moonshine  エミ




2006年09月05日(火)  ねばっとな。

頭の回転とか思考力とか数字のセンスとか知識とか、必要な能力を挙げればきりがないけれど、結局、必要なのは体力っていうか、粘り強さだよね。と、もう何十回目かわからないけれど、今日もまた痛感した・・・。

粘り強さというのは、負けん気とか責任感とかももちろんだけど、経験から生まれることが多い。しこしこネバネバとやって、やり遂げたっていう成功体験から。逆に、あきらめちゃって後悔した苦い挫折体験も、使いようによっちゃあ、意外と使える。

疲れてカラカラになったので、今夜も納豆を食べて、粘り気を補給した。
わたくし。納豆:刻み葱=2:1ってくらいに、ドバーッと葱を大量に入れる食べ方がお好き。
家族以外の人前で納豆パックを食べる姿ってあんまり見せないものなので、たまに人前で食べると、皆さん葱の多さにびっくりなさいます。

そして3日分の洗濯。
それだけでもう、1時だよ。

明日はいつもより早く会社に行かなければ!

追記。
先月の話だが、書き忘れていたので。日経新聞「私の履歴書」で連載されていた、茶道の家元?は、芸のよりもむしろ、戦時戦後の話が多いくらいだった。彼は、戦後、シベリアに4年も抑留され、強制労働に就いていたのだ。すごい話だった。戦後、家元?を襲名する前に、お作法(?なんか全然、記憶があいまいですみません)の大家か何かに「学ばせてください」といったら、「シベリアでつらい経験をしたあなたのような人に教えることは何もないよ」つまり、もうあなたは十分すぎるほど学んでいるのだ、と言われたそうだ。

死を間近に見た人は、命に対して敬虔になるものだろうと思う。
自分の命にも他人の命にも執着できるものだと思う。
昔は、死というものは、きっともっと近かったんだろうな。若い人にとっても。

いま、ちょっと前に売れていた、『下流社会』という本を読んでいる。
かなり考えさせられるよ。
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