというか。重いというか。



期待されると、期待しないで!! と叫びたくなります。


逆に、「自分達のことはいいから」と言われると、ちょっとでも手伝おうと思えるのですが…つうか、子供の幸せを本当に願うなら「自分達の介護はいいから、貴方達の幸せを一番に考えなさい」というのが本当じゃないんですかねえ。自分の面倒見させるために、子供を産む訳じゃあるまいし。


そんな期待をされるぐらいなら、産まないでいいよというのが本音なのですが…。



誤解の無いように申しますと、私は自分の親は、なるべくなら見たいですよ。



だけど正直、自分が優先するのは自分の親ではなくて、一番には旦那なんですよね。家族優先。

だから、もし、旦那に何か影響があるのであれば、介護は出来ないかもと思います。


この間疲れて旦那がいやになったときは、やっぱり自分のことを無償で考えてくれるのは、親しかいないんだなあと思ったりもしましたが…。


それでも、旦那に迷惑をかけるぐらいなら自分達でちゃんとしててくれと思います。



その代わり、私も親の人生を崩してまで、自分達の面倒を見てくれとは思いません。


成人して結婚した以上、親は親の家庭、私には私の家庭がある訳で、親の人生を変えてまでどうこう(例えば、母に仕事を辞めてもらって子守をしてもらうなど)と思えません。




何か、そんな風にのしかかられると、もう地元に帰るのは諦めて、転勤族で旦那が研究部に配属されるのを待つかなあ、という気になってきました…。




それか、経済力をつけて、自分達でマンション買って、それなりに親に頼らず頑張るか。



って言っても、子供が出来たら絶対親に頼らないのなんて、無理なんですよね…。



よっぽどの根性があれば別ですが、やっぱり何かあったときには頼ってしまうでしょうし。








うーーーーーーん。







けれども、このままもし旦那が研究部に行けず、この土地をくるくる回されるようであれば、本当に考えなくてはならない問題のような気がします。




私はもうこれ以上、向いていない仕事をやりたくないとこぼす旦那を見ておれません…。旦那が病気になるか、私が病気になるかどっちかのような気がします。




っていっても、愚痴を言い始めたのがここ1〜2ヶ月の話なのですがね。




研究するなら若いうちにと思って焦りますが、早く子供を産んでおいて、私が働きやすくなってから(子供幼稚園ぐらい??)私がそれまでにしっかり準備しておいて、それで戻ればいいんですかねえ…。




とりあえず、母には


「とにかくしっかり二人で話し合いなさい。二人で決めなさい」


と言ってもらえたので、そうしようと思います。



しかしどう考えても厳しいというか、私が全部やるのは無理ということを実感した今、悩んでおります。


だけどやっぱり、旦那には好きな仕事をして欲しいんですよね。


というより、向いた仕事を…。向いていない仕事を続ける辛さは、何となくですが想像がつくので。


そして、旦那が向いている職が物凄く限られているというのが、色んな誤算の元なんですがね(遠い目)





でもやっぱり好きなことして欲しい。



私も、旦那も、そのために何が出来るか何をしたらいいのかそしてそれは可能なのか。




色々、考えています。



2006年10月06日(金) 飼い殺し。

こんばんは、ぼむでございます。


来週から、長期の出張に行く予定の旦那。


それに合わせて、実家に帰省する予定の私。





実は、大きな声では言えませんが、楽しみだったりします。


あれこれと友達に会えるように算段をつけ、海外旅行にも行ったりする予定がある私に、ある日旦那が言いました。




旦那「今日さ、飲み会で、『マンスリーマンションとか借りて、奥さん出張先に来てもらえば?』って言われた。その手があったんだよな。1ヶ月いればいいんだよ、出張先に」




と。





















いや、ムリ




















っていうか、何??



この私の開放感を、ぶっ潰す気?





っていうか、どこにもやらない気??




知り合いのいない土地で、旦那漬けになれと??






いや、狂うよ?(素)







確かにね、私、恋愛至上主義だった。



24時間、恋人と一緒にいたかった。




だけどあの生活っていうのは、友達にも親にもいつでも会ってた訳で。会おうとしなくても会えてたぐらいで。






この島に来て、やっと友達が出来たばかりなのに、また1ヶ月も離れることになって、更に地元の友達と遊ぶなって何??











…等々、物凄い不満が出てきたのですが、そこはそれ。



私「ん〜1ヶ月はムリかな〜。旅行の計画もあるし、断れないよ。1週間くらいなら…」


と誘導。





お金の問題もあり、何とか1週間ぐらいで済みそうです。









…本当にもう…。








ああもう、予定を組んだ後でよかった…。





本当に、人間、変わるものです…。(旦那も私も)



2006年10月05日(木) 旦那のパンツ

を、洗っているときが一番「結婚したんだなあ」と実感します。







…そんなの私だけですかね…(汗)







しかし、男の人ってこれ一枚でいいんだから楽ですよねえ。←妙な感心。


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