いよいよ今日から教育実習が始まった。 二週間と言う長い間、日常生活から離れた社会に飛び込むわけだが、 果たしてうまく生活できるだろうか? 不安だけが募る。
いつもよりも四時間近くも早起きして出かける。 かなり懐かしい通学路をとおり、集合時間よりも早くついた。 午前中は主に講話だ。 ホームルームの朝のSTに早速出る。 威勢のいいクラスだが、視線がかなり痛い。 それでも難なく自己紹介を終えた。が、黒板に名前を書くのを忘れた。 これから行く人は気をつけて。
控え室に戻り、講話を長々と聞く。 初めはまじめにメモなぞとっていたが、 なんとなく続かなくなったのでやめた。
指導教員で教科担当の先生と打ち合わせの結果、 今週の金曜日から授業をすることになり少し安心する。 まだ予習とか教材研究をする時間はあるぞ。
学年集会に参加し、進路について聞く。 二年生のこの時期から進路について考えさせるとは、 僕の時代にはなかったことのように思える。 ここではクラスの列の最後尾にいたが、 やはり視線がちょくちょく突き刺さる。 生徒も僕が気になるようだ。
早速帰りのSTを任される。 何も言うことがないので、そのまま礼をして掃除。 なんとなしに黒板をきれいにし始めていると、 とある生徒が、「『いつもここから』の金髪じゃない方に似ている」と 言ってきた。これはこの実習の伏線だ。
放課後、部活にも顔を出してみる。 終わるときに、えらそうに小言をたれてみたが、 生徒には受けたようだ。
トーチもちょこっとだけ見学して 六時半ごろ下校。 帰ると、どっと疲れが出て半分眠りながらまる見えを見た。
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