★ 夏海の日記 ★

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2006年02月15日(水) 頑張れって言いたいんだってさ その1

上司とよく話をします。
色んなジャンルの 色んな話を。
上司は 本当に経験値が高く、上司が経験した色んな話を聞いたり、上司の思想や思考の話を聞くのも好きだし、お互いに意見交換するのも好きです。
上司も私も体育会系なので、結構考え方が似てたり、読む本も同じだったり(上司の方が かなり幅が広いですが)趣味も似ていたり、それに対する姿勢も似ていたりするので、何を話しても楽しいです。
異性だけれど、私が結構サバサバしているので、結構きわどい話もしますが、それもエロトークだけじゃなくて、男女間の性の話も真剣に聞いたり、教え合ったりしています。
「こういう話って、女性に聞けないから、貴重だよね」って言われます。付き合ってる彼女のことについて 彼女に聞けないことを私に聞けたりできるからです。
例えば、生理についてとかね。


最近同僚が怪しくなってきて、私はメンタル系の病院へ行けって何度も言ってるんだけど、同僚も行き付けのお医者さんからメンタル系の病院へ行った方が良いって言われてるんだけど、『そちら側に行くのが怖い』らしくて、躊躇してるの。
同僚のことは1年前から観察してるんだけど、症状がどんどん酷くなって来ていて、ヤバイなぁって思っていたんだけど。
「できるだけ早く行くと、早く楽になれて、早く治るよ」って言ってるんだけど、どうしても踏ん切りが付かないらしい。
まぁねぇ
そういう怖さってあると思うし、不安もあるだろうし、偏見(同僚の友達が「パニック」らしくて、病気自体に偏見はないんだけど、自分が仲間になるのが怖いみたい)もあるからさ。

という話をしていたのね。
上司は、本当に偏見とかが全然ない人で、普通の病気(風邪とか)と一緒じゃんって考えてる貴重な人です。
その上司いわく「なっちまったもんは仕方がないだろう。病院へ行って楽になるのなら、行くべきだし、薬で楽になるのなら、飲めば良いじゃん」って考え方をしてるのね。
でも、だからと言って、甘やかす訳でもなく、過剰に何かしてくれる訳でもなく、普通の人と同じように接してくれ、仕事に関しては厳しいし、でもいざという時には絶対助けてくれる人だよなぁって(勝手にだけど)思っています。

私の前にパニックの人と仕事をしたことがあったらしくて、
普通なんだよなー。普通に愉快な人なんだけど、ある日突然 「Tさん助けて!」って言われて、「何だ?どうしたら良いんだ?」って言ったら、「苦しい!息が出来ない!(建物の)外に連れ出して!」って言われて、外に連れて行ったことがあった。
って。
その人と色々話をしてて、最初は『自律神経失調症』だって言ってたんだけど、実は『うつ病』だって言われて、でネットとかで調べてみたら、これって『パニック』って症状じゃん!って思った。って。
それまでは、『うつ』って『暗い人がなる病気』だと思ってた。って。
でも、その人は発作が起きる以外は普通に楽しい人だしって思って、そうじゃなかったんだって初めて気が付いたって。

うん。そうなんだよね。落ち込んだ時とかに、うつって簡単に使ってくれるけど、『暗い』『陰気』になる病気じゃないんだよね。『うつ病』って。

で、好奇心の塊の上司は、色々調べて、どういう仕組みでそういう病気になって、どうしたら良いとか、何をしちゃいけないとか、どう接したら良いとかを知っていったらしい。

私が昔の話をして、一度治って また再発して、もう2度と再発したくないから東京まで行って治療をしたって言ったら、「別に再発しても良いじゃん。そしたら また薬を飲めば良いし。そうしたら、治るんだし」って。『もう2度と再発したくない』って思うこと自体がストレスになっちゃうんじゃないか?って言われました。
苦しいんだよ。辛いんだよ?あそこに もう2度と戻りたくはない!って言ったら、「自分は なったことがないから その辛さは判らないけど、でも自分なら、何度再発しても良いって思うと思う」って言ってました。
「要するに、頭の中の伝達物質が上手く機能しなくなるだけで、薬で何とかできるものだから。」だそうです。
それよりも 「もう2度と再発したくない」と強く思うこと自体がストレスになって、再発してしまうことの方がマイナスだと思うって。

お薬を飲まなくちゃいけないってことの考え方は、男の人と女の人では違うのかも知れない。
確かに お薬を飲むことによって、楽になれるし、症状を抑えることができる。
でも、子供を産むことができない。
なぜなら、血液中に薬が充満しているから。
その血液を栄養にして子供は育つから。
そのお薬の副作用で、奇形が生まれる可能性が高いから。
または、育たなくて 流産する可能性が高いから。

妊婦が飲んじゃいけないお薬でも、男の人が飲んでも全然精子に影響がない場合が多々ある。
産む産まないの選択権なく、有無を言わさず 産めないということ。
『産む性』として生まれた女と違って当然なのかも知れないね。

で、そんなこんなの話をしていて、
って、あれ〜?もうこんなに長くなっちゃった^^;
っつーことで、例の如く ^^; 続きは また明日ね。


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