moonshine  エミ




2004年03月20日(土)  起こることのすべてが

金曜日は風邪ぐあいが思わしくなく、会社では喉が乾燥するし、
しじゅう鼻がムズムズしていた。
ついに花粉に反応するようになったのか?!と疑ったり。
酒を飲みながらも、しょっちゅうハンカチを出したりして。
で、夜は12時過ぎにはバッタリ寝てしまったというのに、
今日も起きたら12時過ぎてました。日が高〜い!

皿山まで5−6キロ? 真新しい、ぴかぴかのボディーの自転車をこいで、
安田さんの新しい事務所へ遊びに行く。
この事務所はアトリエに併設されている。いい環境。
たくさんの本、CD,ポスター、フィギュア。
部屋も大手門の頃よりずいぶん広い。手作り感は変わらずで素晴らしい。
人がたくさん集まってわいわいやった。

安田さんちの、小柄でかわいらしい奥さんと、
やんちゃで利発そうなまおくんも来ていた。初めてお会いする。
まおくんは、小学3年生。
友人知人の子どもにお目にかかる機会は時々ある年ごろになった私だが、
赤ちゃんでない子ども、というのはとても新鮮。
伸びやかな手足であちこち行き来して、くるくるした目、つるんとした肌、
しっかりした口調、私たち妙齢(?)の女と接するのは照れくさそう、
「パパ、見て見て〜!」なんて、
自分でその場で染めたものを(草木染めのアトリエなのです)
うれしそうに持ってきたりして、かわいいの!
すごいな〜、こんなに大きくなるまで、育てるってすごいな〜、パパとママ!
と、心ひそかに感動だった。

夕方になり、ひとり先に皆さんとさよならして、天神へ向かう。
自転車って便利だねえ。
皿山は少し遠いけれど、道がけっこう広くて走りやすいので、
ぼんやり考え事をするにはちょうどよい距離。
都市部って、もっと車が少なくなるべきではないかと思うのだよね。
わけのわからない交差点、なかなか変わらない信号が減って、
歩道と自転車道が分けられてもっと広くなって、段差も減って、
すると(車に乗らない私にとっては・・・)随分住みよくなるんだけどなあ。

向かった先は、天神のライブハウス、ハートビート。
めがねうら主催の『蛍茶屋』だった。
福岡人としてのめがねうらのライブは、今日で最後になる。
すごい数の人々が集まっていた。
興味本位というよりは、みんな「めがねうらを見よう!」と意気込んで来ている感じ。
もちろん私もその一人。尊敬する後輩たちだ。
サークルの仲間や、よくライブで会う子たち、いっぱい来てた。
みきちゃんに、おはぎをもらった。わーい。

対バンは同じサークルのCasting Around、久々のライブで炸裂していた。
戦闘機のようなひろやさんのドラムを見ると、あれだけ情熱をぶつけられたら、
どんなにスッキリするだろう、と思う。
でもあれだけになるまでに、すごい練習をしてきたのだきっと。

もう一つの対バンのウラニーノは、新星堂オーディションで全国優勝した埼玉のバンド、
(めがねうらはあのとき、審査員特別賞だったかな?)
出てきた瞬間からぐっと心をつかまれた。さすが、流れる石と書いて流石です。
「ダメなおれの青くさい歌」という一貫したテーマはぶれることなく、
時に呟いたり話したりするように歌われるフォークな心根を、
力強くもあたりは柔らかく、ドラムとベースがしっかりリズムで刻む。
MCも、むちゃくちゃうまい。
でも、歌も演奏も喋りも、“こなれてる”という感じはあまりしない、
いい意味でのアマチュアシップを感じた。ほんと、かなりびっくりしたほど、よかった。

めがねうらについては、今夜はもう語る言葉をもたないくらいだ。
二部構成で、一部の最後では私がとても好きな『フォークソング』が
初めてバンドバージョンで聞けてうれしかった。
二部では、男性陣はじんべえ、というか作務衣、というのかな?の着物、
さかいさんは、白地に墨で書かれたような花が咲いた浴衣だった。
三人ともとてもよく似合っていた。特に、しどけなくも粋なさかいさんの着こなし!
それで、思った。これはお祭りなんだ!
センチメンタリズムに酔ってばかりじゃいられない。今日はハレの日。
ビールを飲み干して、焼酎を買い求めた。

今日は曲数が多かったので、よく知ってる聞き手としては、とても楽しめた。
途中からうしろのほうに移動してみたら、お客さんが本当にみんな、
一途な目をしてステージに向かっているのにも胸打たれた。
くるりの『東京』をカバーでやった、
私はこの歌が、イントロだけでもうおいおい泣けるほど好きなのだけど、
めがねうらバージョンは少したどたどしくて、
その感じがまた、これから大海に出てゆく彼ら、を思わせて、よかった。

ほんと3バンドともすごくて、すばらしいライブで、お客さんも良くて、
この場にしんちゃんもいたらなー、と思わずにいられなかったけど、
青春の時を分かち合った仲間も、いずれそれぞれ違う場所に行くのは当然のこと。
これまでのすべてが、美しく、いとおしい。きっとこれからも。
そんなふうに思えたひとときだった。
まあ実際は、会う人会うひとに、留置所の件を突っ込まれてましたが・・・。
家に帰って、しん氏と、ライブや体調のことなど、いろいろ話す。

来年はどんな春なんだろうな。





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