月と散歩 )
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人間、成せば成るものです(苦笑)。
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タンクの清掃、月曜日いっぱいかかって なんとか終了。 おお。出来ちゃいました(笑)。 『月曜日の昼まで』という期限はわずかにオーバーしましたが、許容範囲内。
しかし、『終了』と『完了』は微妙にニュアンスが違います。
今回は、なんとか『終了』、です。
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仕事をするうえで、 プロなら『期日』と『品質』の確保は絶対欠く事の出来ない要素だと思う。
もちろん、そのどちらもが完璧、というのが理想。
けど諸般の事情により、どうしてもちょっとずつ譲歩しなければ 円滑に仕事が進まないのが現実。 あくまで『譲歩』。『妥協』は負けです。
そう。妥協はいけませんよ。
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で、今回のタンク清掃。
ぶっちゃけ、妥協、です。はい。
上の人間は「この日までに仕上げろ」と言ってくる。 けど、『完璧』に仕事するにはとてもじゃないけど時間が足りない。 でも仕上げないと僕らはゴハンが食べられない。
どうするか。
仕上げますよ。そりゃ。 でも、完璧は期待しないでね。と。
僕なんかは、立場的にはまだまだ『若手』の『ぺーぺー』だ。 ましてや、他所からの応援者。 文句はあるけど、言っても始まらない。 言われた事を、忠実に行うだけ。
『見えない敵』に、僕は 負けました。
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清掃の合否は、専門の人が来てサンプリングを行う。
清掃した面をきれいな布で拭いて、それに付いたゴミを数える。 1�屬糧楼呂法■隠哀潺�ロン以上のゴミが、10個以下(!)でなければならない。
今日が、そのサンプリングの日。
結果。
ゴミの数、100〜200個。 当然、『否』です。
明日からまた、清掃のやりなおしです。
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…1年ほど前。
ロケットに10年 携わった先輩が、会社を辞めていった。 パン職人を目指すと言って。
僕も たぶん今、そのときの先輩の気持ちと同じ場所に立っているんだと思う。
自分のやった仕事に、自分で責任を負う。 妥協は許さない。 結果がダメなら、痛い目を見るのは自分。
この会社も、本質は同じだろう。 けど、大きすぎて感覚が麻痺しているんだ。
…『職人』になりたい。
それは、小さいけれど 密度の高い世界。 そこを、僕も目指す。
≪本当の冒険をみたい/本当の自由をみたい/忘れてるフリはしない≫ ≪…こころに本当でいたい/こころは本当でいたい…≫
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余談。
拭き清掃が終わった後、最終の確認を行う。 ここでまた、ブラックライトの登場。
拭き残した油分、汚れ。 取り損なったチリや埃を、この段階ですべて取るんだけど。
これが結構、残ってる。
人間が出入りするとどうしてもゴミが発生するわけで。 それらが、ブラックライトの光で、闇のなか きらめく。
夜空にまたたく星のようで綺麗…なんて思うけど、 それは、汚れているということなのです。
僕の仕事は、星空を闇夜に変えること。
やー。ロマンチストー(笑)。
…サンプリング、落ちたけど(苦笑)。
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≪闇ん中の光は、ホラ、つよい/また朝に散ばっていく様に≫
※本文中、≪≫内の歌詞は 【中村一義、『セブンスター』(東芝EMI)】より 引用しました。
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