| moonshine エミ |
| 2003年08月24日(日) 浮沈錯綜週末模様一部 | ||||
| 土曜日、秋物の物色に天神へ。 ここのところ「もう卒業したかなぁ・・・」なんて思っていたショップで、 久しぶりに「こりゃかわいかー!」というもの発見。 買う。 その後、西日本鉄道の特急という、 私にとっては超レアな電車に乗って50分、一路、柳川まで。 シズラーッ子夏バテ解消、ウナギを食す会。 柳川って、浜名湖と並んで(?)ウナギの名所(?)なんです。 そして有名なのが「川下り」、とはいえ私は全然知識がなかったんだけど、 柳川の町なかを流れる「川」はとてもかわいらしいものだった。 ガードレールも何もなくて、道端、川に向かって腰をかけたら、 すぐに足が水につきそうな。 もちろん、川に沿っては柳の木が植わっていた。 ウナギのせいろ蒸しはもちろん、美味しかった。 普段はそれほど好んで食べないのだが、やっぱり本場ってこれか、 という香ばしさ。 日曜日の今日は、主に家事や読書など。 『人魚とビスケット』(J・M・スコット 創元推理文庫)をようやく読む。 なかなか胸が苦しくなるような話ではあった、が、 ドキドキしながらページをどんどんめくっていった。 人魚の美しさがねえ。 そういえば土曜日の寝る前に、 吉田修一の『熱帯魚』(文春文庫)所収の短編「グリンピース」を再読。 主人公の草介の過敏さ、何ともしょうがなくって、 千里の浅はかさ、おいおいってくらいに馬鹿で、 だけどどうしようもなく二人がかわいい。 夏の魔物(BY スピッツ、歌は小島麻由美バージョンで。)にとり憑かれ なかなか浮き沈みが激しかったりする今日この頃、 凹のときにはレッドホットチリペッパーズ(昨日)やスライ&ザ ファミリーストーン(今日)をかけてみた。 うん、やっぱり元気が出てくるなあ。 そして夕暮れ時には、やっぱりスタジオ44を。 このアルバム、平さんがドラムを叩き、松本くんがベースを弾いて、 クレジットのthanks toにしん氏やフクモトくんの名前がある ・・・・からってわけじゃなくて、(勿論それは素晴らしいことだけど) ほんとに、聴けば聴くほど、いい。 曲とかすごく凝ってるけど、するりと体に入ってくる。 そして時々、ぐっと、切なくなる。 歌詞もね、たぶん、全部を一気に耳に残すようには作られてないと思うんだけど、 優しく耳をくすぐるけど、よく聞いたら、泣きたくなるような思いに満ちてるよ。 土曜日のしん氏、(今日の日記は時間が交錯) 出先から電話をかけてくる。ついに新☆ギターを購入したとのこと。 ヤイリのアコースティック。 写真をパソコンに送ってもらうよう頼んだ。 「木」って感じのする、シンプルなギターだ。 9万円くらいだったそうだけど、彼にとっては全然高くないと思う。 確実に、その金額以上に弾くだろうし、耐用年数以上、使うだろう。 「指で弾くギターだけど、おれ、指弾き、あんま上手くないんだよなー」 と、エレキのときの自分の悪い癖をいろいろ言っていた。 しかし彼がすぐにかなり上手くなることを私は知っている。 ギターに相対するしんちゃんを見てると、 「“好き”ってこういうことだなー」と、つくづく思う。 飽きるということがない、距離をおくということがない、 満足するということがない、 たぶん、目的なんて究極的にはない、特段の考えも普段はきっとない、 ただ、好きで楽しいから弾いてる。 そういう「好き」をもってる人って、たくさんいるもので、 そういう人って、いいね。 さて、私のほうは、特段の考えもなく、今日の夕方、6.5キロのランニング。 汗だらっだらになるのは気持ちいいし、 息もたえだえ、足どりが重くなるのは、けっこう楽しいのだ。 それに、鬱々としがちな気分を運動で発散させるのは 何だか“不健全な健全”って感じでおもしろい。 今から寝る前にビデオなど見ようと思っております。 |
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