★ 夏海の日記 ★

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2005年12月16日(金) 望んで生まれてきた

どうしてこんなに辛いのに 生きていなきゃいけないの?
生きている理由は、なに?
どうして生まれてきたの?
どうして死んじゃダメなの?

私ね、今年になるまで、ずーっと死にたかったの。
生きているのが辛かった。
でも、何度も日記に書いてあるように、死んでまで後悔したくなかったから、
自分で自分の人生に ピリオドを打たなかっただけ。

でもね、最近気が付いたことがあるの。
それは、そんなことは誰もが知っていて、でもあまりに普通過ぎて考えつかないこと。


あのね、私たちは、自分で、自分の力で 望んで生まれて来たんだよ!!


そのヒミツはね

性交時、膣内に放出される精子の数って知ってる?
今、ググってみたら、最初にヒットしたところに載っていた数は、『1000万』!
これって、凄くない?

膣内って、精子が生きるには、ph(ペーハー)の関係で、最悪な環境らしいの。
病気にならないように、雑菌から身を守るために、膣内は異物が進入すると攻撃するしくみになっています。
その中を旅して子宮に到着できる数は少なくなり、
卵子の分厚い殻を突破して めでたく受精できる精子 双子ちゃん以上の多産を除けば、たった1個!!

あなたは、1000万分の1の確立で受精できました。

でも安心はできないの。
それは、私達の体は、異物を排除するようにできているから。

子宮内の受精卵でさえ、私達にとっては 異物でしかなくて、
だから、つわり がおこったりします。
自然の摂理として、異物を排除しようとするのね。
だから、安定期になるまで 安静にしなきゃいけないの。
自分の意志とは 関係なしに、体が拒否反応を起こして体外に排除しようとするのだから。

それにね、お母さんと血液型が違う人 はい 手を上げて!
ただでさえ 自分とは違う遺伝子を持った異物
その上 血液型まで違う生き物を 体内で育てていける不思議!
女性ホルモン満載の母体の中で、男の子が人間へと出来上がっていく 不思議!


私達はね、自力で受精して、必死に子宮壁にしがみついて
この世に生まれる為に 頑張ってきたの。
自分で 生まれることを望んで 生まれて来たんだよ!


だからね、生まれたからには、生きる力 生命力が 私やあなたの中にも ちゃんとあります。

残念ながら 親を選んで生まれることは できないけれど、
自分に不利益な親を捨てる権利は あります。

一番大切なことは、私が あなたが 幸せになることだけ。
それを 壊すものは、親だって 切り捨てて結構!!

もう一度言うね
私達は、自分で望んで 幸せになる為に 生まれてきたの。
だから、自分の人生は 自分で選んで 不要なものは捨てて
自分のためだけに 生きて 全然OKなのだよ!

親を大切に
育てて貰った恩 うんぬん なんて くそ食らえーー(あら ごめんあそばせ^m^)
まずは 自分が幸せになることだけ考えて、
それから再生したい人は 親との関係を再生しても遅くはないよ。
あなたに 私に その時が 来たらね。



う〜ん
私は 母親に関しては 一応努力はしてるんだけど、母が死ぬまでに間に合うかなぁって感じ。
まぁ 間に合わなくっても後悔はしないんだけどね。
だって、無理して母に合わせて 自分の人生を もう台無しにしたくないから。


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