| moonshine エミ |
| 2004年07月30日(金) 道ゆきは晴ればれと | ||||
| 保冷剤をハンカチにくるんで首根っこに巻いて書いています、金曜日の日記。 朝は少し寝坊してしまったので、お弁当の中身も変更する。ごはんに缶詰のいわしを乗っけたら、これがおいしかった。そうか、魚には缶詰という手があったのね。朝ごはんはごはんなしで、いんげんにごまだれをかけたものと、黄桃とぶどう。 今日はうちの部長の送別会だった。今日で部長は会社を辞めるのだ。「こんなにびっくりするのは久しぶりだなあ!」というのが、本人から知らされたときの感想。まあ、考えてみると、さもあらん、と思いあたることはいろいろなのである。誰が泣かなくても私だけは泣くわ、という心境だった。 送別会は15人ほどで、櫛田神社を臨む2階のお座敷であった。お刺身(トロがとろける〜)やえび春巻きなど、とてもおいしかった。黒霧の水割りを3,4杯飲みました。さすがに今日は酔っぱらわず。飲み会ではにこにことご機嫌な部長の穏やかな表情もいつもどおり、それもこれが最後なんだなあ、と思うと、なんとはなしに涙が浮かんでくるような気持ちになる。 夕方、花束を渡したときの彼の素っ気ない対応、それを受けて「ほーんと、あげ甲斐がないったら、やっぱりもっと小さい花束にすればよかった」なんて感想をこっそり漏らす自分、そんな予定調和さえもいとおしい哀しみで満ちる今日という日だ。3年間、特にかわいがられたり、教えを受けたりした記憶もないのに、不思議なことだなあ。やっぱり、お父さんに突然「出て行く」って言われた心境なのかなあ。あなたの家でしょ、と思ってたのに・・・て感じだろうか。でも、辞める人がすがすがしい顔をしているのを見るのは好き。ぱっと道がひらけるような、希望を感じる。 私はといえば道がひらけすぎて、会が引けて家に帰るまでに1時間を要してしまった。櫛田神社から薬院まで自転車で1時間・・・どんな道筋を通ったか、想像もできないでしょ? 酔ってたわけじゃあ、ないんです。これも予定調和か・・・。 社長宛に来たお中元の巨峰が、社内の抽選で当たった。あ、間違った、私に当たったのではなく、当たった人から私がせしめたのでした。帰って箱を開けてみると、3房も入っている。さっそく、1房をもってかしわい亭へ挙がりこむと、サニイサイドそろいぶみだった。部屋の狭いスペース、中央に集まる裸足の足が8本。なんか夏だ。その場で洗って、4人で食べるとあっという間になくなった。お返し(?)に、かしわいさんの保冷剤コレクションから二つ、もらった。 もう1房を、うちに寄ったたなかまさんにおすそわけ。たなかまさん、私の本棚の純文コーナーに大うけしていた。夏は、少年少女向け世界名作とか、司馬遼太郎なんか読みたいよねえ、と言い合う。宮本輝の『夢見通りの人々』(新潮文庫)と、スティーブン・キング『ゴールデン・ボーイ』(新潮文庫)をお貸しする。 しん氏に電話すると、こちらも会社の飲み会の最中で、かなり酔っぱらっていた。酔っぱらいつつも、聞きもしていないのに私がメールしていたことがらについての自己の見解を滔滔としゃべる様子はかわいらしいものではある。 |
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