Yoshikiの日記

2004年12月11日(土) ゲッチュウ!

 今日、家に帰るとアマゾンからのお届け物の不在連絡表が入っていた。まさか!卒論の最大の敵、「Metal Gear Solid 3 snake eater」か!いよいよ三部作の完結編といわれる今作品は小島氏の徹底的な哲学的追求が含まれている。「僕らは子供達の世代に何を伝えていくのか?」それがMGSシリーズの大きなテーマです。MGS1では遺伝子(GENE)がテーマでした。親から子へ伝えられ、託される遺伝子、資質・・・。ビッグボスのクローンであるスネークとリキッドの光と闇の戦い、それが示したものがまさしくGENEの可能性でした。MGS2では遺伝子情報には乗らないミームを扱いました。人の思想や感情、言葉、芸術、文化等・・・。これらのミームをどう伝えていくのか?アメリカ政府の規範が生物化した「愛国者達」はまさにそのMEMEを制御しようと画策して起こった大事件です。では、我々が子供達に伝えるべきGENEやMEMEの基準は一体どこにあるのか? 基準はありません。時代によって時勢によって変わるからです。MGS3ではそのGENEとMEMEの対情報を選択する上で重要な物差しとなる「時間/SCENE」をテーマにしています。伝えるべき事の判断は常に時代によって変移するのです。時代によって善も悪も、光も闇も、人の価値観も変わるのです。そしてこの MEME + GENE + SCENE を体験して初めて「反核反戦」にたどり着くと思います。歴史を知るものは未来をも創れる。未来を創ることと、過去を語り伝えることは同じなのです。*
つまり、このゲームは単なるスニーキングゲームではないということを強調しておく必要がある。ザ・ボスとスネーク、オセロットとシャゴホッドとの戦いは何を意味し、後の世に何を残したのか?そんな深い意味を問う「Metal Gear Solid 3 snake eater」お届けの不在連絡表ではなかった。卒論の資料だった。

卒論⇒十八枚。


*Kojima, Metal Gear Solid 3 homepage http://www.konamijpn.co.jp/products/mgs3/japanese/index.html
accessed 23:28 2004/12/11


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