★ 夏海の日記 ★
目次|前の日|次の日
何の話から、この話をしたのかは忘れたんだけど、 土曜日に鍋を突つきながら、こんな話をしました。
毎朝、駅から歩いて来てすれ違う人がいて、 それは、サッカー日本代表の元監督の『岡ちゃん』そっくりの人で、 毎朝、とても嬉しそうに満面の笑みで歩いて来る。 歯を見せながら、いつも嬉しそうに、楽しそうに。 どこに向かって歩いていくのかなって思っていたら、ある建物から出て来るのを、ある日偶然見ました。 ああ、ここで働いてたのねって思って、 失礼だけれど、見た目から、決して仕事ができそうなタイプには見えないので、 年齢から、部長クラスな感じなんだけど(見た目の感じから役職はないように見えるが)、 若い人から苦笑いされて、小馬鹿にされて、お荷物扱いされているのかな? それとも、手のかかる人だ〜って誰もが認めた、『癒し系』として、その存在価値を認められている人のかな?って そう思いました。 社内で どういうポジションにいるとしても、毎日満面の笑みで幸せそうに歩いて来て、 毎朝すれ違うのを私は楽しみにしています。
そう話をすると、teaがこう言いました。 そういうポジションの人って、会社に必要だよねーって。 今は、女の子にお茶くみなんて!って風潮だけど、 会社の雰囲気を考えると、お茶くみだって大切な仕事だよねって。
みんながみんなバリバリ仕事ができる訳ではないし そんな人ばっかりじゃ、キリキリ、ピリピリしてて、社内の雰囲気悪そうだし、 ちょっと癒して〜ってお願いして、nobyの手をフニフニさせて貰ったことは、私にとって大切な時間で、 同じ体型でも、コタカイ君の手をフニフニさせて貰っても、ちっとも癒されないもの。
要領が悪くて仕事はできなかったけど、少なくとも私にはnobyは必要な存在だった。 徹さんは優秀な人だけれど、みんなが徹さんだったら、会社は気を抜けなくて疲れるだけの場所になる。 (愉快な人だけれど、仕事場では厳しいので)
自分のキャラを生かして、職場や家庭や地域や学校など、 どのポジションでいこうか?って試行錯誤してみるのも良いかもね。 自分一人で心を壊すまで頑張って、 でも回りは、そこまで私に求めていなかったりする。
誤解しないで欲しいんだけれど、努力をするなって言っている訳じゃなくって、 どうせ努力するなら、自分も気持ちが良い方向を探してみようよって思うの。 肩の力が抜けている人と一緒にいると、こっちまで息がしやすい。 会社のパルルは、いつもテンパっているので、こちらも力が抜けない。
どうせ努力するなら、肩から力を抜くことを頑張ってみようよ。 そうしたら、今まで見えなかったものが見えてくるよ。 きっと。
|