moonshine  エミ




2004年08月07日(土)  体があるうちに

早めに書く今日の日記。

起きたらまたもパンツ一枚でした。窓際に脱ぎ散らかした服。カーテンは開けっ放し。防犯意識皆無・・・。怖い目にあうのはまっぴらごめんなので、心しよう。そうしよう。しかし、シングルモルトはなぜか二日酔いしないのです。分子構造が違うんですよ、とゆうべ春吉のマスターが言っていたのはすごく合点がいった。そればかりでなく、やっぱり、大切にサーブされたお酒を大切に飲むというのが違うんじゃないかと思う。二日酔いになるときって、往々にしてガブガブとした飲み方してるもんなあ。

シャワーを浴びて、洗濯しがてら、しん氏に電話する午後1時。そろそろ荷造りでもしてる頃かなあ、と思ってかけてみたら、寝てました・・・。しんちゃんを甘くみてた。

「今回、部屋にしんちゃんスペースつくるけん、君のものはそこから出さんでね。掃除しやすくするために」
「えー、俺、一週間いるんだから荷物多いよ。わかった、手ぶらでいく。あっ、おみやげはちゃんともっていくけん」
「わーい、忘れないでね!!!」
「あと、なんか“べからず集”ある?」
「えーと、テレビをつけっぱなしにするべからず」
「えー、ずっとつけとかんと、何が起こるかわからんもん。」
「テレビの中で?」
「うん。決定的瞬間が・・・」
「あと、朝○○○のまま、×××するべからず」
「えー、でも、△△△だもん。あ、■■■はちゃんともっていくけん」(伏字だらけ)
「・・・・・」
「あ、黙っちゃった。今のカット」

ふっ・・・。
ということで、今夜からエミ亭にしん氏逗留です。

ふだんは離れていて電話でのやりとりが主なので、
当然めっきり精神的なリンクションになっているわれわれ。
足のこととかそれにまつわることを心配することはあるけれど、
それとは別に、久々にしんちゃんに体があることを思い出した。
しんちゃんの腕、指とか首、お腹の感じとかが頭に浮かんだ。
夏休みだ。

◇◆◇◆◇◆◇

「やー今日のフライトは面白かった。雷と積乱雲と夕日を同時に見た」
と言って、しん氏がやってきた。おみやげはかわいいえびせんべい。
来るときに読んだという宮沢賢治の短編について話してくれた。
本を読まない彼だが、時々思い出したように、
携帯に青空文庫にある文学の短編を読んでいる。

「戦争に行っていた兵隊が30年経って帰ってきたら、
 100万の兵隊が90万人になっていた。
 将軍は戦争のあいだ馬から下りるひまもなかったので、
 体と馬とが一体化して、砂漠にずっといたので、体からは奇妙な植物が生えている。
 それで医者のところに行く。
 医者は3兄弟で、一人が人間の医者、一人が動物の医者、一人が植物の医者。
 医者が、「100たす100は?」と聞くと、将軍は「180」と答える。
 10%をなくしてしまう病気だったんです・・・」うんぬん。
(ここで、私は「えっ、それなら、100たす100は190やない?」と言って、
「数字が絡むと、ほんと頭わるいね〜」としん氏を呆れさせた。)

家から1分の焼鳥屋で夜ご飯を食べる。
サッカーのアジアカップ決勝や、NHKのオンエアバトル熱唱編(ヤドカリが出てた)、
深夜映画を見る。子どもや犬が出てきて、足を怪我した放浪の旅人と交流する。
ちょっと幸せな気持ちになる、いい映画だった。





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