moonshine  エミ




2004年02月29日(日)  指さえも (ブルース!ブルース!)

しつこいったら<風邪
喉は頑固一徹のお爺さんみたいに痰がからむし、
鼻は華厳の滝もかくやあらん、てな豪勢な流れであることよ。
そして、寝ても寝てもまだ寝られる。
明らかに健康な成人じゃない勢いで、眠くなる。

そりゃあ確かに一番鳥が鳴くくらいまで本を読んでいた、ゆうべ(てか今朝)。
しかし、それにしてもですよ。
昨日もたいした活動もなく散々寝てたくせに、私の今日といやぁ、
11時過ぎまで寝て、食パン食べて、洗濯して、スーパーへ行き、
ぱらぱら本を読んで(しかし本ばっかし・・・)
じゃがいもとアスパラと豚肉の炒め物、ほうれん草のお浸し食べて、
また眠くてたまらんくなって、さすがにすぐ起きられるだろうと思いきや、
3時間ぐっすりですよ。目覚ましぶっちぎって。
今も普通に眠いし。明日、寝坊しそうだし。

そうそう、今夜は某所でちっこくも満員御礼のライブがあった、
こんなコンディションながら、しれっと歌ってみたりしました。
風邪もさることながら、私の声は、硬かったねえ。
マスターがすごい優しくて、感激でした。
タイミングよくお水を出してくれたり、
手のおもちゃ出してくれたり(←子供か・・・?)、
あげくはジンをグレープフルーツで割ったカクテルをサービス!してくれた。

アコースティックのブルース、いいねえ。
ブルースが好きなんです。
アメリカ人でも、ブラックでもないのに、強烈な郷愁を感じるのはなぜか。
帰ってきてから聞いているのは、マディ・ウォーターズです。

『SUGAR SWEET』

Well I can't call her sugar
Sugar never was so sweet

  あの娘を“シュガー”なんて呼べないぜ、
  だって砂糖だって、あの娘みたいに甘かぁねえからな。


フレットの上を動く、指に弱いんです。
私は「肘から指にかけてフェチ」だな。
ギターを弾く腕のしなりに繊細な指の動き、
包丁を動かす腕、電卓やキーボードを叩く指、エトセトラ。
男は指だ! 
そういえば、日ごとに読み進んでいる『太公望』の作者、
宮城谷昌光に『玉人』(新潮文庫)という短編集があり、
『指』
というそれに収められた話も、私は大好きなのだった。
女の真の美しさをひきだし、みがきあげるという指を持つ、古代中国の男の話。
「主は神でございますか」
と、その指に触れた夜、女は言うのです。
ありえんやろー!と突っ込みつつ、心のどこかで「いや、あるよ、きっと。」

  君を愛するこの思い 五千年でもまかせとけ
  あの人の指さえも いま 僕のもの

小沢健二くんの『指さえも』も、もちろん大好き。





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