これも日常。
あの人に会いたい、そんなことを言い訳に、辛い日常を遣り過ごす。

2005年06月26日(日) 大好きな人と出会ってからの二ヶ月間。

曖昧な記憶を辿る。
Kさんと出会ってから今まで、記録を残そう。

Kさんと初めて会ったのは4月の半ば。
ひょんな事から参加することになった、秋に行なわれるイベントの会議だった。
Kさんは、私の所属することになった組織の代表。
物凄くしっかりしている人だなーというのが第一印象。
5歳くらい年上かな?と勝手に思っていた。

会議後、飲みに行った。飲みの席では特に話をするでもなく、ただ、帰りの方面が一緒だったので、歩きながら学生時代の話を少しだけした。
「卒業式に答辞読んだんですよー」と言ったら「どんなの?」と
「個人的なことは政治的なことだ、とか」(マジで言った)と笑うあたしに、笑ってくれた。
「それ、答辞じゃないし」と。「面白いな、お前」と。

次に会ったのは、5月のあたま。
イベントの会議。
会議後の飲みで、家族制度や天皇制の話をした(笑)。
まとも(?)に話をして、この人好きになるかもなーとぼんやり思った。考え方が似てて(さよくじゃなくて、ちゅーどーさはだ!とか)、ナショナリズムの勉強をしてた、とかがね。

この頃あたしはまだ、別に好きな人がいた(Aさん)。
ただ、その人との関係性について一人でアホみたいに悩んでいた。
GWに会う予定だったので、会ってはっきりさせようと思っていた。はっきりさせるのは個人の問題なのに、彼を巻き込もうと…。
結局、GWには彼の都合で会えず、5月5日にあたしは失恋した。新幹線の中だった。

失恋して、後輩に愚痴って、すっきりした。
けど、次の日の会社帰りに、「あぁ、もうあたし、辛いことがあっても『Aさんに逢いたい』って言い訳できないんだ…」とふと思ったら泣けてきた。
好きな人がいないとダメだ、と。
でもって、なんとなく、Kさんのことを考えた。
ただ、Aさんも、熱心にナショナリズムやグローバリゼーションの勉強をしてた。頭の良い人だった。
だから、もうそういう人を好きになるのは当分やめておこう…と。
思っていたはずなんですがね〜。学習能力なさすぎです。

そして次にKさんに会ったのは5月半ば。
またしても会議。といっても、イベントの事前説明会。
あたしの所属するNGOもイベントに参加するのでNGOの人間として参加。
多くの人を前に説明するKさんの姿に、「あー好きだなぁ」と。
説明会終了後、個別面談とか言いながら二人でお話。
こんな企画をやりたい!とか冗談混じりに話をした。人の目を見て話をする人だ…と。
きっと、自分の言うことにちゃんと自信と責任を持っているのだ。
恥ずかしくてあたしが逸らしちゃうよ。

その後の飲み。
イベントスタッフとして、お叱りを受ける。ちょっと凹む。
でも、しっかりしないと、多大な負担が圧し掛かっているKさんに更に負担が…と。
そう思うと更に凹む。
そしたら「何だ元気がないな?」と言われ(お前のせーだ、とはいえない)、頭をポンポンとされときめく(笑)。
頑張ろう、と思うが、このあと何度も学習能力のない自分に泣くはめになるのです。

この飲みは比較的早い時間に終わったので、二次会へ。
何故かファミレス。飲んだあとだったのに、全員でカレーを食す。
完食をしたあたしはオジサマたちに「えらい」と褒められる(笑)。
その帰り。
終電ギリギリの駅構内で、Kさんに「○○駅(Kさんの最寄駅)に引っ越したんじゃなかったっけ?」と言われ、すごーーーく凹む。
相手は酔っ払いだし、他意はない、と思い込み
「引っ越したような気もしますが、今日は自分の部屋に帰ります。あ、もうすぐKさんお誕生日ですね」
「お、覚えてた?」
「勿論ですよ、皆でケーキ囲んでお祝いしましょう、では、次の会議で」と。

この頃、もうKさんが大好きだった。好きな人に誘われてショックを受けるあたし(笑)。乙女心は難しいのですよ(笑)。


そして、怒涛の6月に突入する、のです。

長くなるので、また次回。
日曜に、イベントの別グループの会議がある。きっとKさんもやってくる。
あたしには直接関係のない会議だけど…行ってしまおうかしら…(ただのめーわくですよ)。


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爾志 [MAIL]