今日のつぶやき@日々暮らはおもしろ
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先日のこと。午前中つけっぱなしだったTVをなにげに見たら、
「子どもを愛せない母親」とか「幼児虐待」という言葉が目に入ったので
「またか…」と気の進まない思いながらもつい画面に見入ると、
その若い母親は朝の8時頃に夫が出勤するとすぐにパソコンに向かい
メールやチャットに夢中になっている、ということだった。
3歳ぐらいと1歳か2歳くらいの小さな姉妹は
パソコンに向かっている母親の背中を見ながら、部屋の中でふたりだけで遊んでいる。
が、当然のことながらしばらくすると飽きてきて、ぐずり出す。
すると母親はパソコン(ネット?)が中断されることに怒って、子どもを叱る。
まだものごころもつかない幼児に叱られる意味がわかるはずもなく、
泣き出す子どもを母親は叩いたり、突き飛ばしたり(軽くだが)していた。
そして母親はそんな自分を嫌悪するようになる。
カウンセラーは「自分が夢中になっているパソコンを子どもにジャマされたと思って逆上してしまうのでしょう」と指摘していた・・・・
なんてこったーー!!
と思ってしまった。
いや、「なんて母親だ」と非難してじゃなくて。
こういう主婦や母親って、最近とても多いんじゃないかと思えたからだ。
自分がネットの世界の端っこに身を置いてる(?)せいか、
決してTVの中の他人事ではなく身近な話として身につまされる思いだ。
だってまず自分自身が、子どもはもう大きいから叩いたりすることはないにしても、
この母親に似たり寄ったりなことしてるんじゃないのか。
家族が出かけるとすぐにパソコンの前に座って
気がつくとあっという間に数時間たってるなんてこともある。
私の場合は、メールやチャットじゃなくて、日記を書いてたり読んでたりがメイン
という違いはあるにしても、それに夢中になって子どものことや家事が
ついついおろそかになってしまう、という点では全く変わらないと思う。
そのTVの母親は、自分があまり子どもを愛せないということを悩んでいたから、
問題点は少しずれるのかもしれないけれど。
だからって、ここでそれについて論じようとか、自分の現状を言い訳しようとか
いうわけじゃ少しもないんだけれど。
うー、なんだかちょっと身につまされるというか、情けない気持ちになって
もう見ていられずTVを消してしまった自分が悲しかったのかもしれない。
ネットを漂うさみしい大人たちは、
さみしい子供たちを作りだしているような気がする。
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