しもさんの「コラムニストを目指して」

2001年11月23日(金) 「一呼吸してから走り始める生き方」

駅伝というのは、難しいものだとテレビで観戦しながら思った。
自分より前のランナーが頑張って差を詰めてくる。
その勢いで走り始めるとペースを乱し、最終的には体調を崩すことになる。
そんなシーンを何度か見かけた。
解説の谷川真理さんは、経験の浅い彼らの走りに、こう説明していた。
「タスキを渡されてから、一呼吸してから走り始める余裕が欲しいですね」と。
これは駅伝の大切なポイントだと言う。
なるほど。仕事の中でも同じようなことをしているな、と反省した。
人事異動や業務の引継ぎのとき、ついつい前任者がひいてくれたペースで
仕事をはじめてしまう。
しかし、熟知した前任者と初心者の自分が同じペースでは出来ないことを忘れ、
走り始めてしまうケースがよくある。
今度は肝に銘じておこう。

自分のペースを確認するため「一呼吸してから走り始める生き方」はいかが?


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