竜の爺の戯言日記
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2005年04月28日(木) 家を出て再び会えぬ事もあり 夕餉も居間も脱線討議

雷火事親父は気をつければ類に及ばれることは避けられるし、地震だって日常のある程度の予備は可能だ。ま、普通の生活を繰り返している人間にとってはそれ以上に何も変化が無いし、日本国内にいる場合は、テロの破壊活動に遭遇するなどと言うことはめったにあるものではないから、交通事故の巻き添え以外に危機感を抱くこともない。その交通事故の第一番が自動車の引き起こす対人対物の破壊事故で毎年3万人以上の死者を出している。事故は起こしたくて起こしたわけではないだろうが、事故の追跡調査をすると大抵の事故は、気をつければ、もう一度確認しておけば、より安全を意識すれば、起きる事を防げたはずだと言うものばかりだ。

兵庫県尼崎市のJR宝塚線(福知山線)で起きた快速電車の脱線事故で、県警捜査本部が車両搭載のモニターを解析したところ、脱線直前の速度が時速100キロを超していたことがわかった、と言う報道がある。約580人いたとみられる乗客の9割を超す人たちが死傷したことになる今回の痛ましい事故の調査は、国から派遣される航空鉄道事故調査委員会の管轄になり、警察の事件犯罪捜査とは異質な報告書を提出するだろうが、国の航空鉄道事故調査委員会の調査の結果を暗示するような車両搭載のモニター解析報告が早々に発表されたのは、国の航空鉄道事故調査委員会設置を嫌がった警察官僚の指揮が動いているようにも思える。つまり職分の侵害と言わんばかりの県警捜査本部の態度だ。

それにしても、脱線直前の速度が時速100キロを超していたという県警捜査本部が車両搭載のモニターを解析した情報を信じるとして、あの曲がりくねっている現場でよくもそんなにスピードが出せたものだと思うし、この報道に際して非現実的な状況の中に身を置てしまった乗客の日常に哀悼を念ずる以外手立てはない。現場からの報告では、28日午前0時半までの死者は96人に増えた。多くが1、2両目に集中していて多くの負傷者のうち150人以上が瀕死の重傷だという。そして、偶然にこうした事故に巻き込まれて死亡した乗客の家族にとって、自身がより安全を確認できないまま術も無く再会を絶たれてしまった無念さを思うと人事ではない。

現場のカーブは半径300メートルでカーブとしてはのかなりきついと言えるために制限速度は70キロに定められていると言う。そしてJR西日本の報告では一定の速度以上が出ると自動的にブレーキをかける自動列車停止装置を6月末に設置する予定であったと言うのだが、なぬ、あのATS(自動列車停止装置)はこの事故列車に取り付けてなかったの? 6月末に取り付ける予定って、その予定は急遽25日の事故後に予定を組んだのじゃ有るまいか。これはもはや犯罪の原因隠しをもくろんでいるような言い草ではないか。自動列車停止装置のないきわめて不安定な列車を走らせ続けていたJR西日本経営陣の責任は厳しく追及されなければならない。

家を出て再び会えぬ事もあり 夕餉も居間も脱線討議


中日は阪神に負けてしまった。ワンバンドの送球を捕球できなかったひとつのミスで負けてしまったが、まぁ首位だから、いいか(笑)そしてなんと新聞報道はどん尻6連敗の巨人報道の記事が多いが、どうしてなの? と言いたくなる。どん尻6連敗の巨人等と言うものは、シリーズに入る前から野球好きの普通の人には分かっていて、いまだに人気があると思っているとすれば報道マンの資質を疑ってしまうが、なぬ、巨人の大砲ローズ選手が26日のヤクルト4回戦の試合後、ベンチ裏で弘田コーチから9回の守備が緩慢だったと指摘され、同コーチと小競り合いになって、その後、報道陣に向けて「オレのせいで負けたと言われた。ジャイアンツなんて大嫌い。みんな下手くそ」などと声を荒らげた息巻いたという(笑)が、ローズも正直で、守備が下手なのは自身認めているのに、そしてそれを承知で契約した巨人フロントをさしおいて、なにもコーチ分際で厭味を言いに来ることもない、と思ったのだろう。ふむふむ、で、なになに、え? 巨人は27日、タフィ・ローズ外野手が前日の試合後に弘田外野守備コーチに反発したことや球団を侮辱する発言をしたことに対し、罰金200万円を科した。???? なんと弘田外野守備コーチに反発したことや球団を侮辱する発言をしたという理由で即決・迅速のタフィ・ローズ外野手に罰金200万円を科した巨人軍の高山総務本部長、連敗続きで低視聴率、スポンサーにも二の足を踏まれることが多い昨今、頭に血が上ったか、ここぞとばかり腹いせをしてしまう思考回路はまだ健在のようだ。

それにしても下手だねぇ、巨人の守備能力は。とろとろ野球で連敗記録中の「楽天」と対戦し負けるようなことがあると、という状況になる恐れもあるから、これはもう巨人営業サイトとしては腹をくくって仕舞ったほうが良い。ヤクルト3―2巨人戦 ヤクルトは7回1死二、三塁から代打真中の一ゴロ野選で勝ち越し、継投で逃げ切り3連勝。館山はプロ初勝利。巨人は上原でも勝てず、6連敗で借金7に。

ここへ来て皆んな貴方のせいにする コーチ家業は薄給手弁

花の名前が分かりません


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