★ 夏海の日記 ★

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2008年03月19日(水) 身の置き所がない

teaが今日も釣りと称して出て行ってしまった。

家にいると狂うと言って。
夏海さんと違って、オイラは家に居られないんじゃなくて、
家に居たくないから 出ていくんだと。
釣りがしたい訳じゃない。
『ここ』に居たくないから、不本意ながら 日本海へ出掛けるんだと。

私は 家に居られない トラウマがあり、
でも、家に居たくない思いもある。
一度家を出て行くと思った以上、この家は私の家ではない。
また一から 巣作りから始めないといけない。

毎日 毎日 letさんと一緒に 朝昼晩と 赤の他人と二人っきりで食事をすることのストレス!!

家に居られなのは 困ったけれど、仕方がない。
だけど、お昼は一緒に食べてくれないかなぁとお願いされた。
あんたがするのは お願いだけか?
それが どれくらい苦痛か 私へストレスを与えているか、考えたことがあるか?

月曜日 teaは休みだった。
お昼ご飯を作って食べ、お昼から letさんをお墓参りに連れて行った。

「月曜日、一日頑張ったんだから、2日ある一日くらい、自由にさせてくれ!」とキレてteaは出て行った。

私には 自由にできる時間なんざ ないんだが。

こんな男と一緒に暮らす選択をした私は 正解なんだろうか?
階下に 相談できる人がいて、たまたまテトの散歩で通りがかったので、話をする機会ができた。
その彼女がお昼ご飯に誘ってくれた。
彼女に話を聞いてもらって 沢山泣いた。

letさんのことを 昔からよく知っている人で、
私のことを えらいなぁと思って見ていたんだと言う。
よく我慢しているなぁと。

彼女は 人の悪口は言うまいと心に決めている人で、そう私にも公言したが、
letさん、優しい時と、別人になるときがあるでしょ?と聞かれた。
過去に何があったか?は知らないけれど、letさんには 人を見下みくだす癖がある。
彼女へのそんなたぐいの話はletさんから少し聞いていた。

teaほどではないけれど、思い当たる。
teaは あきらかに別人に変わる。
それは『血』だと言われた。

鬼門の話になり、テトのオシッコ場が 鬼門になっていることを知った。
清めのお塩と お酒を買い、帰りに氏神様におまいりして、お守り下さいと祈ってくれた。

家の四方を塩とお酒で清め、テトのオシッコの場所を変えた。

ひとまず やれることだけは やっておきなさい。
それでもダメだったら、自分が幸せになる決断をしなさいと助言してくれた。
ただ逃げるだけではなく、精一杯戦った後であるならば、その経験は 必ず将来役に立つと。

何もできないけれど、一人で悩まないで 私に言いに来なさいと言ってくれた。
私に また一人 味方ができた。


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