育児日記
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2002年05月08日(水) 出産の日

 朝起きて、夫に朝食とお弁当を作って、9時に家を出て病院まで歩く。
臨月というのに、ゴールデンウィークを挟んだため3週間振りの検診。
早速内診から・・・
と、先生が「痛かったでしょう?子宮口が3−4cm開いてるから
今日産まれるよ〜このまま入院してね」と、おっしゃいます。
えぇ〜心の準備が出来てないし、これから仕事行くつもりだったのに・・・
でも、そのまま入院。夫と実家と会社に連絡。
夫は「2時ぐらいでいいかなぁ?」と
母は「じゃあお昼ご飯食べて片づけてから行くわね」と
まだまだ産まれ無いだろうなぁって思ってたから、2人に「オーケイ」と
その後、陣痛室で胎児の心拍を聞くパットをお腹に固定された。
すると、なんとなぁく6−7分間隔でお腹が張る。でも全然痛くない。
途中、お昼ご飯を食べながら、ただただじーっとしてる。
12時半になってやっと解放され、病室へ
病室には、すぐに会社を出た夫が持ってきた入院グッズが届いていた。
ただ、夫は一度自宅へ車を置きに戻り、昼食後また来るとのことだった。
することがないので、荷物を整理し、ヨーガで習った骨盤体操をする。
すると、かすかな生理痛みたいなのが3−4分間隔に来てる!
なので病院に向かって歩いている夫に電話する。
と、「今日の満潮は15時だからその後の満潮時じゃない?」と
その後っていつよ?
そんな会話をしてたらナースコールで
「もう一度内診しますので、1階の診察室まで〜」と言われました。
振り向いて「はーい」と返事をしたとたん
“ぶるん”って音がして破水しました。
破水したとたん、強烈な陣痛が着いてきて、死にそうな痛み。
内診してもらうと、子宮口が6−7cm大。
こんなに痛いのにまだ6−7cmかと思いました。
そして、陣痛室へ。夫も母も来てくれて、母には腰を押してもらいました。
夫はお茶を買ってきてくれましたが、既に顔色がまずいです。
わたしが「痛い」を連呼するので、真っ青になってきてます。
陣痛室に移動するも、あまりの痛さに分娩台に移動できないのでは?と
看護婦さんの判断で、陣痛の合間に分娩室に移動することに。
それが痛いこと痛いこと。
おまけに看護婦さんは「後一時間ぐらいだから」って
一時間???そんなにこんな痛さが続くのなら、死んだ方が・・・
いっそ楽にしてくれ〜って感じでした。
途中、過呼吸になったり、鼻から深呼吸が出来なくて
看護婦さんに「母親学級で呼吸法習ったでしょう」と言われて「忘れた」と
答えたり、手足が冷たくしびれてきたり・・・色々ありましたが
分娩台に上がり10分ぐらいで「いきんでいいわよ」と言われ何回かいきみ、
遠くの方で看護婦さんが「先生出産です」と電話をする声が聞こえ
先生が駆けつけてくださると、一回いきんだところでお腹を押され
するっと赤ちゃんが出てきました。その2分後胎盤がつるんと出てきました。
赤ちゃんを抱かせてもらいましたが、「これがお腹の中に入ってたんだ」と
特に感動もなし。綺麗にして隣に寝かされても「う〜ん???」ってかんじ
当日の夜は母子別室で、さっきまでここにいたのになぁってお腹を触ったとき
寂しくなり、翌日からの母子同室が待ち遠しかったです。
先生曰く「経産婦産でも珍しいほどの安産です」とのこと
出産前日まで仕事をしてたことと、お灸が効いたかな?

そして、今日は私の母が初めて母になった日でもあります。
姉の35回目の誕生日なんです。


みほ |MAIL

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