| 2001年11月05日(月) |
「伝統を大切にする生き方」 |
最近、巷では「創立100周年の記念事業」が花盛りの高校であるが、 その学校の持つ「伝統」を大切にしてきたといえる。 100年間という歴史が、学校の校風を作り上げ、 卒業生は、その「伝統」をかすかに記憶にとどめ 何気ない「日常生活」を続けている。 その学校を卒業したというだけで「ステイタス」となっているようだ。 しかし、今年のセンバツ大会準優勝校で、 夏の甲子園大会にも出場した仙台育英(宮城)が暴力事件で 春まで試合が出来ないという話をラジオで聴いた。 甲子園の常連校として実力をつけている野球部員が、 どうしてそういう事件を起こしてしまうのか? 野球部としての「伝統」は、どこにも見あたらない。 長い年月をかけて、先輩達が作り上げてきた「伝統」は 一時の感情で簡単に崩された。 そして多くの先輩達が「情けない思い」をしたはずである。 事件を起こした彼らは、現役部員だけでなく みんなに迷惑をかけたことに気付いて欲しい。
私には関係ないと言わず「伝統を大切にする生き方」はいかが?
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