| moonshine エミ |
| 2003年05月28日(水) またいい夢を | ||||
| 神さまホトケさま部長サマ先輩がた、ステキな有休をありがとう☆ (明日は覚悟して仕事に行きまふ・・・) 1時に家を出て、8時までウロウロしてた。 本当はKBCシネマで観たい映画があったが、時間が足りず断念。 ひとりで何をそんなにやってたかって、もうイロイロ。楽しいよ。ひいこらです。 しかし、基本的に、無駄に歩きすぎる傾向にあるようだ(←笑えないほど方向オンチ)。 大名とか今泉とか、「こないだ行った(あるいは通りかかった)あの店に・・・」と思っても、なっかなか辿りつけない。 おとなしく地図で下調べをしないといけん、この体が憎らしい。 闇雲に歩いても、そこはラビリンス。 ここ数日、先週ばんびーるで見た美和けんじさんの「Boy & Girl」という歌が頭でしょっちゅう鳴っていて、 「一回しか聴いてないのに、なんでこれ?」 と思っていたのだが、今日、ふと、気づいた。 マディ・ウォーターズの『SUGAR SWEET』と多分ほとんど同じコード、似たメロディーだったんだ!!(ブルースの基本みたいなコードだからね。) そうだそうだ。あースッキリ。 さて、8時過ぎにJAJAへ。 マーブル(本をありがとう。)やひろのふさんが来てて、自転車なのになぜかヘルメットを手にゆうきちゃんも登場し、ちいさんとも初めまして、さちゑちゃんものちに到着。みなみくんやたなかまさんもいたし、お顔を見たことある方もちらほら、FB9ライブらしい光景。 最初は、Arkride。 かっこいい3ピースバンド。 ほぼ想像どおりの感じだった、みずみずしく、若々しく、ストイックで、 激しい曲や逆にスローな曲やっても、なんだろう、フレッシュな印象。 ギターボーカルの方、やや高めの声なのに、ふしぎに響きがあるんだね。 「雨上がりの鐘」という曲が、3人ともすごーく良かった。 気持ちを感じたね。弾いたり叩いたりする姿、3人とも歯を食いしばるような顔、それもステキで見入った・・・。 あの一曲だけ見たとしても、もう一度見たい。と思ったことでしょう。 スロウな曲も、一瞬のブランクのあと音が出るとか、時々、息づまるような緊張感があって、それもすごく「水しぶき弾ける」って感じで若々しかった。 そいでフラッシュバック9。 すごく新しい顔を見せてくれたフラッシュバック9。ありがとう。 いやいや、ほんと、バックさんの偉大さを感じた! ああいう存在感のバンドマンも珍しい。 「エンピツが落ちてもボールペンが落ちてもわかるような静けさの中やってますが・・・」て言い出したとこなんか、もうびっくりするほどステキでした。 それに、私、彼のベースがとても好きなのよね! ベースライン自体もそうだし、なんかバックさんのベースの音が好き。 曲は、『ビールと君を』『半径30cmライフ』『してやったり』と、おお!私の好きな曲ばかり!!と喜んでいたら、 その次に始まった新曲(?)2曲が、これまたすごかった。 特に、「歯ぎしりの歌」(タイトルを言わなかったので勝手にそう呼ぶ)の良さといったら、いったいどうなんでしょう。 長い坂、転がることなんてできやしないし苔は生えっぱなし。 歯ぎしりする日々を生きてゆく、歌いながら。 自分にしか歌えない歌を歌いながら。 そんな歌。 やっぱり何かを脱ぎ捨てたみたいだ、と思った。 そんなに長い時間ではないはずだけど、たぶんいろんなことがあったのかな?という、ここ数か月のフラッシュさんバックさんの日々を(勝手に)思わずにいられんかった。 ナインさんがいないフラッシュバック9、JAJAにはなるとさんがいなくなった。そう、しんちゃんも福岡から去った。 時間はどんどん過ぎる。いろんなことが変わってく。 古い夢を置いて、また新しい夢を見る。 それが生きてくってことなんだなー、なんて、次の曲とも合わせて、ちょっとしんみり思った。じんわり、少し涙が出そうになった。 やっぱりフラッシュさんの歌、胸打たれる。 最後、ぱるこ。 最近30歳になったという男の人の弾き語り。 半年ぶり2回目に、見た。 前に見たときとだいたい同じ歌をやってて、1回目より2回目のほうが良く感じるのは、うん、この人の歌に味があるからでしょう。 そしてやっぱり、「街」が彼のキーワード。だと思う。 街で生きて、夜に家に帰っていく、街はせわしかったりもするけど、ぼんやり自分のペースで歌ったりもする。すこし哀しげで、だからこそ少しの幸せがいとおしいものだったりする世界。 帰り道、しん氏よりメールが入る。 “おやすみなさい。トイレに行っていい夢を” と。 ・・・・わかってるなー、あいつ。 (なので今夜の夢の主役は彼にまかせます。) |
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