記憶喪失
久々にタイトルついたー。
これは、昨日バイトの友達と帰り道に話したことで、 彼女は「記憶喪失になってみたい」と言いました。 記憶を失った世界がどんなものか、体験してみたい。 そんな風に一時期ずっと考えていたことがあるそうです。 それを私はやたら否定した。「嫌だ」とまで言った。 どうも記憶喪失というものは、私には恐怖の対象です。 記憶を失った世界というのに全く興味がないと言えば嘘なんだけど 「記憶を取り戻さなきゃいけない」と思わせるような強迫感のある世界が怖いです。 昔は確かに「ああ、これやり直したい!」とか 嫌なことがあるたびに考えていたような気がするんだけど そう考えてみると最近は少なくなったと思うのね。 今もまだあると思うけど、失敗をするたびに完全であることに憧れ、それをできる人を羨んで、が子供の頃は本当に強かった。 何でもできなきゃいけないじゃなくて、 何でもできたくて、特別でありたかったんじゃないかなぁと思う。 でも、これぐらい生きてくると見方も変わってくるわけで、 私としてもやれるだけは頑張って、ある意味他の人にはない生き方をしてるよなー、とか思えるようになるんです。一種諦観と開き直り? でね、自分は特別でも天才でもない普通の人間であって、 私はその生き方でいいのです。 今更天才の生き方もできるとか言われても羨ましいけどムカつくよー。一般人のプライドナメてる! うーん、卑屈なんだかよくわからない自尊心ですが、それでも私は自分の生き方を無にしようとは思ってないのであって、気に入ってるわけでもないけど、これが私、と考えてるということ? なんじゃ、この文章。 よくわかんない話でしたが、多分私は自分の記憶を失うことは惜しいと自分で思っているんじゃないか、という話でした。
失ったものを取り戻したいって子供のときも思って 大人のときも思うんだなぁ。そんな大人になったわけじゃないけど。
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