★ 夏海の日記 ★

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2007年01月18日(木) 存在価値

何の話から、この話をしたのかは忘れたんだけど、
土曜日に鍋を突つきながら、こんな話をしました。

毎朝、駅から歩いて来てすれ違う人がいて、
それは、サッカー日本代表の元監督の『岡ちゃん』そっくりの人で、
毎朝、とても嬉しそうに満面の笑みで歩いて来る。
歯を見せながら、いつも嬉しそうに、楽しそうに。
どこに向かって歩いていくのかなって思っていたら、ある建物から出て来るのを、ある日偶然見ました。
ああ、ここで働いてたのねって思って、
失礼だけれど、見た目から、決して仕事ができそうなタイプには見えないので、
年齢から、部長クラスな感じなんだけど(見た目の感じから役職はないように見えるが)、
若い人から苦笑いされて、小馬鹿にされて、お荷物扱いされているのかな?
それとも、手のかかる人だ〜って誰もが認めた、『癒し系』として、その存在価値を認められている人のかな?って そう思いました。
社内で どういうポジションにいるとしても、毎日満面の笑みで幸せそうに歩いて来て、
毎朝すれ違うのを私は楽しみにしています。

そう話をすると、teaがこう言いました。
そういうポジションの人って、会社に必要だよねーって。
今は、女の子にお茶くみなんて!って風潮だけど、
会社の雰囲気を考えると、お茶くみだって大切な仕事だよねって。

みんながみんなバリバリ仕事ができる訳ではないし
そんな人ばっかりじゃ、キリキリ、ピリピリしてて、社内の雰囲気悪そうだし、
ちょっと癒して〜ってお願いして、nobyの手をフニフニさせて貰ったことは、私にとって大切な時間で、
同じ体型でも、コタカイ君の手をフニフニさせて貰っても、ちっとも癒されないもの。

要領が悪くて仕事はできなかったけど、少なくとも私にはnobyは必要な存在だった。
徹さんは優秀な人だけれど、みんなが徹さんだったら、会社は気を抜けなくて疲れるだけの場所になる。
(愉快な人だけれど、仕事場では厳しいので)

自分のキャラを生かして、職場や家庭や地域や学校など、
どのポジションでいこうか?って試行錯誤してみるのも良いかもね。
自分一人で心を壊すまで頑張って、
でも回りは、そこまで私に求めていなかったりする。

誤解しないで欲しいんだけれど、努力をするなって言っている訳じゃなくって、
どうせ努力するなら、自分も気持ちが良い方向を探してみようよって思うの。
肩の力が抜けている人と一緒にいると、こっちまで息がしやすい。
会社のパルルは、いつもテンパっているので、こちらも力が抜けない。

どうせ努力するなら、肩から力を抜くことを頑張ってみようよ。
そうしたら、今まで見えなかったものが見えてくるよ。
きっと。


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