★ 夏海の日記 ★
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未完箱が 満タンなので、未完なものは、未完として載っけることにしました。^^; 朝と帰りの携帯からの打ち込みで、書き込んでいるので、 頑張って書きますが、長い目で見てね。
09:21:46
公共の場所(電車の中とか)でお化粧する人種が、すっかり定着してしまった昨 今、 病院に勤務している人など、絶対にお化粧しなきゃいけない訳ではなく お洒落の一貫としてお化粧している人が、何故人前で自分が化けていく姿を晒し ているのかが解らない。 24歳のうら若き娘さんが、寒いからとスエット(スゥエット?)を履いたまま 車に乗って、 会社の駐車場でスカートに履き替えていると言っていた。 車は部屋じゃないぞ? カーテンもないぞ? 確かにわざわざ覗きはしないだろうが、 んでもって、パンツは丸見せてないだろうが、 そこまで女を捨てて良いのか? 人前で着替えたり、人前で化粧をしたり、 社会人のジャンプなどの週刊漫画雑誌を電車で読むなど、 本来は家でしていて、プライベートはどうであれ、外では格好付けていたことを 表に曝し過ぎている気がするのだよ。 おばちゃんとしては。 バックヤードはバックヤードであるから良いのであって、 外も家も同じ感覚であるなら、気持ちの切り替えをいつ行うんだろう?って思う 。
『いじめ』の問題を書いていた中に、こんな話が書いてあった。 携帯の普及によって、プライベートがなくなってしまったと。
その昔、まだ携帯がない頃、子供(大人もだが)に与えられた唯一の追伸手段は 家に一つだけある、家族共有の固定電話だった。 家族で共有しているのだから、家にいる誰かが出る。 だから、誰から掛かって来たのかを、誰かが把握していた。 家族の共有であるから、呼出し音は大きく、 夜遅くとも10時を過ぎたら電話をするのを躊躇った。 寝ているかも知れない他所の家の誰かを起こしてしまわない為に、 それが他人を思いやるマナーだったり、自分の家と他人の家が別のものであると 自然に学習したりしていた。 緊急でもないのに夜中に電話をする人は非常識な人であり、 他人を思いやれない人として、親が注意することができた。 私も学生時代には夜中に電話くらいしていたが、 寝ている相手の家族を起こさない為にお互いに合図を決めてたりした。
18:24:19
電話代が高いと怒られながら、どのくらいなら怒られないか試したり、 電話相手と、どっちが電話をかけるかなどを話し合ったりした。
で、何故いじめ問題に携帯が関係しているか? そね昔、携帯がない時代には、家に帰ればプライベートを保つことができた。 それは家族の時間だったり、個人の時間だったりした。 通信手段が固定電話であるから、寝ていたら電話に出てくれた誰かが断ってくれ た。 こんな遅い時間に、何の用ですか?と詰問してくれた。 火急の用心以外は眠っている自分の代わりに断ってくれる誰かがいた。
携帯の普及が進み、一人一台が当たり前になりつつある。 必ず本人が出る便利さは、本気で用事がある時には有り難いが、 携帯電話を持ち、携帯している以上出ない訳にはいかない。 なぜなら、その携帯は自分宛ての電話だから。
その昔、携帯がただの電話だった頃、 メールはパソコンでしかできなかった。 家でパソコンの電源を入れ、メールを読んでから返事を送る。 パソコンを持ち歩いている人以外は、家にいる時限定の作業だった。 チャットも「さあ今からチャットするぞ」とチャットルームに入らないと始まら なかった。 (それは今もだが)
携帯電話でメールのやり取りができ、 他社の携帯とも通信できるようになり、 今もそうだけれど、パソコンとも通信できる。 その昔、メールは電話と違って相手の時間を邪魔しないアイテムとして使われて いた 火急の用事じゃなく、ヒマな時に読んで、時間がある時に返事をくれたら良い程 度のものだった。 ビジネス社会ではでは違ったが。 1日1〜2度、家にいる体調や気分の良い時にしか見ない。そんな程度の扱いだ った。
携帯電話を携帯している以上、メールは即座に手元に届く。 届いた以上見ない訳にはいかない。 返事を出さない訳にはいかない。
2007年2月13日 22:39
相変わらず、こんな時間の帰宅です。 sea姉さんに、「一家の主婦が、毎晩そんな時間まで仕事なんてしちゃいかん!残業のない近くの会社に変わりな」って言われた。 うん。 その通さ。 でも投げ出せない仕事でもあるんだよ。 生活は掛かっちゃいないけどね。
さて、携帯電話のメールの話を。
例えば、いじめたい相手にどうでも良いメールを送る。 すぐに返事が返って来なかったら、何で返事出さない訳?ってメールを送る。 返事が返って来たら、ワザと1時間くらい間を置いて返信を送る。 また催促のメールをする。 それを夜中にやったとしたら、精神的なプレッシャーは、相当なもんだろうと思う。 返事を出さなきゃ学校でもいじめられる。 着信拒否すらできない。
こちらの体調など気にしてなどくれず、 いきなりチャットよろしく、怒涛のメールのやり取りが始まる。
いかに早く返信するかで、友達度を量る。 メールが来ないと不安になる。
その昔、メールが携帯で出来なかった頃には考えられないようないじめの形態が出来上がってしまった。
題名をハウスと書いた。 うちのテトは犬で、 室内犬であっても、自分の居場所としてハウスが必要だということで、部屋の隅に檻が置いてある。 昼間にお昼寝する時は、どこでも良いけれど、 夜寝る時には、自分の巣として、心から安心できるテリトリーとしてのハウスが必要なのだとteaが言っていた。
心から安心できるテリトリー。 これが大切。
携帯電話が普及してしまったせいで、学校や会社などのよそ行きの顔と、 家でいられる普段着のプライベートな時間の区別がつかなくなってしまった。 どこで スイッチを切り替えるのか? ONとOFFの境目は、どこなのか?
いつ掛かって来るか判らない着信音に怯え、 いつ仕掛けられるか判らないメールのやり取りに怯え、 家の中であっても、そこは外と同じで、誰も守ってはくれない。
人には安心できる居場所が必要で、 携帯電話の電源を「○時から○時までは 切るからね」って宣言して、 自分で自分の線引きをしなくてはいけない。
私は携帯電話で育った世代ではなく、メールも適当な時に返してくれたら良いと思う。 電話が繋がらなくても平気だし、メールの数で友情を測ることもしない。 携帯電話がそこに普通にある時代に育ってしまった人には難しいことだけれど、 自分で自分のテリトリーを確保しなきゃ、誰も与えてくれない。
赤ちゃんを抱っこしながら メールのやり取りをしているお母さんは、 メールのやり取りをしている時は お母さんでなくなる。 赤ちゃんを抱っこしているのに、そこには赤ちゃんは存在しない。 意識を現実とは違う お話の国へ連れて行ってくれる携帯の存在は大きく、そして危険だ。
ホームと ハウス。 難しい世の中になったもんだね。 人と自分、家と外の区別が付かない大人が そろそろで出て来たこの頃だよ。
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