| moonshine エミ |
| 2004年04月24日(土) やがて時がみちて | ||||
| ああ、なんて穏やかな夜でしょう。 夕食は済み、部屋もざっと片付け、お風呂にゆっくり浸かって磨いて、 モータウンを彷彿とさせる小沢くんの音楽を聴きながら、 日付も越えないうちにお酒のグラス片手にパソコンの前。 あとはベッドで本を読んで、ぐっすり寝るだけ。 そして何といっても、明日はお休み。 悪夢みたいな寝起きの瞬間を味あわなくていいのです。幸せ。うっとり。 今日も一日、仕事でした。 読み手もきっとうんざりするくらいに、日々ぶつぶつこぼしている私ですが、 実は最近、うっすらと手ごたえを感じていたりするのですよ。仕事に対して。 「ここ、ここ気をつけなきゃ」 「これは指摘されるから、前もって聞いとこう」 「この誤差は、あっ、そういえばあの数字」 「これやったついでに、あれやっとけば早いんじゃない?」 「はいはいそう来ると思ったよ、その資料なら持ってますよ〜」 「なるほどね、だからそうしなきゃいけないわけね」 ぴん、とくる感覚。 根本的に数字に弱いのは、これはもう一朝一夕ではどうにもならんが、 慣れと経験でカバーできる部分が増えてきた、ということでしょうか。 ちょっとだけ、負荷に耐えられるようになってきたようですよ。 こんなふうに思えるのも土曜日の夜だからかもしれないし、 広くて深い大海のごとくに広がる会計の世界、 やっと沿岸で泳げるくらいにはなった、程度のレベルなのでしょうが。 うちの部長はもう典型的な「余は生まれながらにして」タイプとでも言おうか、 「物事はマクロです。大きいところからつかんでいきなさい」 私が異動になってきたその日から、ことあるごとに繰り返す。 (しかも生粋の九州人なのに、いつも癖のない標準語で。) 俯瞰することを忘れてはいけない、とは私も思うのですが。 中間決算3回、本決算3回を数えるこの二年半というもの、 私が片時も離れず(笑)そばにくっついてきたのは、実務の鬼、いや仏さま。 ミクロからマクロへと手を広げてこそ王道、というのが彼の指針です多分。 へらへらしたりどよんとしたりを繰り返す私に辛抱強く教え込むのは、 お猿さんに反省させるのよりも難儀なことであったでしょう。 だがそれは徒労ではなかった!と思ってもらっていいかもしれない。 狐につままれたように、言われるままにパーツパーツを埋めていた時が過ぎ、 ようやく地図の全貌が見えてきた気がします。 修正仕訳と組替仕訳、計算書類と附属明細書の関係、商法と証取法、 短信と有報、有報における財務諸表と注記および附属明細表。 つながりや対比、開示する側と見る側、その思惑。数字や情報が語る意図。 桃や栗なら生るころなのでしょうね。 少しだけ面白くなってきました。 もちろん、おもしろくないことが多分にあるのもまた事実、 悩みどころであることに変わりはないけれど。 夜は電車に乗って実家へ帰り、母親のごきげんうかがいに。 ずいぶんよくなったみたい。 生兵法になってはいけないが、詳しい話を聞き不調の原因も何となく見えました。 いつものように自分の話はほとんどしないのですが、 駅からの暗い夜道を歩き、明かりが灯った我が家の窓が見えてくる安心感よ。 結局、次から次へと出てくる母の手料理に舌鼓をうち、 あれやこれやを持って帰るといういつものパターンでございました。 鹿児島で黒米を買ってきたことは以前の日記に書いたが、 白米に混ぜて炊くほかに、面白い使いみちがあるのです。 清酒にふたつかみほど入れて、この2週間、冷蔵庫で醸造させていました。 結果、ロゼワインのようなきれいな色に染まったお酒。今夜解禁です。 とあるサイトに書いてあったとおり、まろやかな味になっています。 ここ2−3年もっぱら焼酎&ワイン党だったが、冷や酒の美味しさに目覚めそうだ。 なんせ幸せ、明日はお休み。 お天気も良さそうな昼ひなかから、くらーい色彩の映画を見に行く予定です。 |
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