moonshine  エミ




2006年07月29日(土)  金曜日、仕事の後のデートはいと楽し。

監査も無事に終了し、ほっと一息つく昨日の金曜日のこと。

私の上司はこの日、1年に1度か2度しかとらない、有休を申請していた。が、どうしてもこの朝に常務会で稟議しなければいけない議案があり、その時間だけ、出勤することになった。

前の議案が長引き、予定の時間よりもだいぶ遅れてはじまった上司の議案。かわいそうになーと思いながら自分の席で仕事をしながら待っていると、10分ほどで終わるはずの稟議なのに、20分を過ぎても帰ってこない。
「ずいぶん遅かったですね、なんか揉めたんですか?」
やっと戻ってきた上司に聞くと、
「いつもの通りの、専務との押し問答よ。『おまえは言われたとおりにすればいいんだ!』『そうは言いましてもですね!』ってねー」
と、涼しい顔でおっしゃる。
うちの会社で絶大なる権力を誇る専務と押し問答にまで発展する頑固さと信念を持ち合わせてるのは、ほんとにこの人くらいのもんである。

上司もいないんで夜は早めに切り上げ、賢ちゃんと大名に飲みに行った。
金曜日の夜ということで、ちゃんとお店を予約していった。店選び係は私。「新鮮なお魚を安く食べられる」コンセプトで選びました。
魚介サラダ、ごまカンパチ、塩カマスのお刺身、芝エビの唐揚。
生ビール3杯ずつ。
飲み食いしながら、仕事のことなどいろいろ話す。

「俺、最近、仕事がおもしろくないのは、上司がかわったせいだと思ってたんやけどさ、そうじゃないことに気づいたんよ。
 今年から担当がかわってさー。(注:彼の仕事のことなので、守秘義務考慮して、詳しい内容は中略します)
 やっぱり、仕事はやりがいがないとダメやね。
 でも俺、文句は散々言うけど、いちお、やることはやるけんさ、使い勝手がいいんよ。このまま行くと、来年も飯塚から出られずに、さらにめんどくさい担当になりそう」

「そうだよね、やりがいが大事だよねー。
 今朝さ、私の上司がさ、(・・・と、前述の様子を話す)。
 ほんと、あの人、頑固で意志が強いんよねー。権力をものともせんし」

「俺、そういう人、大好き。上の言うことに疑いもせずハイハイ言う奴、嫌なんよね」

「それで私の上司はさ、強きをくじき、弱きを助けるタイプなんよ。上にはさんざん歯向かうけどさ、自分より若い人とか、地位の低い人の悪口は、絶対言わんけんね。私のことも、私に面と向かっては、いろいろ嫌ごと言うけどさ、私のいないところで、他の人に私のこと悪く言ってることは、絶対ないと思う」

「立派な人やん。おまえの仕事、夜も遅いし大変そうやけん、異動とか転職とか考えれば?ってたまに思うけど、いつも話し聞いてると、上司がほんとにいい人そうやけん、できるだけ続けたほうがいいって思うんよな」

などなど。
お互い、同じ業界で同年代のサラリーマンなので、こういうとき、話がすごく通じておもしろい。

興が乗ってきて2軒目に行くことにする。飛び込みで知らないお店に入ったら、半個室みたいになってるところに通された。
「おお、雰囲気あるねー」
「なんか、エロいね〜」
しかし、そこでの話は、
『この1年で一緒に行ったラーメン屋さんのベスト3をそれぞれ発表!』
という、色気のかけらもないものだった・・・。
お互いリポーターに扮してマイクを握り、相手のベスト3について聞き出すのだ。

ちなみに、
えみ
「3位、皿山の丸八ラーメン!
 2位、熊本の大黒ラーメン!
 1位、久留米の龍の家ラーメン!
 番外編、元祖長浜!」
賢一郎
「3位、北海道ラーメンのすみれ!
 2位、東区の濃麻呂!
 1位、熊本の支那そば、北熊!
 番外編、久留米龍の家!」
であった。

今後も麺道を極めていく決意を二人して固め、最後に、TVチャンピオンを真似して、
「賢一郎さん、あなたにとって、ラーメンとは何ですか?!」
なんて聞いてみると、間髪入れず、
「強敵と書いて、友と読む!」
と力強い答えが返ってきました。
アホな二人・・・。

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