moonshine  エミ




2004年06月02日(水)  ハニーーーフラッシュ!!!

その存在が「お姉さん」だった頃から「若い女の子」になった今に至るまで、
私は旬の女性アイドル的な人びと全般が好きである。
古くは(というと失礼ながら)斉藤由貴、中山美穂に南野陽子、キョンキョン、
長じては高橋由美子、内田有紀に広末涼子、
さらに現在でも上戸彩に松浦亜弥、などなど。
旬の人には旬ならではのオーラが出ている。

マイナー志向の反面、超メジャー好み、好きのベクトルはあちこちに伸びる。

で、佐藤江梨子である。

めざましテレビで宣伝を見たその日から、
「サトエリハニー、見たい見たい!」と思いつめ、同僚の女の子らに主張するも、
当然なのか? 反応はしらーっとしたもの。
「えーっ、私も宣伝見たけど、面白くなさそう・・・」なんて言われがっくり。
一縷の望みを託し、映画っ子かつマンガっ子しずりんにメールを打つ。と、
『初日に行こうと思ってた』
なんとも頼もしい即答に快哉を叫ぶ。さすがは、ずっさんよ!
日程を調整した結果、本日、レディースデイを利用して行ってきました。

いやー、数々の突っ込みどころはあれど、まあ確信犯なんでしょうね。
私なんて全肯定する勢いです。
ずっさんは“長く感じた”という105分も、私にはあっという間。
えっもう終わりなの?!てなもんよ。

「カットごとにサトエリの顔が違いすぎる」
「変身後のあの肌色の布地は痛い」
「実写とアニメの融合の部分がちょっとしかない」
ずっさんも手厳しい指摘をしつつ、
「でもね、あのサトエリのバディーを見せらちゃあ、
 何を言っても負け惜しみぎみだよね・・・」
と脱帽。
イエス! サトエリハニー、すばらしい体!
「あいつスタイルよすぎーーーっ」
中洲の橋の上、那珂川に向かって二人して叫んだ。

もう一つ、特筆すべきはミッチーこと及川光博。
マンガ的せりふ回し、ありえないメイクにも何の違和感もない。
キャシャーンといい、もはや日本(キワモノ)映画の至宝への道をひた走っている。

春吉のカフェでコーヒーを飲み、一風堂でラーメンを食べて帰宅。
焼肉の翌日、脂分たっぷりのラーメン。
ああ、サトエリハニーへの道は果てしなく遠い。

さて、会社の男性にも「サトエリハニー、見たいですか?」と聞いたところ、
「いや、別に。だって映画じゃ、ハニーフラッシュ!のとき、
 サトエリの服がびりびりにやぶけるとこ、見えないでしょ」
なんて間髪入れずに返されて、びびる。
そうか・・・まあ、自分がアニメを見ていた世代ではないにしろ、
男の人にとっては、キューティーハニーといえばあのシーンのイメージ、
が直列つなぎでインプットされているんだな、と妙に感心した次第。
でも、サトエリ、下着で開脚するわ、街を走るわ、かなりイケてたよ。

深夜近くになって、しんちゃんよりメール。
手術から数日たって、ゆるやかに悲しみに見舞われてきたようだ。
そりゃそうだろうと思う。

親しい人に彼の手術のことを話すと、みんな答える言葉を選ぶ様子がうかがえる。
自分も、友だちやその恋人がそうだと言われたら、返答に困るだろう。
何といっていいか難しいよね。
「男の足の指なんて、誰も見らんよ。だいじょうぶだよ」
即座に言ってくれた親しい人もいて、それはその人らしい優しさで嬉しかった。

もっと重度の障害を抱えている人も世の中にはたくさんいて、
比べるとすれば、しんちゃんなんて元気なものだ。
でも、そんなことを私が本人に言うなんてできやしないし、
いまそんなこと言っても、何の慰めにもならない。
胃など内臓を摘出するとかとはまた違う、
はっきりと目に見える部分をなくして、もう戻らないのは、
体のちょっとした一部だとしてもやっぱり、今は特にとてもつらいと思う。

ひとりでがんばっているしんちゃん。
いつも気にかけて心配してるけど、自分の生活を楽しんでる私は冷たい?

彼は以前に、
「福岡のえみちゃんの生活をうかがうと淋しいと思うときもあるけど、
 今は自分とも離れていて遊ぶこともなかなかできないから、
 それでえみちゃんが何もせずにつまらない生活をするなんてことになるより、
 楽しくやってると思えるほうが、やっぱり、いいんだと思う。」
のようなことを言っていた。
そんな気分ばかりではいられないときもあるだろうが、
そういうことを言えるしんちゃんの、それが本質だと思う。

ところで、「自分のほうが」とか、「あの子よりも」なんて考えることは、
悲しいものですね。
それがばねになることも実際にあるだろうけれど。
人間だから逃れられない気持ちかもしれないが、その虚しさは認識していたいと思う。





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