今日は夕方からバイトだった。この時間に入ると帰りが九時過ぎになる。 僕は北門を出て左に曲がり、急な下り坂を勢いをつけて下っていった。 なぜなら、すぐに急な上り坂が待ち構えているからだ。 その坂をちょうど上りきると、目の前には車のヘッドライトと夜空が映し出される。 その闇を切り裂く一筋の青白い光。 五年ぶりの流れ星だった。