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| 2003年11月07日(金) | 宅急便です |
それが届いたのは今日の午前中も遅い時間
「お昼食べるものあったかなぁ〜」 なんて考えてた頃。 ピンポーン♪
クロネコさんが運んでくれたその荷物の差出人は
先週私が 「辞めます」 と言って帰ってしまったきりの会社からでした。
（辞表を叩きつけたわけではありません）
伝票にはＮ女史の文字。
それを見ただけで中身が何かはわかりました。
私がまだ持ち帰っていなかった、会社履きのサンダルと
仕事用のシャチハタ・ネームや訂正印等。
私が社長に 「辞めます」 と言ったのは先週の水曜日のことで
あの日帰るときに 「お弁当代はあらためて払いにきます」
とＮ女史に言ってあったから、その時に持って帰るつもりだっだもの。
それから１週間たつけれども、あいだに三連休が入っているし、
その時あいにくお弁当代（１ヶ月分）の持ち合わせがなくて
お弁当代は月末締めで月初めに請求書が来るから
１日は土曜なので、１０月分の請求書は今週の火曜（４日）に来たはず。
だから今週中に払いに行けばＯＫと思っていたので
用事の入っていない、昨日か今日、会社へ行くつもりでいた。
昨日はつい行きそびれた （やっぱり行きづらい気持ちもあり） ので
今日は午後もゆっくり時間があるので、会社に電話をしてから
夕方顔を出そうと思ってました。
やっぱり手みやげにお菓子くらい持って、社長に挨拶するのが
パートとはいえ３年半も勤めたんだから筋だろう。
・・・なんて考えていたのだけれど。
徒歩１０分の距離に住んでいるのに
まさかこんなに早く、わざわざ宅急便で荷物を送りつけられるとはね。
しかも、「え」 と思ったのは
私が会社に自分用に置いていた、インスタントコーヒーの瓶。 ほとんど中身は入っていない。
あと１杯分にもならない粉が底の方にほんの少し残っているものの、
瓶缶ゴミの回収日に捨てるつもりでいたもの。
それと、Ｎ女史が好きなので 「これよかったら飲んで下さい」 と
台所に置いていたハーブティーのティーパック
それもしっかり送り返されていた。
会社に電話をかけた。
「あ〜ら、こんにちわぁ」
と、電話に出たＮ女史はえらく愛想がよかった。
「あの。今日宅急便が届いたんですけど」
「ええ、ええ。お忘れ物だったから〜」
「でも、今日お弁当代を払いに行くつもりだったんですよ」
「そうそう。３３３０円ね」
「ええ。まさかこんなに早くに送ってこられるとは思ってなかったので」
「だってもう１週間たってますし〜」
「こんなに近くなんだから、昨日お電話の１本でももらえれば
取りに行きましたのに」
「あら。ほほほほ〜」 ←意味なく笑う
そういえば、机の引き出しのアロエのハンドクリームも私のだぞ
と思いつつも口には出さなかった。
ああ。 電話線を通して女同士の火花が静かに散っていたに違いない。
結局、お弁当代は１０月分のお給料から引いてもらうようお願いした。
もう行きたくない。
ムカつく〜〜！！
（…続く）
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