「硝子の月」
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2002年01月15日(火) <成り行き> 瀬生曲

 昨日仲間になった少女ほどではないだろうが、ティオもあまり気の長いほうではない。
「いえ、あの……考え事の邪魔しちゃったみたいで……」
 そう答えられて拍子抜けする。
「そんなことか。どうだっていいよ、そんなの」
「でも、あの……」
「いいから、とっとと行けよ」
「いえ、あの、その……」


紗月 護 |MAILHomePage

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